2017年12月17日

かくれんぼ

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です。

金曜日の夜から熱が出でずっと寝込んで

おりました。

なので、久しぶりの更新になります。

現在、金沢市は昨夜からの降雪でかなりの

積雪になっております。

まあ、昔は2階から出入りしなくちゃいけない程

積もった事もありますので、たいした事はないのですが。

でも、明日、出社してからの雪かきが、病み上がりの体には

不安です。

ちなみに、うちの大監督は、雪など関係なく、昨日、そして

今日とコスプレイベントに走り回っております(笑)

お馬鹿な娘ですが、こういう時には何故か癒されます(笑)

それでは、今夜はいってみましょう。

怖くない話。

それでは、どうぞ~!





これは俺が体験した話である。

誰にでも幼い頃、鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだ記憶が一度くらいは

あると思う。

勿論、俺にも当然のごとく遊んだ記憶があるのだが、かくれんぼの関しては

ある経験後は一度もしなくなってしまった。

今回はその経験談というものを話してみたいと思う。

それは確か、小学校の3年か4年の頃だった。

いつも学校が終わると友達と暗くなるまで遊んでいた。

そして、その時も、学校が終わると、いつもの友達5~6人で校舎で

かくれんぼをしようということになった。

その時の俺はジャンケンに勝ち、隠れる側になった。

小学校とはいえ、校舎は広かったので、隠れても良いのは体育館の

1階と2階、そして自分達の教室がある3階だけというルールだった。

いつもは隠れる場所が少ない教室には絶対に隠れない俺だったが、

その時は、他の友達が皆、体育館に隠れると知って、それでは、ということで

敢えて教室を隠れる場所に選んだ。

しかし、教室に隠れるといっても、目ぼしい場所は教壇の机の下か、教室の

後ろに置かれているロッカーの中くらいしか無かった。

俺は迷わずロッカーの中を選んだ。

それはきっとかくれんぼをやるなら、見つける側の方が楽しいと思っており、

さっさと見つかって今度は見つける側をしたかっただけなのかもしれない。

だから、俺は隠れ始めてすぐに見つかるものだと確信していた。

しかし、ロッカーの中でどれだけ待っていても、誰も来ない。

それどころか、誰の声も物音も聞こえず、完全な無音状態だった。

それもあってか、どうやら俺は知らない間に眠ってしまったようだ。

ハッと目覚めるとあたりは真っ暗になっており俺は一気に恐怖に襲われた。

理由は分からなかったが、きっとかくれんぼをしていた友達は俺を

見つけられないまま、帰ってしまったのか?

