2015年07月30日

危険なバイトで心霊体験。その2

サインディスプレイ部 営業のKです。

早速、話を続けます。


一日目からあまりに多くの怪現象に遭遇したとのことで、自分が現地に

呼ばれたのですが、芦屋という場所の為、自分の住んでいる神戸市西区からは、

かなり距離があり、また、バイトも入っていたものですから、現地に到着

したのは、もう日も暮れかかった午後6時頃になってしまいました。

で、現地に行き、最初に気づいたのは、周囲の建物に比べて、何故か

そのマンション全体が、薄く靄が掛かったように見えた事だった。

現地では、先輩達3人が出てきて出迎えてくれたのですが、先輩達と

マンションの近くから外観を眺めている時点で、既に、1つの部屋の

窓から、女がじっとこちらを睨んでいる。

そして、自分が、もしかして、先輩達がバイトで入居している部屋って、

3階にある、あの角部屋ですか?と聞くと、そうそう、なんで分かった?

との返事。

で、問題の部屋を見せてもらう前に、彼らに質問した。

何があっても、バイトは続けるんですか?

当たり前だろ。生活の為に、止める訳にはいかない、との返事。

本当は、その時点で彼らに、止めた方が良い、と伝えるつもりだったのだが、

まあ、止めるつもりが無いとしたら、無意味に怖くなる様な事は言わないで

おこう、と決心した。

彼らの為というのも、勿論あったのだが、正直、その部屋はおろか、マンション

自体に入る事自体、躊躇してしまう位の威圧感があった。

で、そのまま、彼らに案内されながら、マンションに入る。

白く立派な建物であり、玄関も大理石がふんだんに使われており、確かに

高級マンションであることは、疑う余地はなかった。

が、マンションに近づくにつれ、痛いくらい耳鳴りが強くなる。

そして、玄関ホールに入った時点で、女の霊が、3体居る。

それも、何気なく立っているというのではなく、明らかに入って来る者に対して

敵意をもって、威嚇してくる。

そして、立派なエレベータが下りてきて、ドアが開いた時、また別の女の霊が

2体、中に立っていた。

それを見て、流石にエレベータに乗る気にはなれず、3階なら階段で行きましょう

、とエレベータら乗るのは拒絶した。

しかし、階段を上っていく自分達の前に、また別の霊が現れ、睨んでくる。

出来るだけ、見えていないフリをしつつ、ソレをやり過ごす。

そして、3階に到着し、廊下にでると、廊下にも無数の霊がいる。

しかも、全て女の霊である。

思わず、うわ~っ、と口に出してしまった自分に先輩たちが、どうした?

と聞いてきたが、いや、別に!とごまかした。

そして、問題の部屋に到着。

おもむろにドアを開けると、そこには、廊下に正座して座る女が居た。

しかも、大きく目を見開いて、こちらを睨みつけてくる。

暫く、固まったまま動けなくなっていると、先輩が、説明しだした。

実は、この玄関ドアを開けた時、3人が同時に女を見てるんだけど。

最初は気のせいか、という事になったんだけど、どうだ?何か見えるか?

そう聞かれても、はい、居ますね、とは言えず、うーん、よく分からないですね。

先輩達は、霊感が無いんなら、大丈夫なんじゃないですか?と適当に返事をする。

そして、先輩達の後について、部屋のなかへ。

風呂場、トイレなど説明されつつ、リビングへ。

そして、リビングに入った途端、とてつもなく嫌な異臭がした。

何か臭いますね!と俺。

いや、普通だろ?と先輩。

まあ、先輩達が普通だと感じているなら、特に異論を唱えるつもりもない。

ないのだが、リビングに入ってから、先程、廊下に座っていた女が、部屋の

隅に立ったまま、ずっと、こちらを見ている。

見えている事を悟られない様に、視線を逸らしながら、先輩達と話を続ける。

が、その女は、俺が見える人間なのかを確かめたいのか、少しづづ、こちらに

近づいて来る。

そして、さすがに、まずい、と感じた俺は一度視線を床に向けてから、元の

位置に視線を戻した。

そして、視線を戻すと、その女は俺の顔と10センチも離れていない場所に

顔を持ってきていた。

思わず、ひっ、という声を漏らしてしまう。

すると、女は、そのまま、スッと立ち上がり、そのまま平行移動するように、

直立姿勢のまま、壁の中に消えていった。

薄笑いを浮かべながら。

どうした?何か見えたのか?と騒ぎ出す彼らに、いや、あの、はっきり言って

この部屋というか、マンション全体がヤバイです。

バイト代も大事ですけど、ここに居ると本当に命を落とすかもしれないですよ!

と吐き捨てるように言うのが、精一杯だった。

それほど、恨みや怒り、そして何よりも危険で邪悪な霊だと強く感じたから。

しかし、自分の言葉は彼らには届かなかった。

今にして思えば、あの時、もっと強く進言していれば・・・と悔やまれるが、

自分も、その後、その女に暫く、付きまとわれる事になる。

更に、それから2日間、高熱で床に伏せる事になった。

また、大学にいても、バイクで出掛けても、その女は、行く先々に

スーっと姿を現し、そして何もせず消えていった。

まるで、俺に対して、介入するなと忠告するかのように。

そして、それは彼らが最悪の結末を迎える日まで続く事になる。

まだまだ続くのだが、今回は、この辺りで。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:14Comments(1)

2015年07月29日

危険なバイトで、心霊体験!(その1)

>サインディスプレイ部の営業Kです。

なんか、仕事でお盆休みが潰れそうな気配がしてきましたが、

まあ、気にせず、怖い話、やっていきましょう!

今回のお話は、いつもと趣向が少々違うというか、本当に怖い話です。

自分も間接的に関わったリアルな出来事であり、当時の神戸の新聞にも

不可解な事故として掲載され、挙句の果ては、遺族からの申し立てで

裁判にもなった出来事です。

ですから、裁判調書に書かれていた事実を記憶している限り、正確に

書かせて頂きますし、当然、そこに書かれている事は事実に他なりません。

自分も、当時は巻き込まれた形になったこともあり、長い間、恐怖に

付きまとわれた記憶があります。

ただし、書いた話を聞いたり読んだりしたとしても、全く害はありません。

自分のモットーとしては、読んだ方に何らかでも害が及ぶ可能性のある話は

絶対にしない、ということがありますので、その点はご安心ください。

勿論、読んだり、聞いたりしただけで、本当に害が及ぶ様な話も、幾つか

知っておりますが、そういう話は、また、どこかの裏サイトにでも、書き込み

するかもしれません。(結局、書く気満々の奴!)

話自体は、かなり長くなりますので、何回かに分けてアップすることになると

思いますので、ご了承ください。

前置きが長くなりましたが、早速始めたいと思います。


危険なバイトというタイトルですが、自分が大学時代から、よく噂され、今も

都市伝説として、残っている危険で高額なバイトとして、例えば、病院の研究所

にある死体安置所で、死体のナフタリン漬けをするとか、製薬会社の臨床のバイト

で、腕の骨を万力でわざと折って、その回復具合を臨床したりとか、まあ、色んな

バイトが噂として存在していました。

が、そのどれもが、根も葉もない物が殆どでした。

でも、その当時、本当に危険で高額で楽なバイトが実在しました。

それは、事故物件の家とかマンションに、一定期間だけ契約して住むというもの。

自殺や他殺、事件や、発見が遅れた孤独死、はたまた、火事なんかも、そういう

事故物件の不動産に入るんだと思いますが、要は、その当時は、事故物件として

買主や借り主に申告しなければいけないのは、一人目まで。

二人目の相手に対しては、事故物件であるということを告げなくても、義務違反

にならないといった暗黙の了解が、あったみたいです。

当然、事故物件だと、売るのも貸すのも難しくなりますし、当然、他の相場よりも

かなり安い価格でないと、誰も見向きもしない。

だから、当時、悪い?不動産関係の方は、バイトを使って、一時的に、その物件で

契約させ、一定期間無事に住んでいたという既成事実を作っていた訳です。

勿論、今では、そういう事では事故物件の申告義務が消えたりしませんので、

ご安心ください。

さて、話を戻しますが、これは、自分の大学時代の1学年先輩達に起こった

出来事なんですが、どうも、先輩達は、何度か同じ様な事故物件に絡んだ

バイトをしていたみたいで、そのバイト代の高額さ、そして楽な内容に味を

占めていたみたいでした。

だって、やる事といえば、1週間~長くても1ヶ月、ただその部屋に

住んで、生活し、周囲の住人に、ちゃんと住んでますよ、とアピールするだけ。

昼間は大学に行ってますから、夜は友達を呼んで毎日宴会してれば、それで

OKという夢のようなバイトです。

そして、1回に付き、バイト代として、大体3万~5万位貰ってたみたいですから、

まあ、味を占める気持ちも理解出来ます。

ただし、本当に危険な物件に遭遇するまでは・・・・。

で、その時の物件というのは、分譲マンションであり、そこに住んでいた

女性が、強盗殺人により、亡くなったというものでした。

そして、その後、その空き家となった部屋から、毎夜、女性の悲鳴や泣き声が

聞こえるというもの。

それでも、そのまま空き家ということなると、不動産屋としては、損害が大きく、

また、最悪の場合、周囲の住人も、出て行くんではないか、という懸念もあり、

先輩達の所にバイトとして、話が来たみたいでした。

その先輩達とは、大学で同じ自動車部に所属しており、ツーリングやレース活動も

一緒になって取り組んできたという仲でしたから、先輩達がそういうバイトを

しているというのも、話には聞いていました。

で、その当時から、友達とかサークルでは、自分は、そういうものを見える、という

事が知られていましたから、いつも、そういうバイトの時には、事前に先輩達に

呼ばれて下見?をさせられていました。

ただし、実際に、当の事故物件に行ってみると、何も居ないのが殆どで、大体が

噂が段々と大きくなっただけとか、思い込みからの錯覚とか、そういうのが

多かった。

稀に、本当に居たとしても、台所の右端に、こんな男の人が居ますけど、悪意は

感じませんので、普通に生活していれば、大丈夫ですよ、とアドバイスする程度で

済んでいました。

そういうのが、多かったせいか、タイミングが合わなかったのかは分かりませんが、

その時には、事故物件の下見に呼ばれる事は有りませんでした。

自分が先輩に呼ばれる事になるのは、もう少し後になってからでした。

結局、その物件は、殺人現場であり、霊的現象の噂も有りましたので、先輩達

の一人が賃貸契約をして、一週間住むという契約でしたが、実際には、先輩達

3人で共同生活することになったみたいです。

マンションは、芦屋にある高級マンションであり、部屋も3階の部屋でしたから、

事故物件でなければ、それこそ、誰もが一度は住んでみたいと思うような

バブル時代を象徴するかのような豪華な部屋でした。

部屋の配置ですが、玄関ドアを開けると、まっすぐ廊下が伸び、その右手に

トイレ、そして左には洗面所と浴室。

廊下の突き当りが、広いリビングになっており、そこからロフトみたいな感じで

上に登るとベッドスペース、リビングの端一面はクローゼット。

そして、リビングからベランダにでると、これまた豪華な夜景が楽しめるように、

広いスペースが確保されており、丸い白テーブルとリクライニングチェアーが

置いてありました。

そして、リビングに入る手前を右に入ると、キッチンであり、リビングと

向かい合った状態で調理が出来るという、今風?な造りでした。

そして、ここから、本題なのですが、あくまで、裁判の調書に沿った形で正確に綴って

いきたいと思います。

バイトの最初の仕事は引越し作業です。

まあ、これも、本当はやらなくても良い位の形だけのものなんですが、要は

周囲の家に、事故物件の部屋に入居しますよ、というジェスチャー的な

ものであり、大した荷物の運び込みもありません。

実際には、カップ麺などの食べ物と、小型テレビ、ミニステレオ、そして

生活に必要な小物のみ。

それでも、それなりの大きな荷物箱をわざと重そうに持ったりして、本気度合い

をアピールします。

そして、それが済めば、あとは、部屋に居る時は、寝ようがテレビ見てようが、

全くの制約はありません。

勿論、先輩達が、夜は殆ど、お酒を持ち込んでの宴会に費やしていたのは

言うまでもありませんが。

ただ、その時には、いつものバイトとは、何かが違ったとの事でした。

まず、最初に部屋の玄関ドアを開けたとき、廊下の向こうに女性が立っていた

のを3人が見たとの事です。

ほんの一瞬の出来事であり、またお金が掛かったバイトであり、更に3人の

共同生活ということもあり、先輩達は臆する事なく、そのまま引越し作業を

開始したとの事でした。

本当は、この時点で中止しておけば、あんな悲惨な結果にはならなかった

筈なんですが・・・・。

そして、そのまま、何事もなく引越しは完了します。

たが、不可思議な現象は、一日目から、彼らを襲います。

まず、気が付くと、掃除は完璧に業者が完了させている筈の部屋に長い髪の毛が

落ちていたとの事。

まあ、何かの手違い?で紛れ込んだのかな、とその長い髪の毛を片付けると、

また、同じ様に長い髪の毛が落ちているそうです。

片付けても片付けても、どこからか沸いて出る長い髪の毛。

まるで、自分の存在を主張するかのように。

そして、その後も、勝手に浴室の蛇口からお湯が出ていたり、壁をトントンと

叩く音が聞こえてきたり、テレビが突然消えたり、と様々な現象が起こりました。

最も、露骨だったのは、彼らが風呂に入っている時、浴室のドアの向こう側に

誰かが立っていた。

そして、入っている浴槽のお湯にも、長い髪の毛が、どこからともなく、浮かんでいた

そうです。

普通なら、こんな事が起これば、さっさと逃げ出すと思うのですが、3人一緒という

意味の無い心強さと、バイト代が掛かると、人間というものは、冷静な判断が出来なく

なるのかもしれません。

で、その晩、3人で寝ていると、廊下の方から、ズルズルと引きずる様な音が聞こえ、

ある先輩は、ベランダの向こうに立って、ずっとコンコンとガラスを叩いている

女を見たとの事でした。

そして、流石に怖くなり、自分が呼ばれる事になりますが、長くなりました

ので、続きは次回という事で・・・・。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:13Comments(1)

2015年07月29日

霊感を診断する方法!

