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2016年02月20日

最強の悪霊というもの。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今夜のライブに備えて、練習バッチリです!

でも、練習し過ぎて、既に指が痛いです(泣)

でも、頑張ります!

それでは、そろそろリハーサルに行きますので、

今日は早めの怖くない話です。

というか、今日の話は、少し怖いかもしれませんが・・・・。


あっ、そして、長い話になってます。

ごめんなさい。

もっと、文章を簡潔にまとめる能力を勉強しなければ!

それでは、スタートです。



最強というか、最悪というか、とにかく凄い怨霊の話である。

自分の知人に、とても霊感が強く、霊を祓う力もずば抜けている

女性が居り(今後はAさんと書く)、俺のブログの話にも、時折、出てくるのだが、

今回は、Aさんの姉の体験した話である。

Aさんの姉(以後、姉と書かせてもらう)も、彼女同様にとても

霊力に優れた女性らしく、除霊に関しては、姉の方が遥かに凄い、と

常日頃、Aさんから聞かされていた。

Aさんをはじめ、どうやら家族全員が、霊能力体質らしく、姉はその中でも

ずば抜けた存在だったらしい。

その姉が、ある男と恋に落ちる。

かなり歳も離れていたし、家族は猛反対したらしいが、

恋は盲目ともいう訳で、そんな声など、姉には届く筈もない。

結論から言うと、姉は、その男とは結婚する事はなかった。

その男には、結婚暦が2度あり、つまりはバツ2だった。

ただ、それが結婚しなかった理由ではなく、要は、その中身に

問題があったという。

過去2回の結婚で、2人の妻は、同様に急死していた。

しかも原因不明の心臓発作で処理されていた。

そこで、不審に思った家族が、もしやと思い、徳の高い霊能者に、

その男を霊視して貰うと、彼には1人の女の怨念が憑いているという。

それならば、ということで抵抗する姉を家族全員で説得し、なんとか

結婚を思い止まらせた。

まさに、不幸中の幸いとでも言いたいところであるが、事態は、それほど

簡単なものではなかった。

その霊能者によると、その霊障が既に姉にも及び始めているとの事だったから。

姉は最初、それなら私がその悪霊を祓ってみせるから、と息巻いて

いたのだが、相手は、並大抵の悪霊ではなかったらしい。

通常、どんな場所でどんな悪霊に対峙したとしても、姉なら安心、と

Aさんに言わしめる程の姉が、あっさりと、その霊に屈したという。

姉は、ある日、突然、1人の女を見るようになる。

そして、それはいつ何処にいても、必ずある距離から姉を睨みつけていた。

その形相は凄まじく、一目見ただけで身も凍りつくような恐ろしい顔。

黄色く黄ばんだ白の装束を身に纏い、その体は、はりがねが衣服を纏っている

かのように、骨と皮だけであり、身長も軽く2~3メートルは有る様な

異様さだった。

そして、その目には、白い部分が無く、全てが黒い目。

そして、しわくちゃの顔に、異様に大きな口が異様さに拍車をかけた。

そんな姿をしていたから、いつどこに、その女が現れてもすぐに分った。

