2019年04月28日

最恐の心霊写真・承

今回は、以前、書かせて頂いた"最恐に危険な心霊写真の話・・・の続編を

書いて行こうと思う。

何故、書こうかと思ったといえば、あのブログで書いた従兄弟が1月に

亡くなったから・・・。

自分よりも4歳年上で、性格も明るく、京大出身なのに偉ぶる事も無く、

いつも笑っていた記憶しか無いくらい、素敵な従兄弟だった。

勿論、1月に開かれたお別れの会へ出席する為、東京へ行って来た。

東京といっても23区ではなく、比較的のどかな土地。

そして、そこで、彼の母親(自分の叔母)から色々な奇怪な話を聞かされたのだ。

そもそも、彼の末期ガンは、不思議な場所から発生したそうだ。

食道の裏側にあたる場所、つまり首の後ろ側。

そこから全身にガンが転移して死亡したのだと聞かされていた。

そして、彼の死に顔の写真を見せられた時、本当に驚いてしまった。

こんなに浮腫み、肥大することがあるのか、と思えるほど大きく腫れあがった

その顔は、正直、ある物を自分に思い出させた。

そのあるモノとは、彼が誤って写してしまった心霊写真に、はっきりと写り込んだ

不自然なほど大きな顔の女だ。

その不気味で巨大な顔は今でも忘れてはいない。

実は、彼が亡くなった時、通夜や本葬には、親戚が誰一人呼ばれなかった。

そして、しばらくしてからお別れの会が開かれ親戚一同が会した。

その時、どうか見てやって欲しい、と言われ親戚が見せられたのが彼の

死に顔が写った写真だ。

通常、死に顔を写真に収める事は禁忌とされ、行わないのが常識だ。

それ禁忌を破ってまで、親戚の全てを通夜や葬儀には呼ばず、あえて

不吉といわれる死に顔を写真を見せたのか?

正直、俺には全く理解出来なかった・・・・・。

だが、お別れの会で、叔母に会い、直接その理由を聞いてすぐにその真意が

理解できた。

そして、それと同時に背筋に強烈な寒気が走った。

全ては親戚、特にあの写真を見て、いまだに大怪我も負っていない俺を

危険から守る為であった。

彼は、亡くなる数日前から、病院のベッドで常に悪夢にうなされていた。

病院では、何かを恐れるように、1人部屋は絶対に避け、4人部屋か、ICUに居る事

が多かったらしい。

そして、寝てはうなされて、潰れた声で、叫ぶ声を同じ病室の患者さんや看護師達

が聞いていた。。

まるで誰かに必死で誤っているかのような叫び声を・・・・・。

それだけなら、ただの悪夢なのだが、相部屋の他の患者さんがカーテンに映る異様

に大きな頭の人間の影をみたり、ICUでも、それに似たモノを何人もの

看護師達が見たそうだ。

そして、さすがに気味悪くなった病院側は彼を強制的に、離れた個室

へと移動させた。

その頃になると、彼が寝ているベッドの上の天井部分に、巨大な顔に

見えるものがはっきりと浮き出ていたそうだ。

彼は絶望の中で恐怖と闘いながら、それでもしっかりと自分が死んでからの

事を考えていたのかもしれない。

彼は亡くなる前日に自分の母親に、こう頼んだという。、

あいつは、俺がちゃんとあっちの世界に連れて行くから・・・・。

だから、あの写真、俺の棺おけに入れて一緒に燃やしてくれ・・・・。

最後の頼みだから・・・・絶対に聞いてほしい・・・・と。

母親は彼にそう頼まれたものの、どうしても頷く事が出来なかったという。

そして、彼にはっきりと返事を出来ないまま、翌日には彼は死んだ。

苦しみながら、そして何かに脅えるような凄まじい死に顔で・・・・。

医学的には彼の死に不審な部分は無く、彼はその日のうちに実家へと戻る。

やせ細ったご遺体として・・・・。

彼の両親、そして彼の弟が葬式の段取りで、自宅に集まり色々と

話し合いをしていた。

あの不吉な写真の事もあったので、その時既に家族の間では葬儀には

親戚を一切呼ばない事に決めていた。

ひっそりと葬儀を執り行う事に決めたらしいが、人望のあった彼だから、
彼の友人達も、何か出来る事は無いか、と手伝いに集まって来てくれた。

勿論、彼が撮影した曰くつきの心霊写真の事は知っていたがそれでも

何とか彼の残された家族に力を貸してあげたかったのかもしれない。

そして、家の中が葬儀の準備で騒がしくなった時、それは始まった。

まず、周りの雑踏が消え、嘘のような静寂な空気に包まれた。

そして、その場に居た者全員が強い耳鳴りを感じる。

その時、突然、玄関のチャイムが鳴り響いた。

その場に居た全員が凍りついたように固まった。

それでも母親はインターホンで、
"
どちら様ですか?"