サインディスプレイ部 営業のKです。

いや~、暑いですね。

こんなに、暑いのに、わざわざお昼にお客さんのパソコン借りて

怖い話アップしてる自分って、どうなんだろう?とついつい

考えてしまいますが、まあ細かいことは、ドンマイドンマイ!


今回書くのは、霊感が有るか無いかを判断する方法です。

まあ、有名な話なので、知ってる人も多いかも・・・・です。

やり方は簡単です。

まず、目をつぶり、自分の実家を思い出しましょう。

ちなみに、この時、実家ではなく、今住んでいる家でも構いませんが、

結果次第では、怖くなっちゃいますので、実家がおススメです。

で、目をつぶり、そのまま、玄関から入り、1階の窓を全て開けましょう。

勿論、心の中で、想像するだけですが、決して目は開けないでくださいね。

で、1階が終わったら、今度は2階の窓を全て開けましょう。

そして、全て開け終わったら、今度は2階から、窓を全て閉めていきます。

そして、2階の次は1階の窓も全て閉めます。

そして、最後に玄関に戻り、外に出ます。

さあ、ここからが、診断なのですが、玄関から入り出るまでの間に

誰かを見たりしましたか?

誰も見なかったという方は、霊感が殆どありませんので、安心してください。

知人や家族を見たという方は、霊感はあるのですが、まあ安全域だそうです。

最後に、亡くなった方や、全く知らない人を見たという方は、非常に霊感が強い

とのことですので、心霊スポットには、絶対に近づかない様にしましょう。

まあ、逆に、それを高めて、霊の浄化とかを生業として・・・・というのも

十分可能なレベルだそうですので、宜しければどうぞ!

あっ、それと、知らない人とか亡くなった方が見えたという事は、そこに

それが既に存在しているそうですので、お気を付けくださいませ!

ちなみに、同じく、目をつぶって、実家の階段を思い出し、10回

上り下りの往復をする。

そして、10回目に上った時、後ろを振り向いて、誰かが見えたとしたら、

それが貴方の守護霊だそうです。

まあ、暇な方はやってみてくださいませ!

勿論、自己責任でお願いします。

やってみたら、怖くて眠れなくなったという苦情は受け付けませんので、

そこんとこ、ヨロシク・・・・です。

ちなみに、


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 12:42Comments(5)

2015年07月28日

金沢市にあったがんセンター跡地での怪異!

サインディスプレイ部の営業Kです。

今日は、お客さんの所で、出された飲み物はこぼすは、システム手帳はなくすは、と

踏んだり蹴ったりの一日でした。

こんな日にはやはり、怖い話ですね!(有無を言わせず)

それでは、始めましょうか。


自分の家からさほど遠くない場所に、以前、がんセンターがあった。

横には川が流れ、日曜の朝などは、散歩をする人も多い。

今は、病院の敷地内に移転してしまい、完全に更地にして、ある運動

グラウンドとして利用されている。

以前その場所にがんセンターが存在したことなど、知る由も無い

のだろう。

暗くなってからも、練習などをしているのを見ると、そう思えてくる。

大丈夫なのか?、と。

それだけ、その場所は、自分にとっては忌み嫌う場所だから。

そこが、がんセンターだった頃には、末期のがん患者がそこに多く集められていて、当然、

そんな末期の患者さんはそこから生きて出られる事は余程の奇跡でも起きない限り、

不可能だったのかもしれない。

だから、そんな負の思念も、沢山蓄積している筈だし、実際に、そこにあるベットで一体何人の

方が家族と無念の別れをしたのだろうと考えると、居た堪れなくなる。

自分も、以前、叔母が、そこにいれられ入院していた事があり、内々には、最後の顔見世

という事で、お見舞いに行ったことがある。

入院施設とは、名ばかりで、要は末期患者を治療と称して、新薬や新療法の実験台として

利用していたような気にさせられるほど、暗く、陰湿な感じが漂っていた。

勿論、実際には、しっかりとした治癒を目的とした処置が施されていたのであろうが、少なくとも、

自分が廊下で見かけたり、病室から見える姿を思い出すと、そういう気持ちになってしまう。

実際、自分の叔母もそうであったが、皆、抗がん剤の副作用の為か、生きているのが不思議なくらい

痩せ細り、生気というものが、あまり感じられなかった。

そして、色んな所に、鍵がかけられて外出はおろか、外の空気に触れる事さえ、許されて

いなかった。

自殺防止の為、といえば納得せざるを得ないが、少なくとも、生きた人間の余生を過ごさせる

場所としては、余りにも過酷で寂しい環境だったと記憶している。

そんなだから、施設内、至る所で、それらしきものを見た。

最初は、普通の人間かと思ってしまうほどに、周囲に溶け込んでいた。

ただ、そこに居るそれらは、他の場所で見た霊達とは、根本的に違った。

他の場所で見た霊というのは、こちらが見えると気付くと間違いなく、何かを伝えたいのか、

近寄ってくる。

だから、例え見えたとしても、見えていないフリをする必要があった。

しかし、その場所にいる霊達は、そんなものを超越した存在なのかもしれない。

常に俯き、何かを思案しているかのように、動かない。

もしかすると、自分がまだ死んだという事に気付いていないのかもしれない。

生者と死者が同じ時間と場所を共有している場所なんだな、と思った。

そんな場所だから、その当時から、色々な噂はあった。

ある高い゛階の窓からは、常に同じ顔が見え、夜になると、廊下の窓から沢山の顔が見える

こともあったそうである。

そして、何よりも、真夜中、かなり大きな声で泣き声や叫び声が聞こえる事も、よく起こった。

そして、その病院の周りの道路でも、色んな霊の目撃が相次いでいた。

そんな場所だから、建物を取り壊し、グラウンドにして、大丈夫なのか?と

ずっと疑問に思っていたが、やはり、それらは、今でも現れているらしい。

逆に、病院施設がなくなってしまったことにより、霊達の安息の場所が無くなり、霊が

より騒いでいるのかもしれない。

グラウンドでの目撃談に留まらず、回りの民家にも、霊障が見られているとの事だ。

しかし、自分は以前、そこの霊達は、叔母の見舞いで見かけたように、決して人間に

害をなすものではないと、認識していたので、それほど怖いという感覚はなかった。

しかし、自分が以前、がんセンター跡のグラウンドで見たモノは、全く別物であった。

今も其処にあるのかは、分からないが、自分が以前そこの横の道を通っていた時には、

グラウンドに一台の古い車が置いてあった。

そして、自分が、怖い体験をした時、確か雨の降る夕方だったと思うが、そこに置いてある

車から、異様な雰囲気が漂っていた。

うまく説明できないが、よく怖い映画を見ていて、明らかに出るぞ!このシーンと感じる

ような・・・・。

そして、その車のドアがスーっと開いて、そこから、女が一人這い出してきた。

かなり距離があったので、そのままどうなるのか、見ていたのだが、どうやら、此方のほうへ

ズルズルと向かってきている。

雨が降っていたので、車の中から窓を開けて、見ていたのだが、流石に気持ち悪くなり、その場を

離れようとした時、突然、助手席から声が聞こえた。

思わず振返ると、先程までグラウンドを這っていたあの女だった。

流石に声も出せず、暫く無言で目と目があっていた。

すると、その女は、突然、ニヤ~と笑ったかと思うと、ボソボソと小さな声で言った。

全く聞き取れず、思わず、え?と言ってしまった。

すると、突然、見えてるし聞こえてるだろ?と大声で笑い出した。

しかも、ギアレバーに置いていた手をしっかりと掴まれた。

思わず、勢い良くドアを開けて、外に転がるようにして出た。

そして、飛び出した車外で、何かにぶつかった。

あの女だった。

そこからは、不思議とあまり記憶に残っていないのだが、本能的に何かをして助かった

ということなのだろうか。

その後、当然のごとく、車も自分も御祓いをしてもらった。

だから、自分も今では暗くなってからは、絶対にその近辺は通らないようにしている。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 21:32Comments(1)

2015年07月27日

金○市民芸術村の怪異!

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、仕事で日帰り東京出張でした。

自殺の名所?である新小岩駅にも行って来ました。(勿論、仕事で!)

そんなこんなで、疲れてますが、怖い話いってみよ~!


金沢市の中心部、犀川沿いに以前紡績工場だった所に芸術村がある。

これは、芸術全般においての才能の育成と市民により身近に芸術と親しんでもらう為

に市が経営するものである。

また、休みの日になると、芝生の公園も有る事から、ほのぼのとした休日の風景が

至る所で見られる。

しかし、そこにも、やはり出るのである。

というより、出すぎである。

特に夜には、それこそ幽霊天国?と言っても過言ではない位に出る。

駐車場、通路、それぞれの建屋にしっかりと決った幽霊が出るのである。

まず、駐車場では、車を覗き込む霊が目撃されているし、又、通路では、普通の人間?

と間違えてしまうような位、はっきりと見える。

そして建屋にも、所定の位置にずっと立っている。

自分は音楽関係の趣味でよく利用するのだが、練習スタジオを利用していて、

部屋に入る時に、女が立っている。また、部屋から出る時に背中を引っ張られたことも有るし

、ここでの練習を録音して、後で聞いてみるとかなりの頻度で、女性の囁くような声が

入っている。
そして、そこでライブをする時にも、観客の中に必ずと言って良いほど、不自然な姿のそれが

目撃できる。

特に危害を加える事も無いのだが、たまに、通路の曲がり角で、出会い頭に出くわすと

思わず声を出すほどのスリルである。

このような場所であるから、利用する時には、明るい昼間がオススメである。

たぶん、誰でも知らずに見ている筈なのだが、人の多さや、あまりにはっきりと

見えてしまう為に、それが霊だと気が付かない方も多い。

但し、表情や目には、何の感情も見受けられないので気をつけてみていると

分ると思います。

まあ、霊が芸術に勤しんでいるのかもしれないので、くれぐれも邪魔は厳禁ではあるが。

しかし、一度だけ、本当に怖いというか、とても酷い邪魔?をされた事があった。

その時は、確か何個かのバンドが順番に演奏して、最後に全てのバンドが合同で

数曲をジャムるという形だったと思う。

デスメタルから、パンク、そしてガールズバンドといった様々なバンドが一緒になって

1つの音楽を奏でるというものだった。

当然、合同でやる数曲に関しては、何回かスタジオに集まって練習したのだが、今

思えば、その時から何かがおかしかったのかも知れない。

あるバンドはスタジオの扉が開かなくなって大騒ぎになったり、また、あるバンドは

スタジオに備え付けのアンプが突然鳴らなくなってしまったり、と何かしらのトラブル

に見舞われた。

そして、合同練習の時などは、本番を想定して、実際にライブで使う場所での練習

となったのだが、その時には、練習中に突然、大きなアンプが倒れてきて、数人が

軽い怪我をしてしまった。

いつもは、悪さはしない霊の筈なのに・・・と不安に感じたのだが、それでも、

本番の日はやってくるもので、かなり観客も集まり、各バンドが順調に各々の出番を

こなした。

と、ここまでは良かったのだが、最後に数曲を合同で演るという場面でそれは起こった。

各バンドのソロの掛け合いの後、ボーカルも、輪唱というか、掛け合いというかで、

歌う場面になって、まず、観客の方から悲鳴が聞こえた。

大音量で演奏していると、そうそう聞こえる物ではないのだが、その時はボーカルと

ドラムのみだったので、その悲鳴は観客に連鎖してしまった。

そう、居るはずのないボーカルが一人居たのだ。

5つのバンドか出ていたので、ボーカルは全部で5人の筈。

だが、ステージで歌っているボーカルは、全部で6人。

しかも、スポットライトで順番に歌っていた為、観客全員が、そのもう一人の居るはずの無い

ボーカルの姿を見て、そして声も聞いてしまった。

お陰で、ライブは、そこで中止。

散々なライブになってしまった。

単に歌いたかったのか、それとも、他の目的が有ったのか、は分からないが・・・。

そういえば、小松にある有名な録音スタジオにも、以前、使用した時に、出た事が

あったし、以前の自分のブログでも、スタジオに出る霊の話を書いた事がある。

そんなことから考えると、霊は、音楽好きなのかも・・・・。

ちなみに、その小松のスタジオは、怖かったのでそれ以後は使用していません。

あっ、一応、以前書いたスタジオに出た霊の話も下記に貼っておきますので、

宜しかったら、どうぞ!




