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2016年02月29日

エレベーターで異界に行く方法!

サインディスプレイ部  営業のKです。

また雪が降ってますね。

積もるのでしょうか?

まあ、北海道の寒波に比べれば可愛いもんなんでしょうけど。

あ~春が待ち遠しいです。

それでは、怖くない話、スタートです。



エレベーターを使って異界に行く方法というのが存在するのをご存知

だろうか?

やり方は、こうである。

まず、10階以上あるエレベーターを見つける。

その後、1人でエレベーターに乗り込みます。

2人以上ではダメらしく、必ず1人で乗らなくてはいけない。

そして、その後は、エレベーターに乗ったまま、4階→2階→6階→10階

と移動します。

この間、誰かが乗ってきたら、そこで失敗になるそうです。

1人のままで、10階まで辿り付けたラッキーな方は、そのまま降りずに

5階を押します。

5階に着いたら、若い女の人が乗ってくるそうです。

この際、乗ってきた女の人には絶対に話しかけてはいけないそうです。

もしも、話しかけると、恐ろしい事になるそうです。

実は、女の人が乗ってきた時点で、既に現世とあの世の境界線にいるのだそうです。

そして、無言のまま、1階を押します。

すると、エレベーターは1階には降りずに10階に向かって上昇します。

この時、途中で別の階のボタンを押してしまうと、そこでゲームオーバー。

逆に言うと、これが、思い留まる、最後のチャンスになります。

そして、無事に10階に到着すると、成功だそうです。

エレベーターの扉が開くと、その世界には、あなた1人しか居ないそうです。

実際、その方法が、真実なのか、嘘なのか、誰にも分かりません。

分る訳がないのですから。

その世界に行った者は二度と現世には戻って来れないという事ですから。

そして、5階から乗ってきた女の人は、当然、人間ではないのですから・・・。

こんな感じの話である。

ただし、トライして万が一成功したとしても、この世に戻って来れない以上、

それが、ラッキーなのか、アンラッキーなのか、は考えれば分る事です。

だから、この話を読んでも、絶対にトライしようなどとは思わないでください。

まあ、これから書く、お馬鹿な話を聞けば、ヤル気も失せるとは

思いますが・・・。

ということで、そのお馬鹿な話というのは、当然、俺の友人の話である。

彼は、これまたお馬鹿な友人に乗せられて、金沢某所のとある建物で、

この話の真偽を確かめようとしました。

それが、彼の使命らしく、あわよくば、現世と霊界の橋渡しをする、と

息巻いておりました。

妻と子供もいるというのに・・・。

しかも、彼の職業は、弁護士というお堅い仕事。

頭が良いのと、お馬鹿なのは、全然、別物だと確信しました。

かくして、彼は、夜に結構するのはさすがに怖いとの事で、昼間から

トライを繰り返しますが、何度やっても、誰かが乗ってきてしまい、

失敗します。

で、結局、夜になってしまい、さすがに怖くなり止めようかとも思った

そうですが、見物しているお馬鹿な友人の手前、なかなか言い出せず。

そのうち、お馬鹿な友人が、またお馬鹿な友人を呼び、そして、また

その彼女さんも参加しての大見学団になってしまい、さすがにやらざるを得ない

状況になる。

時刻は、もう夜の12時近かった。

そこで、そんなに怖いなら、ということで、各階に、最低1人ずつ、誰かが

エレベーターホールで見守るということで、継続される。

1階からエレベーターに乗り込み、4階→2階→6階→10階と移動する。

当然、各階に、誰かが見学しているわけであるから、彼も余裕綽綽であり、

ピースサインやら手を振るやら、写真を撮るやら、とお祭り騒ぎだった。

しかし、5階のボタンを押した時、何かが変わったという。

エレベーターの移動速度が速くなった感じがして、体が宙に浮くような

感じだったという。

そして、エレベーターの窓から見えるホールは、突然、明かりのない暗い場所

に変化したそうである。

そして、6階を通過する時も、そこで見学している筈の友人は、忽然と

姿を消していたという。

実は、この時、もう既に彼の頭の中はパニックになっていたという。

どうせ、嘘に決まってる・・・そう思いこんでいた。

だが、今、彼の目の前で起こっている事は、明らかに普通ではなかったから。

もう逃げ出したかったのだが、既に逃げる場所はもう存在しなかった。

かくして、エレベーターは、5階に到着する。

すると、当然ドアが開く。

目の前には、暗闇が広がっている。

そして、誰も居ないように見えた。

彼は、内心ホッとしたという。

この階で若い女の人が乗ってこなければ、そこでゲームセット。

終われるのだから。

ただ、彼は、理解していなかった。

そこは、もうこの世ではないという事を。

すると、突然、背後から声がした。

降ります、と小さく囁くような声が。

彼は、ハッとして、背後を振返ると、明らかに白い死装束を着た女が

彼の目の前を通り、エレベーターから降りた。

彼は思った。

一体いつから俺と一緒にエレベーターに乗っていたんだ?

というか、アレは人ではないのか?

とにかく、この階で、若い女が乗ってこないという事は、俺は助かったのかも

しれない。

とにかく、早くここを離れなければ・・・・・。

そして、彼は、1階のボタンを押す。

このまま誰も乗ってこないうちに・・・・。

早く扉が閉まってくれ!

そう願った。

彼の願いが通じたのか、扉は、スーっと閉まりだした。

やった!助かった!

