2017年08月08日

郵政宿舎が建つ前には・・・・。

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です。

今日は、朝から、加賀・小松地区の営業を廻っていたのですが

もう、完全にずぶ濡れ状態でした(笑)

至る所で道路が冠水してしまっており、なかなか

ファンタスティックな1日でした(笑)

皆様方に置かれましても、台風の被害を

被っていなければ良いのですが・・・。

相変わらずコメント欄も盛り上がっているようで、

嬉しい限りです。

最近、朝起きると、枕元にファミチキが置いてあるのも

怪奇現象ではなかったとホッとしております(笑)

それから、コメントで、水溜りボンドというユーチューバーさんの

心霊動画はどうですか?との質問がありましたが、勿論、

見てみたのですが私には判断の仕様もありません。

でも、信じて見ていて、それが楽しめる物になっているのだとしたら、

それはそれでOKなのかな、と思っております。

最後に、よくコメントを頂いておりました、うちの大監督の演劇コンクール

ですが、『優秀賞』だったそうです。

最優秀賞だけが、中部地区の演劇コンクールに出られるとの事ですので、

うちの娘は、燃え尽きたように、勉強しているフリをしつつ、

スマホでアニメを見まくっております。

あっ、最後に、コメント欄に、お盆期間中に金沢へ飲みに来られる?

方がいらっしゃるようですが、私も8月12日(土)は

片町へ飲みに行く予定です。

もしかすると、気付かずに同じ店で飲んでたりしたら、

楽しそうですね~

ということで、今夜も怖くない話、いってみましょう!

最近スランプ状態ですので、明日、アップ出来なかったら、

ごめんなさい(涙)

それでは、どうぞ~!


自宅の近くに郵政宿舎があった。

あった、と書いたのは、もう既に入居人はおらず、廃墟と化しているからである。

もっとも、既に別の建物が建つ予定があるらしく、まあ、想定内の建て替え、

なのかもしれないが・・・。

実は、今回書きたいのは、その郵政公舎の事ではなくて、それが建つ前に

その場所にあった謎の施設について、である。

それは、プレハブの部屋が並び、その横には通路があった。

その数はとても多く、まるで迷路のように入り組んでいた。

そして、その部屋それぞれに特徴があり、まるで教室のような部屋や、誰かが

生活しているような部屋、更に何かの実験をしているような部屋もあった。

その当時、俺はいつ近所の友達とそこを訪れて遊び場にしていた。

メンバーは俺の他に男の子が2名だった。

実際には、友達はもっと沢山いたのだが、何故か親から、其処で遊ぶのを

固く止められているらしく、いつも俺を含めた3人だけだった。

だが、それでも少しも寂しくは無かった。

というよりも、とても楽しかった。

勿論、その場所が子供の好奇心を掻き立てるに十分過ぎるほどの未知の建物

だったというのも大きいのだろうが、それ以上に別の理由が存在していた。

それは、いつもその場所に行くと、別の友達に会えたから・・・。

今思えば本当に不思議な事なのだが、いつ、その場所に行っても彼らは常に

其処にいた。

彼らというのは、ちょうど同い年くらいの女の子1人とその妹らしき女の子1人だった。

そして、その女の子2人と俺達3人の合計5人で遊んでいた。

いつもは学校が終わってからということになると、夏休みなどは、朝からずっと

其処で遊び続け、暗くなると帰宅するというのか日常化していた。

そして、其処で何をして遊んでいたか、といえば、各部屋の探検だったり、かくれんぼ

や鬼ごっこという至って普通の遊びだった。

しかし、普通の遊びも、その場所で遊ぶと、とてつもなく楽しかったのを覚えている。

しかし、楽しいだけの記憶しか残っていなかったあの頃だが、実は怖い記憶が

自己防御的に抹消されていたことに最近気付いた。

そこでの鬼ごっこやかくれんぼが楽しかった理由。

それは、未知の建物だったり、そこでしか会えない友達に拠るものではなかった。

それが証拠に、そのかくれんぼや鬼ごっこで、俺達が鬼役になった事は無かった。

そして、そこでしか会えない女の子が鬼役になった記憶もない。

それならば、一体誰が鬼の役をしていたのだろうか?

