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2017年11月16日

帰らない部屋には・・・。

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です!

急にめっきりと寒くなりました。

お風呂ではなくシャワー派の私は真冬でも

お風呂ではなくシャワーなんですが、これからの

季節は辛いものがあります(涙)

それはそうと、『闇塗怪談』の中で怖い話という

アンケート?にお答え頂きましてありがとうございます。

このブログやコメントは出版社のご担当者様も

見てくれているらしいので、きっと参考にして

頂けるものと確信しております。

今日帰宅すると、ファンヒーターの前に陣取って

サーティワン・アイスを食べておりました。

それを見た私が、

寒いんならアイスなんか食べなきゃいいんじゃないの?

と言うと、

背中は寒いけど、前半分は暑いんだよ~

と訳の分からない事を言ってました。

ちなみに、その後、ファンヒーターの灯油が無くなり、

切れてしまったのですが、妻も娘も全く動く気がないらしく

私が灯油を補給してきました。

私がファンヒーターにあたるのなんて、朝の30秒くらいの

ものなんですけどね(涙)

ということで、今夜はやります。

怖くない話。

それでは、どうぞ~!





これは俺の仕事関係の知り合いから聞いた話である。

彼女はデザインの仕事をしており、数年前に離婚して今は1人暮らし。

それまでの一軒屋から、どうせ1人暮らしだから、という理由で

母親が経営するマンションに移り住んだ。

彼女には子供はおらず、元々出来るだけスッキリした部屋に住むのが

理想だった彼女は、引越しの際、家具の殆どを処分し、新居の

賃貸マンションへ入った。

何より母親が経営するマンションだから家賃も要らず、彼女は気楽な

独身生活をエンジョイした。

仕事自体も遅い時間に終わる事が多く、何より飲み歩く事も好きだった

彼女は、次第に殆どマンションには帰らない生活を送る様になる。

俺も1度だけ、彼女が自宅で使っているパソコンが調子が悪いという事で

彼女のマンションの部屋を訪れた事があるのだが、かなり広いスペースに

ポツンとソファーベッドとパソコンだけが置かれているという感じで

まさに何も無い部屋という表現がピッタリだと感じた。

しかし、空家や廃屋がそうであるように、いくらそこに住んでいても

なかなか帰らない場所になってしまうと、悪いモノが酔ってくるのかもしれない。

最初は、ほんの些細な変化だった。

しかし、彼女がマンションの部屋に戻るたびに、その部屋は少しずつ

雰囲気を変えていった。

開けっ放しにしておいた筈のカーテンが全て閉じられていたり、更には

風呂場の蛇口から水が流れっぱなしになっている事もあった。

そして、もっとも決定的だったのは、偶然彼女が帰宅した際、となりの

部屋の住民から苦情が来た事だった。

それは、毎晩、夜中に大勢で集まるのは止めてくれ!

というものだった。

当然、彼女には心当たりも無く、否定したが、その隣人の話では、明らかに

男女の声で、ヒソヒソと話したり、ゲラゲラと笑う声が夜中ずっと

聞こえてくるのだという。

彼女は、もしかしたら浮浪者が不法侵入しているのではないか、と考え、

男友達に頼んで、次の週末の夜、彼女の部屋を見に行って欲しいと

頼み込んだ。

そして、週末の金曜、午後11時に待ち合わせして、男友達2人と

彼女は自分のマンションへと向かった。

部屋に着くと、確かに、廊下へ響くくらいの声で話したり笑ったりしている

声が聞こえてくる。

本当に浮浪者が泊まり込んでいるんだ・・・。

そう思うと、彼女は怖くなり、男友達に頼んで先に部屋に入って

貰うことにした。

そして、同時に警察にも連絡し、不法に住居侵入されている事を伝え、

一刻も早く、このマンションに来てくれる様に頼んだ。

部屋は鍵が掛かっていたので、ゆっくりと音がしない様に開けた。

玄関のドアを開けると、以外にも部屋は真っ暗だった。

しかし、まだ声は聞こえていたので、恐る恐るリビングに忍び寄ると、

こら!何してる!

