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2013年04月30日

(改)ギターに関する怖い話

営業のKです。

迷惑かもしれませんが、怪談を。

一応、縁起担いで、99話で止める予定です。

では。


自分の趣味の1つにギターがある。
別に高尚なクラシックとかではなく、普通にロック・フォーク・ジャズなどを

弾いているのだが・・・・。

これは、10年位前に、あった話。

ギターにもブランドとか憧れの・・・
というのがあって・・・・・。

ギブソン・マーティン、ラリビーなどなど・・・・。

その中にOvationというメーカーのアダマスという高級ギターがある。

自分にとっても当然憧れのギターであり、初期型の最高グレードだと

約100万位はするギターだ。

で、ある日、ライブで知り合った方から、知人がそのギターを売りたがって

いるんだけど買いますか?

と尋ねられて、

幾らですか?

と聞くと

幾らでも良いよ?

というので冗談で、じゃ8万円位なら即金で買いますけど?というと、

なんと、すぐに交渉成立!

えっ?と正直、半信半疑だったんですが、それから数日後に、本当に

そのギターが手元に届いた。

Ovationのアダマスの中でも最上位であるスーパーアダマス。

本当に嬉しくて、毎日ちょっと弾いては、磨いてはギターを眺める、

という日々が過ぎて行った。

今、思えば、確かにそのギターは製造年から考えると、綺麗過ぎる

ギターだったと思う。

それこそ、本当に新品同様で。

それから、家族から変な事を尋ねられるようになった。

”今日の昼間、仕事中に部屋でギター弾いてた?

”とか、

真夜中にギター弾くのは近所迷惑だぞ!

とか。

当然、仕事中も真夜中にもギターは弾く筈もなく、その時は、

はいはい、と適当に返事をしてた。

でも、ある日、ふと気がつくと、テレビの音に混ざって、ギターを弾く

音が聞こえてくる。

だから、ずくにテレビを消した。

下手くそな俺にも、そのギターの音が例のギターである事はすぐに分った。

それも、自分が弾くタイプの曲でもないし、なにより上手過ぎる。

なにか、嫌な気持ちを抱きながら、それでも泥棒かも?という淡い期待?

を抱きつつ、ギターが置いてある自分の部屋に向かう。

右手に、護身用のバットを持って。

部屋が近づいて来るにつれ、ギターの音はよりはっきりと聞こえる。

曲調は、アメリカのカントリー調の曲だが、自分は聞いた事が無い

マイナーな曲みたいだ。

部屋の前まで来ると、音は、更にはっきりと聞こえる。

というか、今、扉一枚向こうで、誰かが、がむしゃらにギターを弾いて

いる事がリアルに感じられる。

バットを持つ手に力が入る。

意を決して、一気に部屋の戸を開く。

怖さを消す為に大声で”誰だ?”と叫びながら。

でも、そこには、誰も居なかった。

つい、今まで、はっきり聞こえていたギターの音は完全に消えていた。

聞こえるのは、静寂の中で時を刻む時計の音だけ。

もう、恐怖に押し潰されそうになりながら、後ろを何度も振り返りながら、

ギターを確認。

ちゃんと、ケースに入っている。

でも、ネックが反らない様に、緩めている弦がちゃんと調弦されている。

これで、自分の中で何かが叫んだ。

このギターは持っていてはいけないギターだ!

今、思えばオークションに出せばかなりの金額で売れたのであろうが、

その時には、一時でも早く手元からこのギターを手放したかった。

で、元の持ち主に、即、連絡。

事情を話すと、元オーナーは、即答で

”分りました。すぐに引き取りに行きます。お金もそのままお返ししますね”

との事だった。

そのギターが今どこにあるのか?

それは、自分にはもう分らないが・・・。

ギターでも何でも、物には時としてそういうものが宿る事があると教えられた。

今、思い出しても結構怖い思い出だ。


Posted by 細田塗料株式会社 at 20:49│Comments(8)
この記事へのコメント
Kさん。

ギターの写真が、前書きに載っているのを見かけます。
とても好きで大切になさっているのが伝わり、ギターのコト何もわからない私ですが、なんだか嬉しくなってしまうのですよ(*´∀`)ウフフ