ずっと、考えていて、最近、ようやく思い出したことなのだが・・・・。

そこには、別の鬼役が存在していた。

それは、当時の俺達がメデューサと呼んでいたのも思い出した。

メデューサとはギリシャ神話に出てくる、見た者を石に変えてしまうという、

頭髪が毒蛇になっている女。

そのあだ名で呼んでいたのだから、きっとそういう外見だったのだろうと

思うのだが、どうしても、その姿だけは霧がかかったように思い出せない。

だが、その女は確実に存在しており、俺達はその女から必死になって

逃げ回るのを楽しんでいたのかもしれない。

子供独特の怖いモノ知らず故に・・・。

俺達は、まず、そのプレハブの外でいつも待ち合わせていた。

全員が揃わないと決して中には入らなかった。

そして、全員が揃うと、全員が一塊になって中へと入った。

そして、化け物退治よろしく、プレハブの一つ一つの部屋を順番に見て廻った。

そして、必ず、プレハブの何処かの部屋に居る、その女を見つけると、俺達は

一気にバラバラになって逃げた。

そして、プレハブの何処かの部屋に息を殺して隠れた。

そして、見つかりそうになると、再び、走って、その女から逃げた。

どうやら、その女はそれほど追いかけるのが速くないらしく、いつも容易に

逃げ切り、また別の場所に隠れることが出来た。

ただ、一度、どうしても逃げられない袋小路のような場所で、その女とバッタリ

出会った事があったのだが、その時には

お前じゃない・・・・

と言われ、そのまま部屋から出て行ってくれたのも記憶している。

そして、それは俺の友達も同様の体験をしているから、その女が追いかけていたのは、

俺たちではなく、そこでしか会えなかった女の子達だったに違いない。

実は、その遊びは、俺達が小学校の高学年になる前に、パタッとやらなくなってしまう。

そして、その理由がつい最近、思い出された。

それは、ある日、いつものように、その女から逃げ回っていた俺達が、ある光景を

目撃してしまったからに他ならない。

そして、その光景とは、一緒に遊んでいた女の子2人が、その女に見つかって捕まり、

体を引きちぎるようにして、その女に食われるという過程だった。

その女の子達は、声も出さず、ただ悲しそうな顔をしながら、ゆっくりと、その女に

食べられていた。

不思議な事に、腕を千切られても、足を折られても、血というものは流れなかったが、

それでも、じわじわと食べられていく女の子達を見ているのは恐ろしかった。

そして、その女の子達を、至福の顔で食べ続けるその女の顔は、間違いなく俺たちに

取って、トラウマになってしまったに違いない。

そして、その日以来、俺達は二度とそこで遊ばなくなった。

そして、そこで見た事を話すことも決してしなかった。

そのうち、そのプレハブが取り壊されると、俺達の頭から、その時の記憶は

完全に消されてしまった。

しかし、記憶が蘇ってしまった以上、どうしても話を聞いてもらいたくなった。

そこには、確かに、その女の化け物と女の子達が存在していたという事を。

人間の記憶の中には、自らが気付かないうちに、自己防御機能として、抹消

されてしまった記憶という物が存在しているらしいが、これは誰しもが

体験したような記憶ではない様な気がしてならない。

更に、その当時、一緒にそのプレハブで遊んでいた友人達とは、それ以後、

全く連絡が取れなくなってしまっている。

そして、最近になって、その時の記憶を取り戻してしまった俺。

それは、そのプレハブの建物の後に建てられた郵政宿舎が廃墟となった頃と

一致している。

もしも、それが、過去の呪いから、俺を護っていたのだとしたら・・・。

もしかすると、俺の身にも、何か不気味なことが起きるのかもしれない。
  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:14Comments(33)