2015年08月17日

霊とパスタのちょっと良い話。

こんばんは。

サインディスプレイ部 営業のKです。

いやー、今朝は早くから、雨に降られながら、お客さんの所で

一生懸命、働いてきました。

あっ、余談ですが、どうしても、幽霊とかが見たい方は、夜ではなく、

明け方、しかも、夜が明け始めた頃が、一番のベストタイミングですので!

まあ、そんな奇特な方は、居ないと思いますけどね(笑)

そんなこんなで、今夜も怖い話いきます。

っていっても、今夜の話は、怖くない、とっても良い話です。

それでは、それでは。


以前、金沢市内、それも俺の家からさほど遠くない所にオシャレな

パスタのお店があった。

あった・・というのは、今は、理由は分からないが、店を閉めて

しまっているから。

お洒落という言葉には全くもって縁の無い俺ではあるが、なんでも、そこ

のマスターは霊の姿を見たり、話したり出来るという情報を聞いた。

なので、心霊スポットに行く時よりも、沢山の勇気を振り絞って

そのお洒落なパスタ店に行った事があった。

そして、その時に、俺の古くからの友人もご同行願った。

その知り合いというのは、だいぶ以前、事故で人を轢いて死なせて

しまった事があった。

死亡事故を起こしても悪びれもせず、さっさと気持ちを切り替えて

忘れてしまう人間もいるが、彼は違った。

ましてや、彼は運転が荒いとか下手だとかということもなく、俺と同じく

ラリーやジムカーナを趣味でやっている反面、公道では、きちんと

安全運転に徹する、そんなタイプの人間だった。

そして、そんな彼が起こしてしまった事故というのは、若い頃、夜に車を

運転していて、街灯も無い様な暗い場所で、運悪く、酔っ払った男性が

道路に寝ており、それに気付く事が出来ず、その男性を轢いてしまったという

加害者にとっても、被害者にとっても、悲惨な事故だった。

実際、交通刑務所にも入る事はなく、また、その男性の奥さんにも

どちらも運が悪かっただけなので、気にしないでください、と

言われたほど・・・であった。

だが、その友人は、被害者宅にお詫びに行った際に見た、まだ小さな子供が

泣き叫ぶ姿や、奥さんの優しさが、逆に罪悪感を呼んでしまったようだった。

だから、その友人は、遊びに行く事も、恋愛もせず、お酒も絶っている。

ただ働いて、毎月、出来るだけの金額を遺族に支払うだけの毎日。

何が楽しみで生きているのかを聞いてみても、自分は他人の命を

奪った人間だから、人並みに、人生を楽しもうとか、謳歌しようなんて、絶対

にしてはいけないことだから、と答える。

そんな真面目な人間だ。

そんな彼と、そのパスタ屋に行った時の事だ。

注文を聞きにきたマスターが、しばらく友人の顔をみつめて、こう言った。

余計なお世話かもしれませんが、貴方の後ろに30代くらいの男性がいらっしゃいます。

別にとり憑いているとか守護霊とかいう意味では無くて。

で、男の方が言ってるんで、そのまま伝えますね。

私を轢いた事は、もう忘れて良いから。貴方はまだ若いんだから、もっと

人生を楽しんで欲しい。私はそれがずっと心配で、それを伝えたくて、

貴方のそばでずっと見守っていた。

だから、本当にもう忘れて、自分の人生だけを考えなさい、と伝えてくれ、と言ってます。

それだけ言うと、マスターは奥に入って行った。

そんな事実は、ほんの一握りの人間しか知らない事で、到底マスターが知っているとは

考えられない。

彼は、肩の荷がおりるのを感じ、その場で大声で泣いてしまった。

そんな友人とマスターのやり取りを目の前でみてしまったものだから、次にマスターがテーブル

にパスタを運んできた時、マスターについつい聞いてみたくなった。

霊が見えるそうですけど、自分にも何か、悪霊が憑いてる、と言われた事が

あるんですけど、どんな悪霊ですか?と。

すると、マスターは言った。

あんまり、こういう事ばかりやってるとパスタの店か何の店か、自分でもわからなく

なるので嫌なんですが、まあ、小さな女の子、えーと、貴方のお姉さんですね。

で、その女の子が貴方を守ってくれていますよ。

っていうか、今の悪霊って言葉にバカうけしてしまって、笑い転げてますけど?

こんな悪霊なんてあり得ないです。

もしかして、私のこと、試しましたか?と鋭く突っ込まれた。

一瞬、ムッとした顔をされてしまったが、その後、お客さんが少なくなった折に、

その手の話題で盛り上がってしまった。

正直、これだけの力があれば、そっちの道に進んだが大儲け出来る様な気がするのだが。

確かに、彼はそういうことで謝礼とかを貰う事は頑なに拒否するらしい。

顔もイケメンさんだしね。

勿体無い話であるが、逆にそういう所が好感が持てたのも事実である。

今はどうしているのだろうか?


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:07Comments(6)

2015年08月16日

マンションのプールに立つ女!(金沢市)

サインディスプレイ部 営業のKです。

明日は朝早くからお客様のところへ直行です。

朝の4時半には起床しないと・・・・(涙)

あ~楽しいお盆休みでした(泣)

それにしても、ブログにアップする怖い話(社長、すみません!)を過去の体験から

思い出していると、出てくる、出てくる。

忘れないうちに、簡単にワードで書き綴るんですが、これがなかなか大変です。

しかも、昔、個人ブログやってた時の話もまだまだ残ってるし、話のネタは

まだまだ豊富かもしれません。

勿論、その中から、本当に害が及ぶ様な危険な話は、当然、除外しております

ので、ご安心ください。

それにしても、これだけ沢山の恐怖体験って、俺の人生って、幸せだったのかな?

まあ、考えると、夜も眠れなくなりそうなので・・・・。

それでは、怖いはな・・・・おっと、忘れるところでした。

ちゃんと、仕事もこなさないと・・・・。

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社長、ちゃんと、お仕事しましたので、冬の賞与期待しとります(気が早い)

それでは、今日の怖い話、スタート致します!


そのマンションは金沢市のとある場所にある。

環境も良く、交通の便も良いせいか、駐車場を

見る限りでは、いつも満車状態である。

かなり大きいマンションであるが、大通りに面していない為、車の通り自体は少ない。

実は、俺は通勤の行き帰りに、毎日そのマンションの横を通っている。

最初はそこがプールであるとは思わなかった。

常にガラスが水滴で曇っていて中が良く見えなかったから。

だから、車から見るその場所は、噴水のあるエントランスのような場所だと勝手に

思い込んでいた。

何故なら、その場所でいつも同じ場所に座っている白い服の女の人が見えたから。

当然、服も着ていたし、常にうつむく様に、何かを読んでいる様な姿勢に見えた。

だから、きっと、そこの住人が、くつろげるエントランスで、癒しの時間を

過ごしているのだろう、と羨ましく思っていた。

しかし、つい最近、その場所が実はプールである事が分った。

いつもは、窓の色のせいか、窓の水滴のせいか、中の様子が、はっきりとは

見えなかったから。

しかも、急いでいる朝と暗い夜にしか、そこを通らない為、しっかりと確認出来なかった

のだが、その時は偶然昼間にそこを通る事になったから。

しかも、その時は、夏休みなのか、子供達が泳いでいたのが見えたからである。

そして正直、プールだったという事実には驚かされた。

何故なら、今、その子供達が泳いでいる場所に、ちょうどその真ん中位の位置に、

いつも、その女は立っていたのである。

しかも服を着たまま。

位置的には、水の上に立っていたことになるのだが。

そして、目を凝らす俺の目に、またしても、その女性が見えた。

少し離れた位置から、泳ぐ子供達を見ているようだ。

そしてじっと見ていた俺の方に顔を向けると、その女は、うっすらと笑った。

俺は急いでその場を離れた。

しかし、あの笑みはどういう意味があるのか?

子供達にプール事故など起きなければ良いのだが。

そう思った。

ただ、どうしてもあの女が人間か、幽霊なのか、そして何の為にあそこにいるのか、が

知りたくて、その日の夜、帰り道に、そのマンションの隣にある駄菓子屋のベンチから、

様子を伺う事にした。

勿論、一人では怖いので、会社の後輩も同伴させたかったのだが、怖いという事で

断られてしまった。

一人で車を停め、出来るだけマンションに近いベンチに座り、コーヒー片手に

その時を待つつもりだった。

すると、断った筈の後輩が、車ではなく歩いて、俺に近づいて来る。

どうした?と問う自分に、

いや、やはり心配だったので、と返してきた。

なんか少し元気がないように感じたが、一人より二人の方が当然心強い。

そして自分達が、マンションのプールを見た時、もう既にその女はそこに居た。

相変わらず水滴でプールの中の様子は、はっきりとは見えなかったが、夜のせいか、

泳いでいる子供は、もういないようであった。

しかし、その時に始めて気付いたのだが、夜なのに、照明も薄暗いのに、何故か、

白い服の女だけは、その顔も含めてはっきりと見えた。

髪は肩くらいまであり、顔立ちはほっそりしており、だが、怖いという感じではない。

しばらく、そこから、様子を伺っていたのだが、いつも違い、その女はその日に限って、

わざとこちらに見えるように、全面のガラス窓の前に立っていた。

もしかして、俺達の事、バレてるのかもな?と後輩に言った。

すると、後輩は、それじゃ、俺、もっと近くから見てきますね、と返した。

おいおい、怖がりの筈なのに、どうしたんだ?と驚く俺を尻目に後輩はスタスタと

マンションの方へ歩いていき、そのまま、エントランスの方へ消えていった。

それから、その女は、何かに応えるように身を反して、自分の視界から消えてしまう。

それから、どれくらいの時間がすぎたのか。

だぶん、30分くらいだったと思う。

さすがに、何の連絡もない後輩の事が心配になってきた。

しかも、あの女も消えたままだった。

もしかして、後輩の身に何かあったのか?

頭の中は、その事で一杯だった。

そして、その時、突然、携帯がなった。

後輩からの着信だった。

俺は慌てて電話に出た。

もしもし、お前、大丈夫なのか?

そう問いかける俺の言葉に、予想外の返事が返ってくる。

何を待ってるの?

女の声だった。

俺は、そのまま、携帯を地面に放り出してしまったのだが、携帯を放り出すのと同時に

俺の座っているすぐ真横から、

もしかして、私?

という声が聞こえた。

勿論、携帯からの声ではなく、間違いなく、俺の隣に女が座っていた。

ビクっとなって、横を見た時、その女は、すぐ横にくっ付かんばかりに近づいて座っていた。

いつもの白い服、だが、その顔は、焼け爛れたというか、水でふやけたというか、

とにかく、いつも見えたあの女の顔ではなく、一目見ただけで大声で悲鳴を

上げてしまう程のの邪悪で憎悪に満ちた醜い顔が、そこにあった。

自分は結局、携帯を拾うと、急いで車に乗り、その場を後にした。

正直、後輩の事が気掛かりだったが、そんな事を考える余裕は微塵もなかった。

結局、その夜は、慌てて、家に帰り、そのまま部屋の明かりを点けたまま、

朝を迎えた。

そして、翌日は、通勤路を変更し、早めに出社し、後輩の出社を待った。

そうしていると、眠たそうな顔をして、後輩が出社してきた。

俺は、先ずはすまなかった、と謝り、昨日の出来事を説明した。

その間、後輩はずっと不思議そうな顔で俺を見ていたが、俺の話が一段落した

ところで、こう言った。

あのですね。俺、昨日ちゃんと断りましたよね?

