2017年11月26日

衝突防止センサー

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です。

すみません。

先日、通夜に行って怪異に遭遇してからというもの、

体調が優れません。

まあ、体調だけではなく、怪異も・・・・。

今週中にAさんに相談してみるつもりです。

ということで、久しぶりで申し訳ありませんが、

1話のみアップさせて頂きます。

それでは、どうぞ。



これは俺が最近聞いた話である。

近頃はさすがに心霊スポットなどには行かなくなった俺なのだが、

やはりその手の情報というのはいまだに耳に入ってくる。

その中でも興味深かった話がある。

場所は金沢市内の山の中にある坪野キャンプ場という所。

その心霊スポットは若い頃、俺も恐怖を身をもって体験した場所でもある。

そんな場所へ若者3人が1台の車に乗り探索に行ったのだという。

晴れた夜であり、月がとても綺麗だった。

乗っていった車は今流行の衝突安全センサーみたいなものが付いている

軽四。

車の前やコーナーに何かが数メートル以内に近づいた時にセンサーが

感知して警告音としてしらせてくれるというもの。

実は俺が仕事で使わせてもらっている社用車にも搭載されているのだが、

アイドリングストップ機能とあわせ、運転していてとても邪魔になる

機能という印象がある。

それはとにかく難にでもセンサーが反応してしまい警告音が鳴り響いて

しまい、運転に集中出来ないということである。

交差点で右折待ちをしている時にも対向車に反応して警告音が鳴るし、

信号で止まる際にも、こちらは停車する前提でゆっくりと車速を落としているにも

かかわらず、追突防止のセンサーがなり続けるだから溜まったものではない。

そんな車で若者3人が、俺にも過去に体験があるスポットに行ったと

いうのだから、やはりどうなったのかは興味があった。

現地に到着した彼らはまず3人で辺りの様子を探索したという。

時刻は午後7時頃であり、夏という事もあってかまだそれなりに明るかった。

しかし、気が付くと辺り一面に霧が立ち込め始め、それはすぐに車の周りを

覆い尽くした。

3人は慌てて車の中に戻りしっかりとドアをロックし、窓もしっかりと閉めた。

そして、車のエンジンはかけたままにした。

いざという時にすぐに逃げられるように・・・・。

車の周りはあっという間に白い霧に覆われ全く視界が利かなくなった。

すると、次の瞬間、突然、車の警告音が鳴りだしたという。

車の前か斜めに何か障害物があるとセンサーが感知したのだ。

誰かいるのか?

警告音の為、社内は軽いパニック状態になる。

しかも、視界が全く利かないというのも恐怖に拍車をかけてしまう。

と、次の瞬間、彼らの乗った車は突然や大きく揺さぶられる。

それまで騒いでいた彼らは、その揺れで思わず無言になる。

そして、耳を済ませて車の周りに誰かいるのか、と五感を集中させた。

窓を閉め切った車内からは外の状況など把握出る筈もなかったのだが、

それでも彼らは懸命に今起きている事を探ろうと必死だった。

すると、また彼らの乗る車を大きな揺れが襲った。

しかも、その揺れはすぐに収まるどころか、ずっと揺れ続けた。

まるで車が横転させられるのではないか、と心配になるほどの

酷い揺れだった。

しかも全く収まる様子はなく、更に揺れはひどくなっていく。

さすがに我慢出来なくなったのか、彼らの中の一人が突然、

もうこんな車内に居られないよ。

後部座席に座っていた背の高いがっちりとした友人だった。

俺が外に出て確かめてくる!

そう言って車のドアを開けようとする。

他の2人は必死になって彼を止めたのだが、彼の意志は固いようで

そのままドアから出て行く彼を見守るしかなかったという。

俺が出たらすぐにドアをロックしてくれ!

そう言い残して彼は霧の中へ消えていった。

他の2人はすぐさまドアをロックし、耳を済ませた。

しかし、彼の叫び声はおろか、何も聞こえては来ない。

相変わらず車は大きく揺さぶられたいたが、さすがに彼の事が心配になってしまい

彼の携帯に電話をかけた。

携帯はしばらく鳴り続けていたが、突然電話が繋がった。

もしもし、○○か?

大丈夫なのか?

彼らがそう叫ぶと、電話の向こうからは

もう乗ってるんだよ。

うしろ・・・・うしろ

という気持ちの悪い女の声が聞こえてきた。

その声に彼らはゆっくりと車の後部座席の方を振り返る。

あいかわらず車の警告音が鳴り響き、車は大きく揺さぶられていたのだが、

その音が突然途切れ、揺れも収まった。

そして、振り返った後部座席で彼らが見たものは、

白い着物を着た女の姿だった。

全身がびっしょりと濡れており、その顔は何故か彼らを見つめたまま

不気味に笑っていたという。

彼らが覚えているのはそこまでだという。

その後、意識を失った彼らと、道路の側溝に倒れていた一人を

見つけた近くに住む住民に助け起こされ彼らは事無きを得た。

しかし、2人は記憶の一部が無くなり、もし1人は全てのその時の記憶が

消えてしまっていた。

勿論、警察沙汰にはならなかったが、もう彼らは二度と其処へは行かない、と

肝に銘じているのだという。

  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:16Comments(40)