2018年01月23日

大豆田大橋の下で。

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です。

関東近辺の方におかれましては、ご無事に

一日を過ごす事が出来ましたでしょうか?

東京近辺が雪でパニックになっており、

こちら石川県には全く雪が積もっていない、という

不思議な1日でした。

しかし、こちらの寒波はこれからのようです。

今夜からずっと雪が降り続けるみたいです。

明日も明後日も、そしてその後もずっと(涙)

まあ、死なない程度に頑張りましょう!

ということで、今夜も遅くなりましたが、

短めの話をひとつ。

それでは、いってみましょう。

怖くない話。

どうぞ~!




かなり前の話になる。

その時、俺は友人と近くの居酒屋で酒を飲み、とりあえず店を出て大豆田大橋

の下辺りで酔いを醒ましていた。

大豆田大橋というのは、俺が現在勤めている細田塗料からもかなり近い

距離にある。

隣接するグラウンドでは野球やサッカーを楽しむ者、そして川辺に

続いている遊歩道は恰好の散歩やジョギングのコースになっている。

勿論、夜になる前の時間帯の話だが・・・・。

その時、俺と友人はかなり酔っており、酔いを醒ましがてら、次に行く

店について決めかねていた。

季節は春になる前だったが、酔いの成果、少しも寒くなかった。

時刻は午前1時をゆうに回っていたから、行き交う車も少なく当然

人の往来も無かった。

俺たちは次に行く店がなかなか決まらないので、つい小石を拾って

橋の欄干めがけて投げ出した。

それが、なかなか欄干には当たらなかったので、酔いも手伝ってかなり

ヒートアップしてしまい、辺りを探し回って小石をかき集めては投げる

という行為を繰り返していた。

どれくらい、それを続けただろうか・・・。

結局、欄干までの距離もかなり在り、1つも小石は当たらなかったのだが、

そのうちに何処からかヒソヒソと話し声が聞こえてきた。

それは、女性の声に聞こえた。

俺達は、自分達のやっていた遊びを見られたのではないか、と思い、恥ずかしく

なって、その場から草むらに隠れて、その声の主をやり過ごそうとした。

ただ、そうして隠れて誰かをやり過ごすという行為も、その時の俺たちにとっては

十分な娯楽になっていた。

普通ではそうはならないのだが、それほど酒に酔っていたということか・・・。

だが、その声の主が近づいてきた時、俺達は完全に酔いが冷め、固まっていた。

その時、俺達の視界に入ってきたのは、背丈が2メートルをはるかに超える

大きな女であり、細い体のせいか、余計に普通には見えなかった。

顔は何故かおぼえていない。

更に異常だったのは、その女が服を着ていなかったということ。

そして、その肌は薄明かりの中、緑色をしているように見えた。

そして、その女の体には頭が二つ付いていた。

そんな女が、時折、上半身を前屈みにしながら、二つの頭で辺りを見回していた。

何かを探している様に・・・。

そして、二つの頭が、なにやら会話しているようにも見えたが、その言葉は

日本語でもなく、知っている外国語でもなかった。

うまく言えないが、何か音声を早送りしたかのような声であり、到底、理解

出来る言葉では無かった。

俺達は完全に真顔になって、必死に身を低くして、その女達に見つからない

様に必死に声を殺した。

その時、一瞬、その女が立ち止まり、肝を冷やしたが、すぐにまた歩き出し、

そこから遠ざかっていった。

俺達は今、自分達が見ているモノが何なのか、全く理解出来ず、そのまま

固まっていた。

が、その時、何かが水の中に飛び込む様な音が聞こえ、俺達はその音に反応し

弾かれたように、その場から走って逃げた。

その後、飲み会はお開きになり、俺達はそれぞれの家に帰った。

が、それから、俺と友人は、高熱が出て、数日の間、会社を休む事になった。

俺が何だったのかは、いまだに判らないが、きっと見てはいけないものだったに

違いない。

それ以来、大豆田大橋の下には近づいていないが、今でも真夜中には

あの女が遊歩道を歩きながら何かを探しているような気がしている。


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:33│Comments(13)
この記事へのコメント
Kさんこんばんは~
名古屋は雪はそんなに積もってないんですが、道路がスケートリンク状態になってて、会社の現場の水道が凍結してトイレも使用できず…びっくりです。(-ι_- )

大人二人が橋の欄干に向かって小石を投げる…笑えます
爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
緑色で頭が2つ話しあいながら、何かを探してる…特殊な能力があって隠れててもバレちゃいそうですが、その後、高熱がでてるからバレてたのかな? |゚Д゚)))