だから、昨日は会社からまっすぐ家に帰って、それから一歩も外出していませんよ、と。

今度は俺が、不思議な顔になってしまった。

後輩が嘘を言っているようには見えなかったし、確かに昨夜の後輩の様子はいつもとは

少し違っていた。

では、昨日、俺と一緒に公園からプールを見ていたのは一体誰だったのか?

そう考えると、更にぞっとしてしまった。





  


Posted by 細田塗料株式会社 at 09:28Comments(7)

2015年08月15日

ブロック不可能な悪霊という恐怖!

こんにちは。

サインディスプレイ部 営業のKです。

しかし、まあ、こんな天気の良い盆休みに、こんな怖い話を書いている自分って。

どうなんだろうか?

勿論、幸せに決まってるじゃないですか!!!!

それでは、怖い話、いってみますね。




前回のブログに書いたが、自分の以前勤めていた会社は、コンピュータ

関係の会社であり、そこそこ規模も大きく、市町村のデータ処理や管理も

請け負っていた。

更に、プロバイダ業も早い時期から行っていた。

だから、公的機関とのネットワークを構築し、データベースとして、機密管理

している部署があった。

部署といっても、なかなか謎に包まれた部門であり、そこの人間と顔を合わせるのは、

正月の新年御礼会くらいのものだった。

つまり、その部署は、本来の業務を行っている建物から隔離された場所にあり、

その部署の建物自体が、機密保持の為、ある意味、要塞のような厳重な警護

のもとに、運営されていた。

そして、当然ながら、そこは3交代制で24時間の勤務体型となる。

最初は、休日や欠勤も考慮して、9人がローテーションを組み、その業務に

あたっていた。

人数も少なく、電話も掛からない夜間のシフトは通常、1人でこなしていた。

実際、夜に行う業務は、殆ど無く、1人で十分であった。

しかし、問題が発生する。

出る・・・・のである。

なんの因果があるのか、はたまた、どんな事件でもあったのかは不明だが・・・。

間違いなく、毎晩のように、それは現れたという。

それこそ、映画に出てくる銀行の金庫のような厳重な重い扉が2箇所設置されており、

そこの扉にも、ガードマンが一人ずつ常駐していた。

それこそ、ルパン3世でもないかぎり、突破不可能な厳重な警備体制。

だが、そういうものは、霊には関係ないらしい。

そして、一旦、霊に侵入されてしまった室内では、厳重な扉で囲まれた密室は逆に逃げ場

の無い地獄になってしまう。

入室するだけで、幾つかの暗証番号を打ち込み、更にキーカードを差し込まなければ、

扉の向こうにはいけない。

更に、安全性の為か、扉は、ゆっくりと自動で開くので、人間が通れるだけの空間が

出来るまでに、30秒ほども掛かってしまう。

だから、普通、幽霊に出会ったものは、恐れおののいて、逃げると思うのだが、その

部屋に幽霊が現れた場合、緊急ボタンを押して、外部からの助けを待つか、それとも、

自らが、扉を開ける操作をするか、2つに1つなのだが、どちらにしても、長い時間、

霊と睨みあう事になる。

霊は、女だという話であるが、知らない間に、背後に現れて、肩越しに、フフフ、と

笑うのだという。

当然、びっくりして椅子から転げ落ちるようにして、逃げるのだが、無機質な

大型のコンピュータに囲まれた部屋。

隠れようにも逃げようにも、行く場所がない。

そして、その女の霊は、恐れおののいている姿が楽しいのか、ゆっくり歩いて

近づいてきたり、スーッと滑るように近づいてきたりするそうだ。

そして、泣きそうになっている人間を見ては、ニヤニヤと笑っていたそうだ。

また、ある時には、わざと姿を消して、もう消えたのか?と思わせた途端に、

背後から、ここにいるよ!と低い声で囁いてくる事もあった。

そして、助けがくるか、もしくは、自力で逃げるか、の間の人間の慌てぶりを

ケラケラと楽しそうに笑い、楽しみ、そして、スーッと壁の中に消えていったそうだ。

ただ、その部署にも、勇気ある者が居たようで、通常、昼のシフトしか出勤しない

Aさんが、わざわざ非番の日に、幽霊退治?の名の下に、勇んで夜のシフトに

プラス1名のボランティアという形で参加したらしい。

Aさんの場合、霊感があるとかではなく、生まれて一度も幽霊など見た事はなく、

そんなモノは、怖くもなんともないというのが、自信の根幹にあったようだ。

だが、そのAさんの自信は、女の霊が現れたと同時に、簡単に崩れ去った。

もしかすると、霊に対して、強気の発言をするAさんを霊も目障りだったのかもしれないが、

その時、その女の霊は、仮眠ベッドに寝るAさんが、寝返りをうった時に、ちょうど

Aさんの顔のすぐ近くに、顔がくるようにして、現れたそうだ。

ということは、しばらくの間、Aさんは、その女の霊と遺書に寝ていたということになるが。

そこから、転げ落ちるようにして逃げたAさんは、そのまま腰を抜かした状態になってしまい、

同じ部屋にいる同僚が止めるのも聞かず、その部屋から、自力で出て行こうとした。

以前、その部屋から自力で出ようとして、慌てた為に、過去に一人が大怪我をしていた。

だから、そういう緊急時には、緊急ブザーを押して、外の警備員を呼ぶ事になったいたのだが。

かくして、Aさんは、一生懸命に操作パネルにしがみつくようにして、暗証番号を打ち、

キーカードを挿入するのであるが、その間、ずっと、その女に背中を向けることになる。

だから、その操作の間、ずっと、その女はAさんの背中に覆い被さるようにして、何かを

囁いていたという。

操作する手も掴まれ、顔も、何度も覗き込まれた、という。

それでも、逃げたい一心なのか、Aさんは、何とか操作を続けた。

そして、最後の扉を開けたとき・・・。

きっと、足元がどうなっているか等、記憶になかったのだろう。

そのまま、5段ある急な鉄の階段を転げ落ちてしまった。

頭も打ち、数箇所の骨折、結局、Aさんは、入院中から、精神に異常をきたし、

そのまま、会社を辞めてしまう。

そして、何故、自分が、そんな機密保持の部門の話を知っているか、といえば、一度、上司から

その部署での配置転換に応じるかどうかの打診があり、また、社長を交えた、

対策?会議にも、出席させて貰った事があるから。

ただ、やはり社長を交えての会議の議題に上るくらいであるから、本物なのだろう。

ただし、議題に幽霊という文字は出てくることは無く、あくまで、不慮の事故に対する対応に

ついて、という議題にすり替えられていたが。

ちなみに、現在ながら、その後の夜のシフトは、3人で行う事になった。

勿論、最新のコンピュータ室に何枚も御札を貼った状態で。

だが、それでも、その霊の出現は、無くならなかったそうである。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 12:46Comments(1)

2015年08月14日

その高校には・・・・出る!!

サインディスプレイ部 営業のKです。

いや~、昨晩は、片町で、1時まで飲んでました!

楽しかったですよ!一人飲み(涙)

という訳で、ライフワークの怖い話、いきま~す!

これは、自分が以前勤めていたコンピュータ関係の会社での出来事。

ある県内の高校から、頻繁にクレームの電話が来た。

眺めの良い綺麗な新設校だった。

その学校は当時、コンピュータを使った授業のモデル校に指定されており、全ての授業が

コンピュータを使って行われていた。

そして、そこには、巨大なコンピュータ教室があり、その教室だけで、最新のコンピュータが、

100台以上設置されている。

それらのコンピュータは全てネットワークで繋がっており、先生が使うホストコンピュータから

リアルに監視されることになる。

しかし、そのコンピュータの中の何台かは、時として認識出来なかったり、又、プログラムが

暴走するといった事が起こる。

その度に、クレームとして呼び出される訳である。

クレームに対して、当然、床をめくって、ネットワークケーブルを含めての総点検となるのであるが、

いつも全く異常が無い。

通常、不具合箇所を消去法で潰していくと、たいていの場合、原因が特定できるのであるが、

全くどこも問題゛か無いのである。

ただし、その不具合の出るコンピュータを調べている時、不思議な事に気が付いた。

先ず、そのコンピュータの周りには、髪の毛が異常に多く落ちている事。

そして、コンピュータデスクの上の部分が爪で引っかいたように、大きく痕が付いていた。

普通、人間の爪がこんな痕がつく位、爪を立てれば・・・・。

そう考えると、ぞっとしてしまった。

そして、一番ひどかったのは、その机周辺の床とコンピュータの周りが、粘りつくような透明の

液体でベットリとしていた事。

それでも、なんとかするのがプロの仕事と思い、更に色々と調べている時、教室の天井を

カサカサと這い回る音がした。

そして、苦しそうな息遣いも同時に聞こえてきた。

教室で作業をしている全員が、妙な緊張感に包まれていた。

その時、一人の同僚が、ある事に気付く。

マイコンピュータのプロパティで見ると、コンピュータ名とコンピュータの説明の部分が、

特定の個人名と説明に書き換えられている。

名前は、男性の名前。

そして、説明文には・・・・。

○○年○○月○○日、○○からのいじめにより、自殺、と。

と同時に、窓ガラスがピシっと音を立てて、軋み、会話も出来ないような強い耳鳴りに

襲われた。

そして、その時、確かに見てしまった。

窓ガラスの向こう側から、こちらを覗く少年の姿を!

何故か、びっしょりと濡れたような制服姿で、じっと恨めしそうに睨んでいる。

しかし、そこは、3階の教室。

窓の外に立てる人間などいる筈もなかった。

そして、その少年が、窓に手を掛け、窓を開け、教室に入ろうと片足を掛けた時に、

体は硬直から開放され、全員で、慌てて、その教室を出た。

全員が聞き、全員が見た。

もう、これはコンピュータの技術的な問題ではないと判断した。

それを先生に告げると、先生の顔色が変わり、どんどん蒼ざめていった。

ある者が、その先生に聞いてみた。

もしかして、あの教室で自殺された生徒さんって居ますか?

しかし、その先生から、返事は帰ってこなかった。

そして、その学校から、2度とクレームがくる事は無くなった。

とても怖い実話である。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 11:39Comments(1)

2015年08月13日

夏休み、おばけ列車!

まあ~、こんなサイトにこんな素敵なものが売ってるじゃないの!

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社長、ちゃんと(たまには)仕事にも貢献してますからね~

という訳で、サインディスプレイ部 営業のKです。

昨日は、自分が書いておりますブログに対して、ご褒美?として、

社長から、ビール他、詰め合わせを頂きました。

まあ、ざっと、こんなもんです!

でも、強いて言えば、自分はビールが嫌いなので今度からは、ウイ(モゴ!モゴ!)

