2017年10月01日

現在・・・・。

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、今日も1日お疲れ様でした!

本来は本を一冊出版させて頂けただけで

夢のようであり十分幸せなんですが、

現在、amazonの竹書房ランキングで、

文庫版が1位、kindle版が2位、

そして、amazonの文庫本の

新着ランキングでも、総合で25位という

夢を遥かに超越するかのような事態に

1人で狂喜乱舞しております。

本当は本を出版する事で、もしも本が

売れず出版社さんにご迷惑を掛ける事

だけは避けたいと願っておりましたので、

本当にホッとしております。

これも、ブログをお読み頂いているだけでなく、

本をお買い上げくださった皆様のお陰と

心より感謝しております。

ちなみに、会社内のほかの部署のブログにも、

http://hosoda2.kitemi.net/e100680.html

こんな感じや、

http://info.hosodapaint.com/e100688.html

こんな感じで

紹介して貰って・・・。

本当に読者の皆様をはじめ、周りの

色んな方達に助けられていると実感させられてます。

重ね重ね、本当にありがとうご゛さいました。

それから、現在、この記事以降はコメントがしっかりと

承認されてからのアップになりますが、過去記事も

そうした方が宜しければ仰って頂ければすぐに

設定させて頂きます。

また、お買い上げ頂いた文庫本のサインについて

ですが(本当に私のサインに需要があるのだろうか?)

もう少しお待ち頂ければしっかりと対応したいと

考えておりますので宜しくお願い致します。

それでは、また明日お会いしましょう!

再見!
  


Posted by 細田塗料株式会社 at 19:52Comments(40)

2017年10月01日

中古ラミネーターのご紹介!

サインディスプレイ部  営業のKです。

今日は、完全にお仕事のお話です。

(私だって、たまには仕事もします(笑))

中古のラミネーターが入荷しましたので、

ご案内させて頂きます。




メーカーはユーボン。

確かIKO-1308EMTYだったと思います。

最大ラミネート幅は1380mm幅。

コールドと低温ホットの兼用になります。




ですので、これからの寒い季節には最適かも

しれません。

速度は無段回調整で、ON/OFFのフットスイッチも

付属致します。

使用頻度はかなり低めですので、それなりに

綺麗です。

取扱説明書も付属致します。

こちらのラミネーターも基本的にはお客様ご自身

でのお引取りが大前提になります。

お引取りの際、当社にて動作確認と操作説明を

させて頂きます。

ということで、

こちらの中古ラミネーターですが、

大特価12万円(税別)となります。

かなり安価ですので、お早めにご連絡

頂ければ、と思います。

ご質問などは、お気軽にどうぞ!
  


Posted by 細田塗料株式会社 at 11:07Comments(4)

2017年10月01日

妻が帰ってくる・・・・。

サインディスプレイ部  営業のKです。

午前0時を回りましたので、怖くない話、再開

させて頂きます。

お陰様で、ゆっくりと休む事が出来ました。

その間も、沢山のアクセスを頂き、更に

本の出版に合わせ、沢山の方々が

お買い上げいただきました事、心より

感謝致します。

今後とも、良質な誤字脱字?をお届け出来る様に

頑張らせていただきますので、何卒宜しく

お願い致します(笑)

ちなみに、娘は相変わらず隣の部屋でコスプレしながら

友達と電話で盛り上がっております。

ちなみに、先ほど、偶然、トイレに行く為に1階へ

降りた際、娘と鉢合わせになり、その異様な姿に

思わず悲鳴をあげそうになりました。

私には落ち武者にしか見えませんでしたが、

れっきとしたアニメキャラだそうです(笑)

あっ、それからコメント欄は、以前の様に

承認してからの公開に戻しましたので、

宜しくお願い致します。

ちなみに、承認後、コメント公開になるのは

次の記事からです。

それでは、休み明け第一弾の怖くない話。

スタートです。

どうぞ~!



