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2015年08月03日

動物霊の恐怖(お盆編)

サインディスプレイ部 営業のKです。

いやいや、暑いです。

しかも、自宅に帰れば、エアコンの壊れた部屋が待っています。

嬉しくて涙がこぼれそうなので、早速ですが怖い話いってみます。

本来でしたら、前回予告?したように、野田山と坪野を結ぶ道にある

怖いスポットを紹介するつもりだったんですが、実は、その話を

する旨を、その時、一緒に恐怖体験した方に告げたところ、

待った!が掛かりましたので、今夜は予定を変更して・・・・。

お盆の時期に起こった怖い話です。

それでは・・・・。

盆踊りの季節?である。

うちの町会でも、7月の花火の日に併せて、露店も出ての盆踊りが開催?されたようである。

しかし、もともと盆踊りには、こんな意味もあるのだという。

お盆には、死んだご先祖様が戻ってくる。

しかし、そのまま、突然現れるのはご先祖様も既に霊となっている為、気が引けるだろうし、

逆に、人間達をビックリさせる事になってしまう。

そこで、盆踊りである。

盆踊りなら、霊も踊りの輪に入って、生者に混じって、親族達の姿を見る事が出来る。

怖がらせる事も無く、自然に。

そして、地方によっては、盆踊りの際、生者と死者の見分けがつきにくいように、お面を被って

踊るという地域もあるらしい。

なんとも、素敵な習わしだと思う。

が、死者が戻って来られるお盆の時期に起こった怖い話も存在している。

これは、自分の親戚に起こった実話である。

住んでいる所は、???

父親が亡くなり、母親と娘二人の3人暮らしの家庭で起こった怪異である。

父親が亡くなったから、程なくして、母親に癌が見つかり、余命は半年位と宣告される。

そして、その医師の宣告よりも早く、母親は3ヶ月ほどで亡くなってしまった。

娘二人のうち、妹であるAさんは、本当にお母さんが大好きであり、何処に行くにも

いつも母親と行動を共にしていた程である。

そんなだから、葬儀が終わり、斎場に移動して、いよいよ火葬という時にも、狂ったように

母親の入った棺桶にすがりついて、泣きじゃくり、自分達も見ていて胸が痛くなったのを

よく記憶している。

そんなAさんだったから、その後の傷心具合には、親戚一同が、心を配った。

そんな折、Aさんの姉から連絡をもらう事になる。

なんか、Aさんの様子がおかしいから一度会って話してみて?との事だった。

次の週の日曜日に、姉妹の家に伺った。

先に姉と話したのだが、当然、おかしいといらからには、傷心により、塞ぎこんでしまっている、と

いう状態を想像したのだが、どうも違うらしい。

Aさんは、以前にも増して明るくなったらしい。

それはそれで、良いことなのたが、どうも、四六時中、誰かと楽しそうに話しているのだと。

そして、その話を踏まえたうえで、Aさんに会ってみる。

最初に彼女を見たとき、事前知識が有ったにも拘らず、その屈託の無い笑顔に思わず

こちらも、笑顔になってしまった。

そして、久しぶり。今日は何の用事?などと明るく問いかけられる。

うん。叔母さんが亡くなられてから、顔出してなかったからさ、と俺。

その言葉に、Aさんは、一瞬何か言いたげに見えたが、

まあ、ゆっくりしていってね、とその場を立ち去った。

その後、一旦、Aさんの姉と話す。

変でしょ?あんなに落ち込んでで、それこそ、後追い自殺しちゃうんじゃないかって

心配してたくらいなのに・・・・。

確かにね。でも、憑依されてたり、精神がおかしくなってしまった人間に、あんな

笑顔できないと思うけどね、と俺。

でもね。Aが誰かと話してるのを、この間、盗み聞きしたんだけど、話してる内容とか、

Aの話し方とか、まるで、亡くなった母親と話してるみたいで、怖いのよ、と姉。

そういわれて、ようやく本腰を入れて、Aさんと話してみる決心をした。

彼女は、亡くなった叔母の部屋に居た。

そして、確かに誰かと談笑していた。

ちょっと、お邪魔するね、と俺。

そして、すかさず、Aさんに尋ねた。

今、俺が来るまで誰かと話してたみたいだったけど、誰と話してたの?

