› 看板・サインスタッフブログ | 細田塗料株式会社 › (改)死神は実在する・・・・。

2013年04月23日

(改)死神は実在する・・・・。

どうも、営業のKです。

夜はどうも暇なので、自分がかつて体験した話を書いてみます。

あっ、怖がりな方は、読まないほうが無難かもしれません。

それでは、始めます。


石川県のとある所に大きな総合病院がある。

そこは、ずっと以前から、ある噂が存在する場所だった。

その噂とは、死神が目撃されるという事である。

幽霊の存在は、信じてはいても、こと死神に関しては、おとぎ話の世界だろ?

というのが実感だった。

その時までは・・・。

それは今から10年位前に遡る。

叔母が末期のガンでその病院に入院していた時の話である。。

当時、本人には告知はされておらず、懸命に治そうと頑張る姿に、下手な事は

言えないと、会話に慎重になっていたのが思い出される。

そして何度か病状が悪化。

その度に、ナースセンターに隣接されたICU集中治療室に移され、24時間体制

での看護が行われた。

近親者という事で、その部屋へのお見舞いもさせて貰ったのだが、何度か訪れる

うちに、妙な事に気がついた。

子供がいるのだ。

しかも、いつも同じ子供が。

最初はどこかの親が連れてきているのかな、と思っていたのだが、どうもおかしい。

そのICUには、ベッドが何床かあり、常に重篤な患者さんで埋まっていた。

そして、その子供は見る度に,違う患者のベットに陣取り、そして食い入るようにして

その患者の顔を見ていた。

いや、見ていたというよりも、冷たく見つめていたというのが正解かもしれない。

だから、俺は一度、看護士さんにその子供の事でクレームを言ったことがあった。

しかし、看護士さんは、一瞬顔が曇ったが、気を付けますね、と素っ気無い

返事だった。。

それからも、叔母がICUに入る度に、駆けつけた俺達の眼には、いつも

その子供が叔母を見つめているのを目撃した。

しかし、そのうち、そんな子供に気をはらう余裕も無いほどの重篤な状態に

なってしまっていたので、俺の頭からもその子供の事はすっかり消

えていた。

そして、今晩持たない、との一報を貰い病院に駆けつけると、その子供は

じっと叔母の顔を覗き込み、ニヤニヤと笑っていた。

医者や看護士が忙しなく作業をしているが、きっと彼らにも、その子供が

見えているであろう事は、彼らの動きで分った。

明らかに、意図的に、その子供を避けるようにして動いていたから。

そして、いよいよ、という時になると最後にひと目顔を見ようと

親族が大勢集まってきた。

もう、そんな状態になると医者も、全て手を尽くしたのか、少し距離を

置いて、見舞いに来た親族の邪魔をしない様に静かに見守っていた。

しかし、そんな時でも、自分は、その子供から目が離せなくなっていた。

何故なら、その子供が親族に混じって叔母を見つめているニヤついた顔が

恐ろしく感じていたし、何より、その頃になると、きっとその子供が、俗に言う

”死神”というものなんだな、と確信していたから。

そして、その小さな死神は、最後の最後まで、部屋の隅に立って叔母を見ていた。

そしてその晩、叔母が亡くなった。

終始、その子供の様子を窺っていた俺は、最後の瞬間に見せた、その子供の

えもいわれぬ程の満足した笑顔が忘れられない。

そして、気が付くと、その子供は、既に別の患者のベットに張り付いていた。

死神が、死をもたらす者か、単に死を告げに来る者かは分らないが、

そういうものが現実に存在するということを知った。

そして、子供の姿である事。

そして、その時の子供の顔が今、思い出してみると、妙に無機質・無表情であり、

まるで人形のような顔をしていた事が今は、とてつもない恐怖となって思い出される。

病院で、子供を見かける事が有ったら、それは、もしかすると死神なのかもしれない。

この子供の姿をした死神は実在する。





Posted by 細田塗料株式会社 at 23:33│Comments(6)
この記事へのコメント
営業のKさん

2013年の記事ですね〜この記事も何度読んだかな(笑
月日の流れは無情ですね(泣

死を促すのか、それとも見守るのか・・・容姿が無機質な表情の子供・・・けど、これ病院向けの仮の姿かも知れませんよ・・・本当は・・・う〜ん、見たことないので分かりませんが(笑
Posted by 中西 at 2017年04月02日 22:32
改新されているのを知り読ませていただきました。
kさんは、楽器もできるしとてもすごいひとですね。
それにしても怖いですねー(>_<)
次回の話も楽しみにしています。
Posted by チキン at 2017年06月21日 22:34
やっと、たどり着きました(笑)ここまで(笑)
中西様の自分はなにもないですが…泣
のコメントに、(あっ一緒だぁよかったぁ泣)と幾度も安心し、おかげで読み進めてこれました(笑)

私はお義父さんをお見舞いに行った際、その8時間後ぐらいに亡くなられたのですが、死神も死相もわからなかったので、無縁のタイプですね(笑)

200話以上?の結論は…本当に言葉に表せないですね。霊というモノより、悪霊の強さ、死神、妖怪魔物の存在などに関する衝撃の方が大きかった。。。

それを当たり前とし共に暮らしてきた先人の方々は、その知恵や知識と共に亡くなっていってしまった。「自然を嫌いにならないで」と言った叔父様の言葉がずっと胸に残ります。

陰陽道アニメや映画など、「悪」のパワーの方が若干強くないか?と常々感じていたのですが、、、この世はどうなのでしょうか。
強力な悪があるという事は強力な善もあるという事になりますし。逆もまたしかり。

質問的には「存在するだけで、その人がそこに立つだけで結界を張るのと同じ効力を持つ光の人間はいるのだろーか?」が、伺ってみたい最後の質問ですね(笑)

K様
これからも小さなお姉様の御守りのもと、ご無事にご活躍してくださいませ。

中西様
また明日から最新の更新記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。
Posted by メチャ✩ at 2017年07月04日 14:22
営業のKさん

この場をお借りして
>メチャ・さん

お疲れさまでした(笑・・・けどですね、二度読むと新たな発見があるんですね・・・そして三度読むと・・・一つの粒で三度美味しい?

畏まりました、最新でおやすみ愛しましょう!
Posted by 中西 at 2017年07月04日 22:55
訂正します(汗

>おやすみ愛しましょう

何のこっちゃねん!ですか、正確にはお会い致しましょうですから・・・何か・・・恥ずかしいです(汗

これも、加齢の老眼、指先の衰え、ご容赦下さい。

今も玄関先で我が家を守る?モモ。
まるでシーザーの様です(泣
やはり野良猫が似合うモモ、威風堂々です。

それでは寝ます、おやすみなさい。
Posted by 中西 at 2017年07月04日 23:43
はい!愛します…
(///°∞°///)(笑)

中西様
ふきだしそーになりました(笑)
かわいー(爆)

え?に、2回…、さ、3回と読むんですかぁ。。。いやKさんの文才は好きですし楽しいんですが、

やっと、やっっっと!
私、日常生活を以前と同じように過ごせるよーになったかなぁ?って言う位、本当に頭の中が記事でいっぱいになっちゃって(笑汗)
亡くなった方のショックや、至近距離であらわれる悪霊とか、耳鳴りがなり始めたらどーしよう(人生でなった事ない)…とか、あーここは水場に合わせ鏡じゃん…

とか、意識しすぎて疲れてしまった単純な私だったので(笑)
体に抗体ってか免疫てか防御反応が強く出来たら、読みましょうかね。キリッ
Posted by メチャ✩ at 2017年07月05日 13:07
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

count