という訳で(何回言ってる)怖い話スタートです。

今日のお話は、数年前に家族で行った北鉄のおばけ列車のお話です。

今も行われているかは、分からないが、以前、北陸鉄道の鶴来線という路線で、夏休み

の子供向けに、おばけ列車というものが催行されていた。

自分も家族でと一緒に乗ったのだが、参加者もおばけに仮装すると、チケットが半額になる

ということで、取り敢えず、おばけに仮装した。

仮装は、おでこの目玉のシールを貼っている簡易?仮装の者もいれば、頭から足先まで、一体

予算に幾ら掛けてるの?と聞きたくなるような本格的な者まで、様々だった。

列車の中はカーテンで窓が全て塞がれ、本格的な妖怪の格好をした終点の町の青年団の

皆さんが、子供達を怖がらせるという趣向だった。

泣く子もいれば、妖怪と対決している子もいて、なんか子供に戻ったみたいで楽しめた。

但し、このような催しでも、やはり霊は寄って来るものなのかも知れない。

その妖怪の格好をした人間に混じって、明らかに異質なモノも、そこには確かに居た。

他が妖怪の姿で、わざと大袈裟に振る舞い、子供達を驚かせている中で、どうやら

誰かを探しているように、一人ひとりの子供の前にしゃがみこみ、じっと顔を

見ては、小さな声で、違う、と言っている。

姿も、白い布を巻いただけの女だったが、長い髪のせいで、顔は全く分からない。

そして、他の妖怪達?が、他の車両に移動しても、一心不乱に、子供の顔を

覗き込んでいる。

そして、多分、他の妖怪役の者も、不審に思っているのか、、たまに、こんな奴居たか?

というように、その女を目で追っている。

そして、その女は、自分の居る車両の子供全員の顔を確認すると、そのままドアを

開けることなく、スーっと隣の車両に消えていった。

自分は、子供をブロックする事に専念していたのだが、なんとか、無事に終点の

駅に到着した。

終点に着くと、とある神社で肝試しになるのだが、そこにも、確かに本物がいた。

元々、この神社には、女の幽霊が目撃されているのは、有名なのだが、あれほど

あからさまに現れるというのもある意味凄い事である。

今日はお化け列車の肝試しが行われるという事を知っているのだろうか?

その時の肝試しは、何人かのグループになり、神社周辺の暗い夜道を、決められた

チェックポイントを目指して歩くというものであり、特に、仕掛けも無ければ、驚かす役の

人間もいなかった。

それなのに、その女は、わざと目に付くような木の陰などから、こちらの様子を伺っていた。

そして、それを見つけた子供達は、たぶん驚かす役の大人だと思い込み、走って

近づき、怖くないもんね~などとその女の霊をからかったりしていた。

が、何故か、不思議と危険な感じはしなかった。

というよりも、霊も子供達との触れあい?を楽しんでいるかの様だった。

自分が以前聞いた噂では、非常に危険な霊であるという認識があったのだが、

目の前にいるソレは、明らかに友好的だった。

ただし、どこかの子供達が一緒に写メを撮ろうとして、一瞬、怖い唸り声をあげて、

子供の手を振りほどいた時には、泣き出す子供達で、一瞬ヒヤリとさせられた。

そして、その場はなんとか無事?に通り過ぎ、全員がお土産屋でソフトクリームを

振舞われたのだが、その時には、お化け役の人にあったけど、全然怖くなかったと

自慢する子供と、そんな大人は居なかったよ、という子供で大盛り上がりしていた。

そして、じゃ証拠!と撮った写メを自慢げに差し出したのだが、結局、そこには

何も写っておらず、そこで、また大騒ぎになってしまった。

そして、帰りの列車を待つ間に、娘をトイレに連れて行ったときも、ソレは現れた。

トイレの外で待つ自分の横に突然女が現れ、スーっトイレの中に入っていった。

ただ、邪悪な気は感じられなかったので、無視していたのだが、やはり子供は勘が鋭いのか、

結構気付いている子供は多かった気がする。

よく、この神社にカップルでいくと、女の神様が嫉妬して、別れる羽目になる、という話を聞くが、

やはり、土地柄というか、ここには、女の神様やら霊が多く存在しているのだろうか?

そして、帰りの列車の中。

3両編成の列車は乗っている人も親子連れが10人くらいで、何故か全員が一番前の

車両に乗っていた。

帰りは、カーテンも外され、ただ、暗闇の中を進んでいく列車に身を任せるだけだった。

そんな時、自分達が乗っている車両から、かなり離れていたが最後尾の車両に女が乗っている。

一見、普通の女。

だが、首から上が無かった。

いや、無かったというより、首がほとんど千切れかかって皮一枚で繋がっているように

首が横に垂れ下がっていた。

きっと、この列車に飛び込んで自殺した女が成仏できずに彷徨っているのだろう、

そう感じた。

道連れを探しているような危険な気を感じた。

そして、小さな声で何か歌のようなものを口ずさんでいるのが聞こえた。

勿論、大人たちには、全く見えていないようだ。

しかし、子供達は気付いているのか、そちらには行こうとしない。

しばらく、その場で、体を揺らすように何かを口ずさんでいたが、ある場所にくると、

そのまま、線路に飛び込むかのようにして、すーっと列車のドアから落ちていった。

たぶん、ここが、あの女が列車に飛び込んで人生を終わらせた場所なのだろう。

そして、きっと彼女は永遠にこの列車で終わりの無い乗車を続け、あの場所を

通る度に、自殺を繰り返さなければならないのだろう。

やはり、自殺はするものではない、そう思った。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 10:50Comments(1)

2015年08月12日

お盆にあの世から帰ってくるモノ!

サインディスプレイ部 営業のKです。

世間ではお盆の帰省ラッシュという非常に羨ましい?現象が発生しているらしい。

ちなみに、自分は今日も仕事である。

ずっとずっと仕事なんだよ~!

俺のことはほっといてくれよ~!

昨晩もお客さんの飲み会で、午前4時まで、引っ張りまわされたんだよ~!


それでも、ちゃんと遅刻せずに会社行ったんだよ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さて。

帰省といっても、実家は徒歩10分位のところであるから、帰省ラッシュも関係ない。

しかし、いつも、このお盆の時期に感じる事なのだが、確かに、あちらの世界から帰って

きている方達が沢山いるようである。

この時期は、常に背後に視線を感じながら生活している気がする。

だからといって、不思議と怖い感覚は無い。

ご先祖様だからなのかは分らないが悪意というか危険な感じがしない。

それどころか、何か守られているという気さえするのである。

だから、たとえ、トイレに入っていて、ノックされようと、ドアのチャイムをならされようと、

普通に対応している。

たとえ何が見えたとしても、何もなかったかのように明るく振舞う。

よく分からないが、たぶんご先祖様達も、存在をなんとなく気付いて欲しいという

気持ちはあっても、驚かそうとはしていないと思うから、やはりそういう気持ちに

応えるのも子孫の役目?かもしれない。

しかし、そんな安全なご先祖様に混じって、危険な霊も戻ってきたりしているようである。

今朝、目が覚めると、寝室のドアが開いていて、廊下には積んであった本が散乱していた。

また、昨日の昼間は、テレビを見ていると、間違いなく、俺の背後、すぐ傍に小さな子供が

立っていた。

そのまま、テレビを見続けたが、家具のガラスに映りこんだ俺の背後に確実にそれは見えた。

そして、昨晩、夜中に1階のトイレに降りた際、トイレがある廊下の端に女が立っていたのを

視界の隅っこに確認できた。

そのまま、電気をつけ、わざとトイレのドアを少し開けた状態で用を足した。

こんな場合、ドアを閉めて鍵等かけると逆に危ない事を経験で知っている。

すると、ドアの隙間から覗く女。

はっきり言えば怖かったが、怖がっている事を悟られる事は尚更、危険な事も知っていたので、

無理に強気に装って、

何か用か?

ふざけんな。

忙しいんだよ。

と声高に言うと、そのままその女は、

また廊下の端のほうへ消えていった。

そして、用を足し終えて、ドアを開け、廊下のその女の位置を確認しようとして驚いた。

ドアを開いた、その目の前にその女は立っていた。

大きく目を見開いて!

ビクっとしなかせらも、無意識に両手を大きくパンと合わせる俺。

そうすると、女は、ニタ~っと笑いながらスーッと滑るように壁の中に消えた。

そして、その腹いせが、今朝の本の散乱なのか?

まあ、お盆の間は、それなりに我慢しないといけないのかもしれない。

そろそろ、御札も新調しなきゃ。


  


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2015年08月10日

金沢市のバス停での恐怖体験!

サインディスプレイ部 営業のKです。

明日は、お客さんから誘われて、会社のビアパーティに参加です。

でも、ビールに苦手です。(苦いので)

やはり、夏は、ハイボールに限るぜ!

という訳で(どういう訳?)

怖い話、いってみます。

どうぞ!


これは、金沢市内にある三馬小学校という小学校の近くにある

バス停で実際に体験した事である。

その日は、確か、夏の暑い日であり、自分は、午後7時前位に、

所用で、金沢駅に向かう為、バス停でバスを待っていた時の事。

その日は、一応、時間に余裕を持って家を出て、早めにバス停に

着き、金沢駅行きのバスを待っていた。

そのバス停は、簡易ではあるが、屋根や囲いもあり、ベンチも

2台並んでいるような、しっかりとしたバス停である。

バス停に早く着いたのは良かったのだが、バスの時刻を確認

しなかった為、バスの到着まで、かなりの時間待たなければ

いけなかった。

待つのは良いとして、その日の暑さは異常といえるもので、拭いても

拭いても汗が流れてくる。

しかも、午後7時前とはいえ、真夏であるから、辺りもまだ薄明るく

さすがに立ったままバスの到着を待つのは辛かった。

だから、いつもは決して利用しないバス停のベンチに腰掛ける事にした。

正直、綺麗なベンチとはお世辞にも言えないようなベンチであり、その時、

何故、ベンチに座ろうと思ってしまったのか、は自分でも分からないのだが。

そして、ベンチに座り、足元のコンクリートの床を見ながら一息ついていると、

ある事を思い出した。

確か、自分が、このバス停に歩いてくる時、バス停の中に居た女の人はどこに

いったのだろうか?

背が高くて、細身で、髪の長い女性。

バス停で、二人きりというのは苦手なので、あの時は、バス停の中に立っている

あの女性とは少し離れて、バス停の外で待とうかな、と考えた筈なのに・・・。

だから、確かに、女性がひとりバス停に居たはずなのに、あの女性は何処に

消えたんだ?

しかも、あれから、バスは一台も到着していないんだから、気付かないうちに

バスに乗っていったということもあり得ない。

それでは、本当に一体何処へ消えたのか?

そんな事を考えていると、更に不思議な点が幾つもあった。

ひとつは、このバス停は、かなり頻繁にバスが行き来するポイントの筈なのに、

先程からずっと待っているにも拘わらず、バスは到着するどころか、近くまで

来ている事を示すランプも1つとして点灯していない。

自分が待っているバス以外にも沢山のバスが行き来する筈なのに・・・。

そして、もうひとつ。

この一帯は、かなり交通量が多い道路であり、交通事故も頻繁に起きている。

そして、それは、朝から夜中まで、ずっと続くのが当たり前になっている。

それなのに、先程から、車が通る音が、一切聞こえてこないのは何故なのか?

近くには、コンビにもあり、学校も、そして商業施設も。

それなのに、聞こえてくるのは、直接、頭に響いてくるような蝉の鳴き声

のみであった。

やはり、おかしい。

異常といっても良い位に・・・。

自分は、暑くてうなだれた首を持ち上げて、前方の道路を見ようとした。

その時、道路のそれよりも先に、女性の足が視界に入ってきた。

自分は、顔を上げるのを止めた。

何故なら、自分の視界に入ってきたのは、女性の足。

お世辞にも綺麗とは言えないような薄汚れたパンプスを履いた異様に細い

女性の足。

そして、その足は、まっすぐに自分に向かって立っていた。

目測では、自分と50センチも離れていない。

その状態で、自分に向かってまっすぐに立っているなど、普通に考えれば

異様な光景であった。

何とか、逃げる方法はないか?

