2016年03月14日

一番怖いのは生霊!

サインディスプレイ部  営業のKです。

金曜日は、ライブ&飲み会だったんですが、

翌日、久しぶりに玄関で目覚めました。

目が覚めたのが、午前10時半くらい。

それまで、玄関で寝ている私を見ても、

家族は、見てみぬフリ・・・でした。

人間って悲しいですね(涙)

それにしても、久しぶりに飲んだカクテル。

あまりの美味しさに、全種類制覇を達成しました!

まあ、その代わり、その後の記憶がありませんけど・・・。

そんな、こんなで怖い話、スタートします。



霊というものは、死者の生前の残留思念の塊なのかもしれない。

だとすると、生きている人間の強い思念や恨みは、ある意味、死んだ者の

ソレよりも、より強く厄介なのかもしれない。

今夜は、そんな生霊についての話である。

俺の友人にAさんという女性がいる。

そして、Aさんは、ある男性と付き合うようになってから、頻繁に怖い

体験をするようになる。

いや、怖いというよりも、危険で、命を落としかねない様な体験を。

それは、ある日、Aさんが夜寝ている時に起こった。

それは、特に深夜でも丑三つ時でもなく、そろそろ寝ようかと、うとうと

して横になっている時の事だった。

突然、背後から首を絞められたという。

その力は、とても強く、彼女は、完全に域が出来なくなり、そして

今何が起こっているのかすら、分からないうちに気を失った。

そして、数時間後に、目を覚まし、恐怖のあまり親を起こして

泣きながら、先程起こった事を話したという。

信じて貰えないのを覚悟して。

だが、彼女の話を聞き終える前に、彼女の親は、話を信じ、そして

彼女を抱きしめた。

その時、彼女の首には、くっきりと紫色に変色した両手の跡があったから。

ただ、その時、彼女は、横向きに寝ていた事もあり、一体誰が彼女の首を

紫色に変色するほどの力で絞めたのか、全く分らなかった。

それで、明るくなるのを待って、警察を呼ぶ。

警察は、彼女の首についた手の跡が、彼女自身には、絶対に付けられない

形で付いている、と判断し、細かく実況見分した。

が、どうしても、分らない事があった。

その時、彼女の家は、しっかりと全てのドアや窓の鍵か掛けられており、

当然、彼女の部屋も、ドアの内鍵が掛かり、窓もしっかりと施錠されていた。

という事は、犯人は、外からの侵入ではなく、家族の誰かなのか?

しかし、彼女の首に付いた手の跡は、明らかに、細くて長い女性の指であり、

家族には、その手に該当する者はいなかった。

その為、もしかすると、犯人は、外部から侵入し、内側から鍵を掛けて、そのまま

この家の中に留まっているとも考えられた為、家の中をくまなく探した。

が、犯人の姿はおろか、何一つとして、犯人の痕跡は見つからなかった。

そこで、警察は、しばらくの間、毎日、夜間に何回かの見回りをする事を

約束して引き上げた。

だが、それからも、毎日、それこそ、彼女が起きていようと、寝ていようと

お構い無しに、彼女は背後から首を絞められた。

その度に、彼女は、呼吸も出来ず、このまま死ぬのも覚悟しながら、気を

失った。

その度に警察を呼び、色々と調べていくのだが結果は同じだった。

こうなると、さすがに親も心配になり、それからは、彼女はどんな時でも

決して1人きりにならないように気を配り、寝る時も親と同じ部屋で

寝るようにした。

それから数日は、何事も起こらなかったという。

だが、ある晩、家族で寝ていると、母親が苦しそうにヒグっヒグっと苦しそうな

声を出している娘に気付き、慌てて父親を起こした。

そして、その時、両親が見たモノが、その事件の全てだった。

寝室の薄暗い部屋の中で、一人の女が、Aさんの首を絞めていた。

Aさんに馬乗りになって、死ね、死ねと言いながら。

Aさんの父親は、

こら、貴様!○○に何をしている!

