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2015年12月31日

霊感の強い知り合いと廃墟行ってきました。

サインディスプレイ部  営業のKです。

今年も残り数時間になりました。

今年も紅白見て、お持ち食べて・・・・。

なんて事は、一切なく、今晩から、新たな心霊スポット探検行ってきます。

いい歳して、なにやってんのか?と自分でも嫌になりますが、

まあ、気分転換ということで。

それでは、今日も怖い話、いってみます。


昔からよく考えると、自分の周りには、常に霊感が強い人というものが

居たように思う。

そして、皆に共通していた事は、自分からは決して霊感があるなどとは、

吹聴せず、更に、霊的な場所を常に避けるようにしている、という事。

その中でも、最強?と思えるのが、今でもバンド関係で付き合いのある

Aさんという女性。

歳は自分よりは、かなり若く、好みの音楽も全然違うのだが、妙に気が合った。

ただ、彼女と一緒に音楽関係のイベントなどを行うと、間違いなく、と言って

良いほど、怪現象が発生するのが難点である。

勿論、彼女に非が有る訳ではないので責めるつもりもないのだが、どうやら、

霊というものは、自分を理解してくれる人間の所に集まってくるものらしい。

彼女の話では、小さい頃、大好きだった歳の離れた姉が亡くなってから、突然

霊的なものが見えるようになったらしい。

大好きだった姉が亡くなっても、すぐ側で守ってくれているのが分かった

らしく、少しも寂しくなかったという。

だから、Aさんは、霊というものに対して敵意をもつどころか、拠り所として

いる部分が大きいそうなので、霊達が寄り集まってくるのも仕方のない事かも

しれない。

そんなAさんとの最初の出会いは、とても記憶に残っている。

あるライブで、リハーサルの途中、Aさんから、声を掛けてきた。

凄く強い霊に守られてますね。小さな女の子だけど、貴方のお姉さんですよ。

私も死んだ姉に守られてるので、同じですね、と。

そして、彼女には見えるという、その女の子の特徴など、細かく教えてくれた。

確かに昔、占い師に似たようなことを言われた事はあるが、ここまで細かく

教えて貰った事はなかった。

そして、続けた。

なんか、横に居て、いつもニコニコ笑ってる守護霊っていうのも珍しいですよ。

それに、普通は守護霊が居る人と居ない人がいるんですけど、貴方の守護霊は

お姉さん一人で十分過ぎるくらいに強くて優しいです。

だから、余程の事でもないと、貴方に霊害が及ぶ事はない筈ですよ、と。

確かに、色んなお馬鹿をして、色んな心霊スポットに行っているが、呪われた

事も無ければ、直接、霊による被害を受けた事はない。

確かに、危険な体験は、多々あるのだが、どれも、寸でのところで回避しているし、

また、本当に危険な場所には、必ず心の声でストップがかかる。

自分は、一瞬にして、Aさんに好感を持った。

そんなAさんと、一緒にいると、なかなかスリリングな展開が楽しめる。

普通、霊とかいうのは、見えるか見えないか、という中途半端な存在として

視認する事が多い。

だが、Aさんといると、全く違った。

ある時、Aさんと、週末にあるライブ会場の下見に、海の近くの広場へ

行った事があった。

その時、ニコニコと笑ったお爺さんが話しかけてきた。

なんか、賑やかだけど、今度何かお祭りでもあるんですか?と。

そのお爺さんは明らかにAさんに話しかけたのだが、Aさんは、わざと

聞こえないフリをしている。

しょうがないので、自分が、はい。今週末に音楽のイベントがありますから、

良かったら聴きに来てくださいね。

おお、そうなんですか。それは楽しみですね。是非行かせて貰いますよ。

そして、お爺さんは、そのままニコニコしながら向こうに歩いていった。

で、どしたの?機嫌悪いみたいだけど?と聞くと

いや、そうじゃなくて。ああいうのに、きっちり対応してたら、もっと

どんどん寄ってきて、きりがなくなるので。

だから、無視するのが一番なんですよ、と。

???。

もしかして、今の幽霊なの?あんなにはっきり見えてた。

それに昼間なんだし。