と問いかけた。

しかし、返事は無く、再びチャイムが鳴らされる。

今度は、彼の弟がインターホンで声を掛けたが、やはり返事は無かった。

そこで、叔母が玄関ドアの覗き窓から覗き込むと、そこから見えたのは、

大きな眼。

とても人間の眼とは思えない程の巨大な黒い眼だった。

相手も、覗き窓から中を見ようとしていたのか、とにかく驚いた母親は

大きな悲鳴をあげてしまう。

それと、同時に叔母も、その瞬間、以前彼から見せられたあの写真の

不気味で巨大な顔を思い出した。

あの写真を見た直後、原因不明の交通事故にあった叔母だからこそ、アレを

忘れる事はなかったのだろう。

今にして思えば、叔母の事故も信号機付きの横断歩道で突然、後ろから

突き飛ばされたものだった。

そして、叔母を轢いたドライバーも、気付いて停止しようとしたが、ハンドルも

ブレーキも利かなかったそうだ。

そして、助けを求めて歩道を見た時、其処には、まさにあの写真に写り込んだ

大きな顔の女が立っていたのだから・・・・。

叔母は、すぐにこう思った。

アレが、死んだ息子を取り返しに来た、と。

死んでまでも息子はあいつに苦しめられ続けるのか?と。

静まり返る家の中で、固まっていた者達も、彼の母親の尋常ではない様子に

自分を奮い立たせ家中の色んな窓から玄関付近を確認しようとした。

そして、彼らの全てはそこで絶句し震えが止まらなくなった。

そこで彼らは見てしまった。

異常に大きな頭の女が玄関の前に立っている姿を。

顔が丸く膨れ伸び、その大きさは体の半分以上あったそうだ。

勿論、彼らは彼が撮影してしまった心霊写真など見てはいなかった。

しかし、玄関に立っているソレを見た時、それがすぐに人間ではないのだと

確信した。

そして、それと同時に彼らも同じように感じたのだという。

アレは、彼の遺体を捜しているのだ、と。

その後は、皆、声を殺して、彼の姿が、アレに見つからないように

遺体を持って家の中を移動し続けたそうだ。

その間も、アレは、別の部屋の窓を叩いたり、窓から覗き込んだりと

彼の遺体を捜すのに動き回っているようだった。

そして、その状態はそれから一晩中ずっと続き、朝が来て明るくなると消えた。

もう、形式に拘っている場合ではないと悟った彼らは、その日の明るいうちに

家族と僧侶だけで通夜と本葬を済ませてしまった。

前夜の事も有り、通夜と本葬は、かなりの数の僧侶が力添えしてくれたそうだ。

しかし、その間も、鳴る筈のない電話が鳴ったり、変な声が聞こえたり、

また急に天候が崩れ雷鳴が鳴り響くなど怪異が続いた。

そして、何とか、無事、葬儀を終え、沢山の僧侶に守られながら斎場へと
向かった。
いよいよ、斎場で彼を火葬する際、叔母は、悩んだ挙句、彼の

生前の頼みを守らなかった。

自分と一緒にあの写真も燃やして欲しいという彼の頼みを・・・・。

確かに、息子が犠牲になって、そして死んでからもアレにつきまとわれると

思うと、母親としては当然の判断なのだろうし、誰にもそれを責める事は出来ない。

ただ、彼のお別れの会の後、俺にお守りを渡しながら彼の母親に言われた

言葉がずっと耳に残って離れない。

あの写真を見てしまって、いまだに、何も大怪我も何も起こっていないのは

お前だけなんだから・・・・。

とにかく、このお守りを常に携帯して気をつけて頂戴ね!

そしてあの子の分まで幸せに暮らしてね、と。

自分でも当然分かっていた事なのだが、さすがに面と向かってはっきりと

言われてしまうと強い寒気がした。

これで、本当に終わったのか、それとも、まだ不幸が続くのかは誰にも分からないが

今もあの写真は、叔母の家で、誰の目にも触れない場所に保管されている。

どうやら叔母は自分が死んだ時にあの写真を一緒に連れていくつもりらしい。

だから、きっと大丈夫だ、と自分に言い聞かせている。

ただ、最近、ふとアレが夢に出てくることがあるのだ。

写真を、たった一度しか見たことのない自分が、彼の写した写真の風景の中で

アレと対峙しているのだ。

二人っきりで・・・・。

しかも、その女の巨大な顔はまっすぐに俺を見ていた。

夢はあくまで夢だろう・・・・・。

そう思いたいのだが、どうして俺だけがいまだに厄災に見舞われていないのか、

思い当たる節は無い。

今となっては、あの写真の話を、これで終わりに出来る事を祈るのみだ。




Posted by 細田塗料株式会社 at 20:40│Comments(16)
この記事へのコメント
Kさん、皆さんこんばんは♪

平成も最後ですが、いかがお過ごし
でしょうか。

一度書き込みしたのに、スマホ操作を
誤って全消ししてしまい、やさぐれて
しまったけれど、カイダンスキー様の
徒然話を拝見して復活したクミンです。

…静かですね~、板。
寂しいなぁ(T-T)