と怒鳴りながらリビングに飛び出した。

しかし、そこはカーテンも閉められ、光ひとつ無い真っ暗な空間であり、

物音ひとつ聞こえなかった。

彼女は慌てて、部屋の電気を点けたが、やはり部屋の中には誰もいない。

呆然と立ち尽くしている彼らの耳に、突然インターホンの音が聞こえた。

もしかしたら警察が来てくれたのかもしれない・・・。

そう思った彼女は急いで玄関に向かった。

しかし、玄関に着く前に、部屋に居た男友達の一人が叫んだ。

玄関のドア、開けちゃダメだ!

すぐに鍵も閉めて!

彼女は意味が分からなかったが、急いで玄関のドアをロックした。

すると、それと同時に玄関の取っ手がガチャガチャと回された。

そして、リビングに戻ると、男友達2人が不安そうな顔をしていた。

そして、彼らが見ている玄関のモニターを見た時、彼女は思わず絶句した。

そこには、冬だというのに麦わら帽子を被った痩せ細った顔の女がカメラを

覗き込んでいた。

こんなの人間じゃねぇよ!

友人の1人がつぶやいた。

すると、一瞬、その女がカメラから消えたと思ったら、次の瞬間には、見た事も無い

老婆がインターホンを鳴らした。

その老婆も明らかに人外のモノにしか見えず、彼らは震えながらモニターを

見ているしかなかった。

すると、しばらくすると、今度は彼女の母親らしき人が、インターホンを

鳴らしているのが見えた。

○○ちゃん、開けて・・・・・・。

その声は、確かに母親の声に似ていたが、どこか異質な感じがした。

それに何故か彼女の名前も知っていた。

しかし、やはり心の声が、開けてはいけない、と叫んでいた。

それに、母親ならこの部屋のキーを持っているのだから勝手に入ってくるはずだ。

彼女はドアを開けたい気持ちを必死に堪えた。

すると、今度は、モニターに警官の姿が映った。

彼女は、やっと来てくれた!と一瞬思ったが、先ほどからの事があったので、

すぐにはドアを開けなかった。

そして、彼女はその警官に尋ねた。

どこの警察署の方ですか?

警察手帳も見えてもらえますか?

すると、その警官は、

ドアを開けてください。

そうしたらお答えします。

そう返してきた。

だから、彼女はドアを開けず、そのまま放置した。

そして、それからも含めると、合計7人が、彼女の部屋のインターホンを

押したのだという。

友達の姿をしたモノ、同僚の姿をしたモノ。

それらは、全員が彼女にドアを開けるように促したが、彼女は決して

ドアを開ける事はしなかった。

そして、7人目が終わった頃、外は朝陽が昇ったのか、一気に明るくなった。

彼女は、助かった、と思い、急いで玄関を開けようとした。

すると、友人達が叫んだ。

おい、何するんだよ!まだ夜は明けてないだろ?

しかし、もう遅かった。

彼女はその時、既に兼官のドアを開けてしまっていた。

そして、開いたドアの外には、まだ暗い空が見えた。

そして、ドアから見た事も無い気持ちの悪い女の顔がヌッと現れた。

そこで、彼女は意識を失った。

その後、彼女は見回りに来た警官達によって助け起こされた。

そして、リビングに行くと、同じように友人2人が倒れていたのだが、

揺り起こしても、どうも様子がおかしかった。

結局、強いストレスを感じた事による一時的な記憶喪失と診断され、そのまま

病院に収容された。

そして、彼女は、その日のうちに、そのマンションの部屋を出たそうだ。

そして、今は、小さなアパートの一室に住んでいるが、きちんと毎日、

帰宅する事にしているという。


Posted by 細田塗料株式会社 at 21:01│Comments(16)
この記事へのコメント
Kさん、こんばんは。

事故物件でもない部屋にあまり帰らないと言うだけで、異界の者に部屋を占拠される事があるとは、知らなかったです。
あるいは、彼女にいつの間にか憑いてきた者が、これ幸いと居着いたのか。
窓を開けて、空気の入れ換えをするのがいい、とも言われますからね。
なるべく変な者は呼び込まないように、したいものです。