あっ、そういうの関係ないですよ。昼とか夜とか。

まあ、タチの悪い霊は、逆に逃げていくんですけど、普通の無害の霊って

本当に沢山寄ってきますよ。私も最初は、人間なのか霊なのか、はっきり見え過ぎて

分からなかった時期もあったんですけどね。

でも、あの人達には、影というものが存在しないので、そこに注意してれば

すぐ分かりますよ、と。

そして、それから、帰路につくまで、若い男女、中年の女性、そしてお婆さんなど

全部で7人が話しかけてきたが、全員がはっきりと見えているのに、確かに影は

無かった。

そして、その中には、明らかに事故で血を流している状態の男性や明らかに異常に痩せ

過ぎている女性などもいたのだが、そういう外見とは関係なく、話しかけて

くるのには、少々戸惑いを感じた。

そんなAさんに、ある時、心霊スポットへの同行をお願した事があった。

以前から有名なスポットなのだが、そこに行った方が、憑依されたとか、

呪われたといういわくつきの場所だったので、無理を言って、バイトして

お願いした。

当日、集まったのは、俺達心霊スポットマニアの友人3人とAさんが

連れてきた女性一人とAさんの計5人。

なんでもAさんに言わせると、彼女は、ある理由があって、霊感があるという

事だけではなく、ちゃんと除霊もできるのだそうである。

かくして、当日、加賀市内にあるとある廃墟に。

なんか嫌~な雨模様であり、まだお昼をまわった頃だというのに、その廃墟の周りは

どんよりと暗く空気も淀んでいた。

で、俺達はカメラとビデオを手に、廃墟の中に。

とは言っても、先頭は、Aさん達、女性陣だったのは、言うまでも無い。

一応、塩とかお守りとかで武装?した俺達であったが、Aさん達から、

あっ、そういうのは、気休めにしかなりませんからね!

という心強い言葉を貰い、恐怖心が一気に増す。

それとは、対照的に、先頭をいくお二人は、なんか楽しそうであり、

やっぱり何にも居ませんね。良かった。良かったと思いのほか、楽なバイトに

顔も綻んでいる。

いやいや、何も居ないんじゃ、高いバイト代払った甲斐が無いので、という

俺たちに対し、実際、心霊スポットって言われるところって、本当は何にも居ない

のが殆どなんですよ。

だって、自分の身になって考えてみてくださいよ。

なんか、知らない奴が興味本位でズカズカと探検してまわるような場所に

ずっと、居たくないでしょ?

霊だって、人間と同じですよ、と言われ、妙に納得してしまった。

ただし、本当にここがそういうモノ達が居る場所だとしたら、今日は確実に

本物を見ることが出来ると思いますよ。

朝からずっと私達と一緒にいるので、私達の気が移ってる筈ですから。

見えると良いですね。

そう言われてしまうと、確かに目撃し、記録に残す為の心霊スポット

訪問なのだが、そんなにはっきりとは見たくないかな、と微妙な気持ちになる。

そんなこんなで、その廃墟を見てまわって、残すところは、屋上のみという

状況になった。

目の前には、暗く細い階段が屋上へと続く扉まで伸びている。

そして、この時になって、彼女達の雰囲気が突然変わった。

じっと目を閉じて気配を探るAさんと、手を組んで、俯き、独り言の様な

言葉を早口で唱え始めるAさんの友人。

そうでなくとも、周りの空気が一変してしまっている事は、俺達にもすぐに

分かった。

その時、突然、屋上への扉が大きくゴーンと叩かれた。

ビクっとなる俺達。

今の音って?と問う俺たちに対して、Aさんは、

なんか知らないですけど、かなり怒ってますね。危険かもしれない、と一言。

そして、今度は、まるで体当たりでもしたかのように大きく扉にぶつかる音がする。

そして、その音は、ドーン、ドーン、ドーンと連続した音に変わっていく。

まるで、大勢の何かが、一斉に扉に体当たりするかのように。

もう限界ですね。逃げますか?というAさんの声も少し震えている。

そして、その時、気付いた、ずっと扉の方ばかりに気を取られていたのだが、

ふと気付くと、背後、それもすぐ後ろから、人の気配がしているのだ。

見てはいないが、確かに、そこに何かがいるという確信があった。

その時、Aさんが言った。

良いですか?