頭では、それだけを考えていた。

しかし、先程からのバス到着の遅れ、そして周りに車が走っていない事から

考えると、きっと自分は何かのはずみで、いつもとは違う空間に居るという

事は容易に想像できた。

だから、どうやってここから逃げる、というよりは、どうやってこの空間

から抜け出そうか、と考えていたと言った方が正しかった。

自分は、俯いたまま、前方に立つ女に話しかけた。

いや、話しかけたというよりは、心の中で語りかけた。

俺に何か用ですか?俺には何も出来ませんけど?

今思えば、間抜けな質問だが、その時は必死であり、その言葉以外、

思い浮かばなかった。

すると、自分の座るベンチの両脇から、突然、返事か来る。

もうすぐ来るから・・・・。

えっ、だって、さっきまで誰もいなかったでしょ?横には!

一瞬、ビクっとなって横目で視線を配ると、そこには、男と女が

一人ずつ、自分の逃げ道を閉ざすように、間隔をあけず、座っていた。

俺が何かしたのなら、謝りますから・・・。

言葉を続けた。

だが、帰ってくる言葉は、先程と同じで、もうすぐ来るから・・・。

相変わらず、蝉の鳴き声が大きく聞こえていたが、その頃には、汗は

冷や汗に変わっていた。

そして、その頃、少しではあるが、陰陽道というものに興味があり、

独学で勉強した、九字を唱えてみた。

手で、しっかりと印を結びながら・・・・。

九字は、法力があろうとなかろうと、しっかりゆっくり使えば、結構

効果はあると、知り合いの方からも聞いていたので・・・。

だが、やるべきではなかった。

確かに、効果というか、何か作用するものは有ったのだろうが、付け焼刃の

ソレは、相手を怒らせるという結果に。

後悔先に立たず。

空気が完全にかわってしまっていた。

しまった、ヤバイ、と思うと同時に、

横に座る二人?が、こちらを向いて、腕を押さえてくる。

凄い力。

えっ?と思い、それじゃ、前に立っている女は?と思い、視線を前方に

戻す。

が、そこには、もう立っている女はいない。

その女は、しゃがみこみ、自分の顔を覗き込む様に、顔を近づけていた。

その顔は、起伏がなく、のっぺらとした造りだったが、それでも、しっかりと

怒っているのは、伝わってきた。

その時、自分は初めて顔を上げたのだが、その目の前にある風景は

明らかに見たことも無い風景であり、道路も舗装されておらず、とても

古めかしい風景だった。

そして、前方の女は、自分の足を押さえ、結局、両手・両足が

押さえつけられる形になってしまい、身動きがとれない。

そして、3人は、口を揃えて、連呼しだす。

もうすぐ来る。もうすぐ来る。もうすぐ来る。もうすぐ来る・・・・。

そして、そのもうすぐ来る、が、もう来た、に変わった時、変な

古めかしいバスがこちらに向かってくるのが見えた。

そして、そのバスは、自分の前で停車する。

ドアが開く。

後ろから乗り込むタイプのバス。

そして、そのバスの中には、こちらを覗き込む様に無数の人間ではないモノ達

が、乗っていた。

そして、強引にそのバスに乗せようとして、両腕を掴み、バスののり口付近へと

引き摺られていく。

抵抗しても、どんどんバスの乗り口が近くなってくる。

そして、バスの乗り口に来て、必死にドアを足で踏ん張って乗るまいとして

暴れている時に、ふっと、意識がなくなった。

それから、どれだけ時間が経過したのだろう。

自分は、心配そうなバスの運転手さんの呼びかけで、目を覚ます。

バス停で倒れているのを、熱中症と思い、心配して、バスから降りて、

介抱してくれたのだという。

そして、事情を話すと、不思議に驚いた素振りもみせず、まあ、色々有りますけど、

早く忘れたほうが良いですよ、とだけ言った。

もう、周りの景色は、全てがいつもの日常の風景に戻っていた。

ただ、自分の手首と足首に付いた手形は、それらが、暑さによる幻覚では

ない事を物語っていた。

夏の暑い日に体験した実話である。

そのバス停は、今も自宅近くに実在している。


  


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2015年08月10日

怖かった精神病院!

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、昔、見学させて貰った精神病院について、書かせて頂きたいと思います。


大学生の頃だったと思う。

東京の叔母の所に両親と泊まった事があった。

実は、叔母も、自分の母親も看護婦だった。

母は、金沢の総合病院、そして、叔母は、東京の個人経営の大きな精神疾患専門の病院

に勤務していた。

誤解があると困るので、先に書いておくが、これから書く事は、決して面白半分で行った事ではなく、

当然、病院側の許可も頂いての行為である。

叔母が働く病院に、見学に行く事になった。

病院の仕事とか、患者さんへの治療法などについて話をしていると、先生がやってきて、それなら

現場を見てもらえばいいんじゃない、ということになった。

現場というのは、重度の精神疾患、それもかなり極端な患者さんをみせてくれるという意味だった。

その特別病棟に行くには、厳重な鍵がかかった重い扉を3つも通らなければいけなかった。

率直な自分の印象だが、正直、こんなところに閉じ込められていたら、治る物も治らないんじゃ

ないかとも思ったくらいだ。

で、その特別病棟に到着した。

そこは、病棟というより、牢獄や檻に近い物だった。

そこで、見たのは、自分が神だと信じて疑わない方、常に男性を求めている女性、そして、

ずっと悲鳴のような奇声を上げ続ける女。

確かに、この環境で働くという事は、かなりの過酷な労働だと思い知った。

その中でも、自分を物や動物と思い込んでいる患者がいる部屋の前に来た時、

本気で怖いと思った。

自分を、大きな時計だと思い込んでいる者、自分を猫だと思い込んでいる者、そして

一番驚いたのは、自分をヘビだと思い込んでいる女性である。

人間は、思い込み1つで、ここまで変われるものかと思った。

本当に、その動き方、そして、顔がヘビに近い。

舌も長く、本当にヘビのようであった。

同行した医師の話ではここまでくると回復の見込みは無いとの事だった。

しかし、自分には、もしかして、と思うことがあった。

これは、精神疾患ではなくて、もしかしたら、何かの因果で、ヘビにとりつかれているんではないか?

そうでなければ、顔があそこまで、ヘビに近くなるとは理解出来なかったからだ。

そう考えると、怖い気持ちと同時に、かわいそうな気にもなった記憶がある。


  


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2015年08月09日

三味線に起こる怪異!

サインディスプレイ部 営業のKです。

いや~、昨夜は、片町で飲みまくりました。

ええ、勿論、一人飲みですが、何か?(涙)

それでは、酔い覚めの怖い話、いってみます。


仕事で付き合いのある会社の社長さんで、趣味で三味線をやっている方がいる。

俺がバンドやってるのも知っていて、

ギター弾けるなら、大丈夫と言って

自慢の三味線を持ってきて、弾いてみろ、という。

適当に好き勝手弾いてから値段を聞いて驚いてしまったのだが、三味線というのは、

とても高価な物らしい。

その方が通常、練習に使用しているのが、大体80万位。

そして、本番に使用するのは、大体300万~500万位の物だという。

バチだけでも、安い物で10万、まともな?ものだと50~80万だという。

ちなみに、その時、弾かされたのが、ソレ!

今回、話すのはその本番用。

以前、酒の席で冗談交じりに、この三味線も何人かの手を渡ってきているせいか、

夜中とかに勝手に音が聞こえるんだよ!

きっと、以前の持ち主がやってきては弾いてるんだろうね!

と^平然と言っていたのを覚えている。

以前のブログにも書いたのだが、自分もギターで似たような経験があるが、三味線の音は、

独特でかなり通る音だ。

だから、誰かが弾いていれば、すぐに分ってしまう。

で、先日、その会社に行き、社長と話していると、どこからか三味線の音が。

あれ?社長、此処にいるのに何で?

と俺。

だから、誰かが弾きに来るって言ってなかったっけ?と社長。

本当だったんですね?

嘘言っても仕方ないでしょ?

そんな会話をしながら聞いていると

とても上手い。

上手すぎる。

これ、CDじゃないんですか?と俺。

違うって、と社長。

じゃ、そっと部屋を見てきても良いですか?、と俺。

すると社長が真顔になって言った。

あのさ、見るのは勝手だけど、絶対後悔するよ!

過去に、あの三味線の持ち主が、急死してるみたいだし。

それに以前、覗こうとした奴は,その後、気が変になっちゃったしね。

だから、そっとしとく方がいいよ!と。

急死って怖くないんだろうか?

それに、以前、その社長さんは、うっかり、その瞬間を見てしまった事があるという。

その時には、思わず、聞き惚れてしまい、呆然と立ち尽くしてしてしまったとの事だった。

かなり高齢の痩せ細った女性が、正座し、髪を振り乱して、一心不乱に弾いていたそうだ。

そして、その形相は鬼気迫るものがあり、ふつうの人間が見たら、叫び声をあげてしまう

位の怖さがあったそうだ。

その時は、同じ楽器を共有する者同士という関係からなのか、その女性は、軽く会釈し、

そのまま、消えていったそうである。

そう言われてから聞いてみると、

一心不乱に、弾きまくっている。

確かに、そんな時に覗かれて演奏止められたら誰でも怒るかも!

それにしても、妙に心に響いてくる音だった。

その音色で、一瞬ですが、怖いの忘れて聞き惚れてしまった。

確かに、三味線というのは、古いものが価値があるようであり、当然

色んな弾き手の手を渡って、手に入れるものだという事だし、

三味線の皮は、犬や猫の皮であるし、バチも象や亀が重用されている。

昔から、化け猫とかには、三味線が付き物だし・・・・。

生き物達の無念が詰まった楽器なのかもしれない。

その三味線は、普通に白山市に実在する。


  


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2015年08月08日

幽霊に足は有るか?

サインディスプレイ部 営業のkです。

今日も暑かったのですが、お客様のところで、お仕事三昧でした。

今日は、というか、今日も、しっかりと片町に飲みに行きましょうかね(笑)

あー、1人飲みは、楽しくって仕方がないぜ(涙)

という訳で、自己満足の怖い話、いってみましょう!

といっても、今日のは、怖さ指数ゼロかもしれませんが・・・・。

幽霊に足はあるか、と聞かれれば、

自分は間違いなく有ると答える。

実際、今までに見てきた幽霊の類には、間違いなく足があった。

ただし、その足は歩く為の物ではなく、単に、足がついているだけ、であった。

幽霊が自分の足で、必死に追いかけてくるのであれば、それなりに評価?

