2019年04月28日

最恐の心霊写真・起

これは、本当に危険な写真の話である。

自分のの従兄弟は、東京のテレビ局で映像の仕事をしている。

東京の従兄弟というのは二人兄弟で共に国立の京都大学を卒業し

親戚の中でも一目置かれている存在であり、弟は某メーカーの研究室に

勤務し、そして兄はといえば、何故かテレビ局で働いているという

変わり者だ。

先日、その兄(従兄弟)がガンで余命が数ヶ月という連絡を受けた。

突然の連絡にとても驚かされたし、同年代ということもあり、良く一緒に

遊んでいたからその悲しみは言葉では言い表せない。

そして、その時、ふと、この話を思い出した。

彼は、昔からカメラマンに憧れ、ずっとその目標に向かって頑張っていた。

そんな彼であるから、どんな時、どんな場所でも、常にカメラを持ち歩きシャッター

チャンスを窺う癖がついていたのだろうが、それが災いを招いてしまった。

ある時、いつものように自然散策をしながら被写体を探していると、とても

大きな古い木を見つけた。

そして、アングルを色々と試しながら数枚の写真を撮影した。

勿論、被写体はあくまで大きな古い大木だったのだが、その時偶然にも、

かなり古いと思われる無縁墓地を撮影してしまう。

そして、これはその後調べて分かった事らしいのだが、その無縁墓地は

鑑定してもらった結果、おそらく江戸時代以前の物ではないかということ

だった。

ただ、撮影した時には大木の傍に無縁墓地があった事など全く気付かなかった。

それくらいに目立たない小さな墓が朽ちかけた墓標とともに其処に存在していた。

そして、それに、気付いたのは、現像し、プリントをした時だったという。

目視で気付かなかった無縁墓地にどうして気付いたのか?