これは知人から聞いた話である。

彼は自営業を営んでおり、自宅兼社屋には、彼の妻と子供達2人、そして

彼の母親(祖母)が一緒に住んでいた。

自営業といっても、彼の妻は別の仕事をしていたようで、子供の保育園への

送り迎えはいつも彼がおこなっていた。

何かとすれ違いが多い夫婦だったが、それなりに中の良い家族として生活

を送っていた。

そんなある日、彼の元に電話が入った。

妻が仕事中に事故に遭ってしまい病院に搬送されたとの連絡だった。

彼は子供たちを祖母に任せ、1人で病院へと向かった。

あの慎重な妻が事故に巻き込まれるなんて、彼には信じられなかったし、もしも

そうだとしても、きっと軽い怪我で済んでいる筈・・・そう思いながら

教えられた病院へと急いだ。

しかし、彼が病院に到着し、受付で教えて貰ったICUに入ると、そこには

今しがた息を引き取ったばかりの妻がベッドに横たわっていた。

彼は医師から妻が亡くなった事を知らされたが、どうしても信じられず、

彼女の腕を掴んで呼びかけた。

すると、今しがたなくなったばかりの妻の体はまだ体温も感じられ、とても

死んでいるとは思えなかった。

それでも、警察が来て、事故の詳細を知らされた時、やはり助からないのも

しょうがない、と絶望させられたという。

その事故の詳細は、ガードレールが設置された歩道を歩いていた妻に向かって

突然、コントロールを失った車が突っ込んできて、妻は車とビルの壁に挟まれ、

意識の無いまま、病院に担ぎ込まれたという。

現場は妻の血液で赤黒い血溜まりが出来ていたという。

そして、何故かガードレールの隙間をわざと抜けるようにして車は猛スピードで

妻にぶつかっていった為、現在、運転手に殺意があったのかを取り調べている

そうだが、どうやら運転手は、突然ハンドルが全く利かなくなったと主張しており、

当然、殺意も否定しているとのことだった。

妻の遺体を確認した時には、その損傷の酷さから彼は震えが止まらなかったという。

そして、自宅に帰った彼は祖母に妻が亡くなった事を伝えると、母親もかなり

動揺していたが、それでも、子供たちに、その事実を話す時には、彼がまだ

立ち直れない分、祖母がしっかりと丁寧に話してくれたのだという。

その話を聞いて、当然、信じられない子供達は、

そんなのウソだ!

と泣き暴れたが、それでも毎日丁寧に祖母が話してくれたお陰もあってか、妻の葬儀

の頃になると、

お母さんの分まで頑張らないと!

泣いてばかりいたらお母さんが悲しむからね!

と言って、彼が逆に励まされるほどだった。

そして、通夜と葬儀も終わり、仏壇に妻の写真も置かれるようになると、彼と

子供達は、毎日、朝起きた時と夜寝る前には必ず、仏壇に向かって手を合わせる

様になる。

そんなある日、突然異変が起こる。

最初、彼が留守にしている時にそれは起こった。

いつものように幼稚園から帰り、夕飯を一緒に作っていた時、突然玄関のチャイムが

鳴った。

急いで玄関に走る子供達と祖母。

用心の為、いつも玄関の引き戸には鍵が掛けられているのたが、その引き戸のガラス

には女性の姿が映っていた。

すると、それを見た子供達は、

あっ、お母さんだ!お母さんがかえってきた!

と言って歓喜し飛び跳ねた。

しかし、そんな事がある筈も無いので、祖母が

どちら様ですか?

と聞くと、

○○です。開けて下さい・・・。

とか弱い声で呟く。

それは紛れもなく妻の名前だった。

それを聞いて、血の気が引いた祖母は、玄関の鍵を開けようとする子供達を

叱りつけて玄関から引き離した。

そして、再び、

どちら様ですか?○○はもうこちらは居りませんが?

というと、またしても

○○です。開けて下さい・・・。

と言ってくる。

そして、ピッタリとガラス窓に張り付いてくるその姿は、生前、妻がいつも仕事に

出かける時に着ていた服装とそっくりだったし、何より、その姿かたち、そして

声が明らかに妻本人のものだった。

しかし、祖母は、そんな馬鹿な事があるわけがないと自分に言い聞かせて、心を

鬼にして、

お帰りください!警察を呼びますよ!

と語気を強めた。

すると、ガラス戸に映ったその女は、スーッと玄関から離れ、見えなくなった。

それからが大変で、子供達は、

どうして、開けてくれなかったの~!

