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2013年04月30日

(改)練習スタジオに出る女の霊!

営業のKです。

またしても怪談ですが、あくまでも実話です。

苦手な方はスルーしてくださいね。

ではでは。


趣味でバンド活動をやっている。

そして、いつも困るのが練習スタジオの確保である。

夜間は、どこも一杯でいつも頭を悩ませていたが、知り合いの紹介で、

月契約で、格安料金で毎週土曜日の夜、時間無制限で使用できる

スタジオがあるという事で、一度利用してみる事にした。

機材的には、ドラムセットに各種アンプ類、そして本格的なミキサーも

揃っており、簡単な録音も可能という、まさに至れり尽くせりの内容

だった。

ただ、そのスタジオ自体は、自動車工場の2階に有り、夜間は勿論、

1階は無人になり、真っ暗な中に佇む事故車が少し

気持ち悪く感じる事があった。

実際、使用し始めてからの2ヶ月間にも、トイレが誰も入っていないのに

開かない等の小さなトラブルは有ったのだが・・・・。

そして、2ヵ月が過ぎた頃、スタジオの中で、オリジナル曲のデモテープを

作る事になり、演奏しては、聴きなおして、煮詰めていくという作業をしていた。

その時のメンバーは、男はギターが二人、ベースが一人、ドラムが一人、

そして女性はキーボードとボーカルが各一人という計6人でスタジオに

詰めていた。

そんな感じで時刻は午前2時を回っていたと思う。

ある男が、うまく進まない行程にイライラして、メンバー内で禁止になっている

タバコに火をつけた。

いや、実際には、火は点かなかった。

何度、やっても火は点かなかった。

それでも、女性陣から、禁煙だよ、と突っ込まれ彼はタバコをしまおうとした。

だが、別の誰かが言った。

いや、もう一度、火をつけてみてくれ。気のせいか、さっきから少し息苦しく

感じるんだが。

もしかしたら、空気が薄くなってるのかも。

そう言われ、何度かトライしていたが、結局、火は点かず。

そして、確かに少し息苦しい。

ちょっと空気の入れ替えでもしようよ、と言って、一人の女性がスタジオ

のドアのノブに手を掛ける。

あれ?開かないんだけど。

おいおい、という事で、男が交代する。

しかし、開かなかった。

ドアのカギは開いている。

そして、ノブも回る。

だが、開かない。

いや、開かないというよりも、ドアの向こうから、開かない様に誰かが抑え

ている感じといえば、分りやすいだろうか?

すこし、ドアは開こうとするのだが、すぐに押し戻される。

スタジオには消音の為、窓は無く、唯一の入り口は、そのドアだけだった。

ドアの向こうに誰かいるぞ!

でも、一階のカギはしっかり掛けてきたよな?

じゃ、ドアの向こうにいるのは?

そう言った途端、ドアの向こうからゲラゲラと大声で笑う声が聞こえた。

悲鳴を上げる女性陣。

冗談じゃねえぞ!

そう言うと、男が全員でドアを開けることにした。

今度はすこしドアが開いた。

が、すぐに押し戻される。

そして、再び、下品な笑い声。

これ、女の力じゃないよな?

そんな事は、どうでもいいよ!

女が一人でドアを押さえているとしたら・・・。

その姿は見たくなかった。

ドアが開かないと思うと息苦しさが増したような気がした。

そして、一人がドライバーを持ってきた。

開かないドアなら、ドアの取付金具から外してやるよ。

そう言って、ひとりがドライバーで金具のネジを外しだした。

見守る他のメンバー。

どうやら、うまく外せそうだな。

誰かが、そう言ったその時、今度は開けようともしていないのに

ドアが勝手に開く。

そして、開いたドアの向こうには、一人の女が、作業している男を

睨みつけるように立っていた。

かなり細い、そして身長が異様に高い。

肩までのパーマ。

そして化粧っ気の無い顔。

一目でそれが、この世の者では無いという

確信を得た。

またしても、女性陣は、悲鳴を上げる。

すると、女は、低い声で、

死ねばよかったのに。

確かにそう聞こえた。

そして、体を回転させると階段の方に消え、その後、階段を

下りる音が聞こえた。

足があるなら人間だろ?

ふざけやがって!

一人がそう言って女の後を追う。

やめとけよ!そう言ったが彼は後を追う。

一人にさせては置けないと、男が全員で彼に続く。

そして、1階を探索する。

カギはちゃんと閉まっている。

トイレにも居ない。

そして、ふと前を見ると、フロントガラスが割れた事故車の軽四が一台。

誰かが言った。

もしかして、この事故車に乗っていた女が出たのか?じゃ、死んだのかな?

その時である。

2階から聞こえる悲鳴。

まずい!

急いで2階へ駆け上がる俺達。

そして、そこで目にしたのは、先程の女が首を90度くらい傾けたまま、

女性陣に迫っている後姿。

消えろ。馬鹿野郎!

誰かが叫ぶ。

すると、その女は、こちらに振り向いたまま、壁の中へ消えていった。

その後、全ての照明を点けたまま、一目散にそのスタジオを後にしたのは

言うまでも無い。

しかし、あの女はスタジオに住み着いている幽霊なのか、それとも、あの事故車

で亡くなった女性の幽霊なのかは、知る由も無い。

が、以後、そのスタジオを使う事は無かった。

そのスタジオは、金沢のとある場所に今も実在する。


Posted by 細田塗料株式会社 at 21:25│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

音楽とは全く無縁の私ですから、練習スタジオなんて出入りした事もありませんが、何が目的でスタジオに現れるのでしょうか・・・やはり存在を知って欲しいとか・・・けと、やっている事は嫌悪の対象なんですが。
本当に不思議です。
Posted by 中西 at 2017年04月03日 19:16
でた!また背が異様に高い女…
しかし今回は初!パーマをかけている(笑)

しかし首が90度にまがってとかもよく出てきますよね。
本当に現実がホラーそのものとは思ってもみなかったです。
わざとありえない描写をして恐怖心をあおった演出だと思っていたので。

霊はどーやったら恐怖心をあおれるか、元人間だったので知っててやってるのかなーと思い出しました。
いつもパニックになる人間をゲラゲラ笑って、本当につまらなく満たされないままきた奴らなんだなーと。

まぁ実際では失神ものでしょうが(笑)
Posted by メチャ✩ at 2017年07月04日 13:33
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