仕方ない、ひっそり寿ますか。

Kさん、隊長…違った、
体調はいかがでしょうか。
少しずつでも快方に向かっている
ように、お祈りしておりますm(_ _)m


それではどうぞ、よい新年号を
お迎えくださいませ>^_^<
Posted by クミン at 2019年04月30日 21:13
TO様
サッポロ一番から札幌黒ラベル…
いやそうきましたか!
ではワタクシはブラックニッカ クリアハイボール アルコール9%を…
って何でやねん(笑)

これ2本飲むとカラオケに行きたくなります。

次、カラオケ行ったら三つ編みにして未来予想図Ⅱを歌おーっと。
Posted by 1号2号 at 2019年04月29日 02:55
こんばんは。

誰が何番とか自分が何番とか子供のようですね。(^o^;)
男は黙ってサッポロ一番!? 違ったサッポロビールだった!(・・;)

少し和らげて見ましたが・・・_(^^;)ゞ
Posted by TO at 2019年04月29日 02:11
クミン様
無事帰還しました。
ドリカムを歌うおさげ髪の中西さんを想像しながら、ちょっ早で出てきました。

Kさんの身近で起きている現在進行形のこのお話、かなり…こ、こ、こわくないです(涙)
Posted by 1号2号 at 2019年04月29日 01:49
う~ん、前か後ろかわからない
…って、コラッ!

まさか、中西師匠のすぐ後に
タッチンさんが控えてのコメ被せとは…

さすがに生きぴったりですね(*^^*)

1号2号さん、
お風呂大丈夫ですか?
なんならワタシ…あれ?先客?!

なんだ~、歌を歌いながらなら
なんとかイケますと教えておこうと
思ったんだけど…



すみません、決して真剣さがない
訳でもちゃかしている訳でもないの
ですが、このお話、本当に恐ろしい
のですよ。

現在進行形の怪異、怖くて当たり前
なのですが、何もできない自分は
どうするのがよいのか…

その答えが、これですかね~
おふざけのコメが続きそうですが、
しばらくお付き合い頂けると嬉しいです。
Posted by クミン at 2019年04月29日 00:27
|д゚)チラッ
8番?

こんばんは。
私もお仲間に入りたくて、失礼させて頂きました。
と言うか、クミン様と同じくこれからお風呂。ひぃーーー(涙)

タッツィンさん、お久しぶりです!
Posted by 1号2号 at 2019年04月28日 23:48
クっ、クっ、クミンさんまで
womanじゃなくてmanなんですか?
あわわわわ
Posted by タッチン at 2019年04月28日 23:00
うわっ!

クっ、クっ、クミンさん!

後ろ、後ろに、ヒバゴンタッチンさんが~!
背中流す用意して・・・
Posted by 中西 at 2019年04月28日 22:42
Kさん、ラムレーズンさん
こんばんは。

先にお邪魔してました~

あまりに怖くない話すぎて、
逆におふざけしたくなりました。

そうでもしないと、これからお風呂
入られへんし((( ;゚Д゚)))

ラムレーズンさん一緒に入ってくれ
へんやろか…

すみません、変質者ではないです~
Posted by クミン at 2019年04月28日 22:06
負けました…(^^;
Posted by ラムレーズン at 2019年04月28日 21:39
|д゚)チラッ
5番?

こんばんは、お仲間に入りたくて失礼させていただきました。
Posted by ラムレーズン at 2019年04月28日 21:37
|д゚)チラッ

碁盤…いや違った
五番?
Posted by クミン at 2019年04月28日 21:36
|д゚)チラッ

4番?
Posted by 中西 at 2019年04月28日 21:27
営業の?・・・Kさん

お久しぶりです。

ここまでは、私が読んだ記憶がありますが・・・この後「転」「決」と続きそうですね。

現在進行形?の記事の一つですが・・・事なきを得る結果となるのでしょうか。

6月復帰とは言わず、思う存分、鋭気を養って下さいね。

それでは、くれぐれもご自愛を。
Posted by 中西 at 2019年04月28日 21:25
|д゚)チラッ

二番?
Posted by タッチン at 2019年04月28日 21:17
|д゚)チラッ

一番?
Posted by 中西 at 2019年04月28日 21:16
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