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2016年03月10日

用具室に現れる異形!

サインディスプレイ部  営業のKです。

実は、うちの会社には、苗字のイニシャルがKの

営業さんが、もう1人いらっしゃいます。

そのKさんが、お得意様へ伺った時、

私の横に何か見えますか?と聞かれたそうです。

どうやら、この怖い話を書いているのが、その営業Kさん

だと思っていたようです。

この際ですので、はっきりさせておきますが・・・・・・。

鋭い!参りました!

まさか、この話を、実はゴーストライターとして

もう一人の営業Kさんが書いているのを見破るとは・・・・・。

さすがです。参りました。

私は、裏で、もう一人のKさんに操られているだけの

単なる操り人形ですので(涙)

というわけで、今夜も怖くない話、スタートです!

(あっ、Kさん、今回は、この前の打ち合わせした話を

アップすれば良いんですよね?)



これは俺が小学生の頃の体験である。

その日、友達と学校の体育館近辺でのかくれんぼをする事になった。

メンバーは俺を含めて、大体10人くらいだったと思う。

俺の小学校の体育館は、その数年前に建て替えられており、2階建ての

綺麗な建物だった。

確かに、2階建ての体育館といえば、大きいのは事実だが、実際そこで

かくれんぼをするとなると、正直なところ、隠れ場所が見つからずに

困ってしまった。

なので、俺は、体育館の用具室に隠れる事にした。

用具置き場といっても、かなり広い場所であり、そこには、跳び箱や

マット、そして各球技に使うボールなどが置かれていた。

その用具室には、友達のA君と一緒に隠れる事にした。

2人で隠れ場所を探していた時、ほぼ同時に見つけたのが、この場所だった。

用具室に入ると、俺は跳び箱の中、そしてA君は、マットレスが重ねてある

間に隠れる事になった。

そして、いよいよ、鬼が探し出したようで、遠くから、○○見つけた!という

声が聞こえだす。

そして、その声は段々と近づいてきて、俺とA君は、息を殺して隠れ続ける。

いよいよ鬼が、用具室に入ってくる音が聞こえた。

鬼役の友達も、声を殺して探しているのだろう。

緊張感が伝わってくる。

そして、俺とA君は、なんとか鬼をやり過ごす事に成功する。

そして、もう出て行こうか?という俺にA君は、

いや、またきっと探しに来る筈だから、もう少しだけ、このままで!

そう言った。

それから、2人で息を殺しながら、音一つしない用具室の中で、再び鬼が

やってくるのを待った。

が、どれだけ待っても、鬼はやってこなかった。

用具室の小さな窓から差し込む光が、もう既に夕方である事を知らせていた。

そして、俺は、なんと、その場でそのまま寝入ってしまう。

そして、次に目が覚めた時、用具室の中は、既に真っ暗になっており、小窓から

差し込む月の明かりだけが、うっすらと室内を照らしていた。

俺は、正直、焦った。

そして、一緒に隠れている筈のA君を呼んでみた。

だが、返事は無かった。

もしかして、1人だけで帰ってしまったのかも・・・・。

そう思うと、焦りは更に増した。

しかし、よく見てみると、俺と一緒にマットの中に隠れたA君だったが、

マット自体は、A君が隠れた時のままの状態なのは、間違いなかった。

俺は、再び、大きな声を出してみる。

A君、居るの?居ないの?と。

しかし、またしても返事は無かった。

すると、どこからか声が聞こえた。

心臓が止まるかと思った。

もしかして、まだかくれんぼが続いているのか?と思ってみたが、その声は

明らかに子供の声ではなかった。

いや、人間の声とも違ったと思う。

そして、今声が聞こえたぞ~と言いながら、用具室の端のほうから何かが近づいて

来た。

月明かりに照らされたその姿は、人間ではなく異形のモノだった。

そして、そんな異形のモノが、全部で3人見えた。

3人と書いたのは、ソレが人間の言葉を話していたから。

だたし、その姿は、明らかに人間ではなかった。

まるで、ピエロのような格好をした首が異常に長いモノ。

そして、背が異常に高く、そして、首から上が無いモノ。

最後に、十二単の様な着物を着ているが、異常に巨大な顔をしたモノ。

それらが、まるで、歌舞伎でも舞うかのように、ゆっくりと進んでくる。

そして、それらは、足が有るのか、ペタペタとかズルズルとかいう嫌な音

をたてながら、歩いていた。

声を出した俺を探すように、キョロキョロと辺りを見回すような素振りを

しながら。

そして、

何処に隠れたんだ~

隠れても無駄だよ~

すぐに見つけてあげるからね~

そんな言葉を発しながら、どんどん俺の隠れている跳び箱に近づいて来る。

だが、近づいて来る途中にも、その辺に落ちているベニヤ板とか、ビニールを

めくっては、

ここだ~!

などと大きな声を出しながら、ゲラゲラ笑っているのを聞く限り、俺が今この

跳び箱に隠れている事は、まだバレていないのが分った。

だが、それらは、手当たり次第に、探しまわっており、遅かれ早かれ見つかる事は

俺にも分った。

どうする?