Aさんは、少し俯いて考えてから、こう言った。

あのね。貴方には信じてもらえそうだから言うけどね。お母さん、死んでないの。

死んでから、7日目だったかな?突然、私の前に現れて、それからは、ずっと一緒に

居てくれてるの。だから、全然寂しく無いし、以前よりお母さんと一緒にいられる時間が

増えて、凄く嬉しいんだ!と又しても屈託の無い笑顔。

でね。本当は誰にも言うなってお母さんから言われてたんだけど、貴方って、昔から

そういう体験が多かったから、絶対に信じてもらえると思ってね、とAさん。

あっそうなの!凄いじゃない!と一応、相づちを打つ。

が、その部屋から感じられる雰囲気は、冷たく悪意に満ちた空間といった感じだった。

その後、その部屋の写メを撮らせてもらい、Aさんの姉に、とにかくAさんから

目を離さないように、と告げて、帰路についた。

そして、その足で、親戚の寺に向かった。

ここの寺は、過去に何度か、霊的なお祓いをしてもらったこともあり、尼寺では

あるが、その霊的な能力は確かなものがあった。

で、早速、部屋で撮った写メを見て貰う。

そして、事情を説明し終わると、その尼僧は、こう告げた。

あのね。ここに居るの、間違いなく、その女性のお母さんじゃないよ。

というよりも、人間じゃない。狐だよ。

それも、ただ騙して楽しむとかのレベルじゃなくて、黄泉の世界に連れて行こうとしてる。

そんな感じはなかった?

いや、いまのところは、と俺。

じゃあ、私は、この場所から、写真に向けて、お祈りと御祓いを続けるから、貴方は

その女性が自殺をほのめかすような言動がないか、注意しててね、と言われた。

その旨を電話にて、Aさんの姉に伝える。

すると、ほんの数日前から、Aさんが、何やら、通販で買い込んでいるとの話を聞く。

更に、ちょうど尼僧さんが祈祷を始めた頃と、時を同じくして、Aさんの様子が更に

おかしくなったとの事。

顔は、何か人間というより、動物のそれであり、訳の分からない言葉を発して

暴れているという。

何とか、Aさんに知られないように、その買い物の中身、調べられないかな?と俺。

わかった、といって電話を切ったAさんの姉から、1時間も経たず、電話が入った。

あのね。Aが買ったもの、分かった。

睡眠薬と太いロープ。

もはや、何が目的かは、想像に難くなかった。

で、先刻の尼僧さんに、電話でどう対処すれば良いのかを聞いてみた。

すると、思わぬ言葉が返ってくる。

あのね。さっきは狐って言ったけど、どうも、狐の霊と一緒に、自殺した霊も一緒に

なって、彼女を連れて行こうとしてるみたい。

写真に色々とやってみたけど、二人相手じゃ、遠隔は無理だと思う。

だから、今から、Aさんの家に向かうとの事だった。

そして、それから2時間後、尼僧さんとAさんの家の前で落ち合った。

そして、言われた。

えっとね。今から家の中で直接お祓いを行うから。

でね、狐とかって、ずる賢いというか、絶対に周りに居る貴方達を巻き込んで私を

止めようとする筈だから、出来れば、終わるまでは、離れた場所に居てね、と。

わかった、と俺達。

そして、その場から、かなり離れた喫茶店にて、待機する事になった。

なったのだが、そこからが騒々しかった。

とにかく、Aさんの姉や俺の携帯が鳴った。

そして、出ると、助けて、殺されるとかの悲鳴が。

過去の実績もあり、尼僧さんに全幅の信頼を置いている俺は、そのまま携帯を

マナーモードにした。

そして、3時間くらい過ぎたころ、尼僧さんから連絡が入った。

もう、大丈夫だと思うけど、Aさんの具合がよくないから、後は頼むよ、と。

駆けつけると、尼僧さんは、ずっとAさんの背中を撫でて、人間の死というものに

ついて説いてくれていた。

そして、こうも言った。

この女性の場合、母親に対する慕う気持ちが、結果として付け込まれる形に

なったけど、でも、そのまま騙されていた方が彼女にとっては幸せな人生だったのかも

しれないね、と。

確かに、泣き崩れボロボロになって、お母さんと連呼するAさんを見ていると、そんな

気にさせられた。

そして、尼僧さんは、相変わらず、謝礼も受け取らず、今度飲み代奢れよ、とだけ

言って、その場を去っていった。

故人を慕う気持ちに付け込んだお盆に起きた嫌な出来事であった。





Posted by 細田塗料株式会社 at 20:07│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

人生の折り返しを過ぎ、待てよ?何時までも登りなんだな・・・と感じる私ですが(笑

誰の為の人生なのか?何の為に生まれ生きるのか・・・幸せとは何か?
複雑ですね(笑
Posted by 中西 at 2017年05月03日 16:44
僧侶なのにお酒飲んでいいのだろうか...
Posted by ぼんたん at 2017年07月24日 20:16
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