するのだが、今まで見てきたそれらは、その全てが

宙に浮かび、そのまま平行移動するように、追いかけてくる。

当然、疲れる訳も無く、可愛げがない。

女が宙に浮かび、手は体にピッタリつけた状態や、手を前方に上げてダラリとさせながら

こちらに平行移動してくる。

これは、実際に見ると、かなり怖いものである。

しかも、その時の顔は、笑っているか、もしくは無表情。

卑怯というか、不公平である(笑)

しかし、逆に階段などでは、わざとギシギシと音を出しながら降りてきたりする。

宙に浮かんで、そのまま、降りてくれば楽だと思うのだが。

きっと、怖がらせる手法として、音というものを利用しているのかもしれない。

だから、幽霊というのは、人間の五感に恐怖がどうやって登場すれば、怖がってくれるか、

そういうことを日々、考えながら、人が現れるのを待っているのかもしれない。

そう考えると、結構、幽霊も身近に感じられるし、可愛くも思えるのだが。

確かに、以前、ある霊感が非常に強く、且つ、ボランティアで、そういう活動をしている方と

、一緒に行動した事があるのだが、その方は持論として、こんな考えを持っていた。

霊というものは、それ自体は、物体ではなく、あくまで、思念の塊である。

だから、霊単独では、物理的な攻撃というのは、する事ができない。

だから、霊と対峙するのであれば、出来れば、自分ひとり、そして手ぶらという状態が最も好ましい。

人数がいると、誰かに憑依して、攻撃という事も可能だし、又、霊と戦う為に武器とか、何かを

持っている人間に憑依されたりすると更に危険だと言う。

要するに、霊は、それ自体が、物理的な行動を出来ない為、人に対して、恐怖や不安で

揺さぶりをかけ、パニック状態にする事が唯一無二の作戦であり、常套手段である。

確かに言われてみれば、幽霊に首を絞められたりして殺されたという話は聞いた事が無い。

四谷怪談にせよ、何にせよ、幽霊は色々と効果的に現れたり、幻覚を見せたりして、人間が

パニック状態になり、自滅させるというパターンに他ならない。

だから、最初から、幽霊が怖いとか思いながら、そういう場所にいくという事は、飛んで火にいる

夏の虫状態になる事、間違いなしである、と。

逆の言い方をすれば、心霊スポットなど霊の居る場所に近づく場合でも、敬意を持ち、変な

恐怖心さえ持たなければ、そして、何が起こっても怖がらなければ、霊達も、お手上げ状態

になってしまうそうである。

しかし、最後にその方は、しみじみと

おっしゃっていました。

でも、生きている人間の方が、ずっと怖いですよ。本当に。特に生霊なんて、最悪だから・・・。

自分も同感である。


  


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2015年08月07日

近づくな!医王山で体験した恐怖体験!

サインディスプレイ部 営業のKです。

やっと、自室のエアコンが直りました。

でも、明日は休日出勤!頑張ります!

それでは、怖い話、いってみましょう!


金沢市に医王山という山がある。

冬はスキー場、そして夏はキャンプといった感じで手軽に楽しめる自然スポットとして

定着している。

この山も実は、知る人ぞ知る、心霊スポットである。

まず、金沢大学の方から車で登っていくと、スキー場の近くに広めの駐車スペースがある。

ここは、夜になるとアベックの車が必ず数台は停まっている。

また、昼間は、昼寝の営業車も、ちらほらと見かける。

どちらにしても、窓を開けたまま、この場所に停車するのは、危険かもしれない。

これは、昼夜問わず、なのだが。

例えば、アベックが話し込んでいると、ふと視線を感じ、ミラーを見ると車のすぐ後ろに女が立っている。

で、驚いて、振り返り、確認していると誰もいない。

そして、変だな、と前を見ると、運転席・もしくは、助手席から女が覗き込んでいる。

そして、車の中に入ろうとしてくるというのである。
また、営業車で、昼寝をしていて、ふと目が覚めると、知らないうちに女が助手席に座っていて、

運転手をじっと見ている、という場合もあるそうだ。

別に、命を取られるというものではないが、かなり恐ろしい外見ということなので、気をつけた方

が良い。

また、その駐車場を超え、スポーツセンターも越えると、大きめの池がある。ちなみに、この池は、

以前、自殺か他殺か覚えていないが、かなりの腐乱した水死体が見つかった事がある。そして、

その池を左に上っていくと、展望台のような高台がある、

実は、ここは更に危険である。

特に雨が降っている時や、夜は、近づかない方が身のためである。

はっきり言って、ここは命の危険があると思った方が良い。

そこにある休憩所のすぐ横に、また池があるのだが、ここに、女が浮かんでくる。

そして、水面に立ったまま、こちらに手招きをする。

この時、もしも車の外にいたとしたら、かなりの危険度である。

その状態で、車は何故か、ドアが全て開かなくなる。

そして、水面の女が小さいながらも通る声で聞いて来るそうである。

・・・は、きたいか?

これを、池の中に来たいか?と思い、いいえ、と答えると大変な事になる。

・・・は、きたいか?とは、わざと聞き取りにくく喋っているだけで、実は、

お前は、生きたいか?と聞いているのだから。

ただし、どちらの答えを言っても、どのみち、池の中に連れて行かれるという事なので、

無言でいるのが、正解らしいが。

自分も、以前、ここで、異様な雰囲気に飲み込まれたことがある。

霧が出てきて、池の上が波立っていた。車のドアも開かない。

時は、友人二人と一緒であり、何故か、下にある池に向かわずに、森の中に向かって逃げた。

そして、本当に偶然で、あるが、森の中から、1人の男が出てきて助かった事がある。

こんばんは!と声をかけられたときは驚いたが、本職は、僧だといい、大学でも、生徒に教え、

今は、森の中である種の修行をしてきたという事であった。

その方と偶然、出会わなかったら、どうなっていたか。

それは、想像したくもない。

しかし、実は、医王山で、もっとも怖いのは、この一帯ではない。

スキー場の手前、かなり下った所を右折すると、ゴミ処理場にでる。

ここは、以前から、女の幽霊が頻繁に目撃されていた。

ここに面した道は、かなり曲がりくねっていて、走り屋さんや、ラリーストにとっては格好の練習

スポットとなっていた。

そして、そこを走る彼らは、頻繁に幽霊を目撃していた。

ある者は、カーブの端に立っていたといい、ある者は、助手席に座っていたといった。

そして、最近では、めっきり走る人間も居なくなったのだが、その原因が、
数年前に、ここで、男がつきあっていた韓国人女性(風俗嬢)を金銭のもつれから、絞殺し、

バラバラにして、ここに投棄した。

それ以来、さらに、頻繁に目撃するようになってしまったからである。

しかし、本当に怖いというのは、ここの事でもないのである。

そこは、医王山を裏側から上る道にある。

実は、ここは、友人二人と、そういう目的ではなく、単に道に迷ってしまい、偶然、

体験したことなのだが、

その道を走っていくと、段々と景色が古い時代に遡っているような感覚に陥る。

そして、そのまま、上っていくと、古い家屋、古い病院が現れる。

さすがに、その時は、古い病院が現れた時点で引き返すことにした。

そして、その帰り道、色々な霊が現れてきた。

ある霊は、道路の真ん中に立ち、道を戻らせまいとする。

又、ある霊は、車に、石や物をぶつけてきた。

カーステレオからも、音楽は消え、ずっと、大勢の人間の声が聞こえてきた。

その時は、何とか、無事、一回も分岐点を間違わずにおりてくる事が出来たが、万が一、あのまま

上り続けていたら、そして、戻り道で、止まったり、分岐点を間違えていたら、現世に戻ってこれなかった

ような気がしてならない。

本当に、怖い場所である。

夜景を見に行くのも良いですが、お気をつけくださいませ!


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:22Comments(2)

2015年08月06日

金沢の病院での怪異(回想編)

サインディスプレイ部 営業のKです。

これからは、ちゃんと2回に1回は、商品説明のブログをアップして、

会社の売り上げに貢献したいと考えているKです(勿論、嘘です!キッパリ!)

まあ、目標としては、涼しくなった頃には、10回に1回位は商品説明を・・・。

それでは、行きます。怖い話。まあ、あまり怖くないですけど。

今夜は、金沢市の病院での怪異。

今は建物も新しくなり、時効成立?とみなし、アップします。

これは、自分が社会人になりたての頃の話である。

営業にも、そこそこ慣れてきた頃、病院の担当にされたことかある。

そこでは、普通、体験できない色々な事を体験させられた。

そう、良い事も悪い事も・・・・そして、怖い事も。

昼間、先生に呼び出され、指定の場所に行くと、これから、学生と解剖の授業なので・・・と

言われ、これから解剖される献体と一緒に業務用エレベータに乗った事もあるし、解剖途中

の部屋に呼ばれて、見積もりの説明をさせられた事もある。

やはり、職業柄というか、死体というものに対して、特別の意識は無く、単なる研究材料

なんだろうな、と妙に納得させられた。

そして、そんなことよりも、嫌だったのは、夜の病院に呼ばれる事。

教授クラスの先生では、そんなことはないのだが、若手や研修医の先生は、夜も病院に寝泊りし、

仮眠を取りながら患者に対応していた。

それこそ、雑居部屋というか、ただ寝るだけの部屋。

それも、一部屋に何人もの医師が、寝泊りしていた。

だから、そういう若手の先生が、一息ついて、業者と打ち合わせできるのは、当然、夜中の時間帯

であり、平然と夜中の12時に自分の部屋に来てくれる?と言ってくる。

それでも、わかりました!と喜んで伺うのが、営業の悲しい性。

夜の病院は、さすがに怪異のオンパレードで、すれ違った人が、なんかおかしいぞ、と振返ると

消えていたり、いつ、何時にそこを通っても、必ず同じ場所に立っている人などがいる。

まあ、人という表現は適さないのだが・・・。

しかし、実際、夜中の病院に呼ばれる営業マンというのは、結構居るもので、そのうち、他社の

営業とも、情報交換したりするようになる。

本来なら、他社の営業マンとは、あまり親しくなる事は珍しく、実際、昼間に病院内で出会う

営業マンとは、親しくなる事はなかった。

ただ、夜中に病院で出会う営業マン同士は、変な連帯感が有るのか、結構親しくなって、

俺も色々と教えてもらった。

勿論、あの先生は、こういうのが好みだとか、こういうのはNGとかの仕事のアドバイスも

あったが、殆どの会話は、どこの病棟の廊下や階段に出るから、近づくなとか、~号室の

病室では、こんな怪異が起こるとかの情報が殆どだった。

当然、そういう場所はチェックして通らないルートを探すのであるが、あまりにも多すぎて、そのうち

諦めて観念することにした。

しかし、トイレや休憩所には、必ずそれらは居るので、我慢するのが、とても辛かった。

その中でも、怖かったのは、夜にナースコールがなって先生が呼ばれる。

自分もひとりにはなりたくないので先生に付いていく。

そうして、患者さんの対応をしている先生の顔を覗き込むように、霊がいつも居る。

いつも同じ霊が。

多い時には、先生と看護士さんを取り囲むように。

そして、苦しそうな患者さんを、楽しそうに覗き込んでいる。

先生も、たぶん、その存在に気付いているのか、たまに、それらを避けるような仕草をする。

その動作が、奴らには、楽しいようであった。

しかし、その後、部屋に戻ってから、先生にその事を話すと、必ず強く否定される。

そんなもの、この世にはいないから。

その一点張りである。

きっと、見えている筈なのだが、医者という職業も大変である。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 23:56Comments(3)

2015年08月05日

片町にある雑居ビルのトイレに出る霊!

サインディスプレイ部 営業のKです。

こういう暑い日が続くと、片町が恋しくなりますね。

ということで、片町心霊スポットツアーを開催する運びとなりましたので、

参加ご希望の方は振るってご参加ください(真っ赤な嘘です)

という訳で、1人飲み専門の私が、今日もお送りする怖いお話。

始まり、始まり~!