そう考え、色々と策を練るが、どれも成功しそうにはなかった。

そして、いよいよ、俺の隠れている跳び箱の前まで来る。

跳び箱の段の隙間から中を覗き込んでいるのが、分った。

ここに居そうだな!

いや、居ないのかな?

そう言っては、またゲラゲラと笑う。

もう限界だった。

そして、既にバレていて、弄ばれているような気がして、もうジッとしては

いられなかった。

もう出よう!

そう思い、跳び箱から飛び出るタイミングを計ろうとした時、突然、

跳び箱の一番上の段が取り除かれた。

先程まで、跳び箱から飛び出て、逃げようと思っていた俺の勇気は完全に

消えてしまい、出来るだけ低い姿勢をとって、隠れ続ける事しか出来なかった。

そう思い、ガタガタと震えていると、更にまた一段、跳び箱が取り除かれる。

完全に遊ばれている・・・・そう確信したが、俺にはどうする事も出来なかった。

すると、突然、ワーと大きな声がして、何かが用具室から飛び出していった。

その声は、A君だったと思う。

見てはいないが、間違いなくA君の声だった。

もしかすると、俺と同じように、隠れたまま寝てしまい、この状況の中で

目が覚めて、堪え切れず逃げ出したと考えるのが自然だった。

そして、そのA君の後を追って、その3人の異形が用具室を出て行くのが

見えた。

今しかない、と思った。

俺は、一気に跳び箱から出ると、急いで用具室から飛び出した。

そして、奴らが向かったであろう方向とは逆にある教室の方へと走った。

正直、恐怖で足がもつれてしまい、何度か転びそうになったが、必死で

堪えた。

転んだら、奴らに捕まって、そして終わりだと本気で思ったから。

そして、教室が並ぶ廊下までくると、廊下は、更に暗く、まるで地獄に

続く道の様にすら感じた。

だが、恐怖を振りほどく様にして走った。

すると、いつのまにか、俺の後ろから、女の声が聞こえてくる。

それは、

見いつけた~ホホホホと笑いながら、どんどん近づいて来るのが分った。

そして、お前も連れて行くんだから・・・・そう言った。

俺は、本当は玄関まで走り、そこから外に出るつもりだったのだが、予定を

変更するしかなかった。

玄関までの距離だと、間違いなく追いつかれる気がしたから。

だから、俺は、すぐ横にある教室に飛び込んだ。

そして、内側から窓を開錠し、そのまま外に飛び出した。

その間、ずっと背後から、ホホホホという笑い声が聞こえていたのだが、

外に出た瞬間、その声は消えた。

窓から飛び出した時、足を痛めたようだったが、そんな事には関係なく、

俺は、そのまま走り、家まで辿りついた。

そして、帰宅が遅いと怒る親に、今起こった事を話したのだが当然

信じてもらえなかった。

そして、その夜は、また再び奴らがどこからか出てきそうで、怖くて

一睡も出来なかった。

そして、翌日、学校へ行くと、いつもと変わらない学校がそこにあった。

ただ、A君だけは、欠席していた。

そして、A君は、そのまま欠席を続けたまま、親の都合ということで、

そのまま転校していったという事を担任から告げられた。

だが、俺には、それが、真実ではない事が、なんとなく分っていた。

何故なら、あの異形の女は、確かに

お前も連れて行くんだから・・・・と言ったのだから。

という事は、A君は、連れて行かれてしまったのだろう!

あの異形のモノ達に!

その用具室は、今も実在している。





Posted by 細田塗料株式会社 at 20:29│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

何ですか・・・代筆者だったんですか?
でも怪談だけに・・・ゴーストライターとは・・・これまた、お後が宜しい様で(笑

私の記憶にある恐怖体験を探れば、小学生時代は通学路に墓地があり、帰宅途中にその墓地で馬鹿デカイなめくじを見つけて恐怖した事・・・中学生時代は市が主催する夏祭りからの帰り道、自転車で暗い夜道を走るなか、路上に仄暗い街灯に照された白い物体が・・・脇を走り抜ける際に目を向けると・・・何と手首!?・・・競輪選手並みにペダルをこぎました。
後から考えると、軍手かなと(笑

いやいやKさん・・・それだけの恐怖を体験されながら、今なお正常な精神を保てるその気力と胆力に脱帽です。

それでは、次回も更新を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2016年03月10日 23:32
中西様、こんにちは。
そうなんです。
ゴーストライターが居たんです(笑)
しかし、中西様も、かなり色々な体験をなされていらっしゃる様ですね。
まあ、私が正常な精神か、どうかは疑問ですが(笑)
でも、最近は、夜、怖い話を書いていると、部屋中から、異音がよく発生するようになりました。
もう何度、後ろを振返ってしまうことか・・・。
怖い話をすると、霊が寄ってくるという話も聞きますので。
でも、頑張りますのでヨロシクお願い致します。
Posted by 細田塗料K at 2016年03月11日 12:42
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