そう思った、次の瞬間、扉はゆっくりと再び開く。

彼は、一体何が起こったのか、理解出来なかった。

が、次の瞬間、その理由が分った。

開いた扉のすぐ前に、先程出て行った女とは違う、別の女が立っていた。

目が見開かれ、口は、大きく裂けたように広がり、その口元が笑っていた。

とても、嫌な笑い方であり、彼は、血の気が引くのを感じた。

そして、なによりも、その女は、首の骨が折れているかのように、

ありえない角度で、ダラ~ンと首が横に垂れていた。

そして、ドアが開き切ると、その女は、片足を引き摺るようにして、ゆっくり

エレベーター内に入ってきた。

そして、エレベーターの一番奥まで来ると、反転して、彼の方を向いた。

その女とは、このエレベーターに一緒に乗ってはいけない・・・・。

彼の生存本能が、そう教えていた。

そう思った瞬間、エレベーターのドアが再び閉まりだした。

これが最後のチャンスだと思ったという。

彼は、慌てて、開ボタンを連打する。

すると、背後から、ゲラゲラと笑う声が聞こえ、そして次の瞬間、

彼の腕は、その女に掴まれた。

その女の顔には、先程よりも酷く、邪悪な笑いが満ちていた。

とても強い力だったという。

彼の抵抗は、虚しく徒労に終わろうとした。

それほど女の力は尋常ではなく、どれだけ暴れてもびくともしなかった。

が、一瞬、妻と子供の顔が浮かぶ。

すると、人間の火事場の馬鹿力というのは、凄いもので、その女の手を

掴み、振りほどくことに成功する。

氷のように冷たく堅い皮膚だったという。

そして、彼は、再び、ドアの開ボタンを連打。

そのまま、エレベーターの外に飛び出る。

転げ出るように倒れ込む彼に、その女は、エレベーターから半身を乗り出し、

再び、ゲラゲラと笑い出す。

そして、笑い声が静かになった時、エレベーターの照明が消え、辺りが

真っ暗闇になる。

彼は、反転し、何か明かりらしきものは無いかと、探した。

すると、前方、かなり遠くに、うっすらと明かりが見えたという。

彼は、急いで立ち上がり、その光めがけて走り出した。

あの女、足を引き摺ってたみたいだから、追いかけては来れないだろう。

彼は、そう思いつつ、走り続けた。

すると、背後から、ペタンペタンとまるでスリッパで走るかのような

音がグングン近づいてくるのが聞こえてきた。

彼は、もう半泣き状態だった。

だが、走るしかなかった。

止まってしまえば全て終わる、というのは、明らかだったから。

だが、背後から聞こえる足音は、どんどん近くなって、彼のすぐ後ろから

聞こえるようになる。

もう駄目なのか?と彼は思った。

すると、今度は、前方にある明かりが、どんどん明るさを増しながら、

グングン彼に近づいてきた。

そして、彼は、その光の中へそのまま飲み込まれる。

と、その途端、急に足場が突然無くなったかのように、彼の体は、

真っ逆さまに落ちていったという。

俺は、このまま死ぬのか?と思ったという。

が、次に彼が目を覚ますと、彼の周りには、心配そうに見つめる

友人達の姿があった。

彼は、無事に、現世に戻れたらしい。

そして、これは、後日談であるのだが、

彼が、1階からエレベーターに乗り、スタートしてから、各階ではしゃいで

撮った写真には、全て彼の背後に、既に1人の女が写っていたらしい。

そして、それは階をまわる毎に、1人また1人と増えていったらしい。

そして、彼が、10階から5階に降りる時、もう既に6階で待つ友人の目には、

彼が乗っていない無人のエレベーターが見えたとの事でした。

彼は、その後は、真面目に仕事一筋に頑張っていますが、あの時の恐怖は、

トラウマになり、いまだにエレベーターには乗れないそうです。

この話は事実である。




Posted by 細田塗料株式会社 at 21:53│Comments(3)
この記事へのコメント
え…怖いよエレベーターで異世界に行ける話は知ってますが異世界って…その異世界⁉︎光に向かって走ってなかったら…と思うと…危ない危ない。
噂繋がりで申し訳ないんですが幽体離脱すると疲労感が取れるという噂を聞いたので半年くらい毎日幽体離脱に挑戦したんですが出来ませんでした…。幽体離脱って危険ですか?まあ、幽体離脱自体出来ないんですけどね笑
Posted by ruu at 2016年02月29日 22:20
ruu様、こんばんは。
まあ、無事だったから書ける話なんですが、本当に戻って来れなかったらと思うと・・・。
やはり、お馬鹿な事はやるべきではありませんね。
まあ、他人のこと、言えませんけど(笑)
幽体離脱ですか。
疲労感とれるんですか?
そう言われると、やりたくなりますけどね。
でも、簡単には出来ないと思いますし、万が一、出来たとしても、非常に危険かもしれないですね。
貴重な読者様が減るのは悲しいですから、危ない行為は避けてくださいね!
Posted by 細田塗料K at 2016年02月29日 22:49
営業のKさん

チャレンジ精神が無ければ、大海原への航海も最高峰への登頂も、そして月面への着陸もなかったでしょうね・・・エレベーターと一緒にするな!と先人にお叱りを受けそうです(泣
けれど、無謀な命懸けの行為なのは間違いないですよね。
皆さん、ご無事で何よりです・・・Kさん、無茶をしてますな(笑
Posted by 中西 at 2017年05月18日 20:41
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