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2018年11月10日

霊障と心の病の境界線

これは、つい最近、俺が体験した事である。



その日、仕事をしていると、突然、知り合いの家から電話があり、



出てみると、彼の奥さんだった。



そして、かなり切羽詰った感じで、



今日、お時間取れませんか?



との事。



どうして、奥さんから電話が掛かってくるのかな?と思いながら、



仕事の合間に、彼の自宅に出向いた。



すると、疲れきった顔の奥さんが丁寧に出迎えてくれた。



そして、俺が、



どうかしましたか?



と聞くと、こんな事を話してくれた。



どうやら、彼は10日くらい前に、突然、家で暴れだし、そのまま



病院に収容された。



テレビを壊したり、かなり危険な状態だった為に、奥さんは子供達の



安全の為に、警察に電話をした。



そして、言動がおかしいということで、そのまま精神病院に収容



されてしまった。



そして、彼は、その数日前から、常に誰かの声が聞こえるようになって



いた。



それは、自分の事を守護霊だと名乗り、彼に色々とアドバイスをしてくれる



のだという。



ただ、そのアドバイスというのが、普通ではなく、



今住んでいる家は危険だから、早く引越しをしなさい、とか



お金を持っていると良くないから、今すぐにお金を捨ててしまいなさい、とか



かなり常軌を逸した内容のアドバイスばかりだった。



勿論、俺は彼に、ブログの事は話してはいなかったが、どうやら入院中に



ネットで俺のブログを見つけ、読み進めていくうちに、Aさんのことが



心に留まったらしい。



そして、自分は霊に憑依されているから、きっと、そのAさんなら自分を



助けてくれるに違いない・・・・。



そう思って、奥さんを通じて、俺に助けを求めてきた、というのが



本当の所だった。



だから、俺は、残り2枚だけ残されていた栞を奥さんに預けた。



これを彼に渡してください・・・。



もしも、霊に憑依されていたとしたら、それで助かるか、もしくは、



何らかの変化が起こる筈だから・・・と。



勿論、何度も、Aさんという人を連れてきて欲しい、と言われたのだが、



即答する事も出来ず、そのまま俺は彼の家を離れた。



すると、すぐに彼自身から電話がかかってきた。



その声はかなり切迫した感じだった。



そして、何とか、Aさんという人を今日、病院に連れてきてほしい、と



懇願された。



しかし、そこでも、俺が勝手に快諾出来る訳もなく、



とりあえず、Aさんに聞いてみてから、連絡しますから、という事で



電話を切ろうとした。



すると、Aさんが無理なら、俺だけでも病院に来て欲しいと言われてしまう。



断る理由も無かったので、俺は、その日の午後に病院に見舞いに行く、



と約束して電話を切った。



しかし、その時点で俺には、確信があった。



彼は決して霊にとり憑かれているのではない・・・と。



過去の体験から、霊にとり憑かれた人を沢山見てきた俺には、彼の行動や



言動、そして話し方から、霊的なものは何も感じる事がなかったから。



しかし、俺自身の知識や体験、そして能力など、高が知れている事は



十分分かっている俺は、当然のごとく、Aさんに連絡をとった。



授業の合間の休憩タイムに電話を掛けて来られたAさんは、いつもにも増して



面倒くさそうに、



なんですか?



私って、これでも結構忙しいんですけどね?



と嫌味を言われた。



俺は、Aさんのご機嫌をとりつつ、彼の話をした。



そして、Aさんに聞いた。



どう思う?と。



すると、Aさんは、少しだけ真面目な口調で、



これって、確実に霊的なものではありませんよ・・・。



守護霊の声が聞こえるって言ってるんですよね?その彼は・・・。



守護霊の声が自分に聞こえるなんて在り得ませんから・・・。



かわいそうですけど、きっと精神的なものだと思いますけどね。



と返してきた。



しかし、それでも、何か俺に出来る事は無いか?と聞くと、



うーん。それ゛しゃ、私の貴重な昼休みに学校まで来られますか?



そう言われ、俺は勿論、即答で了解した。



そして、俺は仕事の合間に、Aさんの勤める学校に出向いた。



すると、Aさんが、暇そうにしながら俺を待ってくれていた。



車をAさんの側に停めると、俺は、



結構、暇そうじゃない?



と言うと、昼休みまで忙しかったら、私、死んでしまいますから・・・。



本当に貴重な昼休みを・・・・。



この埋め合わせはきっちりして貰いますから!