せっかくお母さんが帰ってきてくれたのに!

もうおばあちゃんなんて大嫌い!

と大暴れになっていた。

そんな時、用事を済ませた彼が外出から帰ってきた。

そして、祖母から、先ほどの話を聞くと、一瞬嬉しそうな顔をしたが、やはり

そんな事がある筈がない、と思い直し、子供たちをなだめた。

しかし、そんな事が起こったのなら危なくて外出させなれない、と思った彼は

その次の日は子供たちを保育園には行かせず、彼自身も家の中でジッとしている

事にした。

すると、ちょうど、昨日と同じ午後3時頃になると、突然玄関のチャイムが鳴った。

彼は、子供たちを祖母に任せ、1人で玄関に向かった。

すると、そこには祖母から聞かされた様に、玄関のガラス戸に妻らしき女性の

姿が映し出されていた。

彼は、

どちら様ですか?

と言うと、その女は、

○○です。貴方の妻の○○です。

お願い!あの子達に会わせて・・・。

と言ってくる。

本当に○○なのか?

でも、どうして・・・。

彼がそう言うと、その女は、

あの子達と最後に会えなかったのが心残りで・・・。

だから、一目だけでも会いたくて戻ってきました・・・。

そう言った。

彼はその言葉に心を動かされて玄関の鍵を開けようとしたが、何故か鍵は、何かで

固定されたかのように、全く動かなかった。

それでも、彼は何とか玄関を開けようとしていたが、そこに祖母がやってきて、

何をしているの?

馬鹿な事するんじゃないよ!

と叱責され、彼はハッと正気に戻った。

そして、

もしも本当に妻だというのなら、昔、俺がお前に暴力を振るってしまった時に

出来た、左腕全体に出来た大きな火傷の痕を見せてくれ!

と言った。

すると、その女は、左腕をガラス戸にピタリとくっ付けた。

そこには、腕全体に広がった大きな火傷の痕が映し出された。

それを見た彼は、突然、

お前は妻じゃない!帰れ!

と大きな声で怒鳴った。

彼は妻に暴力を振るった事も無ければ火傷を負わした事も無かったのたから。

すると、その女は突然、玄関の引き戸を両手で掴み、グラグラと揺すっていたが、

しばらくすると、そのまま玄関から離れ、外の景色の中に消えていった。

しかし、その後の彼の心境は複雑だった。

先ほどはああ言ったが、あれは本当に妻ではないのか?

違うとすれば、その姿や声はあまりにも妻に似すぎている。

もしも、本当に妻ならば、一目だけでも子供たちに会わせてやるのが、一番

良いのではないか・・・・と。

だが、いつまでも子供たちを保育園に行かせない訳にも行かず、その翌日から、

彼は子供達を保育園へと送っていった。

そして、保育園の先生には、くれぐれも誰かが来たとしても絶対に子供達と

会わせないで欲しい、と強くお願いして仕事に戻った。

そして、ちょうどお昼頃に保育園から電話があり、彼は慌てて子供たちを

迎えに行った。

すると、先生が言う事には、お願いされた通り、子供達からは、目を離さない様に

していたのだが、ふと気付くと、お母さんが迎えに来ていて、おいでおいでと

塀の外から手招きをしていたのだという。

何故か、子供達は、金縛りにでも遭ったかのように動けなくなっており、それを

見て、お母さんは、何処かへスーッと消えて行ったのだという。

言い難いんですけど、お母さんって、事故で既に亡くなられていらっしゃるんですよね?

と言われ、彼は急いで、子供達を自宅へ連れ帰り、厳重に家中の鍵をかけた。

彼には子供達をなんとかして護らなければ・・・という思いしかなかった。

そして、またしても、午後3時頃になると、その女が玄関にやってきたが、彼は

聞こえないフリを決め込み、玄関には近づこうともしなかった。

すると、その夜に異変が起こる。

彼が寝ていると、誰かが階段を下りていくような音に気付き目が覚めた。

彼は恐る恐る階段の下を見てみると、まるで夢遊病のように、子供達がフラフラと

玄関の方へと歩いていくのが見え、そして、その先の玄関の引き戸には、あの女の姿が

映し出されていた。

彼は慌てて階段を下りて子供たちに駆け寄ると、その時、子供達は必死に玄関の

鍵を開けようとしていたが、やはり鍵はビクともしない様子だった。

彼は子供達を抱き寄せ、そして玄関から遠ざかった。

そして、玄関の電気を点けると、

子供達は絶対に渡さんぞ!

