2018年11月10日

人を殺すということ

世間では毎日のように多種多様な事件が多発している。



それは、思わず笑ってしまうようなものから、吐き気をもよおす様な



ものまで、とても幅広い。



よく聞くのは、現代の混沌として先が見えず、それでいて、ネットにより、



様々な情報が簡単に手に入るという社会の構造自体が原因だ、という声。



しかし、猟奇的な殺人事件というものは、かなり昔から確実に起きていた。



そして、それがネット社会により、より早くそして確実に映像を伴って



広がっていく。



だから、本当は、自分でもそうは思いたくないのだが、それは人間が


本質的に



持ち合わせている危険な本能であり、ひとつ間違えば、誰でもが



加害者にも被害者にもなってしまうという事なのかもしれない。



勿論、加害者になるくらいなら、俺は被害者を選びたいが・・・。



それでも、世の中には危険な因子をより多く持ち合わせ、それを



楽しむ者もいるのかもしれない。



そして、それが、社会を賑わせている猟奇事件の本質なのかもしれない。



ただ、よくニュースで聞くのが、加害者でありながら責任能力が無い、



というだけで無罪になったり軽い罪で済まされるケース。



どう考えても、罰しなくてはいけない筈の加害者に対して、少なくとも



日本の法律はかなり甘いものだと感じてしまう。



そして、加害者のプライバシーは護られるのに、被害者のプライバシーが



疎かに扱われるケースも多々ある。



そんな時、俺はいつもAさんに、こう言ってしまう。



俺が被害者の家族だったら、絶対に許さないんだけどな、と。


妻や娘を殺されたとしたら、法を破ってでも、復讐すると思う、と。



すると、Aさんは、いつも冷静に、



へぇ・・どんな風に許さないんですか?



もしも、Kさんが日本の法律では許されていない復讐とか仇討ちをしたと



したら、今度はKさんが相手の家族に恨まれるんですよ?



そして、Kさんの考え方に従うとすると、今度はKさんが復讐されても



文句は言えないって事になりますよね、と。



そして、Aさんは、いつもこう続ける。



人間って一回死んだら終わりじゃないんですよ!



輪廻転生って、知ってますよね?



死んだとしても、今度は別の人間として生まれ変わるんです。


本来なら全ての人が・・・。



ただ、これは、人によってまちまちです。



すぐに転生出来る人もいれば、長い時間を必要とする人もいます。



まあ、その辺の定義は私には分かりませんけど・・・。



ただ、1つだけ言えるのは、人を1人でも殺めた者は、異端扱い



になって、永遠に転生は叶いません。



それどころか、自殺した者など及びもつかない程の苦しみの中で



永遠に彷徨わなければいけないんです。



その苦しみは現世で受けるどんな罰も比ではありませんから。



だから、人を殺めた者は、悪霊になりやすいんです。



だって、そのまま向こう側に言ってしまったら、永遠の苦しみしか



待っていないのを知っているから・・・。


だから、この世にわざと残って、その苦しみから逃れようとする。


そんな心が、その者を本当の悪霊に変えていくんです。


そして、霊になってからも悪事を重ねていく。


勿論、私は、そういう悪霊というものを許しはしませんけどね。


ただ、



つまり、故意に人を殺めた者は、現世で重い罰を受けなかったとしても



その先には苦しみしか残っていないんですから、納得出来ませんか?


この世では罰せられなかったとしても、あの世では、永遠の苦しみを


味わいながら、転生すら、許されない。


それって、どんな罰よりも、重いものだと思いますけど・・・。



そう言われる。



だから、俺は更にこう聞く。



それじゃ、故意にではなく、偶然の過失で、人の命を奪ってしまったら



どうなるの?と。



すると、Aさんは、



それはケースバイケースじゃないですかね。



殺してしまった人数や理由、そしてそれからの反省具合と生き方にも



拠ると思いますけど・・・。



そして、こう続ける。



どうせ、聞いてくると思いますから先に言っておきますけど・・・。



殺された被害者も、その恨みの気持ちから、現世に留まってしまう者も



多いんですけど、本当は恨みの念は捨てて、速やかに向こう側に行った



方が良いんですよ。



その方が、より早く転生の機会が与えられる筈ですからね。



そして、恨みを抱いて現世に残ってしまった者は、殆どが悪霊に



なってしまいますから・・・。



そうなってしまったら、いくら現世で命を奪われたから、といっても



絶対に救われませんから・・・。



下手したら、殺した加害者と同じ苦しみを永遠に受け続けなくては



いけなくなります。



だから、この世でもあの世でも、同じです。



他人を殺めるという行為は最もやってはいけない事なんです。



それでも、Kさんは、相手に復讐する家族になりますか?



そう聞かれて、俺はいつも首を横に振るしかなくなってしまう。


そんなAさんは、基本的に無宗教である。


だから、俺は、いつも皮肉っぽく、こう聞く。


無宗教で、死んだ経験も無いAさんが、どうしてそんなに詳しいの?と。


すると、Aさんは、


Kさんも、もっと力をつければ分かる事だと思いますけどね。


そう言って、いつも不敵に笑うのみである。





Posted by 細田塗料株式会社 at 00:18│Comments(0)
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