と言われてしまう。



それでも、Aさんは、俺にある物を手渡してくれた。



それは、昼休みに急いで作ってくれたであろう、汚い字体の護符と、



魔除けの効果がある、Aさんが自分で育てている草の葉だった。



そして、



まあ、Kさんが、その彼の事を心配しているのは良く分かりますから。



だから、その彼に言ってあげてくださいね。



私の経験から、絶対に霊的なものではない、と。



そして、これを渡すときには、こう言って下さい。



この護符は、私が気をしっかりと混めて作った護符ですから、どんな



魔も、絶対に寄せ付けません。



それは、悪い守護霊も同様に。



そして、その魔除けの効果を更に高めるために、私が栽培した草の葉も



お渡しします。



もしも、悪霊や悪い守護霊にとり憑かれているのなら、これらの力で



貴方は護られますから、二度と不思議な声も、モノも見なくなるはずだ、と。



そして、それでも、声が聞こえたり、何かが見えたりするのであれば、それは



完全に霊的なものではなく、貴方の心や脳が、貴方に与えている幻だと。



私は今回は直接助けには行きませんが、それは、貴方が霊的なものに



襲われているのではないからです、と。



そして、最後に言っておきますが、もしも本当に霊にとり憑かれていると



しても、本来、人間はそういう魔のモノを自分で祓う力を持っています。



とり憑かれるのは、自分の心が負の要素で満たされているから。



だから、陽の心を取り戻してください。



そうすれば、霊的なものであれ、心の病であれ、きっと良い方向に



向かうはずですから、と。



そして、俺はそれらの物と、Aさんからの言葉を持って彼の病院を訪れた。



面会まで、かなりややこしい手続きが必要なほど、彼は大変な病院に



入院させられていた。



そして、面会室に現れた彼を見て、俺は、自分の思いに確信を



持った。



彼は霊になどとり憑かれてはいない、と。



過去に霊にとり憑かれた人を沢山見てきたが、その時の彼は、そのどれとも



違っていた。



こちらに、気を遣い、言葉もきちんと選んで話してくる。



そして、何より、その顔つきが、明らかに霊障を受けている人間の



顔ではなかった。



だから、俺は、少しホッとして、彼と話を続けた。



それでも、彼は、今現在も誰かの声が聞こえ続けていると言う。



そして、今、霊的なものを俺が感じないのは、きっと、その霊達が



彼の元を一時的に離れているからなのではないか?と聞いてきた。



しかし、俺は首を横に振った。



そんなに簡単に、離れたりくっ付いたりしてくる悪霊など見たことも



聞いた事もなかったから。



だから、俺は、Aさんから貰ってきた護符と草の葉、そしてAさんからの



言葉を彼に伝えた。



そして、最後に、こう自分の言葉も付け加えた。



絶対に霊的なものではないと断言出来るから!



そんな事よりも、奥さんや子供さんたちの気持ちが離れていく事の



方が何より怖いと思うよ。



奥さんも子供さんたちも、皆、心から心配してくれているんだから。



その気持ちに応える為にも、頑張らなきゃ!



俺もそうだったけど、きっと人は大切な誰かの為なら、信じられないような



頑張りが出来るものだから、と。



彼は、その言葉をしっかりと受け止めてくれた。



ただ、やはり、自分でも確信が欲しいとの事で、Aさんに遠隔で、霊的な



ものなのか、そうでないのか、を診てもらいたいと頼まれて、愛用の品を



預かってきた。



そして、今夜、Aさんのもとを訪ね、その愛用の品を霊視してもらった。



不思議と丁寧に対応してくれたAさん。



袋の中から愛用の品を取り出すと、両手でしっかりと握り、目穂閉じて



それをおでこの辺りに持っていった。



そして、それから約1分間ほど、その状態が続き、その後、目を開けた



Aさんは、



今回は、いつもよりも念入りに、霊の痕跡を探してみましたけど・・・・。



やはり、全く何も感じませんでした。



だから、やはり、彼の今の状態は決して霊障などではない、としっかりと



伝えてあげてください。



実は、こういうケースって良くあるんですよ。



霊がとり憑いていると思い込んでいても、しっかりと診てみると、それが



精神的な疾患だったり、そして、また、その逆のパターンもありますね。



でも、本当に守護霊が、何かを伝えようとした場合、基本的には夢の中に



現れるか、もしくは、何かを依り代として、別の人間の口から伝える



しかないんですよね。



そして、Kさんも、よく分かってると思いますけど、本当に悪霊が



とり憑いているとしたら、あいつらは、そんなに簡単に姿や痕跡を



残したりはしませんからね。



そして、これも、絶対に伝えて欲しいんですけど、人間ってそんなに



弱い生き物ではありませんよ。



本来は、自分で自分の事を護り治癒する力が備わっていますから。



確かに、こんな世の中では、その力が弱くなってしまって、本人が



気付かないのかもしれないですけど、潜在的な能力として、それは



誰にでも必ず備わっている力なんです。



そして、その力を使うかどうかは、本人次第・・・です。



本人が、気持ちで負けてしまっていたら、とてもじゃないですが、そんな



能力は発揮できませんが、本人に立ち向かう、絶対に負けてたまるか!という



気持ちがあれば、霊的なものであれ、精神的なものであれ、必ず克服



出来ると私は思っています。



だから、奥さんやお子さん達の為にも、貴方には頑張る責任があるのだと



いう事を伝えてください。



そして、本当に手に負えないような悪霊がとり憑いたとしたら、その時は



私の出番です。



必ず、助けに行きますから・・・・。



そして、必ず救い出してあげますから・・・・。



そう伝えてください。



そう言われた。



その答えと言葉を彼に持っていった時、彼はきっと立ち直るための一歩を



踏み出してくれるのだと信じたい。


Posted by 細田塗料株式会社 at 00:08│Comments(0)
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