(過去ブログ)
趣味でバンド活動をやっている。
そして、いつも困るのが練習スタジオの確保である。
夜間は、どこも一杯でいつも頭を悩ませていたが、知り合いの紹介で、月契約で、1人7千円という格安料金で毎週土曜日の夜、時間無制限で使用できるスタジオがあるという事で、一度利用してみる事にした。
機材的には、ドラムセットに各種アンプ類、そして本格的なミキサーも揃っており、簡単な録音も可能という、まさに至れり尽くせりの内容だった。
ただ、そのスタジオ自体は、自動車の塗装工場の2階に有り、夜間は勿論、1階は無人になり、真っ暗な中に佇む事故車が少し気持ち悪く感じる事があった。
実際、使用し始めてからの2ヶ月間にも、トイレが誰も入っていないのに開かない等の小さなトラブルは有ったのだが・・・・。
そして、2ヵ月が過ぎた頃、スタジオの中で、オリジナル曲のデモテープを作る事になり、演奏しては、聴きなおして、煮詰めていくという作業をしていた。
その時のメンバーは、男はギターが二人、ベースが一人、ドラムが一人、そして女性はキーボードとボーカルが各一人という計6人でスタジオに詰めていた。
そんな感じで時刻は午前2時を回っていたと思う。
ある男が、うまく進まない行程にイライラして、メンバー内で禁止になっているタバコに火をつけた。
いや、実際には、火は点かなかった。
何度、やっても火は点かなかった。
それでも、女性陣から、禁煙だよ、と突っ込まれ彼はタバコをしまおうとした。
だが、別の誰かが言った。
いや、もう一度、火をつけてみてくれ。気のせいか、さっきから少し息苦しく感じるんだが。もしかしたら、空気が薄くなってるのかも。
そう言われ、何度かトライしていたが、結局、火は点かず。
そして、確かに少し息苦しい。
ちょっと空気の入れ替えでもしようよ、と言って、一人の女性がスタジオのドアのノブに手を掛ける。
あれ?開かないんだけど。
おいおい、という事で、男が交代する。
しかし、開かなかった。
ドアのカギは開いている。
そして、ノブも回る。
だが、開かない。
いや、開かないというよりも、ドアの向こうから、開かない様に誰かが抑えている感じといえば、分りやすいだろうか?
すこし、ドアは開こうとするのだが、すぐに押し戻される。
スタジオには消音の為、窓は無く、唯一の入り口は、そのドアだけだった。
ドアの向こうに誰かいるぞ!
でも、一階のカギはしっかり掛けてきたよな?
じゃ、ドアの向こうにいるのは?
そう言った途端、ドアの向こうからゲラゲラと大声で笑う声が聞こえた。
悲鳴を上げる女性陣。
冗談じゃねえぞ!
そう言うと、男が全員でドアを開けることにした。
今度はすこしドアが開いた。
が、すぐに押し戻される。
そして、再び、下品な笑い声。
これ、女の力じゃないよな?
そんな事は、どうでもいいよ!
女が一人でドアを押さえているとしたら・・・。その姿は見たくなかった。
ドアが開かないと思うと息苦しさが増したような気がした。
そして、一人がドライバーを持ってきた。
開かないドアなら、ドアの金具から外してやるよ。
そう言って、ひとりがドライバーで金具のネジを外しだした。
見守る他のメンバー。
どうやら、うまく外せそうだな。
誰かが、そう言ったその時、今度は開けようともしていないのにドアが勝手に開く。
そして、開いたドアの向こうには、一人の女が、作業している男を睨みつけるように立っていた。
かなり細い、そして身長が異様に高い。肩までのパーマ。そして化粧っ気の無い顔。一目でそれが、この世の者では無いという確信を得た。
またしても、女性陣は、悲鳴を上げる。
すると、女は、低い声で、死ねばよかったのに。確かにそう聞こえた。
そして、体を回転させると階段の方に消え、その後、階段を下りる音が聞こえた。
足があるなら人間だろ?
ふざけやがって!
一人がそう言って女の後を追う。
やめとけよ!そう言ったが彼は後を追う。
一人にさせては置けないと、男が全員で彼に続く。
そして、1階を探索する。
カギはちゃんと閉まっている。
トイレにも居ない。
そして、ふと前を見ると、フロントガラスが割れた事故車の軽四が一台。
誰かが言った。
もしかして、この事故車に乗っていた女が出たのか?じゃ、死んだのかな?
その時である。
2階から聞こえる悲鳴。
まずい!
急いで2階へ駆け上がる俺達。
そして、そこで目にしたのは、先程の女が首を傾けたまま、女性陣に迫っている後姿。
消えろ。馬鹿野郎!
誰かが叫ぶ。
すると、その女は、こちらに振り向いたまま、壁の中へ消えていった。
その後、全ての照明を点けたまま、一目散にそのスタジオを後にしたのは言うまでも無い。
しかし、あの女はスタジオに住み着いている幽霊なのか、それとも、あの事故車で無くなった女性の幽霊なのかは、知る由も無い。
が、以後、そのスタジオを使う事は無かった。

そのスタジオは、金沢のとある場所に実在する。
  


Posted by 細田塗料株式会社 at 23:09Comments(2)

2015年07月26日

金沢市の児童公園には・・・・・出る!!!

サインディスプレイ部 営業のKです。

しかし、こんな天気の良い日に、家で怖い話を書き綴っているというのも、

自分でも、???と思ってしまう。

社長、今後は、しっかりと仕事の新商品の紹介のみ、アップするようにして、

怖い話は、封印します(キッパリ)








嘘です!(これも、キッパリ)

まだまだ、体験談や聞いた話が沢山残ってますので、本当に危険な話

以外は、頑張ってブログにアップし続けます。

社長、仕事頑張りますので、許してくださいね!

という訳で、今日の怖い話は、自宅近くにある児童公園の怖い話です。

それでは・・・・・。


自宅の近く、金沢市の南部に児童公園がある。

近くには、マクドやコンビニ、スーパー、ホームセンター、そして総合病院もあり、

立地的にも、とても便利な場所にある。

消防車や色んな遊具も置いてあり、そこそこ広い公園である。

昨日の昼間通りかかった時も、小学校のバザーなのか、親子が出店の周りで

かなりの賑わいを見せていた。

勿論、普通の日曜日なども、親子連れでそこそこ賑やかなのだが、夜や雨の日

などは、当然人気が無くなる。

その日もたまたま、夜に通りかかり、トイレに立ち寄った。

実は、この公園、自分の幼少の頃に完成した公園で、それなりに愛着や懐かしさがある。

回りにも住宅が立ち並び、怖いという感覚は無い。

そして、用を足してから、ふと、夜の公園でノスタルジーに浸りたくなった。

車を停めた近くに自販機があったので、缶コーヒーを買ってきて、シーソーに座り、

昔は、此処で色んな遊びをしたなぁ、と感傷に浸っていると、ふとした事に気がついた。

誰も居ない公園。

当然、俺1人しか居ない筈である。

しかし、声が聞こえる。子供の声が。

そしてある事を思い出した。

そういえば、俺が子供の頃、ここで小さな男の子が行方不明になった記憶があるが、

その子は結局、見つかったんだろうか?

いや、見つかったという話は聞いていないが・・・・。

誘拐されたとか、殺されたとか、色んな噂が流れてたけど・・・。

そんな事を思っていると、横の方からキーキーという金属が擦れるような鈍い音が

聞こえた。

ドキッとして横を見た。

そこには、紛れもなく、誰も乗っていないのに、勝手に揺れるブランコ。

しかも、風で揺れるとか、そんな微妙な揺れ方ではない。

誰かが座って漕がないと、絶対に起りえない様な振り子運動。

それも、少しずつではあるが、振り子の幅が大きくなってきている。

それと同時にさっきまでうっすらと遠くで聞こえていた子供らしき声が、回りで聞こえる。

1人ではない。

もっと多く、3~5人くらいか。

俺がそういう時には、いつもそうであるように、しっかりと耳鳴りもしている。

やばいのか?此処?

そう思った瞬間、俺が乗っているシーソーの向こう側に誰かが乗ってきたかのように、

大きな振動が伝わり、俺の体が持ち上げられた。

しかも、見えない声の主の数は更に増えているようで、色んな方向から笑い声も

混じりながら聞こえてきた。

俺は、持っていた缶コーヒーを放り投げて、一気に車まで走った。

車に乗り込み、ドアを締めるまで、その笑い声は、しっかりと聞こえていた。

急いで車のエンジンをかけ、その場を後にする。

そして、バックミラーで確認する俺の目には、はっきりと公園の柵の中からこちらを

見つめる小さな影が見えた。

その後は無事に家に着き、何も起こらなかったが、あれは、何故、あそこにいるのか?

そして、昔、行方不明になった子と何か関係があるのか?

そして、あのまま、あそこに居続けたら、俺はどうなっていたのか?

色々と考えてみたが、怖い気持ちも確かにあったのだが、それ以上に、何か

可哀相な気持ちで一杯になってしまった。

この公園は、実在する。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 11:08Comments(3)

2015年07月25日

大学の学生寮に出る霊

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、楽しい花火です。

さっさと、怖い話をアップして、片町で飲みながら花火でも楽しみますかね!

今回は、自分の兄が大学時代に体験した実話です。

ちなみに、その大学では、有名な話だそうですが・・・。

それでは。

これは自分ではなく、兄の体験談。

兄は、神戸の大学のに行き、1~2回生まで大学の学生寮で生活していた。

そして、本当かどうかは不明だが、兄の話では、そこは、昔、病院の入院施設だったとの

事である。

で、部屋は二人で一部屋を使うそうだ。ベッドは2段ベット。

そんないわくつき?の建物だから、当然、それなりの話は付物である。

で、ある部屋は、何故か、誰にも使わせない開かずの部屋だという。

兄は友人と肝試し気分でその部屋に一泊したそうだ。

2段ベッドで兄は下。友人が上。

最初は、景気付けに他の友人も呼んでその部屋で酒宴を開いていたそうだが、

夜も更けて、それじゃ寝ようということになった。

そして、疲れもあってか、二人はすぐに眠りに就いた。

そして、真夜中に、兄は友人のうめき声で目が覚める事になる。

時間は、大体午前2時過ぎ。

そして、友人の様子を見ようとベットから起き上がる為、横を向くと、体が凍りついたそうだ。

男が立っている。

しかも、2段ベッドの上に顔が出る位まで体が浮いた状態で。

友人を助けるどころではなくなっしまい、兄も、布団の中にゆっくりと顔をうずめ震えて

いたそうである。

その間も、ずっと、上の段から友人のうめき声とも泣き声ともとれる声にならない声が

ずっと聞こえていた。

物凄く、長い時間に感じたそうだ。

そのまま、二人は朝が来るまで、待つ事になる。

そして、その間、ずっとその男はそこにいたそうである。

朝が来て先に動いたのは、友人だったそうである。

大声で、寮の皆を呼んだそうだ。

兄も、その声で我に返り、起き上がる。

そして、その友人の話を聞いて、さらに体が震えたそうである。

友人は、寝る早々、金縛りにあったそうだ。

そして、身動きひとつ出来ない状態で、長い時間を過ごしたそうだ。

そして、部屋の戸が勝手に開いたのも全て見ていたそうである。

そして、男が平行移動して自分の目の前、顔がぶつかるくらいの距離まで近づいて、

じっと友人を睨んだそうである。

暗闇の中でも、その男の顔は、不思議とはっきり見えたそうである。

あり得ない位に痩せこけ、伸びきった髪、そして鋭い眼光。

金縛りにあった友人は、体の向きを変えることも、視線を逸らす事も出来ず、その男と

睨みあう事になる。

そして、金縛りを解こうともがいているうちに、何とか、手だけは動かせるように

なったそうだ。

そこで、部屋の電気を点ければ・・と考え、手を伸ばした瞬間に、友人の手はその男に

掴まれ、押さえつけられたそうだ。

そうして、もがいている声が兄にも聞こえていたという事らしい。

ずっと、至近距離で男とにらみあっていた友人の恐怖は、首から下だけを見ていた兄

とは比較にならないし、想像するだけで、恐ろしい。

その後、寮母さんに、こっぴどく叱られてから、また、その部屋は今度こそ完全な

開かずの部屋となったそうである。

今も、その学生寮は現存する。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 17:52Comments(1)

2015年07月25日

恐怖!マンションに浮かぶ怨霊。

サインディスプレイ部  営業のKです。

いや~、明るいうちから、書く怖い話も、これまた乙なものですね。

それでは、有無を言わせず、怖い話、スタート致します。

これは、今から10年以上前の出来事です。

それでは・・・・・。

以前、友達の家に泊まりに行った時の話しである。

その家からは、約30メートル位離れた場所に建つマンションの窓が

一望出来た。

実は、夏場には、部屋の電気を消して見ていると、結構きわどい女性の姿が見られるぞ

という友達の誘いで、もう1人の友人と共に、その誘惑に負け、その友人宅を訪れたという

訳であった。

しかし、言っておくが、覗きではなく、あくまで外の夜景を見てるだけですので・・・・。

そして、夜になった。

次第に、殆どの部屋の明かりが点いた。

そこで、こちらの部屋の電気を消し、ブラインドを下ろした状態で酒を飲みながら鑑賞会?

がスタートした。(くどいようだが、あくまで外の景色を見ているだけ)

夏場という事もあって、女性達もかなり素敵な格好?で過ごしているが、こちらが電気を

消している為、警戒感というものは感じられなかった。

そして、あの娘、かわいいぞ、とか、話しながら酒を飲んでいると、1人があることに

気が付いた。

あの男の部屋に、女がいる!

そりゃあ、女がいても普通だろ?

そういう俺達に、彼は言った。

そうじゃなくて、あの女、部屋の中とかベランダにいるんじゃなくて、宙に浮いてる!

一番、左の部屋、見てみろって!

えっ?

そういわれて、凝視してみる。

確かに4階の左端にある、薄暗い明かりが点いた部屋の中に男が居て、そして

その部屋の外、ベランダから1メートル位離れた空中に、女が浮いていた。

そして・・・・確かに、女はベランダの外、そう空中に浮かぶ形で部屋の中を見ていた。

アレは・・・・幽霊って奴か?

それ以外、説明できんだろ?

そんな事を話しながら、もう一度確認してみる。

確かにいる。浮かんでいる。

白いワンピースを着た髪の長い女が、腕を前に伸ばし、手をだら~んと垂らした状態で。

しかし、全く動かないのも妙な気がした。

もしかして、作り物じゃないの?

大家の遊び心とか?

いや、遊び心にしちゃ、インパクト強過ぎだろ!

そんな事を話していたが、その時は怖さというよりも、3人居るという心強さから、

変な興味心の方が強かった。

で、もっとよく見えるようにと、その家の住人である友人が、双眼鏡を取り出す。

いや、お前、いつもこんなもん使って、見てるのか?

いや、そんな事したら、犯罪じゃん。たまたまだよ。

嘘つけ!

などと、馬鹿なやり取りをしつつ、視線を再び、その女に戻す。

その時である。

、女が首を廻してこちらを見た。

体は前を向いたままで、真後ろに首だけで、くるりと振り向いたのだ。

俺達は、誰が指図するでもなく、とっさに身を隠した。

俺達の事、ばれてるのか?

知らないって?

しかし、人間なら、あんな振り向き方できんだろ?

しらねえよ、そんな事!

とにかく気付かれてなければいいんだけどな?

そう言いながら、もう一度視線を戻す。

居なかった。

さっきまでは、確実にそこに居たもの女が、既に居ないのである。

バツが悪くなって逃げたんじゃないの?

幽霊が?

そう。これで、もうアレは、大家の遊び心なんかじゃなくて、幽霊確定だな!

そう言う友人の声を遮るようにもう1人が大声を上げた。

横!横に居る。部屋の窓にくっ付いてる。

えっ?とそちらを見た。

すると、先程まで、マンションを覗く様に浮かんでいた女が、今はこの部屋の窓に

くっ付くように立っていた。

女の幽霊なのだろうが、それはもう女性の顔とは言えないものになっていた。

例えるなら、大やけどで顔が解けてしまったような、女の顔!

