2017年12月06日

ボーイスカウトでの体験談

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様でございます。

こちら、金沢は、いかにも冬到来・・といった感じで

寒い1日になりました。

うちの大監督は、今日は寒いにもかかわらず、

薄着で学校に行き、寒い寒いと言いながら、

ご帰宅。

そのまま、妻を説得して、暖かいものを食べに行ったのですが、

帰って来てから、

何食べたの?うどん?ラーメン?

と聞くと、

焼肉・・・・という答えが返ってきました(涙)

まあ、確かに焼肉も暖かい、というか熱いですけどね。

妻をうまく丸め込む話術だけは、さすが、

大監督です(泣)

あっ、ちなみに明日は仕事関係の忘年会です。

アップ出来なかったらごめんなさい。

ということで、今夜も怖くない話、いってみましょう。

それでは、どうぞ!




これは俺が体験した話である。

かなり以前、子供の頃にはボーイスカウトというものに入っていた。

ロープの結び方や手旗信号、そしてアウトドアでの生活などを体験させてくれる

ものであり、そこではマナーや礼儀というものも教えられた気がする。

そして、これはそんなボーイスカウトの行事の一環として、石川県の穴水という

所で行われた合同ミーティングに参加した時の話である。

それは北陸三県のボーイスカウト団体が一同に集まるというイベントであり、

その時もかなりの人数が集まっていた。

昼間はそれぞれが幾つかのチームに分かれて自然の中で自然のものを

出来る限り利用して食事を作りそれを競い合ったり、色々な

レクリエーションで盛り上がった。

その後、夜に備えて、テントを張る準備に入る。

さすがにそれだけ大勢が集まってキャンプを張っていると、まるで

何も無い地面の上に色んな色の花が咲いたようにとても綺麗だった

のを覚えている。

その後は、夜になるまでテントの中で自由行動。

そして、いよいよ夜になると、巨大なキャンプファイヤーを囲んで

様々なレクリエーションが行われた。

その後、各ボーイスカウト隊による歌や踊りのパフォーマンスが行われた。

今にして思えば、決してレベルの高いものではなかったが、キャンプファイヤーの

火の周りで行われると、それがとても楽しく思えたのだから不思議だ。

その後、最後の企画として、全員が輪になってキャンプファイヤーを

囲むようにして手を繋ぎ、色んな歌や簡単な踊りが行われた。

その時、誰かが言った。

何か、人数増えていないか?

絶対に多過ぎるだろ?

その言葉は手を繋いだ輪の中へ一気に広まっていく。

火に照らされただけの明かりの中で、全員が疑心暗鬼に周りを見渡す。

確かに、昼間見た時は、ボーイスカウトの人数は200名ほどだった。

しかし、今、手を繋いでいる輪には、どう少なく見ても500人以上の

人間が居るのがわかる。

そのうち、キャンプファイヤーの輪の至る所から悲鳴のような声が聞こえ、

その場は一気にパニック状態になった。

その場を取り仕切る大人達にも、その異常さが伝わったのか、突然、

手を繋ぐのをすぐに止めて、それぞれのテントに入るように指示が出た。

その時、俺を含めて、数人が見てしまった。

暗闇の中を、林の中へと帰っていく集団を・・・。

暗くてよく見えなかったが、人間のシルエットをしたそれらは、まるで

生気の無い動きで、ゆっくりと森の中へと消えていった。

その後、キャンプファイヤーは中止になり、それぞれがテントの中で

就寝するように指示が出た。

俺たちは、恐怖で目が冴えてしまい、全く眠りにつけなかった。

そして、そのうち、キャンプファイヤーの火が完全に消えてしまったのだろう。

辺りが一気に漆黒の闇に変わる。

すると、テントの周りをゴソゴソと動き回る音が聞こえてきた。

俺たちは、その誰もが森の中へ消えていったモノ達の事を思い出し、

恐怖に体が震えた。

と、突然、暗闇の中で大きな悲鳴が聞こえた。

しかも、至る所から・・・・。

もしかしたら、あいつらに誰かが連れて行かれたのか?

そう思うと、居ても立ってもいられなかった。

すると、突然、またキャンプファイヤーの火が点され、辺りがうっすらと

明るくなった。

その後、大人達がテントに回ってきて、キャンプファイヤーの周りで

朝が来るまで待機するように言われた。

俺たちは、我先にとキャンプファイヤーの火の周りに集まり、体を寄せ合いながら

朝が来るまで震えていた。

そして、無事、朝が来ると、急いでその場から撤収の指示が出された。

その時の大人達の困惑した、疲れ果てた顔を見ると、昨夜の出来事が

更に恐ろしいものだったのだと実感した。

その後、何処かのグループのボーイスカウトが数人行方不明だという噂が

たったのだが、その事を尋ねても、どの大人達も話を逸らし答えてはくれなかった。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:16Comments(19)