今から、手を叩きますから、それと同時に皆で一斉に逃げますよ、と。

そう言われて、俺達は訴える。

あの・・・さっきから、すぐ背後に誰かがいるんだけど?

それでも、振返って逃げるの?

そう言う俺たちに、Aさんは、続ける。

後ろには誰もいませんから安心してください。本当です。

それに、彼女が、もうアレを抑えるのが限界みたいなので。

そう言われてしまうと、もう従うしかなかった。

Aさんの大きく響く両手での拍手の音と同時に、全員が一斉に振り向いて

今来た道を、外へ向かって走り出した。

その間、強い耳鳴りの音に混じって、Aさんの友人の声が聞こえる。

絶対に振り向かないでください。

死にたくなかったら。

とにかく、何があっても止まらずに外まで走り抜けてください。

そう言われ、恐怖が更に増す。

その間、お馬鹿で能天気な俺の友人が、後ろに向けてカメラのシャッターを

何度かきっていたのだが、一度転んでしまい、その後は、誰よりも必死に

走っていたのが、記憶に残っている。

が、確かに写真を写していた友人でなくとも、俺自身、走っていても誰かに

足を掴まれそうになったり、足を掬われそうになったりしたのは、恐怖以外の

何物でもなかった。

そうこうしているうちに、全員が廃墟の外へ出られた。

出られたのだが、Aさんいわく、まだ追ってきてますから、急いで此処を

離れないと!

と言われ、急いで車でその場を離れた。

そして、かなり走った場所にある喫茶店で休憩する事に。

彼女達は、完全に疲労しきっていたのだが、1つだけ質問してみた。

あの時、後ろには、誰もいないって断言してたけど、あれって本当?

そう問いかける俺に対して、二人は交互に言った。

ええ、確かに後ろには誰もいませんでしたよ。

アレがいたのは、背後じゃなくて、上でしたから。

でも、上から睨んでいたあの女の顔を見てたら、きっと走れなかったし、

今頃は、どうなっていたか。

本当に感謝してくださいよ。

そして、続けた。

誰でも霊感が有るとか無いとかに関わらず、後ろに

気配を感じたりした時には、間違いなく、居るんだと思いますよ。

後ろに誰か立っているような気がして、振返るが、そこには誰も居ない。

当たり前なんですよ。

誰も居ないって。

だって、後ろではなくて、後ろの上方に居るんですから。

もしも勇気があれば、後ろではなくて、振返り様に、上を見上げてみてください。

そう言って笑っていたが、冗談ではない。

上を見上げて、そんなモノが浮かんでいたら、きっと気が変になってしまう

のではないか。

とりあえず、その日は、バイト代の追加を要求されて、無事解散となった。

で、後日談であるが、あの時、走りながら後方をやみくもに撮影していた
友人のカメラであるが、当然、とんでもないものが写っていた。

そして、余りにもリアルではっきりと写り、何より不気味なその写真は、

発表される事なく、ネガとともにお寺に処理をお願いする事になった。

その廃墟は、今も実在する。






Posted by 細田塗料株式会社 at 12:59│Comments(3)
この記事へのコメント
営業のKさん

・・・出ましたねAさん(笑

口が悪くて面倒臭がり屋・・・だけれども、ここぞの時はイナバの物置の様に百人力、頼もしいんですよね。

実際、何にしても回りくどいよりも、単刀直入の方が、指示は伝わりやすいですね。
ただ、意思が伝わるかは・・・分かりません。
Posted by 中西 at 2017年05月14日 21:57
後ろに気配を感じるときとは少し違うかもしれませんが、後ろが気になって振り返りたくなるときは目の前に来ているから、というのを聞いたことがあります。目が合わないように本能的に避けようとするから振り返りたくなるそうです。
Posted by ちゃんふ~ at 2017年05月21日 17:17
ここが初めてのAさん登場でしょうか……。いやぁ…言葉ではうまく言えないですけど、やっぱり凄いですね(語彙力)
Posted by ひつぎ at 2017年07月03日 13:24
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