2018年01月30日

通行止め

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です。

昨日の竹書房の最恐戦とブログ移転の件で

沢山の暖かいコメントを頂きまして心より感謝致します。

ありがとうございます。

その際、竹書房さんのツイッター?か何かで

短い怖い話も掲載されるようです。

勿論、私も書きました(笑)

その際はこちらでお知らせ致しますので、良かったら

読んでみてくださいね。

最恐戦に関しては、実は私は怖い話とか怖い映像を

見るのは苦手なんですが、皆様にお願いした以上は

きっちり読んで3作品を選びたいと思っております。

それはそうと、今朝は起きてびっくりしました。

昨晩、一応天気予報と警報などはしっかりチェックして

寝たのですが、朝起きて玄関のドアを開けると、

車が完全に埋まっておりました(涙)

どうやら金沢市内でも場所によって積雪に大きな

違いがあったようです。




もう、雪かきはお腹一杯です(泣)

と、こんな事を書きながら窓を見ると、外はまた

しんしんと雪が降っております。

あ~明日もきっと雪かきですね。はい。

早めに寝よう!(笑)

ということで、今夜もいってみましょう。

怖くない話。

それでは、どうぞ。




その日友人は出張の帰り道、車を走らせていた。

時刻はもう12時近く。

出張先での仕事が遅く終わってしまい彼は必死に車を走らせる。

途中、高速道路が大雪の為に通行止めになってしまい、強制的に

高速道路から下ろされたが、そこは見たことも無いような田舎だった。

真っ暗な中に雪が白く浮かび上がっていたが、辺り一面、田んぼしか

見えなかった。

勿論、カーナビが付いていれば何ら不安は感じなかっただろう。

しかし、その時、カーナビの電源が突然落ちてしまい全く反応しなくなる。

彼はいかに自分が常日頃からカーナビに頼っていたのかを実感した。

そして、カーナビが無い状態で真っ暗な田舎に取り残されたような気がして

かなり動揺していた。

そんな時、暗闇の中から突然ライトが近づいて来た。

やった!

彼は孤独感と迷子になってしまったという恐怖をその車が消してくれるかも

しれないと喜んだ。

きっとあの車についていけば、知っている場所に出られるかもしれないぞ!

彼は近づいて来る車のヘッドライトをひたすら凝視した。

その車が通り過ぎた後、自然にその車の後に着いて走らせてもらおう・・。

そう思っていたから。

そして、その車が彼の目の前に来た時、彼は思わず声を上げた。

その車はなんと石川ナンバーだったというのだ。

この車についていけば安全に金沢まで帰れそうだ!

