2018年02月07日

雪山

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、お疲れ様です。

今日も1日、雪かきに追われた1日でした。

ちなみに、天気予報では明日の朝までに

5~10センチ位の積雪といっておりますが、

相変わらずしんしんと雪が降り続けております。

ちなみに、今朝飽きて外を見た時、思わず

笑ってしまいました。

もう完全に想定の範囲を超える積雪です。

神様、もう勘弁してください。

もう雪かきした雪を捨てる場所がありません(涙)

ちなみに、今日は大監督の大カマクラも

ぶっ壊しました(笑)

かなり抵抗されましたが・・・・。

それでも、大監督の高校では積雪が優に

2メートル近いということで、今日休校だった

大監督は、間違いなく明日も休校になると

断言しておりましたが、夕方に学校より、

『明日は始業時間を遅らせて、通常通り

授業を行います』というメールが届き、

しばらく放心状態で固まっておりました(笑)

あ~楽しい!

それから、『闇塗怪談2』の方も順調で、

書き下ろしの話もかなり進んでおります。

今回が最後になりますので、出来る事なら

是非お読み頂ければ嬉しいです。

さぁ、闇塗の第2弾が発売された後は、

予定通り?アイドル歌手目指して頑張ります。

そして、俳優になってグラミー賞をもらって

その先は政界進出・・・なんて予定はありません(笑)

その後は細々と、怖くない話のブログを続けていければ、と

思いますので宜しくお願い致します。

それでは、今夜もいきます。

怖くない話。

それでは、どうぞ~!