だとしたら、俺は今、学校の中に1人きりで残された事になる。

それを考えると、更に恐ろしさが増した。

俺は速く此処から出なければ!と思い、ロッカーから出ようとした。

その時、何処からか誰かの声が聞こえた。

その声はどうやら廊下から聞こえてくるようであり、俺はもしかすると、

まだ友達が残っていて俺を探してくれているのかも?と思ったが、

その期待はすぐに覆される。

ロッカーの隙間から覗く俺の視界に、得体の知れないモノが映った。

それは真っ暗な廊下を列を成して歩く人の群れだった。

大人らしき背丈のモノを先頭にして、その後ろには2列になって

背丈の小さなモノ達が連なっていた。

先頭の先生らしきモノは手に提灯のようなものを持っていた。

そして、それらはまるで裸足で濡れた床を歩くようにペタッペタッ

という音を出している。

そして、それらが発している声は紛れもなく俺の名前だった。

○○く~ん・・・・○○く~ん・・・・。

何故、俺の名前を知っているのか、それとも偶然なのかはわからなかったが、

得体の知れないモノ達が、俺を探しているのかもしれないと思うだけで

体は硬直し、恐怖で涙が流れてくる。

しかし、もしもそうだとしたら、尚更このまま此処に留まるのは危険だ。

どうやら、その人らしき列は廊下を右から左に向かって進んでいる

ようだった。

本当は窓から逃げたかったが、3階の窓から飛び降りれば無事では済まないのは

子供の俺にも分かっていた。

だから、俺は出来るだけ音がしない様にロッカーの扉を開け、静かに出ると

そのまま廊下へと足音を立てない様に近づいた。

廊下に顔を出して確認すると、ぼんやりとした光が廊下のかなり向こうを

進んでいた。

そして、あいかわらず、○○く~ん、と俺の名前を呼んでいる。

俺はその列とは反対方向の右へと逃げようとした。

廊下を出来るだけ静かに歩いた。

いつも見慣れている筈の廊下も、その時は見知らぬ場所に思えて、怖かったから、

俺は窓を出来るだけ見ないように歩いた。

何故なら、窓を見たら、そこには無数の顔が張り付いている様な気がしていたから。

もう少しで、廊下の端にある階段に辿りつける・・・・。

そう思った時、突然、あの声が聞こえた。

○○く~ん・・・・○○く~ん・・・。

その俺の名前を呼ぶ声はどうやら階段の下から聞こえてくる。

俺は一瞬固まったが、それでも逃げ道が無くなった今、とりあえず先ほどの

教室に戻るしかないと思い、俺は反転し、再び教室を目指して廊下を戻る。

すると、前方から、またしても、ぼんやりとした明かりが見えた。

それは先ほど廊下を通り過ぎていった行列なのは間違いなかった。

俺は、姿を見られたら終わりだと思い、必死に教室へと戻り、先ほどの

ロッカーの中へと入る。

そして、聞き耳を立てていると、どうやら廊下の右と左から、俺の名前

を呼ぶ声が聞こえてきている。

俺は、なんとかやり過ごそうと息を殺し必死に耐えた。

しかし、それからしばらくして、ぼんやりとした光が俺が隠れている教室の

前で止まる。

そして、それからその列はゆっくりと教室の中へと入ってきた。

バレてるのか?

俺は恐怖した。

ぼんやりとした光に促されるように、ペタペタという足音が俺が隠れている

ロッカーの前に集まってくる。

そして、声を合わせる様に、

○○く~ん・・・○○く~ん・・・・・・・。

と連呼している。

俺は必死に息を殺しながらロッカーの扉を開かれないように必死に押さえた。

必死に目をつぶり、南無阿弥陀仏・・・・を唱え続けた。

すると、それが効果があったとは思えなかったが、またペタッペタッと

幾つもの足音がして、○○く~ん、と呼ぶ声が遠ざかっていく。

その声はそれからもどんどんと遠ざかっていき、そのまま聞こえなくなった。

俺はホッとして目を開けた。

助かった・・・・。

全身の力が抜けていく。

俺は、今度こそ逃げようと思い、ゆっくりとロッカーの扉を開けようとして

固まった。

そこには、何かが立っていた。

手にはぼんやりとした提灯のような物を持ち、背丈は大人のものだった。

さっきの列の先頭に居た奴だ・・・・。

そう思ったが、だとしたら俺はまだ助かってはいない。

それに、身近で見るその女の顔は、まるでキツネにそっくりで人間の女の長い

髪と相まって、とても気持ち悪いものになっていた。

俺は再び、しっかりと扉を押さえながら目を閉じた。

何処かへ行ってくれ・・・・。

助けてくれ・・・・・。

心の中で必死に願い続けた。

しかし、俺の耳には何も聞こえてこない。

もしかしたら・・・・。

そう思い、おれはロッカーの隙間を再び覗いた。

ヒッ!

俺は思わず声を出した。

そこには、ロッカーの隙間に顔をピッタリと近づけて俺を見ているあの女の

キツネの様な目があった。

そして、聞こえた。

○○くん・・・ちゃんと列に並びなさい・・・・。

それはまるで動画をスローモーション再生した時の様な、低く気持ちの悪い

声だった。

そして、俺は気を失ってしまった。

その後、俺は、暗闇の中で強い光に起こされた。

大丈夫か?

良かった・・・無事で・・・。

それは俺の親や担任の先生の声だった。

どうやら俺の帰りが遅すぎるので、探しに来てくれたとのことだった。

そして、俺は無事に帰宅する事が出来た。

その後、友達から聞いた話では、俺とかくれんぼした際、教室に隠れていた

俺の姿を誰も発見する事が出来なかったそうだ。

教室は探したが、誰も居なかった・・・・と。

俺は一体、何処でかくれんぼをしてしまったのだろうか・・・・。


Posted by 細田塗料株式会社 at 19:32│Comments(11)
この記事へのコメント
営業のKさん

こんばんは☆
体調はいかがですか? 疲れが溜まって体調を崩されたのですかね。

かくれんぼですか、懐かしいですね。とりあえず、そのような経験が無くてよかったと思っております(^◇^;)