彼はとても興奮して勢いよくその車の後に着いた。

車は真っ赤なハッチバックだった。

そして、運転しているのは、そのシルエットから女性に見えたという。

彼は出来るだけ前を走る車にプレッシャーを与えないように、そこそこ距離を

置いて走った。

しかし、その車はどうもかなりのスピード狂らしく、彼が後ろについてから

どんどんとスピードを上げていく。

彼はもう必死でその赤い車に着いて行った。

もし、前の車にはぐれでもしたらまた絶望感に襲われてしまう。

すると、その車は大きな道を逸れて、山に登っていく道に進路変更した。

彼も、きっと近道を知ってるんだな、と思い、その車に続いた。

その道は除雪も侭ならない状態で雪で大きくハンドルが取られる。

それでも、北陸で生活している彼にとって、雪道はそれほど苦ではなかった。

しかし、前を走る車は対向車が来たら間違いなく、交差出来ない様な

道をグングンと走っていく。

しかも、彼の車は何度も雪で大きく進路を乱されるのだが、どうも

前の車は、まるで線路の上を走っていくように滑らかに走り続けている。

運転手がうまいのか、それとも向こうの車の性能が良いのかは判らなかったが、

彼は何度もヒヤッとする場面に遭遇しながらも必死に前の車を追った。

もう車間距離などを考えている余裕は無かった。

ただ、前の車を見失わないように走るだけで精一杯だった。

何も無い真っ白な雪の上に、前を走る車の轍が出来、そして彼はそれを

何とかトレースする。

そんな感じで山道を走り始めてどれ位経っただろうか・・・。

突然、前の車が速度を上げた。

彼は、まだそんな余力が残っていたのか、と驚いたが、それでも彼もアクセルを

踏み込んで追従する。

得体の知れない山の中で1人取り残されるのは御免だった。

そして、前方にまっすぐな直線道路が現れた。

彼はぐんぐん前の車に近づいていく。

その時、彼は何か車がまるでフワフワと雲の上を走っているかのような

不安を感じていた。

と、その時、突然、電源が切れた状態だったカーナビが復活する。

彼は走りながらチラチラとカーナビの画面を見た。

自分が今何処を走っているのか確認する為に・・・・。

すると、彼が今走っている所に道は無かった。

言い換えれば、彼は道の上を走っているのではなかった。

彼は言葉に出来ないような不安感に襲われた。

そして、突然、前を走る車が、まるで霧のようにフッと消えたという。

彼は思いっきりブレーキを踏んだ。

車は雪の中を斜めになりながらかろうじて停止する事が出来た。

辺りを見ると深い霧に包まれていた。

そして、前方を見ると、そこには道は無く、大きく深い暗闇が広がっていた。

彼は車を降りて確認しようかと思ったが止めた。

きっとそこには崖があるだけだ、ということは何となく理解出来た。

そして、もしも車の外に出て、先ほどの車の女が現れたら・・・。

そんな事は想像もしたくなかった。

彼はその場でUターンして今来た道を戻る事にした。

その際、不思議だったのは、帰り道には、どうやら彼の車のタイヤで出来た

轍しか残っていなかったという。

彼はそれ以来、誰かの後を着いて走るのは止めたということだ。






Posted by 細田塗料株式会社 at 20:50│Comments(19)
この記事へのコメント
こんばんは!

昨日の話とは一転。不可解…そしてハイテク社会での盲点ですね〜。
ウチは今時ありえないかもしれませんが、未だにカーナビ。ついていません(笑)

行く前に地図を頭に入れて…アナログです。主人は運転も地図も苦手なので、私だけ必死ですが(笑)

早くカーナビ欲しいなぁ。って思ってましたが…
しばらくはいらないか。って。
今が楽でも、後が大変って事で、いざという時のために頑張ります!

K様!どこまでも付いて行きますから!!
Posted by 笙琉 at 2018年01月30日 21:21
K様、こんばんは。

お忙しい中、今日も更新ありがとうございます。
ブログ、お引っ越しの際は新しい住所(アドレス)を教えてくださると嬉しいです。K様のお話をずっと読ませていただきたいですし、こちらを拠り所にさせていただいている者の一人として……何とかお願いいたします。

今回のお話も現実にありそうで怖いです。というか、私も先ほど除雪通行止による帰宅難民と化しながら、雪がうず高く積もった道を四駆でガタガタ走って帰ってきたところです。だいぶ遠回りしましたし燃料も無駄にしました。今、高いのに。

昨日のタクシーのお話、自分がちょうど馬鹿なことを考えているときに出会ったので、ドキッとしたと同時にとても救われた気がしました。
K様のお話にはいつも生きる力をいただいています。
Posted by 彼岸花 at 2018年01月30日 21:41
こんばんは!一瞬Aさんおもいだしました!ま、Aさんがそんなことするはずもなく、そのへんの悪霊か死神でしょうね?雪道や夜間知らない道でまよったら、コンビニなんかでやり過ごしましょうよ!最近いたましい事件や事故があるのは悪い者の仕業でしょうかね?心を強くもたねば!
Posted by Aさんのファンクラブ12番 at 2018年01月30日 21:42
連日の雪、お疲れ様です。
慣れてるとは言え、車の運転とか気を使うし疲れますよね…
岐阜でも、朝起きると景色が白い‼️そして溶けてまた白い‼️の繰り返し…
そろそろ雪も飽きてきましたね。

