2017年11月02日

寝言に答えてはいけない!

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆さん、お疲れ様です!

うちの大監督は、明日は学校で授業。

そして、土曜は富山でコスプレ。

日曜日は、白山市でコスプレ。

そして、運転手は私・・・だそうです(涙)

ところで、今後、しばらくの間、とある事情で

毎日の更新が難しいかもしれません。

以前の、とある事情と同じですので、

ご理解くださいませ。

だから、もしも、更新が無かったら、

ああ、きっと、とある事情で忙しいんだな?と

思って頂けると助かります。

ちなみに、文庫本へのサイン希望は随時受付させて

頂きます(笑)

ということで、短いですが、今夜も全く全然、

怖くない話、いってみましょう!

それでは、どうぞ~!




これは俺の知人が体験した話である。

よく、”寝言に返事をしてはいけない”と言われる。

返事をすると寝ている人がそのまま死んでしまうとか、魂が現世に戻って

来られなくなるという話を聞く。

しかし、これから話すのは、それらとは少し理由が違うようである。

その日、彼は翌日が休みという事もあって、趣味のDVD鑑賞をしてから、

午前1時半頃に、寝室に向かった。

1階のリビングの電気を消し、静かに階段をあがり、寝室のドアを開けた。

既に妻は寝ているようで、部屋の中は真っ暗だった。

だから、彼もすぐに寝ようとしたのだがどうも眠りに落ちる事が出来ない。

彼は仕方なく、枕元にある小さなスタンド照明の明かりを点けて、雑誌に

目を通していた。

妻は完全に深い眠りに就いている様で、スースーと心良さそうに寝息を

立てている。

時計の音だけが、コツコツと暗い部屋に響いている。

こんなのも、なんか落ち着けて良いもんだな・・・。

彼はそんな事を感じながら、パラパラと雑誌に目を通す。

その時、突然、隣のベッドに寝ている妻の方から声が聞こえた。

今から行くから・・・・・。

彼は、ドキッとして妻の方を見る。

すると、相変わらず、スースーと寝息を立てている。

なんだ・・・・寝言か・・・・。

そう思い、彼は再び雑誌に視線を戻した。

すると、今度は、

もう少しで着くから・・・・。

おいおい何の夢を見てるんだ?と彼はそのままスルーした。

そして、次に、

ねぇ、死にたいと思ったことない?

そう聞こえた。

彼はさすがにびっくりしてしまい、思わず、その寝言に答えてしまう。

え?

何言ってるんだ?

あるわけ無いだろ?と。

そして、寝言だと思い直し、妻の方を見た。

すると、妻は横たわったまま、両目を見開いて彼の方を見ていた。

彼は、うわっと声を出しそうになったが、それよりも、起きていてそんな事を

聞いてきた妻の内心が気になった。

だから、再び、視線を妻の方へと向けた。

すると、そこに横たわっていたのは明らかに妻とは別の女だった。

彼は思わず、

うわぁ!

という声を出してベッドから飛び起きた。

そして、ベッドから3メートルくらい離れてから、もう一度確認する。

すると、その顔はどんどん崩れていき、老婆の様な顔になっていく。

そして、ニターっと笑いながら横たわり彼の顔を見つめていた。

彼は思わず、

あんた・・・いったい誰なんだ?

妻を何所へやった?

と怒鳴ってしまう。

すると、その老婆は彼のそんな反応がさも嬉しそうに、笑いながらジッと

彼を見ているだけだった。

そして、突然、バターンという音とともに起き上がった。

その起き上がり方は、まるで何か仕掛けでもあるかのように、とても

速いものであり、まるで寝ている姿勢のまま起き上がってきたその老婆に

彼は恐怖し、言葉を失った。

そして、老婆は呆然と見つめる彼の横を通り過ぎ、そのまま階下へと降りていった。

しばらく彼は動けなかったが、ハッと我に還り急いで階下へと降りていく。

そして、家中の電気をつけて妻を探したのだが、妻の姿は何所にも見つからなかった。

しかも老婆の姿は明らかに見当たらないのだが、玄関の鍵はしっかりと掛かったまま

であり、彼は頭が混乱してしまう。

結局、その後、家の外も調べたのだが妻は見つからないままで、彼はそのまま

一睡もせずに朝を迎えた。

すると、突然玄関のチャイムが鳴った。

彼は急いで玄関に走りドアを開けると、そこには妻が立っていた。

パジャマを着たままの姿であり、彼を見ても全く表情1つ変えなかった。

それはまるで催眠術にでもかけられているかのように、無反応な妻の姿だった。

そのまま彼は妻を病院まで連れて行くと、そのまま精密検査が行われ、結果として

一種の記憶喪失状態だと診断された。

それから催眠療法などによって生活に支障が出ない程度に回復したのだが、結局、

その老婆が誰だったのか、は彼には分からないままだった。

それからは、彼は万が一誰かの寝言を聞いたとしても絶対に無視するように

しているのだという。
  


Posted by 細田塗料株式会社 at 21:08Comments(20)