片町の雑居ビルにまつわる話で、こんなのもありました。

これは、そこそこ賑わっていて、飲み屋も沢山入っているビルの話である。

何軒か飲み歩いていると、急に、腹の調子が悪くなった。

かといって、あまり汚いトイレで用を足すのも嫌なので、目に付いた明るく新らしめの

ビルに入った。

トイレを物色していると、結構、飲みに来ている客が多いみたいで、どこのトイレも列を

ついているような状態だった。

そして、空いているトイレを探して階段を上がっていく。

そして、何故か、3階のトイレが誰もいない状態だった。

珍しく、男女兼用の造りになっていたが、まあ特に気にもならなかった。

そして、用を足していると、ふと気になった事があった。

何で、列をつく位にいっぱいのトイレもあるのに、1階あがっただけで、こんなに空いてると

いうのは、単に、みんなが面倒くさいからというだけなのか?

それとも、このトイレを使いたくない理由が他にあるのだろうか?などと考えながら

一番奥の個室に入る。

で用を足し終えて、さあ出ようかという時、誰かがトイレに入ってきた。

このトイレは、縦長で、手前から奥に全部で5部屋の個室形式で構成されていた。

入ってきた誰かは、一番手前の個室に入った。

いや、入ったというのは正確ではない。

そこに入り、鍵もかけず、何かをぶつぶつ言いながら探しているようだ。

そして、女性だった。

泣いているようだ!

そして、たまに、何かを蹴るような大きな音も。

お店の女の子が客と揉めてしまい泣いているのか?などと考えていた。

しかし、個室から出て、鉢合わせというのも気まずいので、その女性が立ち去った後に

トイレから出ることにする。

そうしていると、その女は、どんどん個室を移動し、ついには、自分が入っている個室の

隣に入ってきた。

そして、何か言っている。

はっきりとは聞き取れないが、こんなところに隠れても無駄だから、とか絶対に逃がさないから!

、とか物騒な事を言っている。

そして、更には、ちゃんと痛くないようにするから、とか訳の分からない言葉も。

自分は、人間なのか、それとも別の何かなのかは分からなかったが、危険な相手には

間違いなかった。

どうする?このまま、ここにいるか、それとも、一気にここから出るか?

そんなことをグズグズ考えていると、その女は、ついに俺が入っている個室の前まで

来てしまった様だった。

そして、トイレのドアを押して、空かないのを確認すると、ここに居るんだね!と

明るい声が。

そして、突然、個室のドアがドーンと大きな音を立てて、体当たりされた。

あまりに急な出来事だったので、つい、ビクっとなり、小さな声を出してしまった。

やっぱりここに居るんだね。早く出てきて!出てこないなら、私から行くから・・・。

俺は、個室のドアの下から見えている女の靴と足から目が離せなくなっていた。

そして、辺りは沈黙に包まれた。

そして、急に何か視線を感じて、上を見上げると、女が身を乗り出すようにして、上から

入ってこようとしていた。

しかも、まだ、ドアの下から女の靴と足は見えているというのに・・・・。

俺は、女がドアの前に立っているかも、という恐怖心もあったが、何より、今、上から覗き

込んでくるソレの恐怖が勝った。

それこそ、ドアの前に女がいたとしても、弾き飛ばす位の勢いで個室のドアを開けた。

そして、そのまま、トイレの外まで走り抜けた。

ちょうど、そこに客とホステスが歩いてきて不思議な顔をされた。

少し落ち着いて、耳を澄ますと、先程の声や音は、既にトイレから聞こえなくなっていた。

その後である。

アレにまつわる話を聞いたのは・・・。

以前、そのビルの店では、あるホステスが、不倫関係のもつれから、3階のトイレで自殺した

という事だった。

それから、3階のトイレに一人で行くと、その自殺したホステスが、探しに来て、連れて行かれる、

という噂があるという。

だから、知ってる人は、3階のトイレを使わないのよ、とある店のママさんが教えてくれた。




  


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2015年08月04日

能登島にまつわる怖い話(体験版)

サインディスプレイ部 営業のKです。

暑い日が続きますね。

暑いと、怖い話の閲覧が増えますので、嬉しい限りです。

まあ、相変わらず、クーラーの壊れた自室に篭もって、書いてる自分って

何なんだろうって思ってしまいます。

それでは、スタートです。

石川県の能登。

そこに能登半島と能登島を結ぶ能登島大橋という大きな橋が架かっている。

まだ、出来てから30年余りというから、以前の島民は、きっと大変だった筈だ。

能登島には、水族館もあり、ジンベイザメの巨大水槽があったり、イルカと触れ合えたり

できることから、休日になると家族連れで賑わうレジャースポットである。

釣り好きも集まるが、以前は、かなり大きなサメがこの橋から撮影され大騒ぎになった事

がある。

ただし、それは、あくまで昼間の話であり、夜には、この島はガラリと変貌する。

島には、当然、島民が住んではいるのだが、人口自体は少なく、夜は圧倒的な自然と暗闇

が支配する世界になる。

街灯もまばらであり、道という道、そして橋、全てが真っ暗であり、車の通行もまばらだ。

まず、この橋のちょうど中央部分では、よく女性の霊が目撃されている。

橋から身を投げた女性なのかは分からないが、夜ではなく、丁度、日が暮れかかった頃、

海の方ではなく、通過する車を前のめりになりながら、じっと見ているという事だ。

そして、その女の霊を目撃して者は多いが、不思議と顔は思い出せないという。

かつて、俺も悪友達と、心霊スポット巡りと称して、その橋に立つという女を見に行った事が

あった。

時間が遅くなり、暗くなってしまったせいか、橋の上に立つという女は見る事が出来なかった。

だが、急に小声で、アソコ見てみろ!という友人の指差す方を見てみると、海面をスーっと

立ったまま移動する女性らしき姿を見ることになった。

そして、その女は暗闇に紛れるように、段々と見えなくなった。

しかし、その後姿はやはり不気味であり、正直、橋の上でご対面しなくて良かったと

心底、思ったのを覚えている。

そして、他には、能登島の道路を来るまで走っているとどこからか、おーい、とか

呼ばれることがあるという。

そして、その言葉に応えてしまったり、名前を言ってしまうと、そのまま、あちらの

世界に連れて行かれて戻って来れなくなるという。

まあ、それは未検証であるが・・・。

そして、大橋の能登半島側には、本来は遊泳禁止なのだが、夏場には涼を求めてか、

若者が泳ぎに来る。

結構、近くに小さな島が点在しており、ついついその島に泳いで渡ってみたくなる。

しかし、どれだけ泳いでも島には近づけず、疲れてきた途端、誰かに足をつかまれ、

海の中にひきずり込まれそうになるという。

実際に、これで命を落とした者もいるという話だが。

ということで、これも悪友達と、検証。

実際に泳ぎだすと、夜の海は、当然真っ暗であり、突然、海中から得体の知れないモノに

食べられたら・・・などという不安が募った。

その時は、当然、溺れ防止として、各自、泳げない訳ではないのだが、補助用具として

ビート板(今の呼び方は知りませんが、要するに、それに掴まっていれば、沈みません)を

持参。

年の為、一人を陸地に残し、一番近そうな島をめがけて泳ぎだした。

さすがに、プールと違い、海はなかなか前に進まない。

それでも、何とか時間をかけて、一人が島に到着した。

したのだが、彼曰く、無人の筈の島から、人の読経のような声が聞こえたという。

慌てて、全員で反転し、今来た海を陸地目指して泳ぎだした。

だが、行きと違い、帰りの行程は普通ではなかった。

陸地に向かって泳いでいるのに、気が付くと、先程、一人の友人が上陸した島が

すぐ背後に見える。

別に波が高いとか流れが速いとかいう問題ではなく・・・。

どれだけ泳いだだろうか、今は、持参したビート板だけが頼りだった。

そのうち、一人の友人が、突然、何かに足をつかまれたと絶叫する。

気のせいだろ?魚か何かだろ?この状況でこわいことというなよ!

絶叫した彼は、それでも、足元を常に気にしながら、たまに止めろよ!とか怒鳴りながら

それでも、陸地に向けて泳いだ。

そして、全員が陸地の近くまで来ると、陸に残した友人がロープを投げ入れてくれた。

全員がほっとしたのは、言うまでもない。

そして、一人また一人と陸地に上がる。

そして、先刻、絶叫した友人だけが一人残る。

その彼も、何とかロープをつかみ、ぐんぐん陸地に近づいて来る。

そして、全員で彼を引っ張り上げようとした時、彼の泳ぐ足の下に異様なものが見えた。

人だったと思う。

正確に言えば、人の形をした何か?

全員がビクっとなりながらも、最後の彼を怖がらせないようにじっと耐えた。

そして、無事に最後の彼も陸地に上がった。

そして、明るい場所に移動して、彼が見せてくれたものに更に驚愕した。

彼の左足には、しっかりと人間の手の跡が・・・。

よほど強い力で掴まなければ付かないであろう位の手の形のアザ。

流石に怖いもの知らずの悪友達もさすがに心底怖くなったのか、車のある駐車場まで

そそくさと移動する。

が、ここで、またしても問題が発生。

一人の女が必死な形相で、俺たちの車の中を覗き込んでいる。

そして、誰かが言った。

そういえば、俺達の車を止めている駐車場にも確か出るっていう噂が・・・・。

俺達は、恐怖で動けなくなっていた。

先程の泳ぎで疲れていたのもあるのだが、目の前にいるソレは、明らかに人間では

なかった。

それほど、その容姿は人間離れしていたから。

海から上がってきたかのように、ビショビショの長い髪に、風呂敷を被っているかのような

白い布をまとっている。

そして、目は大きく見開き、手足が異常に長かった。

そして、それよりも、明らかに人間と違っていたのは、まるで漫画に出てくる人間の様に

頭が、とてつもなく大きい。

3頭身くらいの感じ。

そして、自分達の周りを含め、虫達でさえも、息を殺すかのように、しんと静まり返っている。

俺達は、なんとか、このまま朝まで見つからずにいられたら・・・と祈っていた。

祈っていた筈なのだが、世の中に馬鹿はやはり居るものである。

俺達の中の一人が、多分、買ったばかりの新車に傷でも付けられたら、と思ったのだろうが、

突然、その異形の女に向かって、手に持っていたペットボトルを投げつけた。

そして、俺たちに向かって、言った。

お前達も早く投げろって!ほら、向こう側に投げて、あいつを向こうに誘導して、その隙に

車に乗って逃げようぜ!と。

開いた口が塞がらなかったが、とりあえず、彼の口を塞ぎ、再び、あの女に視線を戻す。

すると、そこに居たんだね~

その時の気持ち悪い笑い顔が今も忘れられない。

そして、ズルッズルッと何かを引き摺る様な音をさせながら、こちらに向かってくる。

俺達の背後には海しかなかった。

俺達には沈黙を守り、ソレをやり過ごすしか手はなかった。

よく聞くと、嬉しそうに鼻歌なのか、子守り歌なのかを歌っている。

俺達は、もう観念するしかなかった。

が、その時どこからか、サイレンの音が近づいてきた。

そして、パトカーが停まり、サイレンが鳴り止む。

助かったと実感した。

それから、警察の方に長々と説教され、連絡先を聞かれて開放された。

常日頃は、嫌な存在の警察も、その時の俺達には何より強い味方だと感じた。

本当に勝手なものである。

ただ、後から考えると、あの時警察官が言っていた言葉が気に掛かった。

あの場所に来たのは、ある女性からの電話通報によるものだという。

そして、その通報は、夜の海を泳いでいて危ない、というものではなく、俺達が、

危険な目に遭っている、殺されるかもしれないから、助けてやってくれ、との電話

だったという。

そして、どこの誰かも言わずに電話は切れたという。

もしかして、橋の上に立っているあの女なのか?