最恐戦、頑張って読破しました。
読み比べてみて…やっぱりうちは、恐い中にもAさんや姫ちゃん、Kさんや怪奇にあってる人自身の優しさを感じられる、Kさんの語り文章がとっても好きだなぁ~って改めて思いました。
これからも無理しないで、upお願いします(*^^*)
Posted by KIN at 2018年01月30日 21:48
Kさん、皆さま今晩は。

今夜も更新ありがとうございます。

毎日ホントにたのしみにしています。
更新メールが来るといつもガッツポーズしてます(笑)

今晩も早速読ませて頂きました。
満足感いっばいです。
ありがとうございました。
また次回の更新楽しみにしてます。
Posted by キミナ at 2018年01月30日 21:51
Kさん、こんばんは。

その先に進むと崖、誘い込んだのは何者。
もし彼が赤い車について行かず、その場に留まっていたら別の手を使って襲ったのでしょうか。
今まで様々な体験をしているKさん、気を付けてくださいよ、すぐついて行きそうですから。(笑)

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2018年01月30日 22:02
道でないところを走る…よくあります、なんていうと
半減しますね、怖さが…
新しくできた道(バイパスとか)を走るとき、更新してないナビだと…笑
それから寂しい道で
後ろからすごい勢いでついてくる車がいたら、それはそれで恐怖ですよね…女性だったら…
と変なところで想像してしまいました。
高速、降ろされること自体が最大怖いことなのかもしれない、と思った今日此の頃です。
高速のSAで仮眠取るより、下道の田舎のコンビニの駐車場で寝る方がすごく不安だったりしますし。
雪がこれ以上ひどくなりませんように…
Posted by じゅりあ at 2018年01月30日 22:32
k様
途中で気がついてよかった!!セーフ!
昨日のタクシーもそうだけど幽霊の「おいで~おいで~」は勘弁してほしいです。
誘ってくれなくても人はいずれ死ぬってへへ
今年の北半球は寒波で大変みたいです。
ロシアの寒いところでは△67℃記録したようです。
温暖化とはなんだったんだろうと思います。
神奈川も雪解けない・・・凍ってる所はフットブレーキ怖いです。
ツルリーンするとヒヤッとします
Posted by ちんぱん at 2018年01月30日 23:09
こんばんは〜☃️

目の前に現れた車は彼を死へと誘う為に現れたのですね…。
私も気をつけないと!…と思っても気をつけようがないですね。
それよりも、安全運転で走るぞー!…と思う気持ちが先にきてしまいます(笑)


雪、たいへんですね。
朝起きたらKさんの車が雪の中に埋もれている……悪夢ですね。
運転 気をつけてくださいね!

失礼します。
Posted by かのん at 2018年01月30日 23:12
こんばんは
Kさん 皆さん
今朝は我が家の近辺も
うっすら雪が積もっていました
車は速度20キロくらいで走っていて
凍った路面でブレーキを踏む人もいて大渋滞でしたσ(^_^;)

今夜の話はこのところの
ちょっと優しいお話とは違いましたね
どうしてこの世のものでない人は
女性の姿をしてるのでしょうね?
女って執念深いのでしょうか?
私も女ですが(笑)

怖くない話がどこへお引越ししても
私もついていきますので
これからも続けてくださいね
応援してます٩( ᐛ )و
Posted by まーママ at 2018年01月30日 23:21
竹書房さんのエントリー作品を一気に読みました。
どれも興味深く楽しめました。
狐の嫁入りと、ピエロの作品が独特の世界観があって
投票させていただきました。
Posted by 宮川 at 2018年01月30日 23:33
Kさん、いつもありがとう。