それは、あまりにも、はっきりと、そして恐ろしい顔でこちらを睨む女の霊が

写真に写りこんでいたからなのだという。

その霊はほぼ全身が写り、顔だけがアンバランスに大きかった。

そして、着ている着物の模様まで分るくらいに、はっきりと写っていた。

はっきりと写っていたと書いたが、その写真に写る女の姿は細部まで鮮明に視える

反面、体が透き通ったようにうっすらと背景が透けて見えていた。

そして、巨大な顔からはおぞましいほどの恨みの念が見る者を圧倒した。

その写真を大きく引き伸ばした彼は、自分が撮った写真に唖然とし恐怖した。

しかし、その後、彼はスクープ写真を撮ったかのように、嬉々として回りの人間に

その写真を見せた。

彼にとって、それは軽い遊び心だったのかもしれない・・・・・。

だが、その結果、現時点で合計3人が死んでいる。

更に、他の者も、撮影した彼を含め、死んでこそいないが、何らかの

大怪我をした。

ある者は、遺書も無く、ビルから飛び降り、ある者は、列車に飛び込み、また、ある者

は街中を歩いている時に突然暴走した車にはねられて即死した。

そして、撮影した彼自身も不慮の事故で、一時、生命も危ぶまれるほどの大怪我

を負った。

不慮の事故と書いたのは、いつもの様に自分の車で会社に向かっていた

彼の車が突然ブレーキが効かなくなり踏んでもいないアクセルが反応し

加速したままガードレールに激突したから・・・・。

更に、写真を見せられた他の者も皆、入院するほどの大怪我をした。

全てが明らかに不慮の事故だった。

そして、彼を含め事故に遭い大怪我をした者達は皆、あるモノを見たという。

それは一度見たら決して忘れる事の出来ないあの大きく不気味な女の顔。

そして、彼自身も写真に写っていた顔と同じ顔が、見えた途端、車のコントロール

が全く効かなくなったり気が付いた時には病院のICUのベッドで寝ていた。

そして、階段から落ちて怪我をした者もアパートの部屋が全焼し大火傷を

負った者も、間違いなくその直前にあの女の顔をはっきりと目撃していた。

こうなると、もう、疑う余地は無かった。

このまま、この写真を持っていたら、必ず殺されてしまうと悟った彼は、

知人の紹介で、ある寺に、写真とネガを持ち込んだ。

それを見た、僧は驚きと恐怖が入り混じった表情になり、しばらく考え込んだ後、

弟子達と共に、寺自体に大きな結界を張り、その中で、7日間かけて、その写真

とネガを一時的に処理する事が出来たという。

そして、彼に、事の重大さ、そして、完全には、成仏させられなかった事を告げ、

二度と写真を撮影しない様に強く忠告した。

そして、彼は、カメラマンの道を断念し、今の仕事に就いている。

何年かに一度位しか、会えないが、いまだに写真は決して撮影していないそうである。

そして、こんな事も言っていた。

テレビの世界なんて、お前達が考えている以上に、嘘と虚飾の世界なんだけどな。

テレビでやっている事の殆どは、ヤラセ同然のものばかりだ。

でも、そんな世界だから、尚更、本当に危険なものが映像や写真に写りこむ

事があるんだ。

でも、たぶん、これはこの世界の慣習なんだろうけど、そういう本物っていうのは

決して表に出さないから一般の人が目にする事はない。

だって、そんなものを放送したら、世の中全体がパニックになってしまうから。

でもな、俺が知っているだけでも、沢山あるんだよ。

それこそ数え切れないほどの本物の映像や写真が・・・・。

そして、あの心霊写真もそういうものの一つなんだ。

ただし、半端じゃなく強い怨念が宿っているらしいから、別格かもな。

だから、視聴者は、テレビの嘘の世界だけを見せられて、本当に写りこんだ

真実とか恐怖っていうものを見ることは絶対にないんだよ。

何なら、一つ位なら、コピーして送ってやろうか?と冗談交じりに言われたが、

勿論、二つ返事で断ったのは言うまでもない。

そして、その彼も余命数ヶ月だという。

事故ではなく病気・・・・・。

ただ、自分には、あの写真との因果関係を疑わざるを得ない。

何故なら、彼から送られてきた近況の画像に、巨大な顔の女がはっきりと

写りこんでいたのだから。

そして、実はその写真を見てしまったのはその他にもいた。

それは、俺の母親とそして俺自身。

ちなみに俺の母親は偶然なのか、道路脇の側溝に自転車ごと突っ込んで

大怪我をしている。

そして、現時点で大きな怪我も病気もしていないのは彼の弟と

俺だけということになる。

ちなみに、彼の父親はその写真を撮影してすぐに突然の病気で他界している。

残された3人に何かが起こるのか、それとも起こらないのか・・・・・。

それは今のところ、誰にも分からない。



Posted by 細田塗料株式会社 at 19:51│Comments(9)
この記事へのコメント
こんばんわ(^ ^)

中西さん
せっかく解説して貰ったのですが
解読も
実行もできません…(´;ω;`)

ブレーキランプじゃなく
せめて
ハザードランプにして貰えたらと
未来予想図IIの歌詞を
書き換えたいと思う今日この頃です(^◇^;)
Posted by とも at 2019年05月05日 20:58
高校生の時、違うクラスの友達から凄く怖い心霊写真を持っているんだけど、見たいなら今度学校に持って来るよ?なんて言われたのでしたが、彼女はすぐには持って来ず催促する程でもないと思って写真の事をすっかり忘れていたある日、その件の彼女から唐突に笑顔で白い紙を渡されたのでした。それを受け取った瞬間、指先からビリビリと電流が走ったような痛みを感じ思わず「痛い!」と大きな声を出して手から離して床に落としてしまいました。

その写真が心霊写真でした。小学校のクラスごとに撮られる集合写真。前列中央に校長と担任の先生。背の低い子が前列で背が高い程に後ろという、よくある写真です。その、担任の先生の隣の男子の顔に30代位の男性の横顔がくっついていました。それを見てゾワッと衝撃を受けたのでしたが同時に子供達の記念になる写真に写り込むんじゃネーヨ!と思いました。顔が二つ状態の男の子も可哀想ですが心霊写真の男に見つめられている状態の先生も嫌だろうな~と。

本物の心霊写真は動く。徐々に変化するのだと言う人がいます。某有名な観光地の御寺を撮ったら土地的に鎌倉時代なのか?と思ってしまう侍や貴族風の女性達が写り、初めはぼんやりだったのが時を重ねる毎に輪郭顔立ちなどクッキリしてきて中央の武将風の御方は横向きだったのが正面を向きつつある。正面になった時に何か起きるのか?彼等はなんなのだろう?という話が怖かったのですが、そういう変化を起こさない心霊写真も触った物に痛みを与えたりするのですね。何気なく撮ったら悪い者がとか災いが起きるとか怖いです。
Posted by マダムёクロフォードの館 at 2019年05月05日 16:09
ともさん

こんばんは!

上手くいかない?
そんな時は、おしっこチビる位の速度でコーナーに侵入して、アクセルオフでタックイン。
アンダーステアはサイドブレーキぐいぐい・・・点滅せえへん・・・ブレーキランプ。
さすが、typeR使いのともさん(笑
阪神高速環状線、今日も良い音してますよ。
(あくまでも空想であり、事実とは異なります)
Posted by 中西 at 2019年05月03日 21:48
中西さん

私のやり方が悪いんかなっ(・_・;
ブレーキランプ
5回点滅ができへん(汗)
めっちゃ焦って
ブレーキ、バンバン踏むけど(笑)
なんかキケンや。゚(゚´Д`゚)゚。

リスク取らずに
『おやすみ愛しましょう』が
ベストワードやわ〜〜(*^o^*)
Posted by とも at 2019年05月02日 00:41
再び、こんばんは。

3話目から戻ってのコメントです。
このお話に続きがあって現在進行形…
(ネタバレですかね?ごめんなさい)

お風呂が怖くて、

いーつもぉ~ ブレーキランプ~♪
ごーかいー てんめつぅ~♪
アイシテルの サーイン~ ♪

と歌いながら、おさげ髪の中西さんを想像して、ちょっ早で出てきました。

ウチのお風呂場には鏡がなくて不便ですが、今日はなくて良かった…と思いました…
ひぃーーー、こわ。
Posted by 1号2号 at 2019年04月29日 01:40
Kさん、皆さん、今晩は。今日のお話の最恐の心霊写真、とても怖い話だったですね。私は、なので、携帯で写真を撮影することも、ちゅうちょしてしまいます。万一にでも心霊写真が撮れてれてしまったら、、、と思います。それにしても、そんな中でも中西さんのドリカムの<愛してるのサイン>には笑ってしまいました。やはり皆さんのコメントは怖くない話の中でも癒し系です。(笑)
Posted by maまーちゃん at 2019年04月29日 00:12
・・・一番が似合う・・・

走り去るテールランプは5回点滅・・・ア・イ・シ・テ・ル・・・。

伝説のtypeRの使い手・・・ともさん・・・ほっ、惚れてまうやろ~!
Posted by 中西 at 2019年04月28日 22:15
残念 (>_<)
二番乗りでしたー

まあ、塾長には勝ったし良しとしよう。(^○^)
Posted by タッチン at 2019年04月28日 20:37
Kさん
皆さん
こんばんわ(^ ^)

一番乗りしたくて
ソッコーきました(笑)
中西さんに勝ちたい(何の勝負? 笑)

写真
いっぱいあるけど
安心できる方法って
あるんでしょうか?
Posted by とも at 2019年04月28日 20:00
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