だとしたら、俺達は、あの女に助けられたということになる。

能登島では、きっと、昔、ここの海で命を落とした霊たちが、隙あらば、呼び込もうと

しているのかもしれない。

最後に、ここに書いた行為は、今思えば、明らかに危険極まりない違法行為であり、

絶対に真似をされないようにお願い致します。


  


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2015年08月03日

動物霊の恐怖(お盆編)

サインディスプレイ部 営業のKです。

いやいや、暑いです。

しかも、自宅に帰れば、エアコンの壊れた部屋が待っています。

嬉しくて涙がこぼれそうなので、早速ですが怖い話いってみます。

本来でしたら、前回予告?したように、野田山と坪野を結ぶ道にある

怖いスポットを紹介するつもりだったんですが、実は、その話を

する旨を、その時、一緒に恐怖体験した方に告げたところ、

待った!が掛かりましたので、今夜は予定を変更して・・・・。

お盆の時期に起こった怖い話です。

それでは・・・・。

盆踊りの季節?である。

うちの町会でも、7月の花火の日に併せて、露店も出ての盆踊りが開催?されたようである。

しかし、もともと盆踊りには、こんな意味もあるのだという。

お盆には、死んだご先祖様が戻ってくる。

しかし、そのまま、突然現れるのはご先祖様も既に霊となっている為、気が引けるだろうし、

逆に、人間達をビックリさせる事になってしまう。

そこで、盆踊りである。

盆踊りなら、霊も踊りの輪に入って、生者に混じって、親族達の姿を見る事が出来る。

怖がらせる事も無く、自然に。

そして、地方によっては、盆踊りの際、生者と死者の見分けがつきにくいように、お面を被って

踊るという地域もあるらしい。

なんとも、素敵な習わしだと思う。

が、死者が戻って来られるお盆の時期に起こった怖い話も存在している。

これは、自分の親戚に起こった実話である。

住んでいる所は、???

父親が亡くなり、母親と娘二人の3人暮らしの家庭で起こった怪異である。

父親が亡くなったから、程なくして、母親に癌が見つかり、余命は半年位と宣告される。

そして、その医師の宣告よりも早く、母親は3ヶ月ほどで亡くなってしまった。

娘二人のうち、妹であるAさんは、本当にお母さんが大好きであり、何処に行くにも

いつも母親と行動を共にしていた程である。

そんなだから、葬儀が終わり、斎場に移動して、いよいよ火葬という時にも、狂ったように

母親の入った棺桶にすがりついて、泣きじゃくり、自分達も見ていて胸が痛くなったのを

よく記憶している。

そんなAさんだったから、その後の傷心具合には、親戚一同が、心を配った。

そんな折、Aさんの姉から連絡をもらう事になる。

なんか、Aさんの様子がおかしいから一度会って話してみて?との事だった。

次の週の日曜日に、姉妹の家に伺った。

先に姉と話したのだが、当然、おかしいといらからには、傷心により、塞ぎこんでしまっている、と

いう状態を想像したのだが、どうも違うらしい。

Aさんは、以前にも増して明るくなったらしい。

それはそれで、良いことなのたが、どうも、四六時中、誰かと楽しそうに話しているのだと。

そして、その話を踏まえたうえで、Aさんに会ってみる。

最初に彼女を見たとき、事前知識が有ったにも拘らず、その屈託の無い笑顔に思わず

こちらも、笑顔になってしまった。

そして、久しぶり。今日は何の用事?などと明るく問いかけられる。

うん。叔母さんが亡くなられてから、顔出してなかったからさ、と俺。

その言葉に、Aさんは、一瞬何か言いたげに見えたが、

まあ、ゆっくりしていってね、とその場を立ち去った。

その後、一旦、Aさんの姉と話す。

変でしょ?あんなに落ち込んでで、それこそ、後追い自殺しちゃうんじゃないかって

心配してたくらいなのに・・・・。

確かにね。でも、憑依されてたり、精神がおかしくなってしまった人間に、あんな

笑顔できないと思うけどね、と俺。

でもね。Aが誰かと話してるのを、この間、盗み聞きしたんだけど、話してる内容とか、

Aの話し方とか、まるで、亡くなった母親と話してるみたいで、怖いのよ、と姉。

そういわれて、ようやく本腰を入れて、Aさんと話してみる決心をした。

彼女は、亡くなった叔母の部屋に居た。

そして、確かに誰かと談笑していた。

ちょっと、お邪魔するね、と俺。

そして、すかさず、Aさんに尋ねた。

今、俺が来るまで誰かと話してたみたいだったけど、誰と話してたの?

Aさんは、少し俯いて考えてから、こう言った。

あのね。貴方には信じてもらえそうだから言うけどね。お母さん、死んでないの。

死んでから、7日目だったかな?突然、私の前に現れて、それからは、ずっと一緒に

居てくれてるの。だから、全然寂しく無いし、以前よりお母さんと一緒にいられる時間が

増えて、凄く嬉しいんだ!と又しても屈託の無い笑顔。

でね。本当は誰にも言うなってお母さんから言われてたんだけど、貴方って、昔から

そういう体験が多かったから、絶対に信じてもらえると思ってね、とAさん。

あっそうなの!凄いじゃない!と一応、相づちを打つ。

が、その部屋から感じられる雰囲気は、冷たく悪意に満ちた空間といった感じだった。

その後、その部屋の写メを撮らせてもらい、Aさんの姉に、とにかくAさんから

目を離さないように、と告げて、帰路についた。

そして、その足で、親戚の寺に向かった。

ここの寺は、過去に何度か、霊的なお祓いをしてもらったこともあり、尼寺では

あるが、その霊的な能力は確かなものがあった。

で、早速、部屋で撮った写メを見て貰う。

そして、事情を説明し終わると、その尼僧は、こう告げた。

あのね。ここに居るの、間違いなく、その女性のお母さんじゃないよ。

というよりも、人間じゃない。狐だよ。

それも、ただ騙して楽しむとかのレベルじゃなくて、黄泉の世界に連れて行こうとしてる。

そんな感じはなかった?

いや、いまのところは、と俺。

じゃあ、私は、この場所から、写真に向けて、お祈りと御祓いを続けるから、貴方は

その女性が自殺をほのめかすような言動がないか、注意しててね、と言われた。

その旨を電話にて、Aさんの姉に伝える。

すると、ほんの数日前から、Aさんが、何やら、通販で買い込んでいるとの話を聞く。

更に、ちょうど尼僧さんが祈祷を始めた頃と、時を同じくして、Aさんの様子が更に

おかしくなったとの事。

顔は、何か人間というより、動物のそれであり、訳の分からない言葉を発して

暴れているという。

何とか、Aさんに知られないように、その買い物の中身、調べられないかな?と俺。

わかった、といって電話を切ったAさんの姉から、1時間も経たず、電話が入った。

あのね。Aが買ったもの、分かった。

睡眠薬と太いロープ。

もはや、何が目的かは、想像に難くなかった。

で、先刻の尼僧さんに、電話でどう対処すれば良いのかを聞いてみた。

すると、思わぬ言葉が返ってくる。

あのね。さっきは狐って言ったけど、どうも、狐の霊と一緒に、自殺した霊も一緒に

なって、彼女を連れて行こうとしてるみたい。

写真に色々とやってみたけど、二人相手じゃ、遠隔は無理だと思う。

だから、今から、Aさんの家に向かうとの事だった。

そして、それから2時間後、尼僧さんとAさんの家の前で落ち合った。

そして、言われた。

えっとね。今から家の中で直接お祓いを行うから。

でね、狐とかって、ずる賢いというか、絶対に周りに居る貴方達を巻き込んで私を

止めようとする筈だから、出来れば、終わるまでは、離れた場所に居てね、と。

わかった、と俺達。

そして、その場から、かなり離れた喫茶店にて、待機する事になった。

なったのだが、そこからが騒々しかった。

とにかく、Aさんの姉や俺の携帯が鳴った。

そして、出ると、助けて、殺されるとかの悲鳴が。

過去の実績もあり、尼僧さんに全幅の信頼を置いている俺は、そのまま携帯を

マナーモードにした。

そして、3時間くらい過ぎたころ、尼僧さんから連絡が入った。

もう、大丈夫だと思うけど、Aさんの具合がよくないから、後は頼むよ、と。

駆けつけると、尼僧さんは、ずっとAさんの背中を撫でて、人間の死というものに

ついて説いてくれていた。

そして、こうも言った。

この女性の場合、母親に対する慕う気持ちが、結果として付け込まれる形に

なったけど、でも、そのまま騙されていた方が彼女にとっては幸せな人生だったのかも

しれないね、と。

確かに、泣き崩れボロボロになって、お母さんと連呼するAさんを見ていると、そんな

気にさせられた。

そして、尼僧さんは、相変わらず、謝礼も受け取らず、今度飲み代奢れよ、とだけ

言って、その場を去っていった。

故人を慕う気持ちに付け込んだお盆に起きた嫌な出来事であった。



  


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2015年08月02日

野田山墓地にまつわる怪異!

サインディスプイ部 営業のKです。

今日も暑いですね。

この暑さのなか、自分の部屋のエアコンが壊れました。

熱風しか出てきません(涙)

これも、怖い話を書き続ける事への霊障でしょうか?

いや、こんな事には負けません。

自分には、半分壊れかけた古の扇風機がありますから・・・。

それでは、怖い話、スタートです(泣)


野田山墓地霊園は、石川県が管理する石川県最大の霊園墓地である。

加賀百万石の霊園であるから、規模も大きく、前田家はもとより、戊辰戦争の戦没者や、

大戦時のロシア人捕虜、そして色々な文豪、果ては、無縁仏までもが墓標として名を連ねている。

そして、以前から、ここは金沢市屈指の心霊スポットとして有名である。

それと同時に綺麗な夜景が望める事から、カップルの車で夜は、盛り上がりを見せる。

そして、この季節から盛んになるのが、肝試しである。

勿論、一年中、怖いものみたさの連中が、肝試しと称して、集まっては来るのだが。

前田家の墓の前まで行ってくる、というのが大体のルートになっているのだが、ここでは、

様々な心霊体験が出来る。

まず、面白いのは、前田家利家の参勤交代の霊に出会えるという事。

そういう時には、必ず、霧が出てくるということだ。

そして、決まって車のエンジンが掛からなくなる。

自分も半信半疑であったが、以前、肝試しと称して友人達と、出掛けた時にも、

しっかりと?車のエンジンは掛からなくなった。

その時には、車の故障で頭が一杯になってしまい、霊を見る事は叶わなかったのだが、

今思えば、霧がどんどん濃くなってきていたことから、もう少し待っていれば、

参勤交代の霊達に出会えたかもしれない。

そして、忘れてはいけないのが、女の霊。

これは、アベックの車を覗き込むだけで、何も悪さはしないのだが、実際、アベックで

車内にて、夜景を見ながら、愛を語って?いる時に、気が付くと、見知らぬ女が

ベッタリと車のサイドガラスに張り付くようにして、覗き込んでくるのであるから、

心臓に悪いことは間違いないのだが・・・。

そして、女は、違う・・・・と言って去っていくそうであるが、もしも、顔が似ていたり、と

違わなかった場合、どうなるのか、は少し興味はある。

それから、とてつもなく大きな大蛇を見たという目撃談もある。

ちなみに、平日の昼間は、営業車の昼寝スポットと化すが、そのお昼寝中でも、怪異は、起こるらしい。

だから、そこで昼寝する場合は、ドアをロックし、窓を全閉してから寝るのが安全である。

勿論、私はそんな場所では寝ませんので(社長、仕事頑張ってますからね~)