それではまた、次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年11月16日 21:35
あまり帰宅しない(空家状態)がよくなかったのでしょうか?
やはり昔の人の生活が正しいのなだなぁ。
人は仕事は終わったら帰宅して家族と喧嘩したり団欒。
生気がない場所は来やすいのかも・・
何話か前に線香たくのも良いとありましたが早朝や夜(たまに)自宅座禅で線香モクモク炊いてます。
塩結界との相乗効果なのか本当に金縛りなくなりました。
ありがとうございます!!
あとは他力本願ではなく自分自身がしかっりする事だと思いました。
A様のような強い意志はとても無理だけど自分のキャパ能力で頑張るとかここでに出会いに感謝するとか・・
うまく書けないけど小さな幸せを感じていれば何か小さな強さになれるのではないかと生意気にうっすらと感じてます。
これもK様のおかげ^^
Posted by ちんぱん at 2017年11月16日 21:51
Kさんこんばんは!

より一層冷え込み厳しいですねぇ
(≧x≦)
そう言えば訳あってKさんはシャワーでしたね。これからキツイ時期突入ですね…あと灯油入れ担当w
(๑•̀ㅁ•́๑)ⓕⓘⓖⓗⓣです。

部屋に物が無さすぎたり、ほとんど居なかったりすると住みつかれちゃうんですね…身内、友人知り合いに化け自分もちゃんと見抜けるのか?と思ってしまいます。
その部屋が居心地良かったんでしょうかね、無事で何よりです。
更新ありがとうございます。
Posted by tomoa24 at 2017年11月16日 21:54
こんばんは!今日もkさんの話し見れるかな〜と昼間から仕事の途中に確認したり(昼間から書きませんよね)ギャオのアニメみながらモンストしながらビールのみながら、やっぱりkさんの怖い話が気になる自分てストーカーか?ま、私だけじゃないはずですけどね笑!さて家を空けがちにすると霊が寄って来る、て話ですが海外出張の多い方はどうなんでしょ?たぶん彼女は愛着がなかったからじゃないですか?愛着があれば家も車も自分を守ってくれると私は信じてます!しかし警官や母親に化けるだなんて動物霊ですかね?あ、kさんお風呂寒かったら浴槽に膝までお湯はって立つなりしゃがむなりしてシャワーしてはどうかと?私はホテル泊まるときそうしてますよ!
Posted by Aさんのファンクラブ12番 at 2017年11月16日 22:04
営業のKさん

こんばんは☆ 更新、ありがとうござます!

家や部屋は、使用しないと悪いモノが寄って来るんですかねー
うちの職場では、2階が殆ど使用されて無いのですが…考えたくないですね(ーー;)

あと、大監督の寒い時、暖かい所でアイスクリームを食べる気持ち、分かります。妙に美味しく感じます(^-^)
週末は一段と寒くなるようなので、風邪など引かぬよう体調に気をつけて下さいませ。次回の更新も楽しみにしております☆
余談ですが、今日、やっと自宅近くの本屋に「闇塗怪談」が有りまして、つい買ってしまいました。3冊目です。
1冊目は、Kさんのサインを頂いたものなので飾っておく用で、2冊目は自分が拝読する用、3冊目はお友達に貸せる用にしました(⌒-⌒; )
すみませんm(_ _)m
Posted by しゃねる at 2017年11月16日 22:08
営業のKさん

兵庫に出張しましたが、早朝の冷え込みは、朝露を取り除いたキャラバンのフロントガラスが凍る程でした。
夜明け前が一番寒い、お天道樣が昇れば暖かさが頂ける・・・そんな事を感じながら、朝日を背に福岡へと走り出しましたよ。

不思議ですね・・・隣人が耳にした喧騒は、その室内からの物だったのか、それとも、住人を誘き寄せ、恐怖を味会わせる為の罠だったのか・・・。
過去記事にも有りますが、姿を似せ声色を変え、あらゆる手段で室内に入ろうとするその執拗さ、入念さ。
まるで、世相を騒がす詐偽の様ですね。

実家は古く狭く、そのため正銘の終の棲家を建築した齢85の我が母親・・・本当に、凄い人物です。
普段は旧家で過ごしますが、私が帰郷すると新居で迎えてくれます。
日常的に生活のないその新居にも・・・Gさんの痕跡が・・・。

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年11月16日 22:36
 K様、皆様、お疲れ様です。

今日の話、他人事ではありません!!
一人暮らしのこの私。

上海駐在、早8年目。
帰国するのは年に2回ほどで、日数にして1ヶ月もありません!
日本の賃貸マンションはほぼ空き家。

ひょっとしたらすでに何かが棲みついているかも?(涙)

