2019年06月09日

閉所恐怖症

彼女は幼い頃から自分の事を閉所恐怖症だと思っていた。



とにかく狭い場所にいると不安でじっとしていられなかった。



そして、特にエレベータに乗ると体が震えるほど怖かった・・・・・・。



だから、すぐにその場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになったという。



そして、大人になり、彼女の閉所恐怖症はかなり改善された様だったが、



何故か、エレベータの中だけはどうしても克服出来なかった。



しかし、昨日、霊感があるという友人に指摘されて彼女は初めて気が付いた。



自分は閉所恐怖症ではないのだと。



そして、確信した。



自分が怖かったのは、幼い頃からずっと見えているモノ。



自分以外の誰にでも皆、見えているのだと思い込んでいたモノ。



私が怖かったのは、その友人が指摘したとおり、今、目の前に立ち、私の顔を



ずっと睨んでいる



その女の子の顔だったのだ、と。



そして、最近になって更に恐怖が増してしまう事が起こった。



それは、彼女に指摘してくれた友人が行方不明になったという事。



友人は自宅マンションの監視カメラに、エレベータに乗るところまでは



映っていたが、そのままエレベータから出る姿が映らないまま姿を消した。



だから、彼女はもう2度とエレベータには乗れない、と言った。



きっとエレベータに乗れば、その友人と同じように何処かへ連れて行かれて



しまうに違いない・・・・。



彼女は、そう断言した。



どうやら彼女にはエレベータのドアが開く度に、その中から手招きする女の子



の姿が視えているようだ・・・・・。


Posted by 細田塗料株式会社 at 18:16│Comments(0)
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