と怒鳴り、部屋の明かりを点けた。

すると、その女は、悔しそうな、それでいて不気味な笑みを口元に

浮かべながら、徐々に薄くなり、そして消えていった。

全く見たことも無く、知らない女だったという。

それでも、それが現実とは、納得できなかったのか、両親は、再び警察に

相談する。

が、警察の答えは

まあ、こういう科学では説明出来ない事も、現実には起こり得る訳ですから、

一度、Aさんを、親戚とか、遠くの場所に避難させてみるのも、1つの

方法かもしれないですね。

というものだった。

かくして、Aさんは、そのまま田舎の祖父母の所に母親と一緒に身を寄せる

事にした。

だが、それで逃れられる筈もなく、Aさんは、祖父母の家に着くなり、その女に

襲われる。

もう正体を隠す必要が無くなったのか、今度は正面に突然現れて、Aさんの首を

絞めた。

薄ら笑いを浮かべながら、死ね、死ねと連呼しながら。

そして、その時は、祖父が、護身用の木刀で、打とうが、突こうが、その女は

全く動じず、Aさんの首を絞め続けた。

Aさんは、またしても気を失う。

しかも、首を絞める力は、どんどん増していっており、Aさんは、このままでは

近いうちに本当に殺される、と恐怖した。

Aさんの首についた手の跡は、もう既に首全体に広がり、そして、紫色に

変色していた。

そして、Aさんは、付き合っている彼氏に助けを求めた。

勿論、彼氏も、何があっても守ってみせると意気込んだのだという。

そして、彼氏の住むアパートに同居するようになった。

ただ、不思議な事に、彼氏の側にいつも居る様になってから、その女は

現れなくなる。

Aさんは、助かったのかも?と歓喜した。

が、それは、ほんのつかの間の平和だった。

ある日、彼氏が、朝のゴミを出しに行っているほんの僅かな時間に、その女は

再び現れた。

彼氏が、ゴミ袋を持って、玄関ドアから出て行ったのを見計らう様に、突然、

その女が玄関に続く廊下に現れた。

居間に座り、玄関から出て行く彼を笑顔で見送っていたAさんは、再び

恐怖に突き落とされる。

そして、その女は、彼女に向かって突進してきた。

Aさんは、その女を避け、そして玄関から飛び出す。

そして、階段下のゴミ集積場にいる筈の彼氏の所まで逃げようとした。

そして、階段まで差し掛かった時、突然、背後から突き落とされる。

そのまま、なす術も無く、階段から転げ落ちるAさん。

だが、ちょうど、その時、ゴミ出しから戻ってきた彼氏がその一部始終を

目撃する。

そして、転げ落ちてくるAさんを、身を挺してかばい、クッションになって

衝撃を和らげた。

そして、階段上にいる女を睨みつけた。

だが、その女を見て、彼氏は、がっくりとうな垂れた。

そして、その女は、してやったりという感じの笑みを見せつけながら

消えていった。

結局、Aさんは、両足と片腕を骨折し、入院する事になった。

そして、その時、はじめて、俺へ相談してきた。

俺は、急いで病院に行くと、電話の声から想像していたよりも、元気そうな

Aさんを見てホッとした。

が、今回の一連の怪異について話始めると、Aさんの顔はみるみる曇っていく。

そして、Aさんから聞かされた話というのは、こんな感じだった。

Aさんが、今、付き合っている彼氏は、昔、別の女性と付き合っていたという。

ただし、その女性と付き合っていたのは、かれこれ10年以上前らしい。

そして、Aさんが、階段から突き落とされた時、彼氏が見た女は、紛れも無く

その女性だったという。

また、彼氏は、今のAさんと付き合う前にも、同じようにして、付き合う女性が

次々に怪異に襲われたという。

ただ、その時は、相手の正体が、まるで分らなかったのだが、その女性と

別れると、それ以後、付き合っていた女性への怪異は消えたという。

そして、当然の判断と言わざるを得ないのだが、彼氏は、Aさんの安全の

為に、別れる事を選択した。

こんな感じだった。

Aさんは、その別れを受け入れたくない様だったのだが、俺としては、別れれば

消える呪いなら、きっとそれ以外の選択支は無い、と彼女を説得した。

本当なら、これで、怪異は消える筈だった。