姉は、一目見て、それが、とんでもなく邪悪なものだと悟り、護符、お守り、

神水、清められた粗塩など、思いつくもの全てを準備し、その女に備えた。

そうすれば、少なくとも、自分の身に霊障が及ぶ事は無いと知っていたから。

ただし、それはあくまで姉の思い込みであり、その防御は、あっさりと

その女に破られる。

そして、通常、どんな悪霊も逃げ出すような霊力も、全く効かなかったという。

そして、姉は、体調を崩し、高熱にうなされながら寝込むことになる。

熱は、40度を超え、病院にも行ったが、当然のことながら、原因不明で

対応できず、処方して貰った薬も何の効果も無かった。

そこで、家族は、知りうる限りの高い能力を持ち、実績もある人や寺を

高熱にうなされる姉を連れて回った。

が、そのどれもが、姉の姿を見た途端、門前払いされた。

中には、なんという怨霊を連れてくるんだ!と言って激高した者もいた。

どうやら、姉の背後には、既にその女の悪霊がピッタリと憑いてしまっている

状態だったらしい。

やはりどんなに徳の高い霊能力者といえども、自分の身は可愛いようで、

目の前にある絶対的な危険に、命を掛けてくれる者など居る筈もなかった。

ただし、例外として、1人の霊能者が、頼みを聞き入れてくれる。

その霊能者は、娘と2人で悪霊や呪いに悩まされている弱者を

母親が娘に、ある神を降ろす事で除霊するという形で救済し、その方達

から頂く僅かなお礼で細々と生活しているという立派な親子だった。

そして、姉を助ける為に、全てを掛けている母親の姿に打たれ、何とか

出来れば、と協力してくれることになったのだが・・・。

そして、その親子も、姉に憑いている霊が、とんでもなくタチが悪い事、

そして、強大である事は既に見抜いており、その為にも、準備に少し

時間をください、との事で、その間、家族と姉は、自宅で連絡を待つ

事にした。

しかし、どれだけ待っても何の連絡も無い。

やはり怖気づいたのか?と思い、母親が電話をかける。

すると、電話に出たのは、娘であり、ごめんなさいと突然謝られる。

やはり、怖気づいたのか!それもしょうがないのかも、と思ったのだが、

話を聞いてみると、どうも違うらしい。

どうやら、母親が死んだという。

しかも、自分が殺したようだという。

そして、詳しく話を聞いてみると、母親は、姉を救う為の準備に余念が無く、

自分は毎日心身を清め、気を高めるという毎日だった。

そして、霊媒となる彼女にも、より強い神を降ろして、その悪霊に対抗

しようとした様である。

が、ある日、より強力な神を降ろす修練の際、突如として、その悪霊が

娘自身に降りてきたという。

そして、自分の意志とは関係なく、体が動き、自らの母の首を絞めて

しまったと、娘は泣き崩れた。

だから、母の供養が済み次第、警察に行くつもりだとも言った。

その悪霊は、常に姉の近くに居て、高熱を出させながら、同時に

別の場所でも、そんな霊障を起こせるのか、と戦慄を覚えると共に、

巻き添えにしてしまい、申し訳ない気持ちで、いっぱいになり、泣きながら

その娘に詫びたという。

泣きながら、ごめんなさい、ごめんなさい、と。

すると、突然、電話の向こうから、ゲラゲラと汚く大声で笑う声が

聞こえ、

皆、死ねば良いのじゃ!

