2016年02月26日

死者からの電話

サインディスプレイ部  営業のKです。

最近、一番怖かったのは・・・・。

車両営業のプログ管理画面が、Mさんによって

エクソシスト人形に変更されていた事です(泣)

それでは、今夜も怖くない話、スタートします(涙)



これは、我が家の体験談である。

俺には、娘がいるのだが、娘が小学生の4年位の時に、実際にあった

話である。

ある日の晩、夜の10時くらいに家に電話が掛かってきた。

受話器は娘が取った。

そして、どうやら友達からの電話らしく、娘は、喜んで話し込んでいた。

久しぶりだね~、とか、元気だった?とか。

そして、長電話の後、受話器を置き、嬉しそうな顔で、妻に話した。

今の電話、A子ちゃんからの電話だったよ。

突然転校していってから、心配してたけど、凄く元気な声だった。

で、また電話するって!

それと、今度、うちに遊びに来たいって言ってたよ!

それを聞いて、俺達夫婦は、一瞬、動きが止まった。

それには、訳が有った。

A子ちゃんというのは、以前、娘ととても仲の良かった女の子だったのだが、

夫婦仲が悪かったのか、離婚してしまい、それを苦にしたのか、A子ちゃんの

お母さんは、精神を病んでしまい、ある日、A子ちゃんと、その弟を道連れ

にして、高い橋の上から身を投げて、無理心中してしまう。

学校側とPTAの協議の結果、子供達への精神的なショックを防ぐ為に、

親の都合で転校したという事になっており、娘も当然、そういう説明しか

聞いておらず、無邪気にA子ちゃんからの電話を喜んでいる。

しかし、親の気持ちとしては、複雑だった。

確かに、本当にA子ちゃんからの電話だったとすれば、それはそれで大変なのだが、

もしも、誰かがいたずらで、このような電話をしているとすれば、由々しき問題だ。

そこで、何日か経ってから、学校に相談した。

すると、同じ様な電話が、娘の同級生、しかも、A子ちゃんと仲の良かった子

数人に、掛かってきたという事だった。

とにかく、学校側としては、表に出ないように気をつけて、調べてみますから、

それが、はっきりするまでは、娘さんは、出来るだけ電話を取らないように

気を配ってください、と言われた。

そして、数日後、またしても、その電話が掛かってくる。

気をつけていたのだが、ついつい電話の近くに居た娘が電話を取ってしまった。

そして、娘の嬉しそうな顔と話し方で、相手が、A子ちゃんだとすぐに分った。

なので、すぐに妻が娘に、

代わりなさい!と言って、娘から受話器を取り上げた。

娘は、半泣き状態で、ぶつぶつと文句を言っていたが、電話を代わった

妻の顔が、みるみる青ざめていくのが分った。

どちら様ですか?

もう掛けてこないでください。

そう言って、すぐ妻は無言になった。

そして、少し震えている。

俺は、慌てて、妻から受話器を取り上げて、

もしもし?

と言ったのだが、既に電話は切れていた。

その後、娘を寝かしつけた後、妻と話したのだが、その内容は驚愕の内容だった。

どちら様ですか?と言った妻に、

あっ、○○ちゃんのお母さん?

どうして、○○ちゃんと話させてくれないの?

そして、もう掛けてこないでください、と言った後には、

どうして、そんな事言うの?

じゃあ、今度、お家に遊びにいくからね

そう言って、電話を切ったらしい。

そして、その声は、間違いなく、生前のA子ちゃんの声に他ならなかった。

俺の心の中には、何故今頃になって、という気持ちが渦巻いていた。

と、突然、玄関のチャイムが鳴った。

時刻は、もう12時を過ぎている。

こんな夜更けに、誰だ?

非常識な!

そう言う俺に、妻は、

もしかしたら、A子ちゃんかも?

だって、うちに遊びに来るって!

そう言った。

妻は、先程の電話で疲れているように見えたので、俺が玄関に向かった。

そして、玄関の明かりを点け、相変わらずチャイムを鳴らし続ける外に

向かって言った。

どちら様ですか?

すると、一瞬、間が空いた後、

○○ちゃん、あーそーぼ!

そう返してきた。

俺は、○○は、もう寝ましたから、今日は、もう帰りなさい、と諭したのだが、

○○ちゃん、あーそーぼ!

と語気を強め繰り返す。

そして、

いや、こんな遅い時間に駄目だよ!と俺が言うと、

突然、玄関の取っ手をガンガンと引っ張りだす。

その力は、尋常ではなく、それこそ、ドアが壊れそうな位に悲鳴を

あげている。

すると、妻が、駆け寄ってきて、外に向かって言った。

A子ちゃん、あなたは、もう死んじゃってるの。わかる?

お母さんの側に居てあげないと、お母さん、きっと寂しがるよ!

そう優しく言うと、ドアノブから手を離し、そのままスーッと

消えたように見えた。

A子ちゃんが、立ち去った後、玄関のドアを開けて確認すると、

ドアの下には、土が、沢山落ちており、とっても、濡れた手で触った

かのように、濡れていた。

そして、その晩、もう一度、電話が掛かってくる。

今度は、最初から、俺が出たのだが、

その電話の声は、明らかに普通ではなかった。

まるで、テレビでインタビューの音声を誰だかわからないように加工した

かの様な低く奇妙な声。

そして、その声で、

○○ちゃんに、バイバイって伝えといて、

とだけ言って、電話は切れた。

娘には、当分、本当の事は話せないだろうが、いつか真実を知った時、

娘は、とんな反応をするのだろうか?

そして、あの時、A子ちゃんは、何をする為に、電話をし、家に来たのか、

は、分かる筈もない。

この話は、実際に我が家で起こった。






Posted by 細田塗料株式会社 at 20:02│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

こ・こ・・凄怖いじゃないですか・・・。
一体、どうやって電話をかける事が出来るのでしょうか。
そして・・・まさに目的は何でしょう。
以前、日付が変わる時刻に仕事専用携帯電話に着信があり、それに出でみると(蛙嫌いのKさんには申し訳ないですが)ゲコゲコと水田で合唱する様な蛙の声、そして荒々しい鼻息が耳に飛び込んで来ました。

「どちら様ですか?」との問い掛けにも答えず、時間をおいて通話は切れました。
「気持ちわる〜!」・・・と充電器に電話を差し込んでから暫く後、またまた着信音が・・・で同じ電話番号、恐る恐る受話してみると同じ状況・・・何度かの問い掛けに「です」と、か細い女性の声て返答が・・・。

「間違い電話じゃないですか〜」の何度かの問い掛けに、暫く時間をおいて着信は切れました。

比べもんに為らない位、怖くない出来事ですが、私には恐怖体験でした。

それでは、次回も更新を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2016年02月26日 22:06
中西様、おはようございます。
いつも、ありがとうございます。
確かに、家の空気が凍りつきましたね(笑)
それと、天敵の蛙のお話、ありがとうございます(涙)
いや、書き込んで頂いたお話、十分怖いです。
超怖がりの私としては、ついついその状況を色々と想像してしまって・・・。
案外、中西様をはじめ、皆さんも、十分に不思議な体験されていらっしゃるんですね。
まあ、忙しさで気が付かなかったりしているだけかもしれないですね。
また、不思議な体験、お聞かせください!
Posted by 細田塗料K at 2016年02月27日 08:59
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