これは知人から聞いた話である。

知人の趣味は登山。

登山といっても、高い山や危険な山には登らない。

あくまで楽しく登るのがモットーだそうだ。

基本的には日帰りか一泊するらしいが、最近ではもう日帰り登山以外は

しなくなったのだという。

そして、その理由はこんな感じだ。

彼は登山は1人で登るタイプだ。

その方が色んな出会いが在ったり、また1人で黙々と山を登っていると

より強く自然を感じられたり生きている実感も味わえるのだという。

そんな彼は一時期、冬山、中でも雪山の登山に熱中していた。

あくまで登るのは決して標高の高い山ではないが、それでも冬の時期には

しっかりと辺り一面が雪で真っ白になる。

当然、防寒用の服装に身を包み、足には滑り止めの付いたシューズを履くのだが、

それでもキャンプをする事はしなかった。

やはり冬用のキャンプ機材をそろえるのは高額になるし、何よりそれだけの

機材を揃えても、やはり寒いものは寒いのだという。

だから、彼はいつも山のロッジや山荘を利用していた。

そこは無人なのだが、しっかりとした建物になっておりストーブも常備

されており暖もとれる。

だから、彼はいつもそういった施設を利用して冬山を満喫していた。

そこで簡単な料理を作り酒を飲みながらラジオを聴く。

それが彼の至福の時間だった。

そして、ある体験をしたのは今から2年ほど前だという。

朝早くに家を出て、とある山に向かった彼は、途中のスーパーで必要な食品を

買って、現地を目指した。

登山口に着くと、やはり冬のせいか、1台も車は止まっていなかった。

駐車場のトイレで登山用の服装を着込んだ彼は、早速、山へと登っていく。

上に上がっていくにしたがって、雪はそれなりに多くなっていったが、特に

登山の妨げになるほどではなかった。

予定通りの時間に山荘に到着した。

時刻は午後4時。

無人の為、当然ストーブは点いていなかったが、灯油は十分に確保されており

彼は急いでストーブを点けた。

そして、部屋が暖まる間に、彼は早速料理を始めた。

彼自身、家では料理などするタイプでは無いのだが、それでも山に来るとそれなりに

楽しみながら料理を作ることが出来ていた。

その時は、簡単な鍋料理と暖めた缶詰。

そんなものでも山で食べる料理は格別らしい。

ラジオをつけ、料理を堪能しながら持ってきたウイスキーを飲む。

1人きりの山荘だったが、寂しいという感覚はなかった。

それどころか、料理を食べながらウイスキーをチビチビと飲んでいると、

気がつけば窓から見える外の景色は完全に漆黒の闇になっていた。

時計を見ると、時刻はまだ午後8時。

それでも、すっかり酔いが回っていた彼は、そそくさと板の間の上に

寝袋を置くと、そのまま寝袋に潜り込んだ。

山の中、しかも周りが雪で覆われた世界では全ての音は雪に吸収されて

完全な無音状態になる。

彼はそのまますぐに眠りに就いた。

異変に気づいたのはそれから4時間後。

夜中の0時を回った頃だという。

誰かが山荘の扉を開いた音がした。

彼は反射的に目を開けたが、明かりを点けたまま寝た筈なのに、その時は

何故か灯かりは消えていた。

こんな夜遅くに他の登山者でも来たのかな・・・・。

彼はそんな事を思いつつ、やはり眠気が勝ってしまい再び目を閉じた。

だが、それから暫くして、彼は何かの視線を感じてうっすらと目を開けた。

心臓が飛び出しそうだった。

そこには見たこともない女が、寝袋に包まれて寝ている彼の顔を覗き込んでいた。

彼は反射的に目を閉じた。

それは見てはいけないものだと感じた。

もっと言えば、生きている事を悟られてはいけないのだと感じた。

それはうまく説明できないが、死に直面した時の防衛本能に似たものだったという。

彼は、そのまま目を閉じ続けた。

出来るだけ小さく呼吸し、生きている事を悟られない様にした。

恐怖で身体は小刻みに震えているのが自分でも情けなかった。

そして、彼の鼻には強烈な線香の様な匂いが入ってくる。

きっと先ほどの女が、彼の顔にピッタリと顔を近づけているのだろう、と

分かった。

目は絶対に開けられなかった。

それは苦痛以外のなにもでもなかったが、目を開ければ間違いなく、その女の顔が

目の前にある。

そんなものを見て悲鳴をあげない自信は無かった。

それから、どれ位の時間が経過しただろうか・・・。

突然、入り口のドアが開く音が聞こえた。

しかし、彼は目を開けて確かめる事はしなかった。

そして、そのうちに、先ほどからのストレスのせいか、そのまま再び深い

眠りに落ちていった。

彼は目を覚ましたのは、翌朝の午前6時頃だった。

天気は快晴で、外からはしっかりと朝陽が差し込んでいた。

彼は寝袋から抜け出すと、あたりの様子を眺めた。

取り立てて変わった様子も無かったが、何故か強い線香の香りが鼻をついた。

彼は昨夜の恐怖が忘れられず、急いで帰り支度を始めた。

そして、荷物を抱えてから山荘の外に出ると、そこには雪の上に、はっきりと

人の足跡が残されていた。

裸足の足跡が・・・。

彼は、ほんの少しの興味心から、その足跡が何処に続いているのか、追って

みる事にした。

すると、その足跡は紛れもなく、そのまま山荘の壁のところで突然

消えていた。

これは、もしかすると山荘から出て、また山荘に戻ったということか?

もしも、そうだしたら・・・まだ中に・・・。

そう思った時、突然、山荘の扉が大きな音を立てて開いた。

彼は、そのまま走って山を下りて来たという。

途中まで、ケラケラと笑う声が、後からついてきていたが、それでもある程度

下山した時、突然、その笑い声は聞こえなくなっていた。

彼はその日、無事に家に帰ることが出来たらしいが、それ以来、日帰り登山しか

しなくなった。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:57│Comments(12)
この記事へのコメント
自分の顔にピッタリと顔を寄せられて至近距離でのにらめっこ…た、楽しそうですね…(涙)

その方がご無事でなによりだと思います。

でもそのユーレイさん、ちょっと悲しい存在だなって思います。
Posted by かのん at 2018年02月08日 14:33
おはようございます。

久々に「キャー」と叫ぼうかと思いました。

色々と、トラウマになりそう。

雪道の立ち往生の話をテレビで見ると、Kさんの良い話と怖い話を両方…思い出します。

雪も嫌ですが寒波自体…止めて欲しい。

寒いです。

会社の小さいプール見たいな池が、毎日…凍ってます。
Posted by にじちゃん at 2018年02月08日 11:12
埼玉も夜間は連日マイナスです。
食料は大丈夫かなと心配になります。

住み着いて、人が来れば顔を見て、何も悪さはしない浮遊霊みたいですね。
私は会いたくないです、やだー。

明日は、解凍して登校して下さい。
四角く固めてピラミッドも作れますよ、カマクラに飽きたらどうぞ。新聞取材が来るかもしれないよ?とお伝えください。
 
Posted by はるた冬雲 at 2018年02月08日 00:30
Kさん毎夜ありがとうございます!
豪雪地帯の方の通勤は毎日ノルディック複合の様な出勤なのでしょうね!スキー板穿いて、二階の窓から下屋を滑走してジャンプして、そこからは会社までクロスカントリースタイルを想像してしまいました 笑
豪雪地帯の皆さんすみません・・

