› 看板・サインスタッフブログ | 細田塗料株式会社 › スマホが招く・・・・・。

2018年11月10日

スマホが招く・・・・・。

最近は、スマホやタブレット、そしてSNSの普及によって、



いつ何処でどんな事件や事故が起きても、当日にはしっかりと



動画としてネットに流れている。



それは、実際に犯罪の検挙につながったり、と良い面ばかりが



クローズアップされている。



しかし、スマホで簡単に、綺麗な画像や動画を撮れてしまうという



事で、事故現場や事件現場の写真や動画も、その被害者とともに



ネットに晒されてしまう。



悪い事をする奴を皆で共有して断罪する・・・。



それ自体も恐ろしい事なのだが、実はもっと恐ろしい結果に



繋がる事がある。



今回はそういう話である。



友人の妹さんは、今時の娘さんと同様にスマホが無いと生きていけない



様な生活をしている。



食事の時も、バスに乗っている時も、そして、待ち合わせの時も、



暇さえあれば、スマホの画面をずっと見ているのだ。



それは、今の現代からすれば、普通の事なのかもしれないが、



彼女の場合、怖いもの知らず、というのが、最も危険な部分



なのかもしれない。



彼女は以前から、普通は絶対に撮影しないだろ?というものを平気で



撮影していた。



それは交通事故だったり、暴行事件だったり・・・。



そして、必ずと言って良いほど、被害者の姿をスマホに納めていた。



それは、車に挟まったまま絶命している運転者だったり、怪我で



口から血を流してのた打ち回っている怪我人だったりした。



そして、それをまるで宝物でも見せるかのように、友達に見せていた。



もっとも、それを見せられた友達も負けじと、グロい写メを見せてくる



というのだから、世も末である。



そんな彼女がある日、とんでもないものを撮影し、写メを見せてくれた。



それは腐乱した自殺者の死体だった。



どうやら友達と山へ出掛け道に迷った際に、不審な車が停まっており、



中を覗くと、車内で、その腐乱した死体を見つけたという事だった。



最初は、悲鳴をあげてその場から逃げようとしたらしい。



男女の区別もつかないほど腐乱が進んでいたから。



だが、どうしても、スマホで撮影したいという衝動に駆られてしまう。



そして、わざわざドアを開けて、至近距離も含めて何枚もスマホで



撮影したということだった。



さすがに、これには、彼女の兄も怒ったらしいが、それからしっかりと



警察に連絡し、現場検証にまで付き合わされたとぼやいていた感じからすると、



到底、反省などしていなかったのだろう。



そして、それから彼女の周りで怪異が頻発するようになった。



最初に彼女は夢を見る様になった。



毎晩、同じ夢を・・・。



その夢では、彼女は見知らぬ男性と一緒に車の助手席に座っていた。



そして、車は山の中を走り続け、男性が、とある場所で車を



停めた。



その場所は、紛れも無く彼女が、自殺死体を発見した場所だった。



そして、男性は車から降りて、マフラーから排気ガスを車内に



引き込み、窓を目張りし始める。



その時になって、初めて彼女は、必死の抵抗を試みる。



しかし、男性は冷たい顔をしたまま、彼女の首に両手を回し、



力を込めてくる。



息苦しさと痛みで、彼女はもがき苦しみ、意識がどんどんと遠ざかっていく。



そして、ぼんやりした眼で彼女がその男の顔を見ると、その男の顔は



あの時、彼女が発見した腐乱死体の顔そのものになつている。



そして、彼女は意識を失うと同時に夢から醒めた。



夢というには不自然なほど、息苦しさと痛みが残っている。



そんな夢を毎晩のように見た。



そして、しばらくすると、夢だけではなく起きている時でも



一日中、その腐乱死体が見えるようになってしまう。



会社で働いていても、ランチを食べていても通勤バスに乗っていても



そして、休みの日に友達と一緒に遊んでいても・・・。



それは、必ず彼女の視界の端っこに入り込んでおり、崩れた顔で



じっと彼女を見つめていた。



寝ている時でも起きていても、腐乱死体が見えてしまうというのは



本当に辛い事だった。



だから、彼女は、起きている時に何とかそれから逃れようと



必死に目を閉じるのだが、そうすると、今度は耳元で囁くように



シャシン・・・・シャシン・・・・



という声が聞こえてきた。



さすがに彼女も限界がきたのか、俺に助けを求めてきたのだが、



彼女の兄である、俺の友人は、首を縦に振らなかった。



自分がしでかした事だから・・・。



自業自得だから・・・・。



本当にあついが反省するまでは、絶対に助け舟を出さないで欲しい・・。



そう言われた。



それでも、心配だった俺は、一応Aさんにも相談してみた。



どうすれば、助けられるのか?と。



すると、Aさんは、



Kさんのお友達の言うとおりですね。



自業自得です。



それに、本当に彼女に実害を及ぼそうとしているのだとしたら、



もうとっくにやってると思います。



だから、それほど危険な悪霊とは思えませんし・・・。



だから、放ってけばいいんですよ・・・。



きっと、彼女が本当に反省した時には、すっかり解消されてますから。



そう言われた。



結局、その後、彼女は眠れなくなり、仕事にも支障が出たりした。



そして、泣きながら、自分のスマホの写真を全て消去した途端、



その腐乱死体は一切現れなくなったという事だ。



ちなみに、それ以来、彼女は、決して事故や自殺、そして他人の不幸



等は絶対に撮影しない事にしているそうだ。


Posted by 細田塗料株式会社 at 00:13│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

count