と、まるで歌舞伎の節回しのように叫んだという。

その声は、もう先程の娘の声ではなく、まるで地の底から沸いてくる様な

重たい声だった。

さすがに尋常ではない悪霊に、家族は怯え、姉を何とか守ろうと、家に

篭もるようになった。

が、その間も、突如として、家が揺れたり、照明がショートして切れたり、

笑い声が聞こえてきたり、と

怪現象は続くのだが、家族は一丸となり耐えた。

だが、そんなことが、あの女の霊に通用する筈もない事は家族全員が十分

分っていたらしく、せめて、姉の死ぬ瞬間だけでも、姉の側に居てあげたい、と

そんな気持ちだけであった。

だが、そのうち、Aさん本人にも、その女の

悪霊が見えるようになってしまう。

そして、時折、憑依されたかのようになり、家族を罵り暴れた。

家族は、もう悠長な事は言っていられない、と何とか、最初に霊視して

貰った強い霊能者に頼み込み、姉に憑いているものの正体だけでも

もっと詳しく霊視できないものか、と相談した。

そして、返ってきた言葉は、絶望的だった。

その悪霊は、平安時代に生きた女であり、今で言う不倫関係の男に

よって、辱めを受け、牢屋に入れられ、飢餓状態で死んだという。

自分の体が痩せ細り、どんどん腐っていき、そして、それを鼠が

食べに来るのに、抵抗も出来ず、そのまま恨んで呪いながら死んでいった。

そして、末代まで、祟ってやると言い残し、自ら舌を噛み切って自害した。

そして、それ以来、その男の家系に代々祟ってきたものであるらしい。

ただ、いつの時代にも有能な霊能者は居るものであり、事あるごとに、

そういう霊能者によって除霊されたらしいのだが、その女の恨みの心や

怨念があまりにも強大過ぎて祓いきれず、そのうち、悪霊祓いに対する

耐性すら身につけてしまい、今では、思うだけで、見るだけで簡単に

人一人を呪い殺せるほどの力があるのだという。

だから、それは、その女の名前を知ってしまっただけでも縁となってしまい、

その女の標的になる事すら有るという。

そして、代々祟ってきたその末裔が、姉が恋した男であり、恨んでいるとはいえ、

元々自分の恋人だった男の末裔に、ちょっかいを出されたという恨みと妬みが

重なり合い、考えられないくらいの悪意に満ちた怨念が発生しているという。

だから、その男の一族は、老若男女に関わらず、常に呪いに苦しみ、

若くして死んでいく。

勿論、その男自身も、もうすぐに死ぬ運命だという。

そして、その男に近づいた姉も、もう手遅れといわざるを得ないほどの

強過ぎる呪いが掛けられているという。

だから、理不尽な話ではあるが、諦めるしかない、と。

ただ、その話を聞いても、家族として、姉の命を諦めきれる訳も無く、

母親は、それなら私が身代わりになれないものか?と泣いて懇願した。

それこそ、三日三晩寝ないで、居座り、頼み続けたという。

すると、その気持ちが通じたのか、本来なら絶対にしない禁忌の方法が

存在していることを、その霊能者は教えてくれる。

その霊能者は、厳しい顔で

それは、まかり間違えば、その家族以外の親戚や縁者全てが根絶やしになる

危険をはらんでいる事、そして、それを行ったものは、その寿命が大きく

削られ、更に、死んだ後は、地獄に落ちるという事を告げ、その禁忌の霊術

を唯一行えるというお寺を紹介してくれた。

それならば、すぐにそのお寺に向かわせて頂きます、という家族に、

もうその禁忌の呪法を成功させる為には、お前達家族が、ここを出て

その寺に行く事を、絶対にその女に悟られてはいけない。

そして、あの女は、お前達が、ここに来ている事をもう知っている筈。

それを助ける行為に手を貸したとなれば、私の身も危ない。

だから、これから、私が準備し、指示したとおりに動いてもらうから、

そのつもりでいなさい、と厳しく言われた。

そして、家族は、それから1日半の間待たされ、ある日の朝、これを着なさい、と

全身が白の装束を渡される。

そして、護符を全面に貼られた通路を抜けると、そこには、車が5台用意

されていた。

色も車種も同じで、完全に目張りされた車だった。

そして、家族の車を挟み込むように、前後に2台の車という隊列で

走り出す。

スピードを上げることなく、全てが周りの車に同調するかように。

ただ、一言も声は出しては行けない!と言われていたから、たまに

暴れだし、奇声を上げるAさんの口を押さえ込むのに苦労したらしい。

そして、家族は、ワラにもすがる思いでそのお寺を訪れる。

誰でも知っている様な有名なお寺であり、そのような場所で、そんな苦行が

出来るものなのか?と俺は驚いたのだが・・・。

寺に着くと、高僧が、穏やかな笑顔で迎えてくれ、今から行うという邪法に

ついて説明してくれた。

詳しくは書かないが、絶対に祓えない悪霊ならば、可能な限り、その目を

誤魔化し、家族の姿を紙人形にすり替えて、その悪霊から見えなくし、

霊障から逃れるというものらしい。

ただし、無機物である紙の人形と人間が、すり替わる為には、家族全員が

無機物の紙人形になりきって生活しなければならず、その間、一切の

言葉を忘れ、感情も忘れ、食事を取るという事も忘れなくてはならない

という事だった。

実際、その苦行が始まると、飢えに加え、コミュニケーションが取れない

という苦しさに翻弄され、時には、あの女の声が聞こえたり、戸がバタバタと

なったりもしたというが、その全てが、あの女が、お前たちが此処に居ないか、と

あの女が探りを入れているだけだと諭され、そして耐えた。

ただ、そのお寺のお堂にいるだけで、大きな何かに守られている様な気がして、

安心でき、苦行にも集中できたという。

かくして、約2週間ほど掛かり、その苦行は無事に済んだ。

姉と共に、家族全員が、事に望んだのは、言うまでもない。

姉は、すっかりと元気を取り戻したが、その顔には、いつもの強気の姉の

顔はなかった。

そして、それは、家族全員の共通の気持ちだった。

苦行の後半も、その寺の周りからは、

何処に行った?