更新ありがとうございます。
Posted by tomoa24 at 2018年01月25日 21:17
営業のKさん

以前にも川に纏わる怪異の記事はありましたが、今回は頭が2つで互いに会話ですか・・・こっ、怖くないですね。
いったいぜんたい、何者なんでしょうね・・・世の中、本当に不思議です。

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2018年01月25日 16:01
 こんばんは、野崎と申します。

 うーむ、なんというか、ロシアの妖怪ルサールカを連想しました。
 まあ、あちらさんはちゃんと服着てますが。
 一体何を探しているのか、ソレが見つかる日は来るのか……
 なんにせよ、いつにも増して不気味な話ですね。

 では、ここらで失礼します。
Posted by 野崎昭彦 at 2018年01月24日 23:46
K様 読者の皆様
ご無沙汰しております、ばばろあです。
年末より新たな仕事が増え、PCを離れる時間が長くなり、
コメントすることができませんでした。
(勤務中にコメントしてたんかーい!てか、スマホでできるし。。。)

今回のお話、橋を守るはずの神が魔物に変わってしまったのでしょうか。
たしかに、ただ通り過ぎるだけの橋に守り神様がいるなどと考える
こともありませんでした。(東北はどうなのかな?)
せめて、祠などがあれば気が付くかもしれませんが。。。

K様のお話でちょっと怖くなって、優曇華様や皆様のコメントでお勉強して、
こちらのサイトに訪問することで充実感を得られます。
なので、実話なのか?とか、K様が疑われることはとても悲しいです。
ばばろあはK様のお話を信じているし、怖い中にも誤字脱字でクスっとしたり、
ご家族のお話も楽しいので、これからもK様を応援します!

それに、こちらのオフ会等で知り合った方たちとは、K様のお話やいろんな事
で交流できてること、K様ならびに細田塗料様には感謝感謝です!
Posted by ばばろあ at 2018年01月24日 13:25
営業のK様

おはようございます。
北陸の大雪、厳しいことと思いますが、呉々もお気をつけ下さい(礼)

東京は、一昨日大雪に見回れ新宿駅などでは入場規制もあったみたいです。
私は、仕事の都合上帰宅時間が遅めだったので電車の乗り換えなどはスムーズでしたが、駅からバスに乗った際、道路交通状態が悪くバスが中々来なかったです(泣)

昨日は、朝から家の前と会社の駐車場の雪掻きを行いました、日頃の運動不足がたたり、今日は全身筋肉痛で出社です(痛 笑)
筋肉痛もきついですが、現在仕事の都合上、15連勤中の為、その方がきついですけどね(苦笑)

「大豆田大橋の下で。」、何者だったのか、何を探されていたのか、不思議で不気味な話ですね(震)

次の休みまであと2日、「怖くない話」を楽しみながら頑張ります(礼)
Posted by おしょうとちんねん at 2018年01月24日 08:35
おはようございます。

うす緑?兎に角…細長く…大きい。

なかなか…人ではない。更に頭が2つ。。。

ずいぶん…色々と盛ってる…不思議な者ですね。

最近、始まったアニメで伊藤潤二?さんの作品がやっているんですが…なかなかのホラーっぷりで…。。。

あえて見ない回も…。。。

まぁ~、基本?人が凶器?狂喜?を起こすと…こうなってしまう。って感じですが…希に…人では無い者もでてます。

アニメの最後にやる…1~2分程度のものが…地味に怖い。
Posted by にじちゃん at 2018年01月24日 08:26
K様この場をお借り致します。

優曇華様
お久しぶりでございます。
まってぃんでです。

「六花」
調べてきました!
六は結晶の形からきているのですね〜
六花自体初めて聞きました。。(汗)
粉雪だと、目で見ても綺麗な結晶が見えますよね(^^)
「橋姫」も初めて知りました。
勉強になります。
ありがとうございましたm(_ _)m
Posted by まってぃん at 2018年01月24日 02:53
おおおっ!新たな心霊スポットの情報ありがとです!ハイもちのろんいきませんよ^_^!こんばんは!雪はふらないけど気温がかなり低いですね!凍結に注意ですね!週の後半はつもるかな?いまだに雪かき用のマイスコップを持ってないので、1個欲しいのですが、ホームセンター行ってもなかなか気にいるのがなくて!仕事でも魚に氷はるときスコップ使うのですこしうるさいんですよね!角度や持ち手の部分が、木とかプラスチックとか!あれ、なんか変なこと言ってます私?
Posted by Aさんのファンクラブ12番 at 2018年01月24日 00:41
昨夜は深い時間になってから降り積もる雪をベランダに出て延々と眺めておりました、優曇華で御座います。
降雪に悩まされた読者の方々が大きな怪我などなされておりませんように……