次に帰国するのが楽しみでしょうがありません(泣)

何かあったらコメントしますので期待せずに待っていてください(大泣き)

では。
Posted by 上海より at 2017年11月16日 23:16
kさんおはようございます

今日のお話、怖いですね。。。

私も最近実家暮らしが多く、
遠く離れた本来の賃貸に帰るのは
三ヶ月も無いです。

いない間に変わってること。
埃が廊下やお部屋に薄っすらと。
帰ってからのお掃除が大変です(笑)
長時間の運転後にすぐお掃除。
ますます帰る気がしなくなる(笑)

どーしましょー!
Posted by まあちん at 2017年11月17日 06:15
K様、おはようございます。更新お疲れ様&ありがとうございます。

灯油入れ大変ですよね。自動の給油ポンプ使っていますか?あれは良いですよ。私も使っています。ファンヒーターは温かいですが、灯油が大変ですね。手荒れしないように。

今回のお話、 人が住まないと荒れてしまうとは聞きましたが、こんな事ってあるんですね。しかしタダで居座るなんて、図々しい奴等ですね‼️家賃支払え❗

どんどん寒くなりますから、体調崩さないように、お身体お大事になさって下さいね。
Posted by ミニ子 at 2017年11月17日 07:24
kさん

おはようございます。
今日のお話しも、怖すぎます。

独身の頃は
独り暮らしで、仕事が忙しく
家に帰る時間が短時間で、私も自分の家でない感じがした事が
ありました。

もしかしたら、、、だったかも?ですね。

不思議な話で、怖かったです。


今日も、1日無事に過ごすことができますように。
Posted by やまま at 2017年11月17日 08:26
Kさま、皆さま、おはようございます

スッキリ何もない部屋、私の憧れですが、怖いですねぇ。
余分なものがないと、空いたスペースに呼んでもいないものが集まっちゃうんでしょうか?ウチはしっかりとたくさんのものがおいてあるし、四隅には家具がギッシリ!とても霊の皆さまをお迎えできるスペースはありません(笑)
妹は実家であるウチに帰ってくると、この家絶対なにか居る、といって、夜は煌々と電気をつけて寝ています。
それを笑いものにしていた私も、Kさまのブログをみるようになってから、蛍光灯全開で寝ていますが(泣)

怖い話に耐性なさ過ぎ.....
Posted by かっち at 2017年11月17日 09:02
おはようございます。

家を空けていたら…まさかの事態ですね。

私は、何となく家が安全な感じがして…特に霊的な…。。。

何でだろう?と考えてたら…家にお仏壇がありました。

いつも、その場所にあったので…。。。

母か居たときより…放置気味なので…ちょんとしなければと思ってます。

生活改善ですね。
Posted by にじちゃん at 2017年11月17日 09:21
昨日遅ればせながら本を購入させていただきました。
楽しく拝読させていただいております。
Posted by Gureiny at 2017年11月17日 09:23
K様、皆様こんにちは!

こんな事もあるのですね。
どのくらい空けていると占領されてしまうのか。。
タイミングが悪いと数日とかですかね??

お話しでは霊が7人も登場しましたね!
この部屋を宴会場に利用していたのでしょうか。。
それが利用できなくなった腹いせに、
嫌がらせされたのですかね。
怖いですが迷惑ですね(x_x)

それでは失礼致します。
Posted by まってぃん at 2017年11月17日 13:08
我が家は丸一日家を空けたことが殆どありませんが、以前一家で数日家を空けて、帰宅するなり父がなんか空気違うような・・・?真冬の深夜に窓全室全開したことがあります。

どなたか滞在されたのかm(- -m)~
Posted by はるた冬将軍? at 2017年11月17日 15:33
こんにちは!
随分、寒くなりましたね。
今は、親と同居してますが過去に出ると言う一軒家に住んでいましたけど何事もなくて在住してました!

きっと、誰かのデマだったのかもしれません。

さて、今回のお話ですけど、部屋に帰らなかっただけでこんな事になるなんて過去に一人暮らしの経験や今現在一人暮らしをされてる方には、とても恐ろし過ぎますね!
Posted by t.t at 2017年11月18日 14:38
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