しかし、その山荘に出てきた山姥のような奴、なんで例に漏れず怖がらせて楽しむんですかね。普通に出てきてしかも美人なら楽しい一夜になるのに。
Posted by tommy at 2018年02月08日 00:15
K様、皆様こんばんは。

雪かき大変お疲れ様でしたm(_ _)m
大監督、明日は学校にかまくらを作るのでしょうw

今回のお話、
雪女が出て来たのかと思いましたよ(^^;;
真っ暗な山荘で夜中目を開けたら目の前に女がいるなんて。。
想像しただけでもゾクっときます。。
あまりの恐怖に気絶するでしょう(汗)
確かにこれは二度と泊まりでは行けなくなりますね。。

それでは失礼致します。
Posted by まってぃん at 2018年02月07日 23:03
お疲れ様です。
山、怖っ((((;゜Д゜)))
これ読んだら、もう絶対無理!
何があっても山登りしない!
って、実家の裏は山なんですけどね~

まだまだ雪⛄️積もりそうなので、無理しないで下さい。
大監督ちゃんも通学、気をつけて下さいね‼️
Posted by KIN at 2018年02月07日 23:00
k様
登山は楽しいけど泊りは怖いなぁ
日中でも人とすれ違わないと怖いですもん。
夜一人なんて絶対無理です。
知人さん逃げ切れてよかったです。
Posted by ちんぱん at 2018年02月07日 21:42
営業のKさん

私の知人(齢70)も、登山を趣味にされていますが、怪異話は聞きませんね・・・今度は呑みに誘って、じっくりと話を聞きますかね。
最近は、明日に疲労を残さぬ様にビジネスホテルに泊まりますが、過去は1人で車中泊も多かった私です・・・怪異はありません、枯れ尾花を見ただけで(汗
線香の強い香り・・・生々しいですね(泣
誰を求めて、何を望んでやって来たのでしょうか。
その方の無事が何よりです。

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2018年02月07日 21:38
Kさん、こんばんは。

その女の目的は何だったのでしょうか。
脅かすためですかね、特に襲われたようではないですし。
それとも好みの男ではなかったから。(・・;)
他に登山者がいても、そんな所に泊まりたくはないですね。

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2018年02月07日 21:14
K様、こんばんわ。いつも更新お疲れ様&ありがとうございます。

雪、雪、雪。大変ですね。K様の身体が心配です。体調崩さないように気を付けて下さい。
本の第2弾楽しみにしております。
今後もユルユル宜しくお願い致します。

今回のお話、やっぱり山は怖いです。私は山パンだけで良いわ。バター塗ってジャム塗って。時にはチーズのせたり。
すみません、山パン大好きです。

その覗き女は一体何がしたかったんですかね。知人の方が無事に下山出来て良かったです。

インフルエンザが猛威をふるっています。手洗い大事です。体調崩さないように、お身体お大事になさって下さい。
Posted by ミニ子 at 2018年02月07日 21:00
Kさんこんばんは!
雪尋常じゃないくらい降り続いてますね。雪かきご苦労様です。
早く雪やむといいんですが…
学校が休みだと思ってるとショックですね。固まる娘ちゃん可愛いっす
(´▽`) '`
どこに行くにも1人だと来ちゃうのかな?顔をずっと近づけられて耐え抜く自信は自分にはないけど、本能がそうさせてくれるんだなぁって…
からかってるだけの感じもしますが、なにより無事でなによりです。

Kさんも大寒波襲来を乗り越えて頑張って下さい。
第2弾楽しみすぎて久々に小躍りしちゃいますね~
ルンルン((´I `*))♪
絶対買います(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
では明日も雪かき頑張って下さい。
更新ありがとうございます。
Posted by tomoa24 at 2018年02月07日 20:50
山怖えーて思いました!こんばんは!大監督のかまくら壊したんですか?なんかスッキリされてるような?私福井県の人間ですが西の方なので今回の大雪を人ごとの様にながめていたんですが、週末うちで法事が!そして福井市には親戚が!どうなることやら?電車もダメ!amazonもダメ!雪山も恐怖ですが、市街地にふられても恐怖ですよ!
Posted by Aさんのファンクラブ12番 at 2018年02月07日 20:37
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