今自分たちが居る部屋って2階だよな。何でいるの?

知るかよ!

でも間違いなく、窓の外に張り付いてるんだから。

さっきまで、もっと高いマンションに浮かんでたんだから、2階のこの部屋位余裕だろ?

いや、そういう問題じゃなくて!

しかし、先程までの女とは様子が違い、女は明らかに怒った顔で、窓を壊そうと手を掛けた。

見てはいけないものを見た人間に対する怒りなのだろうか?

その間も窓は強く揺さぶられる。

怖がっている俺達を見て、何とも言えない気味の悪い笑みを浮かべながらその女は何か

つぶやいているようだ。

何か、言ってる。聞いてやれば帰るかも。

そう言って友人が耳を澄まそうとしたが俺は制止した。

聞いたら、たぶん終わりだぞ。

何かを聞いて欲しいという悲しみが伝わってこないからな。

単に、邪悪な気しか、伝わってこない。

連れて行かれたくなけりゃ、耳を塞いでろ。

俺はそういうと友人に塩が置いてある場所を聞き、暗い部屋の中で、塩を探した。

実は、部屋の電気を点けようとしたのだが、もうそのスイッチは完全に機能を停止していた。

俺はなんとか、塩を持ってきて、部屋中に撒き、カーテンを締めて、取り敢えず、念仏を唱えた。

いっそう窓の揺れがガタガタと大きくなった気がしたが、気にせず続ける。

その内、ガタガタという音はしなくなり、変な声も聞こえなくなった。

1人がカーテンを開けてみた。

既にそこには、居なかった。

そして、その女はまた、マンションの窓のそばに浮かんでいた。

俺達は、完全にカーテンとブラインドを締め切り、3人で固まり朝を迎えた。

そして、翌日、マンションの住人が出てくるのを見かけて、尋ねてみた。

すると、そのマンションには、入居してもすぐに出ていってしまう開かずの部屋がある事。

そして、昔、その部屋で無理心中したカップルがいた事を聞いた。

そして最後に驚いたのだが、俺達が覗いていた部屋が、どうも開かずの部屋であるらしい。

もしも、そうなら、あの女は勿論、覗かれていた男も既にこの世の物ではないという事か。

このマンションは、金沢市の横川に実在する。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 10:51Comments(1)

2015年07月23日

オービスに写りこんだ女の霊!

こんばんは。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日みたいに、蒸し暑くない日は、怖い話という感じではないですね。

もっと、こう泣ける話とか感動する話とか。

いや、しか~し。

俺の怖い話はこんなもんじゃ、終わらねえぜ!

怪談イズFOREVER!

と、なんか自分でも何言ってるのか、分からなくなりましたので、

とっとと、怖い話始めます。

まあ、自己満足の世界です。

気が向いたら、読んでくだされ!

それでは・・・・。

これは、今からかなり前の実話である。

俺は、その時、急いで名神高速道を車で走っていた。

大学時代の友人が亡くなったという知らせがあったからである。

友人の家は関西の西宮市。

大学も同じ自動車部であり、よく二人でツーリングにも行った程の仲だった。

当然、仕事を早めに切り上げて、というつもりだったのだが、突然の訃報であった為、

仕事の段取りをつけるのに、時間が掛かってしまい、出発が遅くなった。

だから、目一杯飛ばしたつもりだったのだが、名神高速に入る頃には既に時間は

夜の22時をまわっていたと思う。

もう、通夜は終わってしまってるな、と思いつつも、早く友人の側に行ってあげたくて、

アクセルを踏む足にも力が入った。

ただ、あまりに焦っていたのか、ついついスピードを出しすぎてしまった。

いつもならオービス(速度自動監視装置)の場所も把握しており、捕まることは皆無

なのだが、その時は、うっかりしていて、気付いた時には、赤い光が一瞬光ったような

気がした。

今までオービスに捕まった事は無かったので半信半疑ではあったが、何かが光ったのは

間違いなく、冷静に考えると、オービスが設置されている区間であることから、ある程度は

覚悟していた。

しかし、その時には、そんな事を考える余裕は無かったのだと思う。

そう、たとえ、自分以外の何かが、一緒に車に乗っていたとしても・・・・。

そして、案の定、2ヶ月後位に地元県警から呼び出しを食らった。

しかも何故か、罰則内容が、速度超過と危険運転、そして業務上過失致死の疑いでの

出頭命令というものであった。

慌てて、会社に有給届けを出して、地元の警察署に出頭し、詳細を聞いた。

しかし、拠りによって、業務上過失致死って・・・・。

さすがに、心当たりすら無かった。

すると、警察が、先ず出してきたのが、速度超過の数字が書かれた書類。100キロ制限の

道なので、47キロ超過の147キロを出していたとの事だった。

これは、確かに身に覚えがあったので、素直に認めた。

そこからが問題なのだが、当然、俺としては認めるつもりはなかったが、オービスで撮影

された写真を見せられて唖然とした。

その時、俺は間違いなく一人で車を運転していた。

なのに、他の誰かが写っていた。

まず、俺が持つハンドルに後ろから手が二本伸びてきてハンドルをしっかりと掴んでいる。

そして、助手席には、俺の顔を覗き込む様にして女がまとわりついている。

この写真から、警察は、危険運転という違反で追求したいのだという事は、明らかだった。

勿論、自分が、予備知識無しに、その写真を見せられれば、間違いなく、危険な運転だと

言わざるを得ないくらい、はっきりと女が写っていた。

しかし、その写真の状態では、危険運転というよりも、前が全く見えないので、明らかに

自殺行為以外の何物でもなかった。

速度超過は認めるけど、この助手席の女には身に覚えが無いし、何より俺の服装を見て

貰えば分かるように、俺は友達の通夜に出る為に急いで車を走らせていたのに、

わざわざ、その写真のおんなみたいなように派手な赤い服を着た女を乗せてる訳がないでしょ?

と何とかその写真という真実を覆そうと必死で訴えた。

そして、そう訴える俺に対して警察の態度は、予想と反してあっさりしていた。

やはり、そうですか、と。

で、事情を聞いてみた。

俺がその場所を通った位の時間帯に、その場所で死亡事故があったそうである。

その場所といっても、事故が有ったのは反対車線。

明らかに、単調な直線でのハンドル操作のミス。

しかも、何かを避けるか、外部からの強い力が働いたかのように急激に鋭角的に切られた

ハンドル操作だそうだ。

しかも、その日のその時間帯には、オービスで検挙された車が異常に多く、死亡事故を起こした

車は、今現在も見つかっていないとの事だった。

そして、オービスに写った、そのどれもに俺と同じ様なモノが写りこんでいたというのだ。

俺と同じ様に、顔を覗き込む女が。

なので、その時間帯にオービスに写った車には、一応、容疑として、危険運転とそして

業務上過失致死の名目で呼び出しているとの事であった。

結局、俺の場合は、速度超過のみの違反で済んだのだが、あの写真に写りこんだモノは

一体何だったのだろうか?

顔を覗きこむようにしていた女は、もしかしたら自分を轢いた相手を探していたのか?

それとも、もしかしたら、その女が、死の世界に連れて行く相手を選んでいたのか?

だとしたら、下手をすると俺が選ばれていたかもしれない。

そう考えると、とても恐ろしくなる。

後日談であるが、結局、女を轢いた犯人は、後日出頭してきたという事だった。

とても、やつれた状態で。

きっと、あの女がずっと付きまとっていたのかもしれない、と警察が言っていた。

そして、あんな事って、よく有るんですか?と問う俺に、勿論、よく有るけどね。

でも、すぐ忘れるんだ。だって、頭がおかしくなっちゃうから、と笑って返された。





  


Posted by 細田塗料株式会社 at 21:36Comments(4)

2015年07月22日

七尾市での電話ボックスの怖い話。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、仕事中にお客さんから、鳥越にある民家の井戸に女性の幽霊が

座っているという話を聞きましたので、近日中に探索したいと思っております。

しかし、大切な商品のPRもしないで、毎日、怖い話ばかりアップしているのって、

社員としては、最低ですね。反省!

社長、申し訳ありません。

でも、ライフワークのつもりですので、許してくださいね。

え?許す!・・・ありがとうございます(嘘です)

という訳で、今夜も、びゅんびゅん飛ばして怖い話書いていきます。

実話ですので、怖くなくても許してくださいね。

それでは・・・・。


これは、今と違って、街の至る所に公衆電話ボックスが存在していた

頃の話です。

自分がまだ20代の頃になります。

その頃、Kは既に営業というものをしておりまして、その時は確か、

先輩と二人で、別々の車で七尾市の国道を走っていた時の話です。

先輩が先頭を走り、自分があとを付いていくという形だったと思います。

なんで、わざわざ2台に分乗していたのかはというと、まあ仕事上の都合

というやつなんですけど。

で、その時は丁度、夜の9時過ぎで、仕事を終えて、帰路についていて、

いわゆる能登海浜道路に向かって走っていた時の話です。

さすがに、市街地を離れた七尾の山道になると、殆ど車も走っていなかった

様に記憶しています。

で、突然、前方を走る先輩が車を止めたので、自分もその車の後ろに

停車。

で、先輩がこちらに近づいてきて、言いました。

今と違って、当時はポケットベルが唯一の通信手段だったので、ややこしい

話は、直に話すしか無かった訳なんですが・・・。

あのさ。さっきから電話ボックス何個か有ったけど、見た?

いや、電話ボックスが有ったのは気付いてましたけど、どうかしました?と俺。

最初の電話ボックスに女が入っていて、受話器も持たずにこちらを見てたんだけど、

その女、電話ボックスのガラスに両手の手のひらをベタっと付けて、こちら見て

笑ってた。

まあ、それだけなら、変な女、ってだけで終わるんだけど、一個目の電話ボックスに

居た女が、2個目、3個目って通り過ぎる電話ボックスの中に居たんだわ。

間違いなく。

なんかの見間違いでしょ?だって、さっきからかなりの速度で走ってますし。

きっと、似た女の見間違いですよ!と俺。

わかった。分かったから、今度はお前も注意して見ててくれ、と先輩。

そんなやり取りがあって、また2台の車は走り出した。

で、前方に電話ボックスを発見!

今度は俺も気をつけて見ていたが、確かに女がボックスの中に立っていた。

そして、それから現れる電話ボックスには、必ず、その女が立っていた。

髪は今で言うところのボブ位の長さ。服装も普通に今風の洋服だったが、

確かに電話ボックスの中で、その女はガラス面に手のひらを付けた状態で

ヘラヘラと笑っていた。

自分の目を疑いたくなったが、確かに見間違いではなかった。

俺は前を走る先輩の車にパッシングで合図をして、前方にある自販機のある地点で

車を止めた。

そして、先輩の車に走っていき、助手席に乗り込むと、開口一番、言った。

間違いなく居ました。あれ、多分ですけど、人間じゃない様な気がします。

俺の言葉を聞いて、先輩も続けた。

あのさ、今走ってるこの道、結構原因不明の事故が多発してるみたいでな。

皆、なんか変なものを見てるんだ。

ある者は、老婆だったり、ある者は子供だったり・・。

そして、ある者は、今みたいに女を見たらしいんだ。

だから、あれが何かは分からないけど、人間であれ、それ以外のものであれ、

俺達が無事に会社に戻らなければいけないという事実に変わりはないから。

だから、これからは、スピード落として、何があっても大丈夫な位の

安全運転で行くからな。そう言われた。

分かりました。それにしても、この道、さっきから、後続車はおろか、

対向車も来ないんですけど、いつもこんな感じなんですか?と俺。

いや、いつもはもっと普通だよ。だから、早く普通の場所に戻らないとな!

先輩の真剣な言葉に、圧倒され、はいという言葉しか見つからなかった。

それから、2台の車はゆっくりと走り出したが、やはり、それ以後にも

電話ボックスには、しっかりとその女が居た。

しかも、その女は、段々とボックスの扉を開けていて、少しずつ、その体を

ボックスの外に出してきていた。

そして、停まれとでも言うように、手でおいでおいでを繰り返していた。

しかも、その顔は、段々と人間の顔というよりは、般若のような怖い顔に

変わってきていた。

何個かの電話ボックスを通り過ぎたところで、急に先輩の車が停まった。

どうしました?と駆け寄る俺に先輩が、言った。

前方にある電話ボックス。扉が全開になってる。で、あの女が居ない。

確かに前方のボックスは、扉が開け放たれ、あの女も居なかった。

そして、受話器がだらりと垂れ下がっている。

俺と先輩は思案した。

もう大丈夫なのだろうか?

いや、まだ、嫌な空気が満ち満ちている。何より他の車が一台も通らない。

俺は、意を決して、思いついたことを口走った。

もしかして、あの女は何かをして欲しいんじゃないですか?

例えば、あの垂れ下がった受話器をフックに戻せば、このゲームはもしかしたら

終わるんじゃないないかなって思うんですが・・・。

先輩は少し考えた後、

なるほどな。確かにそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

だけど、このまま、何もしなけりゃ、一生この空間から出られないかもしれないし。

やってみるか!

そう言うと、先輩は俺に、電話ボックスの外を見張るように指示して、自分は

電話ボックスの中へ入っていった。

勿論、扉は開けたままだが、それでも、なんとか受話器を手に取った。

先輩の一挙手一投足に視線が釘付けになった。

先輩は、一応、受話器に耳を当てて相手がいるか、確認したが、ツーツーと

いう音しか聞こえなかったそうだ。

そして、受話器をフックに戻す。

その瞬間、その電話が鳴った。

ビクっとなる先輩と俺。

そして、次の瞬間、先輩が俺の方を見て、愕然としていた。

え?という顔の俺に対して先輩が叫ぶ。

お前の横!横に居る!

そう先輩は俺ではなく俺の横に居るものに対して恐怖していたのである。

そして、俺が横を確認するより早く、すぐ真横から、けたたましい位の笑い声。

ゲラゲラという下品な声だった。

固まる俺の手を引っ張って、車に戻る先輩。

早く逃げるぞ!

先にスタートした先輩の車に遅れまいと、俺も猛ダッシュする。

そして、前方の先輩の車な近づくと、ある事に気付いた。

運転する先輩の車の後部座席に、あの女が座っているのがはっきりと見えた。

急いで、先輩の車を追い抜いて、ウインカーを出して、先輩の車を停止させた。

停止させたが、怖かったので先輩が車から降りてくるまで待つ事にする。

そうすると、今度は先輩が、俺の車の車内を指差して、震えていた。

お、お前の車の後部座席!居るぞ!あの女!