・・で、今回のお話は、
ウーン、やっぱり怖くない(涙)
勝手に音がでるのは、ダメよーダメダメ(古い?・・ですね シツレイシマシタ)
持ち続けていたら、他にも怖いことが起きたのかなあ?
うん、そうかも!
だって、Kさんが(!)"持っていては、いけない"と感じたのだもの。
ああ、怖くない話(泣)

アッ、M子さんのコメント!
しかも、最近。
どうしたって、涙が出てしまいます。
真っ直ぐで、真っ直ぐに優しい人。
お元気でいらしてね。
また、お会いできるのを愉しみにしています(〃^ー^〃)
Posted by あでゅう at 2018年08月12日 17:45
2巡目です!バイオリンだと、何百年も受け継がれ使用者の念と魂がこもっている物程良い音が出ると聴いたことがあります。このギターはどうだったのでしょうか?Kさんが、こんなに前から頑張ってたブログ感謝して何度も読みたいと思います♪
Posted by M子 at 2018年07月31日 23:08
物にも魂が宿るのですね。
持ち主が大切にしていた物には、その持ち主の念も留まるのかもしれません。
そのギターの持ち主は、ギターを弾いて楽しむ時間を十分に持てなかったのでしょうか?
あのギターをもっともっと弾いていたかった。
ようやく手に入れて大切にしていたのに…
そんな思いがギターと共鳴したのでしょうか?
大切にされていれば、ギターも答えてくれるものなのかもしれませんね。
そして。持ち主が自分を奏でてくれることを望むものなのかもしれません。

そうは言っても、
現実に誰もいない部屋で、自分ではない誰かがギターを弾いている。
しかもギターはちゃんとケースに納まっている。
それなのにきちんと調弦されている。
こんなに不思議で怖い事が起きたらもうそのままにはしておけませんよね><;

そのギターは、元の持ち主のところへ帰りたがっていたのかもしれませんね。
そして、元の持ち主も戻ってくる事を望んでいたのかもしれません。

単なる物だ、と簡単に片付けてはいけないモノもある、ということなのでしょうか。

今はアンティークショップだったり、フリマだったり、古着屋さんなどで買い物をすることもあれば、ネットで中古品を買う事も簡単にできます。
けれども、1度は誰かの所有物だった物を買う時には注意が必要なのかもしれませんね。
塩で清めれば大丈夫!という簡単なことではないような気がしてきました。
安ければ中古でもいい!
と安易に考えてしまいますが…よく見極める必要があるのかもしれません。
な〜んて言ったって、見極める目なんて全然無い私は中古品に手を出さない、というのが1番賢明な方法のようです(^^;)
Posted by さつき at 2018年05月20日 07:21
粗末に扱わなければ祟ることもないだろうし、勝手に調弦してくれるなんていいな~なんて思ってしまいました。
持ち主の幽霊にギターを教えてもらえればいいなとも思いますし。もちろんお供え物をしてお願いします。
Posted by かぼす at 2017年10月08日 16:11
モノに宿る魂はどこからくるのでしょうか?と、
入る前のとこに意識がいってしまいました。
魂がそこら辺をふわふわしていて、あっ!!あそこに
やどりやすそ~なのある。入っちゃえって展開なら、怖くないんですけど。そんなわけないですね。
でも、演奏する時間帯をわきまえてもらえたら、家にあってもいいなと思います。
演奏できない私には素敵なものにみえていますので笑
Posted by ON11☆彡 at 2017年10月04日 05:22
こんにちは2度目まして!後の記事にもにたようなのありましたね!高いギターの様ですのでお祓いという選択肢は?・・・なかった様ですね!私弾けませんがランディーローズのなら夜中に勝手になってもほしいです!
Posted by Aさんのファンクラブ12番 at 2017年09月06日 17:57
三味線でもありましたし、念が入りやすいモノってあるんですね。
もーこれから先、車購入だ引越しだ中古品だ、なんか吟味して守護霊さんや先祖さんに護ってもらって、選択に気を集中させないと…て思ってしまう(笑)

こーゆーモノと仲良く出来たらいいのにね。
Posted by メチャ✩ at 2017年07月04日 13:40
営業のKさん

不思議ですね〜本当に・・・。
誰かが今まさにそこで弾いていたとしか考えられない状況に・・・もしそのカントリー調の曲を知っていたとして、もしKさんが奏でていたら・・・どうなるんでしょうか・・・なんて思いを巡らせる私です(泣
Posted by 中西 at 2017年04月03日 18:41
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