早く消えうせろ!

そう怒鳴った。

すると、妻は、玄関をこじ開けようと唸り声のような声を出して引き戸に飛びついた。

しかし、何かにまとわり付かれ、そして振りほどこうとする仕草をした後、

またしても暗闇の中へとスーッと消えていった。

そうなってしまうと、さすがに彼も自分だけではどうしようもないと悟り、

俺と彼との共通の友人の紹介で、俺を頼ってきた。

そして、これまた、自分ひとりでは何も出来ない俺は、当然のごとく、いつもの

Aさんに連絡をとった。

まず、俺が彼と会って全ての話を聞いた。

そして、それをAさんに伝えると、珍しくAさんは小言も言わず二つ返事で

OKしてくれた。

そして、Aさんと2人で、教えられた彼の家へと向かう。

彼の家に着くと、Aさんは、家の周りをぐるぐると見て回る。

何やら時間をかけて念入りに何かを見て回っていたようだが、しばらくすると

再び玄関まで戻ってきた。

俺がチャイムを押すと、彼が恐る恐る引き戸を開けた。

その顔には不安と恐怖が感じられ、かなり疲れているように見えた。

そして、彼とAさんはそこで初めて、直接話すことになった。

賭けはAさんに向かって丁寧に挨拶した後、

心配そうな顔で、

子供達は大丈夫でしょうかね?

もしかしたら、妻は本当に悪霊になってしまったんでしょうか?

と聞いてくる。

それを聞いたAさんは、思わず、クスッと笑ってから、

ああ、すみません。

奥さんが悪霊になってるか?ということですよね・・・。

あの・・・逆に質問しますけど、玄関の鍵が開かなかった事や、子供達が金縛りみたいに

なった事って、ただの偶然だと思ってますか?

それって、全然偶然なんかじゃないんですよね。

本当なら、もうとっくに、その悪霊にお子さん達は連れて行かれてる筈なんですよ。

でも、そうならなかったのは、奥さんのお陰なんです!

元はと言えば、その悪霊が、貴方のお子さん達に目をつけて、それを手に入れる為に

奥さんを事故で殺したんです。

でも、奥さんは早く天国にのぼって楽になりたいのに、子供たちや貴方を護る為に、

現世に留まって、あの悪霊が子供たちを連れて行かないようにと、必死で抵抗

していたんですね。

ただ、いかんせん、奥さんよりも悪霊のほうが狡猾で強力だから・・・・。

奥さんの霊も、何とかギリギリで護るだけで精一杯だったんですよ。

だから、奥さんの事を悪霊になった、なんて間違っても思わないでください。

貴方やお子さん達を必死で護ろうとしているのが、奥さんなんですから・・・。

そう聞かされて、彼は思わず涙がこぼれた。

死んでも尚、子供達を護ろうとする妻の気持ちに涙が止まらなかった。

そして、その悪霊が、子供たちを手に入れる為に、事故を誘発して妻を殺した、

という事実を聞いて、彼は怒りが込み上げた。

すると、Aさんは、

まあ、怒る気持ちも分かりますけど、ここからは私達の、いえ、私の仕事

ですから、任せておいてくださいね。

私も、簡単に人の命を奪い、尚且つ、そのお子さん達にまで手を出そうとする

奴は絶対に許しておきませんから・・・。

それを聞いた彼は、深いお辞儀をしてAさんに感謝していた。

そして、Aさんは、

あっ、そうそう、家の周りにも、その悪霊が呪いみたいなものを掛けてありました

から、とりあえず、さっき家の周りを見て回った時に全部、呪いは断ち切って

おきましたから・・・安心してくださいね。

ということで、Kさん、家の周りに、粗塩を多めに撒いておいてくださいね!

と言った。

そして、俺はAさんから渡された粗塩をせっせと家の周りに撒いた。

しかし、なんでいつも俺は雑用ばかりなんだ・・・。

とブツブツ言っていると、Aさんから、

Kさん、もっとしっかりと気持ちを込めて綺麗に撒いてくださいね!