隠れても無駄だ!

と叫ぶ声がずっと聞こえていたらしいが、そんな声に耳を傾けるなと諭され、

更に、絶対に、どんなに親しい人が、この場所に

現れて、声を掛けてきても、それに反応してはいけない、

それは、あの女が、探りを入れる為に送り込んだ、まやかしに過ぎず、

その声に反応した時点で、この業は終わってしまい、お前達は連れて行かれるぞ、

と、きつく言われており、確かにそんな場面が何度も有ったが、なんとか、

それを乗り越える事ができた。

そして、今は、もうその声も、すっかり聞こえなくなっていた。

ただ、その寺を出る時、厳しい顔で言われたという。

今、お前達の姿は、あの悪霊からは見えない。

紙でできた人形が、お前達の身代わりになっているから。

この寺には、さすがのあの悪霊も入っては来れないし、何があっても、

その人形がお前達そのものであり、身代わりだと、バレないようにする。

ただし、それは絶対的なものではないし、もしも、バレてしまったら、

お前達も含め、この寺も、その呪いで一瞬にして壊されると思いなさい。

あのモノは、それほどに邪悪で強大なのだから。

そして、あの悪霊を祓う手段が、この日本には、存在しない以上、この方法しか

残されていなかったという事をよく理解して欲しい。

だから、二度と、その男の側に近づいてもいけないし、あの悪霊の事を

考える事すら、禁忌になる、と。

そして、俺も、一度写真に写った、その最強の悪霊とやらを見せて貰った

事があるのだが、その姿は、一度見ただけで、ずっと忘れられないものと

なっている。

ちなみに、この話の中に、一度もその女の名前は、書かなかった。

俺は、聞いてしまっているのだが、もしかすると、名前を知るだけでも、

危険かもしれないと思い、あえて、名前は書かなかった。

だから、安心して頂きたい。

この話の悪霊は、除霊できずに、今も現世に存在している。











Posted by 細田塗料株式会社 at 16:23│Comments(4)
この記事へのコメント
いや〜怖いですね…
この様な話には興味津々なんですが霊さん達には縁がなく1度も怖い体験をしたことが無いんですよね〜
なのでこのブログを通して色々と勉強させていただいております。いつもありがとうございます!
Posted by ruu at 2016年02月20日 18:12
営業のKさん

まさに最強・・・平安の時代から耐性を身に付け、この現代においても尚、関わる人を何時でも呪い殺す事が出来る怨霊・・・いくら不幸な境遇とは言え、それは余りにも過剰なんじゃ・・・と考えますが(泣

「怖い話まとめ」なんかでも類似した話を目にしますが、これほど具体的な内容はなかったと記憶します(汗

それにしてもKさん・・・よくご存命ですね・・・よほどの加護にあると推測しますが、ご自愛下さいね。

それではライブが大いに盛り上がる事をお祈りしながら、次回も更新を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2016年02月20日 23:27
ruu様、こんにちは。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
怖い話に、興味津々なんですね(笑)
まあ、私もそうなんですけどね!
でも、霊体験が無いというのは、それはそれで、幸せな事かもしれません。
勉強なんて言われると恐縮してしまいますが、まあ楽しくお読み頂ければ、それだけで十分嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。
Posted by 細田塗料K at 2016年02月21日 14:10
中西様、いつもありがとうございます。
確かに理不尽な話ですが、そういう対処出来ないモノも存在するのを知って頂きたかったので・・・。
まあ、私は、直接的にも間接的にも関わってはおりませんし、その女の邪魔をした訳ではありません。
だから、私には、何の霊障も無かったんですよ。
ただ、それ位の悪霊だし、名前を知るというだけで、縁が出来るという話も聞きますので、あえて名前は伏せさせて頂きました。ライブは、大いに笑いの取れた充実したものでしたよ!(笑)
今後とも、宜しくお願い致します。
Posted by 細田塗料k at 2016年02月21日 14:15
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