2013年08月26日

くだんというもの。

営業のKです。

残暑厳しい折、怖い話など如何でしょうか?

今回は、子供の頃の体験談です。勿論、実話です。

それでは・・・・。

「件」と書いて、くだんと呼ぶらしい。
これは、頭が牛で、体が人間という生き物で、世の中で大きな災いが起こるのを予言し、

忠告する為だけに生まれ、それを告げると死んでしまう生き物らしい。

もともと、小松左京という作家の、くだんのはは、という小説で書かれたという事で、

この小説は、今でも日本のミステリー小説の中でもかなり怖い、珠玉の作品として

認知されているらしい。

しかし、色々と調べてみると、くだんは、かなり以前の歴史にも登場しているらしい。

古くは、戦国時代、そして、江戸時代、明治、大正、昭和と、それぞれの

大災の際に、予言し、死んでいったと記載されているということだ。

しかも、真偽は定かではないが、東日本大震災の前にも、目撃談が多く寄せられたそうである。

実は、このくだん、であるが、当時、自分が小学校の高学年の際、怖い思いをした記憶がある。

ある部分の記憶は、曖昧なのだが・・・・。

確か、近所に、いつも、くだんの話をしてくれるおじさんが住んでいた。

子供心に、くだんの話は得体の知れない怖さがあり、友達の中には、怖くて寝られない、

登校できないという者まで現れた。

となると、当然、その子達の親は、よってたかって、そのおじさんに抗議し、かなり

大きな問題になった。

しかし、そのおじさんは、くだんは、本当に居るんです。だから、別に怖がらせようとか

しているんではなくて、本当のことを子供たちに知って欲しい、それだけなんです、と

弁明するばかりだったそうである。

しかし、そんな話が、母親達に通用するわけも無く、そのおじさんは、その後、どこかへ

居なくなってしまった。

ただし、居なくなる前に、自分達、子供達だけに、置き土産を残していった。

一生、忘れられないほどの。

おじさんに、集められた自分達は、確か、どこかの大きな学校の中にある施設に連れて行かれた。

そして、そこで説明された。

此処にいるのが、くだんだよ。普通、見せる事は無いんだげど、君達はおじさんの話を、誰よりも信じてくれた。

そして、これから、この国を支えていかなくちゃいけない。だから、一度だけ見せてあげるよ。

そして、この話を伝えて言ってくれ。本当なんだと。それは、とても大切な事だから、絶対に忘れないで欲しい。

そう言って、ひとつの部屋に入れてくれた。

そこから、記憶が飛んでしまっているが、その姿や顔は今も鮮明に覚えている。

正確にいえば、そこからどうやって帰ったのか、全く記憶が無いのである。

きっと、あの時、一緒に見た約10人ほどの子供達も、きっと今も鮮明に憶えている筈である。

くだんの姿を。

牢に入れられ、鎖で繋がれた、頭が牛、体は自分たちより少し大きい位の女の子。

そして、体中にまかれた包帯と、そこに滲んだ血。

それほど、鮮烈で異様な容姿だったと思う。

それから、何回も、その時の事が夢に現れた。

学校でも、大きく問題にされた。

だから、今でも、自分は、人間の体に、顔が動物という物が苦手である。




Posted by 細田塗料株式会社 at 21:20│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

脱毛・・・いや脱帽、本当に経験豊富ですね(泣

その「件」を説くおじさんは何者なんでしょうね・・・そして本物?まで。
繋がれていると言うことは生命があると言う事、不思議なお話しです。

私が生理的に好まないのは、ダンゴムシ、ワラジムシ、フナムシ、てんとう虫・・・表からは足があり確認出来ないのに、裏返るとゾワゾワ・・・鳥肌ですね(泣
理由は不明です(笑
Posted by 中西 at 2017年04月09日 22:08
え…
これまた凄い体験…不思議なおじいさん。。。
なぜ血が滲んでるのか…
その貴重な10名の方と再び話し合って記憶のすり合わせをしたいですね。
くだん…聞いた事もなかったのです。
Posted by メチャ✩ at 2017年07月01日 19:04
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