まだまだ寒い日が続きますので、体調に気をつけてくださいませ。
Posted by しゃねる at 2017年12月18日 19:23
K様、皆様こんばんは。

熱で寝込んでいたとは。。
大変でしたね(>_<)
くれぐれもご自愛くださいませm(_ _)m

K様の子供の頃のお話は特に怖いと感じます。
暗い学校に一人でいるなんて、
想像したくもないです(汗)
K様だけ別の世界に入り込んでしまったのですね。。

確かにこんな経験したら、
二度とやりたくなくなりますよね。。

それでは失礼致します。
Posted by まってぃん at 2017年12月18日 18:54
こんばんはkさん皆さん。
初めてコメントするのですが、私は大阪に住んでいます。
そして困った事に大阪で有名な心霊スポットである泉の広場で忘年会の待ち合わせをする事になりました。
色々自分なりに調べて水晶と誕生石の付いたパワーストーンリングと天然塩を持って行こうとしてます。
他にどういった対処をしたら良いのでしょうか?
集合時間の10分前に待ち合わせ場所に着く様に泉の広場で無い所で時間を潰すつもりです。
Posted by セトナ at 2017年12月18日 17:57
おはようございます。

熱、大変でしたね。

私は…熱が出ない?体質らしく…なんか…ダルいのに頭が痛いのに…あまり休めず…。。。辛い時があります。

よく考えたら…学校で、かくれんぼはしたことないかも。

怖がりなので忘れ物とかも諦めてた気がします。

ロッカーと何処に繋がってしまったんですかね?

でも…ホント、戻ってこれて良かったです。
Posted by にじちゃん at 2017年12月18日 13:51
Kさま、皆さま、おはようございます
怖いです。私なら、動けずその場で失神してますね。
失神して即座にあの世に連れていかれています。
Kさまが助かっているのも、守護霊さまのお陰ですね、きっと。

14日の陶芸家さんの話、3年前の私の体験に良く似てます。
目は開けませんでしたが、性別まで何故かはっきりわかりました。
男の人でした。あっ、もしかしてイケメンだったかも!!!
Posted by かっち at 2017年12月18日 09:39
営業のKさん

おはようございます。

過去にも、学校内での怪異の記事がありましたが・・・名前を呼ばれるなんて・・・こっ、怖くないですね(涙

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年12月18日 07:44
こんばんは!かぜはやってますのでお気をつけて!て、もうひいてますか?私は最近治るのに2週間かかりますね!みなさんもお気をつけて!それにしてもかくれんぼで心霊というかもののけ体験だなんて素敵すぎるじゃないですかkさん!kくん〜kくん〜て言ってたのかな爆、すいませんつい!ただこの世かあの世かわからんあいまいな世界にそいつらはいるという事ですね!ま、かくれんぼも調べると色々やばいらしいですから良い子は駄目よということで!
Posted by Aさんのファンクラブ12番 at 2017年12月18日 01:37
おやおや、お風邪がうつりましたか。お大事に。
明日は、どてらを着て頭に氷嚢乗せて派手に咳こんで出勤しましょう。そうしたら免除になるかも?


怖い話。職業柄、本年一番ゾッとした話。
今日の埼玉大宮の風俗ビルでの火災。
ぼんやりテレビ見てたら、2階外壁にドアがあるのになぜか非常階段がないんです。
隣の駐車場から丸見えでどなたでも簡単に確認できます。
被害者にはお気の毒ですが、私はアヤシイビルと公言してる外観なのに、なぜ働くのか行くのかな、と思いました。怖い怖い。
Posted by はるた夏雲 at 2017年12月17日 23:50
K様こんばんは。
更新お疲れ様です
Posted by 二階堂二千夏 at 2017年12月17日 22:49
Kさんの体調が心配です〜。

けど、そういうときこそ、おバカな子どもたちに救われたりしますよね。わかりますわ。
すぐに好転しますようお祈りしています。

にしてもっ!

失神するわ!
この話!
こーわっ! こーわっ!
放課後の学校ほどやばいとこありませんよいよいよいやさ(←こわくて壊れた笑)

私も、本気のかくれんぼはもういいかなぁ。
ときどき下の子にやらされるけど、ワザと見つかりやすいようにしないと、面倒臭くてきりがないですし。
いやー、学校は怖いね…。
Posted by のんたん at 2017年12月17日 22:47
こんばんは。更新がなかったので家の家事で忙しいか霊的なことか忘年会で更新ができないのか!と思ったら風邪を引いたんですね。病み上がりですぐに更新して大丈夫ですか?
大監督お嬢様はお元気そうで何よりです(笑)
我が家の馬鹿娘は13時から21時までバイトです可哀想に(爆)
今回のお話は学校でのかくれんぼ、K さんだけ異空間に入り込んでしまったんですかね。キツネ顔なんて想像するだけで恐い。
あっ!大監督お嬢様からクリスマスプレゼントのリクエストは何でしょうか?
我が家はないです。サンタの秘密を知ってるからです(笑)
Posted by いなばっち at 2017年12月17日 20:06
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