いや、そうじゃないです。先輩の車ですと言いながら車内に出て、自分の

車の車内を見ると。

居た。あの女が!後部座席に!

先程まで、確かに先輩の車の後部座席に座っていた筈の、その女は、今は

俺の車の後部座席で満足そうに笑っていた。

取り合えず、逃げましょ!先輩!

そういうと、俺は先輩の車の運転席に座り、乗ってください、と先輩を急かした。

車は、エンジンが掛かったまま、その場所に放置することになるが、今はそんな事は

どうでも良かった。

飛ばしますよ!と先輩に宣言して、車のアクセルを踏み込んだ。

もう、俺と先輩には口を開く元気は無く、だだ黙々と車を走らせた。

そして、何度か、危なく事故りそうになりながら走り、あるトンネルを

抜ける時、その女が、バイバイと手を振っているのが見えた。

そして、トンネルを抜けきった時、自分達は、現世に戻れたようであった。

先程まで、全く走っていなかった車が対向車線はおろか、後ろからもぐんぐん

近づいてきた。

助かったのか?そう思うと、体の力が一気に抜けた。

そして、勇気を振り絞って、置き去りにしてきた営業車のエンジンを止め、

安全な場所に駐車して、そのまま一台の車に2人が乗って会社に戻った。

その間、景色は先程と全く違い、車も走っているし、歩いている人も居た。

そして、民家も。

あれは、なんだったのか、分からないが、その時は、とてもじゃないが、

一人で車を運転する勇気はなかった。

後日、他の営業マンにその車を引き取りに言って貰ったのだが、その車には、

車外からではなく、ロックしてあった車内から、窓一面に手形が沢山付いていた

ということである。





  


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:12Comments(1)

2015年07月21日

怖くない心霊動画。っていうか心霊出てこないし(泣)

こんばんは。

サインディスプレイ部 営業のKです。

いや~暑いですね。

今日は小松でお仕事だったんですが、最高気温が36.7度ですか。

軽い熱中症なのか、少し頭が痛いです。

こんな日は、涼しくして早く寝るに限りますね。

という訳で、今夜は、ホラー・パロディ動画を探してた時に見つけた

心霊動画を3つばかり、紹介させて頂きます。

最初に言っておきますが、心霊とかびっくり系のものは一切

出てきません。

自分も、いつ出てくるんだろう、とドキドキして観てたのですが、

結局、最後までひとかけらも出てきませんでした。

まあ、説明はネタバレになりますので止めておきますが、要は

心霊ビデオ風に作ったお笑いお馬鹿動画です。

ただ、ナレーターが一流どころを使ってたりするので、雰囲気的には

かなり凝ってますが・・・・出ません(泣)

でも、自分は、こういう動画嫌いではありませんね。

というか、大好きです。

宜しかったらご鑑賞くださいませ。

尚、動画3つとも、怖そうなタイトルがついてますが、タイトルだけ

ですので、ご安心ください。

続き物です。

動画1
https://www.youtube.com/watch?v=RrbpzhUYdJM

動画2
https://www.youtube.com/watch?v=8aBTtHfxgfE

動画3
https://www.youtube.com/watch?v=d1_HX0zN7W8


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:11Comments(2)

2015年07月20日

笑えるホラーCM。第2弾!

サインディスプレイ部 営業のKです。

暇なので、ネットで面白い動画を探してたら、いくつか見つかりましたので、

たまの息抜きにどうぞ!

1つ目の動画は、よくホラー映画で犠牲者になって殺される役のお馬鹿な方達が、

本来あるべき、しっかりした状況判断をしたら・・・・という動画です。怖くないです。

https://www.youtube.com/watch?v=olEbwhWDYwM


2つ目の動画はどこかのCMだと思うのですが、要は、家に居ればそんな危険な

目に遭遇する事も無いでしょ?という動画です。

とにかく、これでもかという位の怪物達が出てくるのですが、さすがに、最後の方には、

被害者の女性も呆れ果ててる顔が面白いですね。

https://www.youtube.com/watch?v=ZwAOJkhXmUc

3つ目と4つ目の動画は、BGM1つで映画の印象は180度変わってしまうという

動画です。

怖いはずの怪物や殺人鬼達も、BGMが変わると、それだけで、正義の味方に

感じられるのですから不思議です。

BGMは、勿論、必殺仕事人のテーマです。

https://www.youtube.com/watch?v=fcykEsu20eg

https://www.youtube.com/watch?v=FjB3NOzFU3c

5つ目と6つ目の動画は、今度は逆に、編集とBGMだけで、コメディ映画やロマンス映画が

ホラー映画になってしまうというパターンです。

ホラーと言っても、あくまで雰囲気だけですので、怖いシーンは出てきません。

5つ目 ホームアローンの場合

https://www.youtube.com/watch?v=jJyFuUZFIZw

6つ目 アナと雪の女王の場合

https://www.youtube.com/watch?v=9eD2UpdhbwA


こんな感じですが、楽しめましたでしょうか?

最後に、最近、観た中で、これまた楽しめたホラー映画の予告編のリンクを

貼っておきますので、宜しかったらどうぞ!

これは、予告編とはいえ、かなりヤバイですから、ホラー耐性の無い方は

見ない事をおススメします。

尚、ホラーなんて、全部つくりもんじゃねぇか?というチャレンジャーな貴方は

どうぞ、下のリンクをポチっと押してください。

https://www.youtube.com/watch?v=PFhQhpR5Z8M


暑い夏、少しでも涼しく過ごして頂ければ幸いです。




  


Posted by 細田塗料株式会社 at 11:18Comments(1)

2015年07月18日

金沢市に実在するマンションの怖い話。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、比較的、過ごしやすい気温でした。

こんな日の夜もやはり・・・・・怖い話ですね。

今夜は、霊感の強い知人が体験した恐怖体験です。

はじまり、はじまり・・・・・。


以前、ブログに書いた事のある霊感が非常に強いという知人女性の身に最近

起きた話をしたいと思います。

彼女は、とにかく、小さい頃から霊が見えたり霊と話したりという強者なの

ですが、そんな彼女を震え上がらせる様な出来事があったのですが・・・。

彼女は金沢市内のとあるマンションに一人で住んでいました。

住んでいましたというのは、今はもう、その出来事が原因で、引越しを

してしまったから・・・です。

彼女が住んでいたマンションは高台にある、そこそこ高級なマンションでした。

一度、仲間同士で飲むのに、彼女のマンションを使わせてもらった事がある

のですが、マンションの入り口からして立派であり、セキュリティも、とにかく

しっかりしているという印象を受けました。

そして、各家の玄関にも監視モニター付きのオートロックが有り、正直、

これじゃ、泥棒も絶対に入れないだろうな、という感じでした。

確かに、そのマンションは泥棒とか犯罪が起こったことが無いというのが、

ひとつの売りだったみたいですが。

ただし、それは、生きている人間に対してのみ、有効だったみたいです。

それは、ある事がきっかけでスタートしてしまいます。

彼女は、よく、昔は生きている人間と幽霊の区別がつかなかった。それ位

はっきり見えてたからさ。

でも、慣れてくると、はっきり区別出来るようになった。

影が無かったり、目が真っ黒だったりとか、そういう点も違うんだけど、もっと

はっきりとした違いは、生気が感じられないという事。

こればっかりは、どんなに遠いところからでも感じる事が出来るから、と言っていた。

そして、その日は、仕事帰りに友達と飲んで、自宅マンションに帰る途中、電柱の影で

苦しそうにうずくまってる女を見かけた。

生きた人間の生気も感じられたので、彼女は何の疑いも無く、その女に声を掛けた。

大丈夫ですか?

すると、その女は苦しそうな声をピタっと止め、振り向きざまに

見えてるんだ!

そう言いながら、ニタ~っと笑った。

これは、間違いなく悪霊だ。彼女は確信した。

そして、身を翻して、走るように、わざと自宅まで遠回りするようにして、

何とか帰宅したそうだ。

本来の彼女は、そういう霊と遭遇しても、逆に説教してしまう位、言い換えれば、

霊が彼女を避ける位の高い霊力があるのだが、その時は、コイツはとにかくヤバイ、

それしか頭に無かったようだ。

その後、彼女は、自宅に戻り、いつも通り、シャワーを浴びて眠りについた。

異変は、夜明け前くらいに起こった。

何かが、彼女の部屋の玄関にある郵便受けの入れ口でゴソゴソとやっている音で

目が覚めた。

新聞?でも先月で止めたし。じゃあ、何?

その間も、小さな郵便受け口に、無理やり何かを突っ込んでいるかのような音が

ずっと続いていた。

彼女は、玄関の監視モニターまで、音を立てないようにして近づき、モニターをオン

にしてみた。

恐る恐る見たモニターには、人らしきものは映っておらず、それでも、ゴソゴソという

音だけはモニターからも聞こえていた。

そのうち、パタンという音がして、その音は止んだ。

それから暫くの間も、彼女は家のモニターとマンション入り口のモニターを凝視して

いたのだが、結局、何も画面には映らないうちに朝を迎えた。

朝が来て、明るくなると、さすがに怖さも半減するもので、彼女は郵便受けに何が

入れられたのか、確認してみることにした。

郵便受けに手を入れて、何かを取り出す。

そして、そこには、髪の毛が。それも、束になる位の量であり、長さも明らかに

女性のものだった。

彼女は気持ち悪さで、思わずその髪を投げ捨ててしまった。

ちょうど、その頃、一度彼女と会う機会があり、その時、彼女が珍しく怯えた様な

表情をしていたのが、思い出される。

そして、それから、毎日、明け方、うっすらと白み始める頃になると、決まって

郵便受けに、それはやってきた。

ある時は、ゴキブリや蛾などの虫の死骸。

また、ある時には、嘔吐したような吐しゃ物。

それは、段々とエスカレートしていく。

そして、ある時、彼女の玄関先から、ネコの鳴き声のようなものが聞こえた。

その頃になると、明け方近くになると、自然に目が覚めてしまい、郵便受けが

ゴソゴソする前に、モニターを監視するようになっていた。

そこで、彼女は初めて、相手の姿を目にする事になる。

あの時の女だ。飲んだ帰りに出会った悪霊。

アレが相手では、このマンションのセキュリティなんか役に立つ筈もない。

彼女は絶望的に確信した。

そして、その時、彼女は一瞬ビクっとなってしまい、モニターのスイッチの横に

有るボタンを触ってしまい、それによって、玄関先に、呼び出し音のようなものが

鳴ってしまった。

その音で、その女は、彼女がモニターを見ている事がわかったのか、突然、玄関の

ドアをドンドンと叩き、バンバンと蹴りだした。

なんなの、こいつ?

そう思った反面、この煩い音で隣の住人が、出てきてくれないものか、と期待したの

だが、不思議と誰もこの騒音に反応した者は居なかった。

その後、暫く、その女はドアを叩き蹴り続けると、夜明けと共にいなくなっていた。

そして、その後、彼女が郵便受けを確認して、悲鳴をあげてしまう。

そこには、無理やり郵便受けから入れられた猫の死体が・・・。

さすがに、身の危険も感じたので、霊の仕業と分かりつつも、彼女は警察に

相談した。

最初は、訝しげに聞いていた警官も、現場を見ると、さすがに納得するしかなく、

マンションの周りの巡回を強化する事を約束し、彼女には、犯人が捕まるまで、

この部屋には近寄らない方が良いと忠告したそうだ。

勿論、ここまでされると、彼女も、そのマンションに平気で住める訳もなく、

暫くの間は、友達の家に泊めてもらう事にした。

その間、出来るだけ、そのマンションには近づかない様にしていたのだが、

ある日、警察から連絡があり、もう郵便受けには何も入れられていない様であり、

もう自宅に戻っても大丈夫なのでは?とのことだった。

しかし、さすがに、あれだけ怖い思いをしたのだから、はい、そうですか。と

普通にマンションに戻れる筈もなく、結局、彼女は暫くの間、彼氏に同居して

もらう事にした。

マンション入り口のセキュリティを解除して、建物の中へ。

そこから、エレベータを使い、上の階へ。

やはり、怖いので彼氏が先頭に立ち、歩を進める。

エレベータの扉が開き、自分の部屋の前に来ると、郵便受けが荒らされている様子

はなかった。

諦めてくれたのかな!と思い、部屋の鍵を開けようとした、その時、異変に気付く。

ドアの鍵があいていた。

なんで?