だが、病院に入院している間は、消えていた怪異が、Aさんの退院と共に、

再び頻発するようになる。

そして、俺に電話で助けを求めてきた時、Aさんの声は、疲労と絶望感で

別人のようになっており、さすがに俺も強い怒りを感じた。

なので、すぐに動ける距離にいる、自分の知りうる限り、最高の女性霊能者に

協力を求めた。

その霊能者を訪ね、事情を説明すると、彼女は、快諾してくれた。

謝礼は必要ない、と言い、俺と同じように、その女に強い怒りを感じる、と

言ってくれた。

すると、遠隔で霊視したいというので、用意しておいた写真を見せた。

そして、俺に教えてくれた。

その女は、今も生きているが、どうやら精神を病んでしまい、自宅で

療養している事。

そして、病院では、一切手を出さなかったのは、その病院に、更に強い霊が

居り、負けて傷つくのを恐れた為。

そして、その女は、自分が不幸なのは、自分から彼氏を奪った女達であり、

許す気は更々無く、そして、死に至らしめるのを、最上の喜びにしている

という事。

そして、今も、その女は、弄ぶかのように、常にAさんの近くに居て、

Aさんが、恐怖する姿に狂喜し、呪い殺すタイミングを待っているという事。

そして、最後に、Aさんには、もう蛇に睨まれたカエルのように、もう抵抗する

気力も無く、このままでは、死が待つのみ、という事。

だから、一刻も早く手を打たなければ、という事だった。

そして、その霊能者は、俺に、出来るだけ強い霊力の人間を集め、彼女の周囲に

結界を築き、そして3日間耐えて欲しい、と指示された。

そして、その間に、その霊能者は、山寺に篭り、気を高めた後、ある霊に

協力を求め、そして、その生霊にぶつけるとの事だった。

俺は、Aさんを救いたかった気持ちも強いが、何よりも、その女を許せない

思いが強かったので、全力で、その指示を実行した。

そして、それから、4日経つと、もう、その女は現れなくなっていた。

俺は、その霊能者にお礼に伺った際、何個かの質問をした。

どんな霊を、その生霊にぶつけたのか?

そして、生霊の本人は、どうなったのか?

最後に、生霊などというものは、誰にでも使役出来るものなのか?

という事だった。

で、帰ってきた答えだが・・・・。

どんな霊をぶつけたかは、言えないらしいが、恐怖で弄んだ罰として、最上級の

恐怖を味あわせてやったらしい。

本当は、そんな事はしたくなかったが、今回は、上には上がいるのだという事を

しっかりと分らせてやったらしい。

ただ、世の中には、知らない方が良い事もある、と諭された。

次に本人は、というと、たぶん、今頃は、想像を絶する恐怖に、完全に気が

狂っているか、もしくは、その恐怖から逃れる為に、自ら死を選んでいるのでは

ないか、との事だった。

そして、最後の質問だが、生霊というものは、普通は、思いが強過ぎて、本人の

意志とは関係なく、知らないうちに悪さをするというのが殆どらしいが、今回の

場合のように、極稀に、本人が、悪意を持って、故意的に、相手の命を危険に

晒すという事があるのだという。

そして、今回のような場合は、完全に、呪いの域であり、そん女は、死んで

悔い改めるしか、道はないのだと語気を強めて言った。

それから、Aさんは、平凡ながら幸せな暮らしを送っている。

生霊は、実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 20:04│Comments(1)
この記事へのコメント
営業のKさん

その利己を追求しすぎた結果病む事になった女性も、もとは両親から奇跡の命を授かり、この世で存分にその生を使い果たす役目があったはず・・・その最後の晩餐が、最上級の恐怖を味わう事になるとは・・・。

何時の間にか利己的に流される魂。
この記事は、お前は大丈夫か?と己を見つめ直す切っ掛けになりますね(汗

それでは、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年05月22日 21:07
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