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2013年04月28日

(改)片町に関する怖い話

営業のKです。

今日まで仕事で、明日からGW突入ですね。ハイ。

今日というか、夜は結構寒いのですが、うっかり気を緩めているとすぐに暑い季節が

やってきます。

なので、暑さ対策として、怖い話をひとつ。

はっきり言って実話です。(苦手な方はスルーしてください)

決して、GWに何の予定も無い腹いせに、怖い話を書く訳ではありませんので・・。

それでは、はじまりはじまり。

片町でのお話です。

金沢市にある片町という場所。


以前は、夜になると、沢山の人が飲みに集まってくる歓楽街であり、どの店も

それなりに繁盛していた。

しかし、最近は、夜に片町を飲み歩いている人も少なくなり、当然、潰れる店も多く、

飲み屋が入っているビルは、廃墟と化しているものも少なくない。

俺も、片町にはストレス解消の為、以前は週末に飲みに出ることが多かった。

行きつけの店も良いが、初めての店に飛び込んでみるというのも、スリル?が

あって、結構楽しい。

しかし、なかには、絶対に、このビルだけは、近寄らないという雑居ビルがある。

これは、自分が以前、そのビルに友人とふたりで飲みに行ったときに体験した事だ。

ビルの名前は伏せておくが、確か、7階建てで、以前は、かなりの店が入っており、

至る所が酔っ払いで溢れかえっていた。

だが今は、殆どの階の店は潰れてしまい、最上階の店と同フロアの

管理事務所だけが入っている。

そこに、友人に、ボトルがあるから、と誘われ飲みに行った時の話だ。

自分が日頃、行く店とは違い、かなり高級な店だった。

ただ、その時は、何故?と思ったのだが、今思うと、なるほど、と思う事なの゛が、

タバコを切らした俺が、タバコ買ってきて!、

と頼んだが、何故か頑なに拒否された記憶がある。

やはり従業員は、そのビルに起こる怪異を知っていたのだろう。

そして、俺達はその店でで、そこそこ飲んで歌って、それじゃ、そろそろ、

という事で店を出た。

会計は、明朗会計だったのを記憶している。

ただ、普通、エレベータまでお見送りに来て、扉が閉まるまで

しっかりお見送りするものだと思うが、その時は、店の外にすら、誰も出てきて

見送る事はしなかった。

俺はつい

感じ悪いよな、あの店(怒)と言ってしまい、

以前は、あんな事無かったんだけどな!確かに、俺も、もう行きたくない

、と友人が返してきた。

そんな話をしていると、まだ階数ボタンを押した覚えは無いのに、

エレベータが静かに上がってきて俺達がいる最上階で止まった。

ドアが開く。

当然、他の客が乗っている筈も無く、俺達は速やかにエレベータ

へと乗り込む。

そして、1階の階数ボタンを押した。

エレベータは、静かに降下していった。

そして、降下する速度が落ちる。

どうやら6階で止まる様だった。

そして、ドアが開いた。

真っ暗闇だった。

おいおい、このフロア完全に廃墟と化してるな!

やっぱり不景気なんだな?などと、

話していると、暗闇の向こうに何かが立っているのが見えた。

女だった。

この暗闇に、たった1人で立っていた。

そして、その顔は笑っている。

ニヤニヤした嫌な笑顔だった。

それでも、

乗りますか?

と、かなり向こうの暗闇に立っているその女に、友人が話しかけたが、

俺は慌てて、ドアを閉めるボタンを連打した。

そして、ゆっくりとドアは閉まった。

再び、降下し始めたエレベータの中で彼が俺に聞いてきた。

なんで?

だから、俺は、こう返した。

明らかに、あの女の顔の位置、いや、高さは異常だったろ。

まさか、暗闇で、脚立に上っている訳でも無いだろうに。

ただ、確実に顔の位置からは、浮いてるようにしか見えなかったから。

そんな話をしているうちに、5階へ。

そして、また、エレベーとのドアは開いた。

そこには、相変わらず漆黒の闇が広がっているだけ。

だが、非常灯の明かりにぼんやりと映し出されるものがあった。

もしかして、さっきの女?

友人が言った。

それは確かにあの女だった。

しかも、さっきより近づいていた。

6階では、非常口の誘導灯の向こう側にいたのだが、今は誘導灯のこちらに

来ている。

一気に5メートルくらい近づいた事になる。

慌てて、開閉ボタンを押す友人。

完全に酔いはさめている。

そして、

同じ女だったよな?どう?

そう尋ねる友人に、

お前が、乗りますか?なんて言うからだろ!

と俺。

すると、

しかし、何でこのビル、どの階も真っ暗なんだ?

と友人。

知らねえよ!

と俺。

そんなやり取りをしていると、またエレベータは4階で止まろうと速度を落とす

友人は。

今度ドアが開いたら、また真っ暗で、そしてあの女が立っていたとしたら、

間違いなくあれか?