本当に雑用くらいちゃんとやらないと!

そう言われ、俺が更に時間をかけて丁寧に撒いていると、

あの・・・遅すぎます

と言われ、Aさんに笑われながら手招きされた。

そして、俺とAさんは彼と一緒に家の中に入った。

そして、玄関の鍵はかけず、そのまま玄関で待つ事にした。

彼は、鍵をかけない事をとても不安がっていたが、Aさんはそんな様子を

横目で見ながら、スマホをいじっている。

そして、

あっ、飲み物とか頂けたりしますか?

それと、出来れば甘いお菓子なんかあると最高なんですけど~(笑)

と全く緊張感のカケラも無い。

そう言われ、慌てて用意されたアイスティーとチョコレート菓子を嬉しそうに

頬張り、まるでビクニック気分だった。

幸せそうなAさんの顔とは対照的に、

その時の不安そうな彼の顔が今も記憶に残っている。

もっとも、日頃のAさんは、いつもこんな感じなのだが・・・・。

そうしていると、突然、Aさんが、

来ますよ!

と言って起き上がる。

そして、それから10秒も立たないうちに、その女は彼が言っていた様に玄関に

まとわり付くように現れた。

そして、玄関の外から、

どうして・・・・意地悪するの・・・・。

と悲しそうな声で言ってくる。

すると、Aさんは、それを見て鼻で笑うと、彼に聞いた。

やっぱり奥さんに似てますか?

すると、彼は、

ええ、間違いなく姿も声も妻そのものです!

と断言する。

すると、Aさんは、

良かったね!

似てるってさ?

でも、悪霊は何をどう変えても悪霊なんだけどね!

と言いながら

ゆっくり玄関に近づき、何をするのかと思って見ている

俺達の前で、あっさりと玄関の引き戸を開けようとした。

今から見えるモノを良く見ててくださいね!

呆気にとられている彼の目の前で、玄関の引き戸がガラガラと開けられる。

すると、そこに立っていたのは妻とは全く似ていない女だった。

いや、女というのは間違いであり、異様に高い身長と巨大な顔と目を持った

バケモノだった。

ね!こんな感じですから・・・。

Aさんはそう言って笑うと、そのバケモノは家の中に入ろうと身を乗り出す。

すると、Aさんは、

馬鹿じゃないの?

もうばれてるって分かんないの?

それに、あんたに用が有るのは私だから!

そう言って、玄関の引き戸を一気に閉めた。

そして、その後、外から眩しく青白い光が見えた。

すると、苦しそうな声が聞こえ、それが徐々に小さくなり最後には消えてしまった。

もうそこは平和で静かな空間に戻っていた。

そして、玄関の引き戸を開けたAさんは、

はい。終わりました。

今回は私も凄く腹が立ったので、何も残らない感じで・・念入りに。

そう言ってニッコリ笑うと、

じゃあ、お子さん達を呼んでくれますか?

と言ってくる。

彼が急いで子供達を連れてくると、Aさんは、

はい。外で待ってる人がいるから、ちゃんとお別れしなきゃね!

と言って、子供達と彼を外へと、押し出した。

そこには、綺麗な半透明な女性が笑いながら立っていた。

それは、すぐに彼の妻であり、子供達の母親だと判った。

すると、Aさんは、

はいはい。見世物じゃありませんから(笑)

と言って、また引き戸を閉めてしまった。

それから、外から聞こえてきのは、嬉しそうな声と泣き声だったが、5分ほど

すると、彼と子供達は、玄関に戻ってきた。

その顔には、しっかりとお別れを言えた満足感と幸福感、そして、寂しさが

入り混じった複雑な表情だった。

そして、

何から何までお世話になってしまって・・・。

本当にありがとう御座います!

と涙を流す彼に挨拶をして、俺とAさんは、その場を後にした。

そして、その時は何故か珍しくしんみりとした顔をしたAさんは、これまた

珍しくスイーツの要求はして来なかった。

それが俺には逆に恐ろしいのだが(笑)

  


Posted by 細田塗料株式会社 at 00:05Comments(53)