ところで雪の事を別名『六花』(りっか)とも申しまして、しばしば漢詩に登場致します。和歌では同じ『六花』を五音の大和言葉で『むつのはな』と訓み、古く平安時代から和歌に詠まれております。更に言えば日本・中国共に『六出』『六出花』という呼び名もありますが、『六花』と併せて今ではあまり使われない言葉になってしまいました。

当月4日以来再びコメント欄から遠退いておりましたが、ブログは拝読させて頂いておりました。
例えばK様のお話に絡めて『天狗というもの』には延々と天狗とその分類について語ろうかとか、和歌山・優れた記憶力・天狗というキーワードから南方熊楠について語ろうかとか、『車のドアが…』には洋の東西を問わず神聖視或は邪視されて来た十字路について語ろうか、などと様々考えてはいたのですが、何故か実際に書き込ませて頂く迄には至りませんでした。
どのみち無駄な話ではあるので、だからどうしたというようなモノではありますが。


扠、今回のK様のお話は橋に纏わるもの。
『お前は橋の下で拾った子』とは『山で拾った』と同じ様に古くからある子脅し(私自身幼い頃に母から言われた覚えがあります)で、橋と山に共通するのは、そこが異界との端境であるという事です。
橋は主に川に架けられる訳ですが、川は土地を区切るだけでなく、彼岸と此岸を区切るモノでもあります。

また、大きな橋には『橋姫』(はしひめ)が橋を守る神として祀られておりますが、何故か関西が多く、関東では寡聞にして栃木県日光市の二荒山神社神橋に祀られた橋姫社しか知りません。
例えば最も有名なのは京都宇治川の宇治橋を守る神として『橋姫神社』に祀られた『宇治の橋姫』なのですが、この『宇治の橋姫』は他と違って単に橋の守り神に留まらない多様な伝承があり、その中のひとつである『嫉妬に狂う鬼女』(例えば源平盛衰記)の伝承から能・謡曲の『鉄輪』(かなわ)が生まれ、『鉄輪』に描かれた橋姫のスタイルが『丑の刻参り』のスタイルになっていたりで、こうして得手勝手に語らせて頂くうちに、K様が目撃されたのは大豆田大橋の橋姫だったのかしらんとも妄想している次第で御座います。

またまた長くなりました。
本日はこの辺りで失礼させて頂きます。
ではまたいずれ……
Posted by 優曇華 at 2018年01月23日 23:44
お疲れ様です。
そのモノは、何を探してたんでしょうか?!
気持ちよく酔った後で、出来ることなら会いたくない存在No.1ですよね…

明日からのお天気が少し恐怖ですが(>_<)大雪にならないように…祈っております!
Posted by KIN at 2018年01月23日 23:37
K様、皆様こんばんは。

私の地域でも20cm以上は積もりました。。
車を出さなくてはいけない用事があったのですが、
スタッドレスを履いていてもちょっと怖かったですね(^^;;

さて、今回のお話ですが、
緑色の体をした頭が二つ付いている2メートルの女ですか(汗)
これだけ読むと笑ってしまいそうですが、
実際に目の当たりにしたら、気絶するほどの恐怖でしょうね。。
私は遭遇したくないです(^^;;

本日も怖くないお話ありがとうございました
m(_ _)m

それでは失礼致します。
Posted by まってぃん at 2018年01月23日 23:27
Kさん、こんばんは。

まるで幽霊や妖怪と言うより、西洋の悪魔のようですね。
頭が二つ、聞いたことのない外国語のようなことば、もし、ラテン語やヘブライ語だったら、悪魔でしょうけど。
化け物に見付からなかったのは、ラッキーでした。

明日からまた寒波がきます、北陸地方も大雪に見舞われるとか。
ご家族共々体調に気を付けて、事故など無いよう過ごしてください。

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2018年01月23日 23:26
K様、こんばんわ。更新お疲れ様&ありがとうございます。

いつもお気遣いのコメントも嬉しいです。寒い日にはファミリーマートで、ほうじ茶ラテとプレミアム肉まんをどうぞ。身体温まりますよ。

今回のお話、何だか八勺様に似てますね。高熱はお辛かったですね。まぁ命があって良かったです。こうしてK様のブログに繋がれたから。うふふ。
K様、夜遊びもほどほどに。(笑)

寒さが厳しくて体調崩しやすいですから、お身体お大事になさって下さい。

あしたまにあーな。明日は休みニヤリ
Posted by ミニ子 at 2018年01月23日 23:07
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