幽霊?

と聞いてくる。。

さっきの時点で間違いなく、幽霊だろ?気付けよ!

と俺はなかば呆れ顔で返した。

そして、ドアが開く。

また、暗闇が広がっていた。

しかも、非常口の誘導灯で判断しなくても、明らかに近づいている。

エレベータのドアから5メートル位の距離だ。

もう、着ている服も顔もはっきりとわかる位の距離。

服は、真っ赤なドレス。

そして、長いストレートの髪に、嫌な笑いを浮かべた顔。

一瞬、誰かのいたずら?とも考えたが、こんな短時間に階段を駆け下りて

くるのは絶対に不可能なのは明らかだった。

友人は、よほど怖いのか、必死になって何回も開閉ドアを押している。

そして、ドアは閉まり、再び、降下を始める。

だが、また、階数ボタンは押してもいないのに、3階で止まろうと

エレベータは速度を落とした。。

友人は、ドアが開く前から、開閉ボタンを連打しながらこう言った。

次にドアが開いたら、きっともっと近くにいるんだろうな?お前、平気なの?と。

勿論、平気な訳は無いが、とりあえず、さっきから、心の中では南無妙法蓮華経を

連呼している。

それに、友人が怖がっているのを見ると、不思議と、落ち着かなくては!と

思う自分が其処に居た。

そうこうしているうちに、エレベータは3階で止まった。

そして、ドアが開く。

暗闇の中、女は立っていた。

完全にドアのすぐ前に。

ある程度、予想は出来た事だが、さすがに目の前に立っている

のを見て、俺達はパニックになる。

そして、ドアを閉めるボタンを連打し続ける友人。

その姿を見たからなのか、その女は、更に不気味な笑みを浮かべた。

そして、俺達が乗るエレベータに乗り込もうと前に出た。

それは、足を踏み出すのではなく、浮かんだまま、スーっと近づいて来る。

ドアに女の手がかかる。

俺は、以前、霊能者から聞いていた話の中に、両手をゆっくり拍手してパンと

大きな音を出すということが魔よけになると言われたのを思い出した。

だから、それに全てを託した。。

大きく、やっくり何回もパンパンパンと。

一瞬、女の動きが止まったように見えた。

そして、その隙にドアは無事閉まった。

と、ここまでは良かったのだが、

あまり、開閉ボタンを連打しすぎた為、またドアが開いてしまった。

凍りつく俺達。

案の定、女は、そこにいた。

そして、さらに気味の悪い笑いを浮かべると、ふっと消えてしまった。

何故、消えた?

俺達の頭には、それしか浮かばなかった。

だが、なんとか再び、ドアが閉まる。

そしてエレベータは静かに降下を始める。

もしも、また2階で止まったら・・・・・。

今度は、ドアが開けば、きっと女は

何としてでも中に入ってこようとする筈だ。

なんとしてでも、阻止しなければ。

そう、決意した自分達だったが、ドアは、開かなかった。

そして、そのまま、1階へ。

俺達、助かったのか?

あの女、どっかへ行ってくれたのか?

そう震えた声で聞いてくる友人。

俺にも、それは分らなかったが、3階で突然消えた事が、

俺の頭にはずっと、引っかかっていた。

本当に消えたのか?と。

しかし、その思いは、次の瞬間、的中してしまう。

1階に到着し、エレベータのドアが開く。

心地よい外界の雑踏が、俺達に助かった!という安堵感を与えてくれた。

だが、その雑踏に混じって、ひっ、と悲鳴のような声が。

ドアが開き、そこでエレベータを待っていた数人の客達が

蒼ざめた顔をしていた。

そして、

うしろ!うしろ!

そう言われ、振り返った俺達が見たのは、満足そうな薄ら笑いを

浮かべて壁に消えていく女。

ということは、3階のドアが開いた時から、女は、エレベータの中に

いたのか?

俺達と一緒に・・・・・。

そう考えると、血の気が引いていくのがわかった。

その女の目的も何も判らないが、その女は確実に、そこにいた。

今も、そのビルは実在している。


Posted by 細田塗料株式会社 at 00:36│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

片町最恐・・・私も福岡に移住する前は、地元で、または出張先で呑み歩くのが楽しみでしたが、恐怖体験はないんですね〜ただし、生きている人怖い!体験はありますよ(笑

いよいよ・・・片町バリバリ伝説の幕開けですね。
Posted by 中西 at 2017年04月02日 22:50
ホラー映画で、
一秒ごとに雷がなって光る度にパッパッと近ずいてくる描写って怖いよねーと子供と話してた事があったのですが、
ほんと順々に近づいてくるんですね。。。

てかさ、そこの従業員の方も多少教えてくれてもよくないですか?(笑)
どの道自分達もエレベーターに乗って帰る訳ですし。周知の事実なら(笑)
Posted by メチャ✩ at 2017年07月04日 13:56
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