不安そうな彼女の顔を察して、彼氏が、何も言わず、家の中へ入っていく。

そして、ひっ、という声をあげて固まった。

部屋が荒らされている。

いや、荒らされているという表現は適当でない。

つまり、部屋の中の至る所に、髪の毛、爪をはがしてもの、虫の死骸、そして

小動物の死体で溢れていた。

彼女は、急いで警察に電話した。

よく見ると、彼女がいつも魔よけの為に置いている清めの塩が真っ黒に

変色していた。

そして、その時、またしても、郵便受けがゴソゴソと音を立てる。

やばい、鍵開いたままだ!締めてくる、そう言って玄関に走る彼氏。

彼女はというと、もう涙声で、警察に事情を説明していた。

すると、突然、部屋の中のクローゼットが開いて、そこに女が立っていた。

そして、彼女に近づいてくる。

彼女は彼氏に、家の中に居るから、鍵かけないで!と怒鳴る。

その声と同時に彼女の首を後ろから絞めながら、顔を覗き込む様にして、

その女がつぶやいた。

待ってたよ・・・・。

その声で、彼女は気を失った。

そして、駆けつけた警察に発見された時には、彼女も彼氏も気を失っていたそうだ。

そして、彼女の首には、はっきりと絞められた跡が。

その後、彼女は、長い日数をかけてお祓いをして貰い、現在は、別の場所に

引越ししてからは、異変は起こっていないそうだ。

このマンションは金沢市内に実在する。







  


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:34Comments(2)

2015年07月16日

富士の樹海に近づいてはいけない・・・・。

こんばんは。

サインディスプレイ゛部、営業のKです。

今日は昔、参加したセミナーの怖い話です。

それでは、お楽しみください。


今回お話しするのは、かなり以前、俺が26歳位の頃に体験した話です。

その当時は、今みたいに、何でもかんでも、~ハラスメントとか、非難を

浴びないような時代であり、新入社員歓迎会では、無理やり、ビールの一気飲み

は、させられるし、忘年会では、無礼講よろしく、セクハラどころか、それって

完全にアウトでしょ?という様な事が普通にまかり通っていました。

そんなこんなで、大学を卒業して数年、それぞれが役職というものを任せられる

様になると、俺の居た会社では、営業管理職研修なるものを受講するのが、

必須になっていました。

営業管理職研修といっても、営業的なスキルアップというよりも、人間的に

タフになる為のシゴキの場といえるのかもしれません。

内容は、確かに営業として必要な数字のお勉強もありましたが、メインとしては、

羞恥心とか個人を捨てて、完全にグループ毎にテーマに沿って競わせるという

趣旨であり、そこには、男女の区別なく、鉄拳制裁は当たり前で、怒られなじられ、

精神が崩壊するギリギリの所まで追いやられ、そこから活路を見出した者だけが、

会社に戻り、管理職になれるという厳しいものでした。

ですから、当然、脱落していく者も多くて、最初は100人以上でスタートした講習会

ですが、終盤を迎える一週間後の頃になると、残っているのは、声も枯れてボロボロに

なっている男女、30人~40人位でした。

そして、その講習会には、最後の卒業試験として、名物となっている悪名高いイベントが

待っていました。

今、考えると、あり得ないイベントなんですが、当時は、このイベントが目当てで全国の

会社から、数多くの社員が、この講習会に送り込まれていたのも事実でした。

そのイベントとは、各グループ男女10人位でチームを作り、富士山の麓をスタートして、

富士の樹海を通って、目標のゴールを目指すというもの。

持ち物としては、地図とコンパス、そして携帯食料品のみ。

当然、ゴールするまでに2~3日掛かるんですが、テントはおろか、寝袋すら、持たせて

貰えませんでした。

でも、この時は、皆、早くこの研修を終えて家に帰りたいという思いしか持っておらず、

誰も疑問を抱く者は居ませんでした。

まあ、全員がそれ位、追い詰められていたという事なのかもしれませんが。

各チームは、スタート時間も自由ですし、携帯出来る食料も好きなだけという設定

なのですが、1つだけルールがあって、荷物は全員が均等にリュックに背負って

運ばなくてはいけないという事。

ですから、体もボロボロですので、皆、必要最低限な軽い食料、カンパンとか

ビスケット、チョコレート、飴など出来るだけ軽い食料を持って出発します。

各チームには、それぞれ、各人に役割分担が言い渡されていて、チームリーダーは、

全員の役割を管理し、ルートなどで迷った時には、全員で話し合って、全員の意見を

まとめるというのが、仕事になっていました。

出発前には、本気か嘘かは分かりませんが、樹海で迷って命を落としても、一切の

責任は、自分にあるという念書にサインまでさせられる念の入れよう。

俺のチームも男6人、女4人の10人編成で、研修スタート時から、一緒に難題に

取り組んできた気心の知れたメンバーでした。

確か、俺のチームは、全体でも2番目に早くスタートしたと記憶しています。

最初は、全てが順調であり、皆の気持ちの中には、富士山を背にして歩けば、簡単に

ゴールに辿り着けるという軽い気持ちが有ったのも事実でした。

しかし、樹海をどんどん進んでいった2日目、完全にルートが分からなくなり、

立ち往生してしまいました。

あれだけ大きな富士山も大きな木々に阻まれ、空が見えることもなくなっていました。

ちなみに、富士の樹海でコンパスが利かなくなるというのは誤りというか、嘘の

情報です。

コンパスも、ある一瞬だけ利かなくなる地点はありますが、すぐに正常に機能しました。

では、何が問題だったのか。

実は、濃い霧で、辺りが全く見えず、目の前には、登れる筈も無い様な崖がそびえている

様な場所に出てしまったのです。

全員での話し合いの末、そんな状態で歩くのは危険という結論に達し、その日は霧が

晴れるまで、その場所で待機して、体を休めることになりました。

その時は皆、最悪でも明日になれば霧は晴れると確信していました。

しかし、翌日になっても霧は晴れず、全員の脳裏に不安がよぎった時、それは

聞こえました。

研修の時に、誰かが樹海の怖い話として喋っていたのが思い出されたのですが、

今、まさに、それが聞こえてきたのです。

それは、お経を読む声。

それも、一人ではなく、大勢であり、その声は近づいたり遠のいたりしました。

霧で辺りが全く見えない状態で、突如、どこからともなくお経が聞こえてきたら。

怪談としては面白いのかもしれませんが、実際にその場に居ると、それこそ、気が

変になりそうでした。

そして、そこで、ある男が、もう1つ、あるものを見つけました。

霧が薄くなっている場所にある木の横に女性が立っていて、こちらを手招き

していました。

こんな非常時でも、研修の習慣というのは凄いもので、全員が泣きそうになりながらも、

どうすれば良いか、出来るだけ冷静に観察し話し合いました。

たぶん、10人という大人数だったことも影響していたと思いますが、その場で、出た

結論は、手招きしている女性についていくという事。

理由は、お経には悪意とか憎悪が感じられるが、手招きする女性からは、怖さとか

敵意が感じられないという理由。

でも、いまこの場所で行動を起こすには十分過ぎる理由だったのでしょう。

全員、荷物を背負い、リーダーを先頭に、その女性の方に向かって歩き始めました。

霧の中、その女性が立っていた木まで来ると、その女性は、更に向こうの木の横から

手招きしています。

本当に、これで助かるのか?という疑問も抱きましたが、自分達が歩き出した事で、

先程からのお経が更に大きな声で追いかけてきましたから、その声からとにかく

逃げたいというのが本音だったのかもしれません。

その女性は、辿り着くと、次の場所で手招きするという事を繰り返し、俺のチームは

いつしかコンパスや地図を見るのも忘れて、視線は常にその女性に向けられました。

そんな風に歩いているうちに、いつしかお経を読む声も小さくなり、やがて聞こえなく

なっていました。

そうなると、全員が、やはりあの女性は自分達を助けようとしてくれていると盲信する

ようになっていました。

どれだけ、その女性の後を追って歩いたのか、わかりませんが、いつしか気が付くと、

車の走る音が耳に入ってきました。

その時、たぶん精神的に我慢の限界に達していたのでしょうか、一人の男がその女性の

方へ走り出しました。

そして。今度はその女性は消えることなく、その場に立っていましたが、その男が

その女性を追い越そうとするその瞬間、ニタ~っと嫌な笑い顔を見せて消えてしまい

ました。

そして、その男は、その先の崖から転落して、骨折することになりました。

確かに、全員が命は助かったけれど、一人が手招きに応じた挙句、崖から転落。

彼女が自分達を救いたかったのか、それとも、道連れにしたかったのかは

分かりませんが、あの最後に見せた笑い顔こそ、きっと彼女の本心なのかも

しれません。

ちなみに、自分達は、その後、車の通る道路に出られたのですが、結局、一人が

大怪我をした為に失格という事でした。

そして、これは後日談なのですが、その男が落ちた崖の横の大きな木の下で

女性の自殺体が発見されたそうです。

不思議で怖い体験でした。

今もこんな研修会はおこなわれているんだろうか?

この研修会は確かに実在した。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:52Comments(2)

2015年07月11日

怖いホラー映画のパロディ

こんばんは。

いやー、暑い一日でした。

今日は、趣味のバンドライブも近いということで、一心不乱に

ギターの練習をしていたのですが、恐ろしいものです。

クーラーをかけて、練習をしていたのですが、知らぬ間に

すっかり寝落ちしていました。

これも、きっと悪い霊の仕業に間違いないですね。はい。

そして、今晩は徹夜で練習ですね。

嬉しくて涙が止まらない今日この頃ですが、皆様におかれましては、

如何お過ごしだったでしょうか?

あっ、申し遅れました。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、少し趣向を変えて、有無を言わせず、動画の紹介を。

以前、九州のタイヤショップのCM『雪道コワイ』のリンクを貼った事がありますが、

今回ご紹介するのは、ビクっとする訳でもなく、素直に笑えるCMです。

怖いのが苦手という方でも十分楽しめると思いますよ。

怖いはずのホラー映画も、パロディにすると、笑えるし和みます。

そんな動画を探してみました。

結構、個人的にはこういう動画が好きです。

昔見た、13日の金曜日のパロディがどうしても見つからなかったのですが、

まあ、そこそこ楽しめると思いますので良かったらリンクをポチっと

押してください。

それでは・・・・。

1本目は、たぶんジェイソンかテキサスチェンソーのパロディです。

怖くないし、笑えます。

確かスポーツ系のCMなのですが、普段から体鍛えとくと良いですよ、という

事なのでしょうね。


https://www.youtube.com/watch?v=ebFfB4NS9L8

2本目は、女性が何かから走って逃げているシーンから始まります。

が、追いかけている奴も、更に、何者かから、追われているという設定。

まあ、理屈抜きに笑えます。


https://www.youtube.com/watch?v=XptM1LCX7r4

3本目は、ゾンビのあのゆっくりな動きがヨガ教室に行ってスッキリという動画。

これも、怖くないです。


https://www.youtube.com/watch?v=wgL_ovYNZ_Y

4本目は、怖いはずのゾンビも、視点を変えると、実は

人間と共存出来るかもしれないという動画。

これも好きです。楽しめます。


https://www.youtube.com/watch?v=04CR3NZPm_4

5本目は、これまた最高。

見たことのある方も多いかもしれませんが、エクソシストのパロディ。

悪魔に乗り移られて、体が天井に浮かび、あり得ない動きをする

少女ですが、そうではなくて、実は・・・・。

という動画です。

何度見ても笑えますし、前半のエクソシスト風の展開が、後半になると

もう笑うしかない、という動画です。


https://www.youtube.com/watch?v=AO1f3jFUX4s

以上、如何だったでしょうか?

その他にも、ホラー映画の怖いシーンもBGMを変えると、カッコイイシーンに

なるというものも在りますので、気になった方は検索してみてくださいね。

という訳で、最後の最後に、最近見たホラー映画の中では、本当に

怖かった、ラストエクソシズムという映画の予告編CMをリンクしておきます。


これは、怖いので、要注意!

怖がりさんは、見ない事をおススメします

https://www.youtube.com/watch?v=AAhwCCiElmU

あっ、ちなみに、自分も超怖がりですが・・・・何か?


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:49Comments(1)

2015年07月11日

金縛りという恐怖・・・・。

サイン゛ディスプレイ部 営業のKです。

今日は、昔懐かしい金縛りの話です。

それでは・・・。


昔はよく、金縛りに遭っていた。

それこそ、中学時代からなので、かなり前から、ということになる。

高校生の頃、大学生の頃と、変わらず金縛りには遭っていたのだが、

そう、今思い起こせば、ある出来事を境にして、以来、金縛りには

遭遇していない。

医学的には、脳が起きているのに、体が寝たままの状態が金縛りであり、

決して霊的なものではなく、人体としては、ごく普通の現象である、と

以前、テレビで説明していたのを覚えている。

が、今日、書こうと思う金縛りは、そういう人体の不思議的内容ではなく、

間違いなく、危険な部類の金縛りである。

よく聞く話として、北枕で寝ると金縛りに遭うとか、はたまた、怖い話を

見聞きすると、霊を呼び寄せてしまい、金縛りに遭うというものがあるが、

自分が、最初に出会った金縛りは、深夜放送にまつわる物であった。

その当時、確か、中学生の頃だったと思うのだが、ラジオの深夜放送で、

ここ石川県では、メジャーなオールナイト・ニッポンが放送されておらず、

代わりに、パックイン・ミュージックなる番組が午前1時~3時の間、

月曜から金曜まで放送されていた。

番組の内容は、既に忘れてしまったのだが、要は、この深夜放送を聞きながら

寝ると、かなりの確立で金縛りに遭うという噂が広まったことがある。

学校でも、その深夜放送を聞かないように!との指示を父兄に出す位だから、

かなり深刻な問題になっていたのだと思う。

亡くなったパーソナリティーの呪いだとか、色々な噂が流れたのだが、実際、

俺の周りでも、その被害者が増殖していた。

そのなかでも、A君という同級生の話は、今思い出しても怖く、鳥肌ものだった。

その頃、A君は、毎晩午前1時頃に件の深夜放送を聞きながら寝るというのが、

習慣になっていた。

深夜放送を聞いているうちに、そのまま寝てしまうのだが、ある時から、いつも

同じ時間に目が覚めるようになったという。

寝ている顔の横にはラジオが置いてあり、相変わらず、まだその深夜放送が聞こえていた。

その番組は、午前3時には終わるので、まだその番組が流れているという事は、寝てから

それほど時間が経っていない事を意味していた。

すると、ラジオの音声が急に乱れ、番組のパーソナリティーの声が変わってしまう。

決まって、女の喋る声に変わるのだという。

何これ?と思い、ラジオのチューニングを確認しようとすると、突然、金縛りに

襲われる。

顔も手も足も動かせないのだが、目だけは、自由が利くし、はっきりと見えるらしい。

最初、彼はそうなった時、辺りの様子をキョロキョロと伺ったそうだ。

で、暗闇の中、部屋の隅に座る女の姿をみることになる。

着物を着て正座をした長い髪の女。

背筋をピンと伸ばし姿勢良く正座する女は、口が大きく裂け、その口元からは、

うっすらとした笑みがこぼれていたという。

これは、見てはいけないものに違いない。

本能的にそう感じたA君は、視線を逸らすかのように、力を込めて目を閉じる。

最初の夜は、そのまま、朝を迎える。

そして、それから、毎晩、彼はラジオの流れるなか、夜中に目を覚ます事になる。

彼が、見える人であり、霊感体質だと悟られてしまったせいなのかもしれないが、

それから、彼は、毎夜、予想を超えた恐怖を体験する。

ある時は、女は彼と平行になるかのように、ちょうど彼が寝ている場所の天井付近に、

こちらを向いて浮いていた。

またある時は、彼が寝ている布団の上に、そのまま正座して座っていた。

そして、その女の恐怖は、更に加速する。

ある晩、彼は、足に違和感を覚えて、目を覚ました。

誰かが、彼の両足の足首をしっかりと握っていた。

そして、どんどん強い力で足を掴み、下へ引っ張ろうとした。

その手が誰のものか、は彼が一番良く分かっていた。

このまま、下に引っ張られたら、何処かへ連れて行かれる、と感じた彼は

金縛りに遭いながらも、必死で抵抗した。

そして、足を掴む手が離れた瞬間、彼も意識を失った。

もう、その頃になると、彼はかなりげっそりと痩せていたのを覚えているが、

何より怖かったのは、掴まれたという足首を見せられた時。

足首には、紫色になる位の手形がついており、また、その手形は、どう見ても

彼の手ではなく、また向きも、下側から伸びた手によるものだった。

その頃になると、彼は金縛りで目が覚めたときには、瞼を閉じられなくされていた。

そして、ある晩、彼は、トラウマになる程の体験をする。

その夜、彼がいつもの様に金縛りで目が覚めると、相変わらず、瞼は閉じられない。

今日は、何処にいるんだ?と思い、辺りを見るがその女は居なかった。

今日は助かったのかも?と思った瞬間、彼は絶望の底に落とされる。

その女は、彼が寝ている枕、更に上の場所に正座して座っており、こちらを

覗き込むようにしていた。

長い髪が彼の顔まで垂れて来ていた。

彼は、閉じられない瞼ながらも、何とか、その女に対して、視線を逸らす事に成功

する。

その時、いつも変な女の声に変わっていたラジオ放送も、いつものパーソナリティー

の声に戻っていた。

帰ってくれたのかも?