この場をお借りして彼岸花さん、
生まれたからには頑張って楽しく緩く適当にやろうね。
嫌になれば全部投げ出してしまってもいいんですよ。時間が経てば気も変わりますし自身のどんな選択に間違いなどないんです。
人や自分を傷つけなければ何してもいいんです。
更に傷つけてもいいんです。自分に返って来るだけなんですから。
私は生きてるだけで丸儲けと言う言葉が大好きです。
お迎えが来るまでは頑張ります。
身の回りの物を全て捨ててカバン1つで生活を変えた事が何度かありますが楽になりました。
幸せを求めれば辛い事もありますが、楽に生きられる方法を求めれば辛くもありません。
楽しくゆっくり頑張ろうね!
Posted by ひで at 2018年01月31日 03:49
毎日の更新ありがとうございます。
赤い車?Aさん?と思いましたが違いました。
カーナビ確かに便利ですが、私は地図を見て走るのも好きです!
道に迷った時、その土地のNo.が付いた車についていく気持ちよくわかります。
私も経験あるので。

北陸方面は大雪が続いてるようですので、Kさん車の運転など気を付けてくださいませ。
Posted by たかまる at 2018年01月31日 07:39
おはようございます。

彼のご先祖様?とかが助けてくれたんですかね。良かったです。

関東も明日からまた雪かも…。。。

とりあえず…寒いだけで…辛いです。

Kさんも…着いて行ったらダメですよ。

KさんはAさんから…何をしているの!と電話が鳴りますね。
Posted by にじちゃん at 2018年01月31日 08:46
K様、おはようございます。
更新お疲れ様&ありがとうございます。

ブログのお引っ越し、寂しいですがK様の負担にならないようにして下さいませ。
たくさん楽しい思いを、自由にさせて下さって、とても感謝しております。
お引っ越し先でもユルユルポンポコ宜しくお願い致します。

今回のお話、友人の方が危機一髪で助かって本当に良かったです。カーナビが復活したのは、何かの助けでしょうか?しかし赤い車、一体何者なんでしょうね。

雪がそちらは大変ですね。体調崩さないように、お身体お大事になさって下さい。
Posted by ミニ子 at 2018年01月31日 09:05
K様、皆様おはようございます。

ご友人様が無事で何よりです。。
そのまま直進していたら崖から落ちていたのでしょうか。
夜中の一人の運転には気をつけます(汗)

怪談最恐戦2017
全て読み終えました!
しっかり投票させて頂きましたよ♪
抽選で10名に作家サイン本が当たるのですね(o^^o)
Posted by まってぃん at 2018年01月31日 09:19
Kさんこんばんは~!
雪どえらい事になってますな…車が雪で埋まるって
(^ω^;);););)
毎日雪かきご苦労様です。
今週末は福井でLIVEなので無事行けて無事帰って来れるのかドキドキです。

投票するやぁ~つ
表紙が怖すぎてなかなか…気が進まずゆっくりいきます。

車が1台も走ってなく、ましてや雪だと私も同じように前方に車がいたら付かず離れずしちゃいますね。
危なかったですよね…危機一髪で助かって良かったです。
雪は降りすぎると悩ましいですね。
更新ありがとうございます。
Posted by tomoa24 at 2018年01月31日 19:35
営業のKさん

今の当たり前が続く保証は何処にもない・・・寝ても覚めても時は流れる、否応なしに時流は変化する、それに対応していく事こそ、それが生きる証ですよね。
何時も何時までも応援しますよ。

積雪、豪雨、暴風、地震・・・いわゆる自然現象による制約は、幾度となく経験しました。
ただ私には・・・幸いにも怪異はないのですね。
今回の記事の様な状況には何度か遭遇しましたが、基本的に小心者の私は、愛車キャラバンの車中には最新地図を用意しています。
そして、いざと言う時は経験と感性に任せて乗り切る事が出来ました・・・ただし、過去はです。

ご友人の無事が何よりです。

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2018年01月31日 20:34
全く関係ないのですが、Kさんにお聞きしたいことがあります。
私、実は20年以上前に金沢に住んでおりました。
その頃はよく第七ギョーザに行っておりましたが、最近は味が昔とは変わってしまったとか…。

今でも家族でいつか第七へ、と考えておりますが昔の味でないなら少し残念です。

第七の味は20年前に比べ、そんなに変わってしまったんでしょうか?
Posted by メリコ at 2018年02月01日 00:00
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