ここで、少し面白い話をひとつ。

以前、友達達3人で、野田山周辺を探索したことがあるのだが、野田山といっても広く、

ペット墓地や、北陸○院にも出るとの噂があり、その周辺の山を夜中に探索した

事があった。

実際、夜の野田山の山中は、明かりが遮断され、音も届かず、全くの異世界。

しばらく、山の中をズンズンと進んだが、そのうち、自分達が何処にいて、どの方向に

向かえば道路に戻れるのかすら、分からなくなってしまった事があった。

そんな時ほど、シトシト雨も降ってきたり、また、霧も出てきて、完全にホラー映画の

被害者役そのものだった。

そうしていると、ひそひそとして話し声が聞こえてきたり、カサカサと森の中を近づいて来る

音に気付く。

自分達は、もう完全に涙目であり、それから訪れるであろう、恐怖の瞬間に対しても、

声を出すことなく、沈黙を守るしかなかった。

そして、突然、大きな声が・・・・。

誰か居ますか?と。

はい、居ますと素直な俺達。

結局、夜間訓練中の陸上自衛隊の方達であった。

そして、ここは、訓練地であり、立ち入り禁止ですので、と優しくお叱りを受け、道路まで

送って頂いた。

助かったという安堵感と恥ずかしさから、しっかりとお礼を言えなかった気がするが、

正直なところ、心霊スポットといわれる場所も、別の角度から見ると、自衛隊の演習場でも

あり、彼らは、きっと夜を徹して心霊スポットの山の中を訓練で駆けずり回っているのだろうな、

と思うと、頭が下がります。

そして、実は、自分が恐れているスポットは、野田山から坪野に抜ける道沿いにあるのだが、

その話は、また次回にでも・・・・。



  


Posted by 細田塗料株式会社 at 18:48Comments(3)

2015年08月01日

世界一短い怪談と、怖いなぞなぞ!

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は仕事でした。

さすがに、コレ位暑いと営業車のエアコンの効きが悪いです。

アイスの食べ過ぎで体重増加するのが、怪談より怖い今日この頃です。

さて、今夜も花火は、そっちのけで、さっさと片町にでも飲みに出ますかね!

今日は、世界一短い怪談と、なぞなぞ・・・です。

なぞなぞに関しては、読んだ人も呪われると書いてありますが、

そんな事はありませんので、ご安心くださいね。

あっ、ちなみに、うちの中学生の娘に、このなぞなぞしたら、

案の定、怖がって泣きました(笑)

でも、泣いた娘を見て、妻に長々とお説教されました(涙)

人生って、複雑です(深い意味はありません)

それでは、良かったらトライしてみてください。


(世界で一番短い怪談)

たぶんこんな感じだったと思う。

”彼はこの世界で唯一の生き残り。
核戦争で他の人間は皆、死んでしまったのだ。
コンコン。
ノックの音がした。”

想像すると結構怖かった記憶があります。
怪談なんて、要は想像させてなんぼの世界ですからね。

では次はなぞなぞです!

ある男女4人組が道に迷った。

彷徨っているうちに一軒のお寺を見つけた。

これ幸いとお寺の本堂に転がり込む4人組み。

すると、そこには、こう書かれていた。

”この寺は呪われている。

ここに来てしまった者は、間違いなく呪われて、後は市を待つのみ。

呪いを解くには、次の呪文の意味を解読しなければならない。

また、この話を聞いた者でさえ、全てに呪いが降り掛かるであろう。

さあ、呪文の謎を解いてみなさい。

アギョウサンサギョウゴアギョウサンサギョウゴアギョウサンサギョウゴ

頑張って解読してください。
(簡単すぎるかな?)

ちなみに、答えは、前回書いたブログの画像の下に書いておきますので、

万が一、解けなかったら、どうぞ!


そして、最後に、本当に怖いなぞなぞを紹介しますね。

まあ、別になぞなぞが怖い訳ではないんですが・・・・。

うまく説明出来ないんですが、まあ、ビックリ・ドッキリ系ですが、

別に急に画面に怖い顔が出てきたりという心臓に悪い系ではありません。

自分も最初見た時は、え???、となりましたが、何回も見てみると

本当に良く出来たサイトだと感心させられます。

ですが、怖いのが苦手な方は閲覧ご遠慮くださいね。

下記リンク先です。

http://sai-zen-sen.jp/works/fictions/gamekids2013/01/01.html

自分は好きですね。

こういうの!


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 18:02Comments(1)

2015年08月01日

危険なバイトで心霊体験(完結)

サインディスプレイ部 営業のKです。

それでは、続けます。


話を始める前に、ひとつ言っておかなければいけないのですが、自分には

霊を見たり感じたりする事は出来ても、祓うという事は出来ません。

まあ、過去に何度かは、そういう結果になった事もありましたが、

自分がやった事といえば、丁寧に霊の話を聞き、同調し、そして

成仏出来るように安らかな気持ちになるように勧めただけです。

ですから、今回の案件に関しても、ヤバイかヤバクないか、を判断して

伝える事しか出来ません。

今回も、一度現地に訪問して、とてつもなく危険という事は分かったのですが、

自分に掛かる霊的影響に耐えるのが精一杯であり、本来なら、力ずくでも、

先輩達を連れて帰るべきだったと自責の念に駆られます。

で、本題に戻りますが、実は自分が訪問し、帰った後、先輩達もヤバイという

事に焦り、慌てて、お守りとか御札とかを買い揃えたみたいでした。

ただ、本当に徳の高い方が、現地を把握した上で作ったものでないと、

効果は期待出来ないのかもしれません。

というよりも、この件に関しては、反って霊達を怒らせてしまったみたいです。

霊達といったのは、前回、現地を自分なりに見て、そこに祟っている霊は、

殺された女性一体ではなく、彼女が呼び寄せたものかは、分かりませんが、

とにかく、無数の強い怨念を持った女の霊達が、そこに居て、そこに来る人間に

対して災いをもたらそうと待ち構えている、そんな感じでした。

それは、まず、大学から戻った部屋で、はっきりと示されていました。

部屋に貼った御札が細切れに破かれ、お守りも黒く変色していたそうです。

そして、自分が唯一、提言した、部屋の四隅の盛り塩も、茶色く変色し、

あり得ない位、べたべたとした物が付着していたという事です。

さすがに、怖さの限界を超えてしまっていました。

そこで、先輩達の中に四国出身の方が居て、何とか知り合いの霊能者に頼んで

数日後にその部屋に来てもらい、しっかりとお祓いをして貰うという事に、

なっていた様なのですが、結論から言うと、間に合わなかった。

その後、その霊達は、昼夜構わず、露骨に現れるようになりました。

そんな状況下でも、そこに居続けた彼らは、既に精神の何処かが、病んで

しまっていたのかもしれません。

戸を開けると、そこに誰かが立っているのが普通になり、昼間でも、ヒソヒソと

した話し声はおろか、常に鼻歌のような歌声が聞こえていたとの事でした。

そして、入居してから、4日目、先輩達の一人から電話がありました。

あのな。お前だから、はっきり言うけど、まず2日目の時点でAが

おかしくなってしまった。声も違うし、いつもブツブツ恨み言を

呟いてる。

で、その翌日にはBがおかしくなった。

Aと同じ様な感じだ。そして、今、俺は孤立している。

気が付くと、AとBが、俺の方を伺いながら、ひそひそと何か話してる。

でも、俺が話しかけても、はぁとか気の無い返事しか返ってこないのに、

あいつらが二人で話している時は、口調こそ、ゆっくりしてるが、目が

ギラギラしていて、怖いんだ!どうすれば良い?

勿論、ここから出るのが一番なのは当然だが、あいつらを残してひとりで

出て行けない。

それに、俺が部屋の中を移動するだけで、行く先々全てで、あの女が

現れて、行く手を阻むんだ。

だから、きっと自力でここから出る事自体、無理だと思う。

だから、こんな状況下で、身を守るとしたら、何か手はあるのか?

そう聞かれても、付け焼刃で、あんな悪霊に対抗できる術が有る筈もなく、

俺は、一言、念仏でもなんでも、取り合えず知っているものを適当に

唱えながら、一気に外に飛び出すしかないですよ。

とだけ伝えた。

先輩の、落胆した声が、俺にも辛かった。

そんな電話の最中も、電話の後ろからは、女の声で、ゲラゲラ笑う声や

からかう様な声が大きく鳴り響いていた。

そして、その晩、事態はクライマックスを迎えた。

電話を掛けてきた先輩は夜中に、苦しくて目を覚ます。

目を開けると、Aさんが、自分の上に馬乗りになり、首を絞めている。

そして、必死にもがきながら、横を見ると、Bさんが、首を吊る用意を

黙々と始めていた。

やめろ!とA、Bに呼びかけたが、全く反応がなく、締められている手を

なんとか、掴むのが精一杯だったそうだ。

そして、Bさんが、部屋の中に首吊り用の準備を整え終わった時、壁の中、

そして、ベランダからも、無数の女達が現れた。

壁の中からすーっと現れるもの、床から、スーッと浮かび上がってくるもの。

女達はみな満足そうに気味の悪い薄笑いを浮かべている。

そして3人を囲むようにして、その包囲網は小さくなっていく。

その時、Bさんが自分の首に縄をかけ、Aさんにも、首に縄を掛ける様に

促した。

Aさんが、縄を貰う為に、片手を離したとき、首を絞められていた先輩は、

とっさに、飛び起きると、訳の分からないお経のようなものを唱えながら、

ベランダへ走った。

そして、ベランダの手摺にぶらさがり、何とか下に降りられないか、と

探っていた。

すると、例の女達が、一気に彼を捕まえて、引き釣りあげようとしたそうだ。

彼は、取り合えず、それらの手を振りほどき、そして、当然のように、

地面へと落下していった。

しかし、運が良かったのか、彼はちょうど下に駐車されていた車の屋根に落下

した。

凄い音で、住民が起きだすのが分かると同時に助かったのか、という安堵と

痛みで彼は意識を失った。

そして、目が覚めると、そこは病院であった。

その後、警察から聞いた話では、現場に駆けつけた警察官が部屋で見たのは、

首を吊って絶命しているBさんと、首を吊ったBさんの足を嬉しそうに引っ張る

Aさんの姿だったそうである。

結局、Bさんは自殺、Aさんは、精神に異常があり、入院。

車の上に落ちて、九死に一生を得た先輩は、結局、両足と片手の骨折だけで

すんだ。

その後、亡くなったBさんの両親が、バイト元の不動産会社とAさんたちを

相手取り、訴訟を起こした。

起こしたのだが、結局、そのような事例が真実として認定されるはずも

なく、和解という形で結審したと思う。

その後、そのマンションは、住民がどんどんと転出してしまい、数年後には

取り壊されてしまう。

バイトは、汗水たらして働くのが一番。

楽して、高額なバイトには、いつか、しっぺ返しがあるかもしれません。

皆さんもお気をつけくださいね!






アギョウサンサギョウゴ

つまり、五十音のあ行の3番目→う
          さ行の5番目→そ

つまり、うそです、という事(つまらなさ過ぎて、ごめんなさい)
  


Posted by 細田塗料株式会社 at 09:22Comments(4)