そう思い、彼は、一気に視線を戻す。

すると、そこには、顔と顔がくっ付く位にまで近づいた女の顔があった。

そのまま、彼は意識を失い朝を迎える。

それからも、金縛りで目が覚めると、目の前で自分と向き合うように、その女が

寝ていた、とか、首を絞められて失神したとか。

彼がいうには、その女は、自分が怖がるのを楽しんでいるんじゃないか、という

冷静な分析をしていたが、その後、彼は転校し、そのまま病院へ長期入院すること

になる。

その時、彼が言っていた事である。

その女が、教えてくれたのだと言っていたのだが、部屋の四隅に、しっかりした

重めの家具を置いて、四方を塞ぐ。

そして、寝る時には、心臓を上にするように横向きに寝る事。

そして、ラジオは霊を呼び寄せるから、絶対に付けたままで寝ない。

こんな事を言っていたのが印象に残っている。

そして、もうひとつ、これも、その女が言っていたのだそうだが、金縛り

にあっている人が、それを防ぐ最後の手段として・・・・。

金縛りを掛けている霊よりも、更に強い霊とのつながりを持つ事。

これが、最強の方法なのだという。

自分が金縛りに遭わなくなったのは、東尋坊の件以来。

もしかして、俺は、更に強い例との繋がりを持ってしまった、という

ことなのだろうか?

いま、こうして、この文章を書いている間も、ずっと背後から感じる

視線も、もしかしたら、そういう事なのかもしれない。

今日も長い夜になりそうである。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 00:57Comments(3)

2015年07月09日

県営施設に続く怪異。

サインディスプレイ部 営業のKです。

明日は、ようやく晴れ間が見える一日になりそうですね。

明日一日働けば、2連休。

そんな夜には、やはり怖い話・・・です(キッパリ!)

まあ、あまりというか、全然怖くない話なんですが。

以前、兼六園の近くにあり、木造の古い作りであることから、

当然、霊的な目撃情報も多かった。

旧庁舎



自分も、以前、仕事で担当を数年やらせてもらったのだが、なかなか

様々な体験をさせて貰った。

そして、変なものを見た、

と訴えても、職員の方は、そういうものは気にしない方がいいよ。

あまり気にしすぎると逆についてきちゃうからさ。

そう言われたのが、懐かしいというか、なんとなく自然な感じて

霊的なものと共存している感じがして興味深かった。

しかし、実際には、無視できないようなことが平然と起こった。

いかにも古い制服を着た職員らしき女性。明治の頃のような古い服を着た女性。

物が動いたり浮いたりするのは、日常茶飯事だった。

しかし、ある時、いつもは、じっと立っているだけの女性に、ずっと付いてこられると

いう恐怖を味わってからは、出来る限り気にしない様に努めた。

いまでは懐かしい思い出ででもあるが、不思議とレトロな感じで緊迫した怖さは感じなかった。

ただし、各要所には、きちんとお札がはってあったのはチェック済みだ。

そして、2003年、新舎が完成し移転する事になる。

近代的な高層ビルであり、霊的なものとは無縁に思えるのだが。

正直な所、工事中もかなりの怪異が起こったり、幽霊の目撃も相次いだのだが何とか完成にこぎつけた。

そして新舎。

高層階は絶景の観光スポットにもなっているそうである。

こう書くと、やはり霊的なものとは縁が無い様に思えるのだが、やはり怪異は続いているという。

まず、9階のフロア。

ここは何故か、幽霊がよく出没するという。

そのせいか、以前は、9階のフロアにある課は残業が禁止されたほどである。

また、玄関にある回転式のガラス戸だが、とても頑丈で例え故意的に割ろうとしても

簡単に割れそうも無いのだが、ここも、過去2階ガラスが割れている。

何故か、割れた原因は公表されていない。

そして、駐車場でも女性の霊がよく目撃されている。

旧庁舎から霊がついてきたのか、はたまた、近くにある県立の病院から霊が

寄って来たのかは分らないが、怪異は今でも続いている。

そして、これは、自分の知人の話なのだが、エレベータに一人で乗ると、

必ずといって良いほど、自分以外の存在を感じるという。

また、高層階で、外の景色を眺めていると、たまに窓の外から、こちらを

見ている女がいるらしい(って、窓の外?)

いずれも、職員からの情報です。

そして、やはり要所にはうまく隠してはあるのだが、やはりお札の存在が認められるそうである。

暇な方は一度どうですか?






  


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:03Comments(3)

2015年07月07日

追いてくる女!

サインディスプレイ部 営業のKです。

細田塗料のネット販売、絶賛稼動中です。

是非、ご利用くださいませ。

そんなこんなで、誰も待ってはいない怖い話、いってしまいます。ごめん。


週末には、よく片町へ飲みに出る。

あくまで、一週間のストレス解消の為であり、決して深酒はしない。

そして、健康の為に出来るだけ歩く事にしている。

片町に出る時は、殆ど歩いてゆく。

そして、雨の降っていない帰り道も出来るだけ歩く事にしている。

今日は、そんな風に、飲んでからの帰り道に起こった出来事。

その日も、行き付けの店、数軒で一人で飲んでから、いつもなら

タクシーで帰るところだが、その日は結構飲んでしまって夜風が

とても気持ち良かったので、そのまま歩いて帰ることにした。

いつもは、帰り道には、大通りを通るのだが、その日は何故か

車の通らないひっそりした道を通ってのんびり帰りたくなった。

そこで、大通りを避けて、ひと気の無い道へ。

時間は、午前1時半~2時くらいだったと思う。

片町から自宅まで早足で歩くと、大体40分位。

でも、その日は、鼻歌を歌いながらのんびりと、車が1台通れる

位の細い道をゆっくりと歩いていった。

その道は、自分の中学時代の校下でもあり、昔から変わらないね~とか

一人で探索しつつ、歩いていた。

その時、前方から誰かが歩いてくるのが見えた。

こんな時間に?

自分も歩いているのだが、こんな時間に誰かと寂しい道ですれ違うのは

あまり気分の良いものではない。

しかも、前方から歩いてくるのは、女だった。

白いワンピースに長い髪、そしてはっきりと覚えている赤い靴。

出来るだけ相手とすれ違う時に距離がとれるように、出来るだけ道の

端に寄って歩く。

近づいてきて気付いたのだが、どうやらその女も俺と同じ様に、鼻歌

を口ずさみながら歩いているようだ。

きっと、飲み屋で働いている女性だろうな。酔って良い気分で歩いてるに

違いない、と勝手に判断した。

そう思ってしまうと、怖さとかは消えてしまい、なんか飲んで夜道を

歩いて帰る仲間の様な意識が生まれた。

そして、俺は、後で後悔する事を仕出かしてしまう。

こともあろうに、声を掛けてしまった。

こんな細い道で、突然前方から歩いてくる男に声を掛けられるのは、きっと

怖いに違いない。だから、そっと通り過ぎよう。

そんな心配りは、出来なかった。

大きく明るい声で、

こんばんは!と挨拶する俺。

さすがに、言ってからまずかったかな、と思ったのだが、予想を反した

反応が返ってきた。

こんばんは!と明るい声が。

俺は思わず、立ち止まってしまい、振返ってその女を見た。

そして、心臓が止まるかと思った。

振り向いた俺の顔のすぐ目の前に、その女の顔があった。

しかも、明るい挨拶の声からは想像も出来ないような悲しい暗い顔。

俺は驚いて、思わず、その場から飛びのいてしまった。

そして、その女は、そのまま、何も言わずじーっとこちらを睨んでいる。

しまった!まずい!

そう思うが早いか、そのまま身を反転させて、早足で歩き出す俺。

ついてくるなよ!頼むから。

そう願いつつ、足を速める。

しかし、その願いは、次の瞬間、あっさりと報われなかった事を知る。

俺の足音に重なるようにして、もう1つの足音が聞こえた。

女物の靴の音。

コツコツと俺と歩数を合わせるかのように歩いてくる。

そして、聞こえてくる鼻歌のような声。

そして、時折、その歌が途切れると、何か言ってくる。

いつもと違う道使うからだよ。ふふふ。

見えてるんでしょ?

なんで、この女は俺がいつも歩いて帰る道を知っているんだ?と

考えると、更に恐怖が増した。

歩行者でも自転車でもタクシーでも良いから何か来てくれ!

そう願い続けたが、いっこうに何もやってくる筈もない。

しかし、もう少し歩けば、駅前の開けた場所に出る。

そこまでの辛抱だ!と自分に言い聞かせる。

そして、駅前に。

しかし、人はおろか、タクシーすら停まっていない。

何故?

すると、後方から聞こえてくる笑い声。

その声は、もう若い女性の声ではなく、男とも女とも判断出来ないような

低くしわがれた声だった。

これは、本当にまずいぞ!

そう思った俺は、道を変更して、大通りの方へ早足というより、半分走る

位のスピードで向かった。

そして、大通りへ。

しかし、そこには、車一台も走っていない異世界しか存在しなかった。

ぐへへ、ぐふふ。

そんな笑い声が、また耳元から聞こえる。

逃げなくては!

もう酔いはすっかり醒めてしまい、逃げなくては!という思いしかない。

すぐに、また早足で方向転換して、更に大股で歩く。

しかし、不思議な事に、その女は常に俺と重なるように靴音を

響かせていたのだが、もう靴音は聞こえなかった。

消えたのか?

いや、間違いなくついて来てる。現に、町にはまだ車一台も走ってこないし、

何より、背後から感じる気配は、更に強くなっていた。

そして、歩きながらも、後方を確認する俺。

やはり居た。浮いている。歩くのではなく、少し浮いて、そのまま

平行移動する感じ、だった。

きっと、あの時、声を掛けなければ、見えてるとは悟られなかった筈だ。

自分の馬鹿さ加減を悔いた。

が、今更どうしようもない。

そして、もうひとつ、気なることがあった。

俺自身、あの女に見覚えがあった。

だが、思い出せなかった。

とにかく俺には、その女からひたすら逃げて歩き続けるしかなかった。

幸か不幸か、酔いが醒めたお陰で歩いている足にはふらつきもなく、

快調に歩を進める事ができた。

走ってみるか!

ふと、俺は決心して、相手の不意をつくようにして、突然全力で走ってみた。

10秒ほど全力で走って、そのまま後方を確認する。

更にあの女は近づいていた。

走ったのはまずかったな。単に俺が疲れただけだ。まずい。

そう思ったが、既に後の祭りであり、足は疲れ、息も切れている。

本当にやばいけど、諦めたら終わりだから、と自分に言い聞かせた。

そして、ふと、気が付くと、後方から、再び女の靴音が聞こえてきた。

コツコツ。カツカツ。

今度は、俺と歩く歩数を合わせる訳ではなく、とにかくありえない速さで

靴音が聞こえてくる。

コツコツ。カツカツ。

耳に直接響いてくる。

どんどん近づいて来る靴音。

俺は最後の力を振り絞り走った。

が、無駄だった。

その靴音は走っている俺よりも速い速度で鳴り響き、その音はもう俺の

すぐ背後まで来ていた。

駄目か。

そう思ったのと同時に、その女は俺に並びかけ、そしてこちらを向いて

ニタっと笑った。

そして、そのままスーっと消えていった。

場所は、有松の交差点。

俺は助かったのか?と辺りを見回す。

車が走り、いつもの夜の町に戻っていた。

助かったという安堵感と同時に、俺は、ある事を思い出した。

そう!あの女に何故見覚えがあったのか?ということ。

その女は、以前のブログに書いたのだが、かなり昔、この有松の交差点で

遭遇した、車の助手席に座っていた女だった。

有松の交差点、そして最後に見せた嫌な笑い顔で全て思い出した。

いったい、あの女は俺に何をしたかったのかは謎だが、その後、帰り道には

必ずタクシーを使っているのは言うまでも無い。




ちなみに、以前書いたブログというのは、これなんですよ!奥さん!
あれは、自分が大学卒業したての頃だから、かれこれ20年以上前の事になる。

免許取って最初に買った車。
中古のファミリアという車だったと思う。高年式の割りに安かった。でも、
とにかく運転が楽しく毎日、用も無いのに走り回ってた。
そんなある日、友人の家で遊び、帰りが午前2時か3時だったと思う。
三馬方面から走ってきて、有松の交差点に差し掛かった。
この時間になると、さすがに車は少ないとは思うが、友人の家から、その交差点まで、一台の車ともすれ違わなかった。
で、交差点の信号は赤になる。
当然、ブレーキを踏んで減速する。
その時、ルームミラーの中に何か動いたような気がした。
やっと、後続の車がきたかな!と思い、ミラーに目をやった。
そこで、体が硬直し、思わず、ひっと声を出してしまった。
知らない女性が後部座席に座っている。
目を見開き、姿勢を正し、丁度、記念写真に写るような感じで。
ミラー越しに自分を見てはいなかったが間違いなく、女がそこにいる。
服は白っぽい洋服。
短い間に、結構細かく憶えている。
自分の目を疑いつつも、その女が自分の方を見ていなかった事で、もう一度、ミラーを確認する勇気がでた。
ミラーを見る。
するとあろうことか、今度はその女は、身を乗り出し、丁度、運転席と助手席の間、つまり、自分の肩越しまで身を乗り出し、ミラーではなく、自分を大きく開いた目で睨みつけている。
それを見た瞬間、自分は、無意識にドアを開き、転げ落ちるように車から出た。
赤信号で止まりかけとはいえ、結構危ないのだが、自分の中の何かがそうさせた。
無人の車は、ほとんど停止状態だったため、そのまま、坂になっている道路をゆっくりとバックして路肩にぶつかり止った。
その時、不思議な事だが、耳鳴りがして、尚且つ、自分の他には、この空間に誰も存在しないような無音状態になっていた。
腰が抜けた状態で、車を見る。
女は見えない。
カーコンポからの音楽たけが聞こえる。
そのまま、どれくらい経っただろう。
ふっと耳鳴りが消えた。
そうすると、今までが嘘のように、対向車線や後ろから車が結構走ってくる。
しかし、怖くて車に戻れない自分を皆、不思議そうな顔で見ている。
しかし、他の車が見えると安心する物で、もう一度、車に近づき中を確認する。いない。どこにも。
そこから、自宅まで、何とか車を走らせた。
そして、翌日、購入したカーディーラーへ電話する。
あの車で、誰か死んでませんか?
軽い衝突事故はありますが、けが人も出ていませんとの事。
親や兄弟に話すと、寝ぼけたんだろ!との事。
まあ、それならとそのまま車に乗る事に決定。
しかし、ある日、別の友人の家に遊びに行き、そのままどこかに行くので家の前でクラクションを鳴らすと、その友人が家から出てきた。
ただ、不審そうに、後部座席の方ばかり見ながら。
友人は、そのまま車には乗らず、俺のほうへ近づいてくる。
彼女できたのか?と友人。
は?何言ってるの?と俺。
だって、お前が女乗せてくるなんて。
やめてくれ。このあいだ、変な事があったばかりだから。と俺。
気持ち悪くなった俺は、車から出る。
で、友人と二人で車の中を凝視した。
誰もいない。
あれ?と友人。
だって、間違いなくいたぞ。
髪の長い、妙に姿勢の良い女が!
俺は、慌てて友人の家に入り、友人が見たであろう女の特徴を聞いた。
髪が長くて、姿勢が良くて、目を見開いている。
そして、白っぽいワンピースを着ている。
こうなったら、やる事は1つ。
友人に頼んで、一緒に車屋まで行って、そのまま理由を話し、買い戻してもらった。
結構、安く買い叩かれたが、そんな事はどうでも良かった。
もしかしたら、俺に憑いていたのかも・・・という不安もあったが、次に買った車では、怪奇現象は起こらなかった。
本当にあった話です。




  


Posted by 細田塗料株式会社 at 23:02Comments(2)

2015年07月03日

東尋坊の怪異。その後・・・。

細田塗料、営業のKです。

明日からは2連休。

こんな楽しい夜には、やはり・・・・。

怖い話ですね。

それでは、いってみましょうか!


我慢出来ないので書かせてもらう。

実は、かなり前の事になるのだが、ブログを書き終えてから、一階の電話が鳴った。

飲みに行こうという誘いかと思い、急いで一階に下りて、電話に出た。

無言なのである。

いたずら電話であれば、男が出ればすぐに切りそうなものであるが、ずっと向こうも電話を切ろうとしない。

もしもし?もしもし!

どちら様ですか?

いたずらなら、やめてください!

しかし、電話からは、小さく相手の息遣いが聞こえるだけ。

いい加減にしてください!と怒鳴って

電話を切った。

しかし、あれから、電話に出てはいないが、無言電話は増える一方である。

ある時、あまりにも怖いので、携帯で、友人に家に飲みに来い、と

頼み、今、有人の到着を待っていたことがある。

で、友人の到着があまりに遅かったので、友人に電話を掛けた。

が、何度かけても、繋がらない。

話し中という訳ではないのだ。

ただ、携帯がどうしても繋がらない。

試しに別の友人にも電話してみる。

やはり駄目であった。

そんなことをしていると、玄関のインターワンが鳴った。

友人である。

開口一番、遅すぎる、と言ってやると

彼が言うには、コンビニでおつまみとか買って車に戻ると、車のエンジンがかからない。

おまけに、へんな女に話しかけられた。何か、変な質問ばかりしてきて、宗教の勧誘かと思ったそうだ。

で、その女が、立ち去ると、すぐにエンジンはかかったそうだ。

そして、俺の家に着くと、家の電気が全て消えていて真っ暗だったそうだ。

そして、彼も俺の携帯にかけても、繋がらなかったそうである。

そして、居るんなら、電気点けろよ!と。

電気、ついてるだろ?

えっ、いや、だって、真っ暗だったぞ。

外から家を見に行く彼。

ちゃんと電気点いてるな。でも、さっきは本当に真っ暗だったぞ。

色々な事があったので、そういうことも十分ありえると妙に納得できたので、その話はそこで終わった。

それから、そのまま、かなりの酒を飲んだ。

勿論、怖さを紛らわす為に。

でも、酔っ払っている頭にも、鮮明に覚えている。

物が落ちる。

照明が消える。

そして、ガラス戸の向こうに誰かが立っているのも見えた。

しかし、酔った勢いというのは凄いもので、少しも怖くなかった。

そして、その夜はそのまま二人で飲みながら寝てしまった。

そして翌朝、友人と二人でNTTに電話した。

いたずら電話で困っているので、と言っても個人情報になりますので、と断られた。

しかし、もっと詳しく事情を説明すると、大まかな情報ですが・・・という事で教えてくれた。

福井県の三国交換所管内の公衆電話からです・・・との事だった。

ただの偶然と思いたいが、そこの管内には、東尋坊も含まれている。

まさかとは思うが・・・。

あの電話ボックスが目に浮かんだ。

あの電話ボックスの中に居た女?

そして、最近では、一日に何度か、携帯に無言電話がかかってくる。

まあ、誰からも恨まれないような立派な人間でもないのは自覚しているので、それはそれで納得するのだが。

何も表示されないのだ。

通常、相手の番号が表示されないとしても、非通知とか、公衆電話とか、なにらかの表示がされると思うのだが。

その電話は、いつも、ふっと仕事中に一息ついた時にかかってくる。

そして、何も表示されない。

業者か詐欺系だと嫌なので、いつも名乗らずに、もしもし、とだけ言って電話に出る。

そして、無言。

普通は何か、相手の息遣いでも聞こえてきそうなものだが、全くの無言なのである。

しかし、最近、あることに気付いた。

電話の向こうから、波の音が聞こえる。

それも、遠くから聞こえる波の音ではなくて、チャプチャプといった感じの音であり、まるで海に浸かりながら

電話をかけてきているようである。

もしも、東尋坊のあの時の霊だとしたら、一体、俺に何を伝えたいのか?

それとも、単に俺を呼んでいるだけなのか。

いずれにしても、俺は、もう、あそこには近づくつもりは毛頭無い。


そして、ブログで過去記事のリンクを貼ろうかと思ったのだが、どうも

過去の東尋坊関連の記事は、何故か閲覧出来なくなっていた。

なので、ワードの元データを以下にコピペしときます。

今回の話との脈絡を知りたい方は是非読んでみてくださいね。


北陸で、もっとも有名な心霊スポットといえば、福井県の東尋坊と雄島。

これに異論を唱える者は居ないと思う。

確か、昔、東尋坊というお坊さんが居て、悪事の数々を行い、結局、仲間の坊さん達によってたかって、

殺され、崖から海に落とされた。

そこから、東尋坊という名前が付いたと聞いた。そして、日本有数の自殺の名所でもある。

確か、以前、テレビで崖の上から海を写したら無数の顔と手が写ったという写真が公開されていた。

そして、ここから、飛び降りた自殺者の死体が流れ着くのが、雄島。

島へ架かる橋の途中で振り返ったり、島を反時計回りに回ると命に関わる凶事が起こると言われている。

そして、当然、自分達も過去に一度、探検に行った事がある。

雄島から、行ったのだが、どうやら、肝試しスポットとして大人気らしく、深夜だというのに、かなりの人で

賑わっていた。

これでは、探検どころではないので、さっさと雄島を後にして、東尋坊へ向かう。

夜は、車は奥まで行けない様になっており、適当な場所に車を停めて、徒歩で、崖を目指す。

ここも昼間はかなりの観光客で賑わうのだろうが、深夜12時を過ぎている今、人の気配はない。

先程の雄島と対照的であるが、これも、ここは本当にやばいという事で誰も近づかないのだろうか?

そんな話をしながら歩いていると、有名な命の電話ボックスが見えた。

ここも、幽霊が目撃されるのは勿論、その電話の受話器を取ると、死んだ者達の声が聞こえるそうだ。

怖いもの知らずの1人が写真撮影。

ついでに、本気で受話器を取ろうとしたので、これはさすがに皆で止めた。

そして、電話ボックスを横目に、まっすぐ崖に向かう。

波の音しか聞こえない。

例の彼は、。相変わらず、写真を撮りまくっている。

で、崖に到着。

昼間なら高さで尻込みしてしまうであろうが、夜なので、下は暗闇で高さは感じない。

だから、全員で、身を乗り出すようにして、黒い闇を崖の上からじっと眺めた。

相変わらず、写真を撮っている馬鹿がいる。

すると、1人が、言った。

何か、聞こえないか?

そう言われて、皆で耳を澄ますと、確かに何か聞こえる。

人の声である。波音に消されてよく聞こえないが、人の声。

それも、うめき声とかではなく、ざわざわと話す声。

皆、きっと危険を感じたのだろう。

誰が言ったわけでもないのに、全員で今来た道を車に向かって歩き出す。

次第に、全員がかなりの早足で歩いている。

そう、確かに、怖かった。本気で。

そうして、歩いていると、今度は、念仏のような声が後ろから聞こえ、それが、段々と近づいて来る。

そして、かなりすぐ後ろで聞こえた瞬間、全員が無言で走り出していた。

本気で恐怖を感じると声が出ないのか、全員が無言だった。

走る事で、少しだけだが、その念仏は遠ざかった気がした。

もう、既に全員が全力疾走である。

ただ、自分は、例の電話ボックスの横を走りぬける時、チラッとではあるが、確かに見てしまった。

電話ボックスの中から、女がこちらを見ているのを。

人間か、幽霊か、それは断言出来ないが。

時刻はもう午前一時を回っている。

となれば、たぶん、後者の方だろう。

そのまま、何とか、車にたどり着き、全員が乗り込むと車はすぐにその場を後にした。

その時、誰も後ろは振り返らなかった。

そして、無事、帰還した自分達ではあるが、その後、再び、嫌なものを見せられる事になる。

そう、写真を撮りまくっていた馬鹿の写真には、当然、沢山の者達が写っていた。

写真の処理は、その馬鹿に任せて、俺達は一時でも早く、忘れるように努力した。

まあ、この日記を書く為に、しっかり思い出してしまいましたけどね。





  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:23Comments(1)

2015年07月02日

存在を主張する霊

サインディスプレイ部 営業のKです。

心霊系のブログを書くようになってから、本当に、不思議な事が起こるようになった。

自分は、一戸建ての家に住んでいる。

築15年位なので、まだそれほど古めかしくはないと思っている。

以前は、1人でこの家に居ても、まあホラー映画を見たとき以外は、怖いと感じた事はない。

実はハムスターを飼っていて、いつも元気にケージの中を走り回っていて、心を和ませてくれる。

別に、寝るのも当然、部屋を暗くして寝るわけだし、怖い夢を見ることもなかった。

しかしである。

たぶん、気のせいだと思いたいのだが、このブログを書くようになってから、頻繁に間違いなく、

家の中で、異音がする。

自分は、いつも2階の部屋にいるのだが、階段をのぼる音が聞こえたり、風呂場のドアを開ける音が聞こえ

たり。

更には、部屋をノックする音が聞こえたりする。しかも、決まって真夜中に。

ハムスターもいつもは元気に走り回る音が聞こえていたが、最近は、何かに怯えたように、じっとしている

のか、心配になる位に静かだ。

そして、怖い夢で目が覚めることも多くなった。

それこそ、毎晩のように、怖い夢を見る。

決って、同じ女の夢。

夢はいつも決まって自分が何かから逃げている夢だ。

ある時は、森の中だったり、ある時は屋敷の中だったりとバリエーションは有るが、同じなのは、常に

何かから追われ、そして、自分が逃げている夢。

まるで、鬼ごっこでもしているかのように。

そして、捕まりそうになると、いつも目が覚める。

待て~、待て~・・・・そして、つ~かまえた。それの繰り返し。

で、今日、仕事から帰宅すると、2階の部屋のエアコンが作動していた。

タイマーは日頃から使っていないし、消し忘れる事も絶対に無いと自信を持って言える。

しかし、間違いなく、家に入ると、冷たい風が感じられ、辿っていくと、2階の自分の部屋のエアコンが作動し

ている。

そして、これが一番気になっていること。

それは、頻繁に家のあちこちに長い髪の毛が落ちている。

それも、結構、頻繁に。かなりの本数。

ある時などは、自分の枕元のすぐ横に、束になって落ちていた。

まるで、わざと目に付くように、存在を主張するかのように。

俺自身は、髪は短いので、違うと思うし、家族の中にも髪の長い人間はいない。

では、誰の?

考えると、怖くなってしまうので、考えないようにしている。

しかし、常に護身用の木刀を傍らに置いて生活している。

そして、こうして日記を書いていると、必ず背後に気配を感じたり、音がしたりする。

今も勿論、背後から、かすかに呼吸音がしている。

しかし、けっして、振り返って確認はしない。

もしも、振り返って、あの女が笑っていたら・・・・・。

そう考えると。

まだ当分の間、部屋の照明は点けたまま寝る事になると思う。




  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:18Comments(2)