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2016年11月19日

石川県の県境にある巨木の上で恐怖体験!

サイン・ディスプレイ部  営業のKです。

最近は、車両関係の営業Mさんがバイクにハマッテしまい、

挙句の果てに、ハヤブサを買うという羨ましい暴挙にでた為、

羨ましいやら、心配やら、複雑な気分です。

ということで・・・・。

最近、やっと、家での怪奇現象が収まりました。

なので、こっそりアップします。

あまり怖すぎる話とか危険な話は、しばらくは止めておきますので、

肩の力を抜いて、軽~い気持ちでお読みくださいませ!

中西様、ファン子様、たまご様、大阪けろた様、RUU様、加賀市M様、ちんぱん様、かずお様、読者D様、

あき様、Toho様、aaa様、マカロン様、平澤様(順不同)

お待たせ致しました。

怖くないですが、これからも、宜しくお願い致します。

それでは、少し長いですが・・・・・。


これは、趣味関係の親しい友人が体験した話である。

その友人は、自分と同じ音楽関係の趣味と併せて、自然の中での

写真撮影も趣味として楽しんでいた。

実は、自分も写真撮影を趣味としているので、所属バンドは違っても

色んな部分で話題が合う為、かなり頻繁に会っては、一緒に様々な

場所に出掛けたりしていた。

そして、ある日、彼は1人で山の中へ出かける。

その場所は、ちょうど石川県と福井県の県境にある山の中であり、

車を道路に停めてから1時間以上歩かなければいけないような

辺鄙な場所であった。

何故、そのような場所にわざわざ行ったのかと言えば、その場所には

野生動物が沢山おり、そして、何よりも、そこにはとてつもなく

大きな大木があり、その木の上には人間がゆっくりと横になれる程の

スペースがあり、そこに陣取ってじっくりと野生動物を撮影しようという

のが狙いだった。

なので、彼はお弁当を持ち、しっかりとした装備をして、朝暗いうちから

家を出発した。

ただ1つ、彼が家を出る時、車の鍵が見つからなかった。

更に、ようやく見つかった鍵も突然、キーホルダーが壊れるという現象が有り、

特に信心深くはない彼も、さすがに縁起かつぎとして、俺が以前渡したお守りを

持参することにしたそうである。

そのお守りは、どこかの有名な神社のものというわけではなく、俺が事あるごとに

除霊や相談事で頼りにしている普通のお寺のお守りなのだが・・・。

ただ、このお守りが結果的には、彼の命を護ってくれたのかもしれない。

彼は、そのお守りを胸のポケットにしまうと、急いで車を発進させた。

そして、車で1時間ほど掛けて目的地の近くまでいき、邪魔にならない場所に

車を停め、そして、そこからはせっせと徒歩で山道を登っていった。

そう、そこからはもう車で進むことは困難であり、人がなんとかすれ違える程度の

道幅を彼は黙々と進んだ。

そして、その道も、段々と細くなっていき、最後には獣道としか言えない様な

劣悪な道を、彼は草を両手で押しのけながら進む。

そして、約1時間ほど歩くと目的の大木へと辿りついた。

そこで彼は以前、下見に来た時と木の様子が少し違う事に気付く。

辺り一面の木の表面に、何か熊手のようなもので引っ掻いた様な傷か有ったのだ。

彼は、もしかしたら野生の熊も撮影できるかもしれない、と喜び勇んで

そそくさと木登りの準備をし、そして地上から5メートルくらいの所に在る

広いスペースへ陣取った。

その場所は、地上からは5メートル位の高さにあり、登るのには一苦労だが、

万が一、獰猛な熊などに襲われたとしても、十分に対処出来る高さだった。

実は以前、この場所を発見した時に、下見をして見つけておいたらしい。

そのスペースは、まるで誰かがそこで横になれるように、わざと作られている

かのようにフラットで居心地の良い場所であった。

彼は、その場所に持参した毛布やクッションで、その場所をより快適にし、

万が一、熊が木に登ってきた時に備えて、鎌と大型のサバイバル・ナイフ

をしっかりした場所に固定した。

そして、その場所に陣取ってカメラを構えていると、鹿、猪、ウサギなど

様々な動物が自分の居る大木のすぐ近くまでやって来て、素晴らしい

シャッターチャンスを提供してくれた。

なので、彼は時間が経つのも忘れ、撮影を続けた。

そして、正午を過ぎた頃だろうか、突然激しい雨が降り出した。

彼は慌てて雨具の準備をし、そして機材や荷物が雨に濡れないように

しっかりと備えたのだが、その大木のその場所には、その激しい雨だというのに、

葉が傘の代わりをしているのか、一滴も雨はかからなかった。

そして、辺りは瞬く間に暗くなり、そして遠くで雷も聞こえ出した。

天気予報では雨の予想は無かった為、彼は、山特有のにわか雨だと思い、

このまま雷が近づいて来るようなら、早めに下山しようと思った。

そして、このままボーっとしていてもしょうがないので彼は昼飯を

食べる事にした。

山の中で、そして高い木の上で食べる弁当は、最高に美味しかったらしい。

そして、もしも弁当を食べ終わるまでに雷が止まなければ、彼は

下山しようと思っていたという。

が、雷は、そのうち止んでしまう。

すると辺り一面、完全な静寂が包み込んだ。

その時、何処からか、誰かの声が聞こえてきたという。

おーい、おーい、という声。

しかも女性の声だった。

なんで、こんな山奥に、しかも登山コースでもないこんな場所で

女性の声が聞こえるんだ?

彼はそう思ったのだが、不思議な事に、その声を聞いていると

突然、激しい睡魔に襲われた。

そして、その時彼は何故か、絶対に眠ってはいけないという危機感を感じた。

ただ、どれだけ体を起こそうとしても、体がいう事を聞かず、そして

彼はそのまま深い眠りについてしまった。

どれだけ時間が経ったのだろうか?

彼はその後、完全な漆黒の闇の中で、目を覚ました。

月の明かりも無ければ、街灯の明かりも当然有るはずも無い。

だから、そこは完全に黒く塗りつぶされて世界であり、目を開けて

たとえ誰かが目の前に顔を近づけていようと全く見えない状態だった。

まさに押し潰されそうな圧迫感があった。

そして彼は、慌てて腕時計を見た。

時刻は、真夜中の12時を少し回っていた。

何故、こんなにも長い時間眠ってしまったのか、彼自身にも理解出来なかった。

彼はひどく後悔した。

だが、人間は、視覚が閉ざされると、逆に聴覚は鋭くなるものだと彼はその時

体験する。

草が風で揺れる音、雨の水滴が地面に落ちる音ですら、その時は、まるで

耳元で聞こえているようにはっきりと聞こえたという。

彼は懐中電灯の類を持って来なかった事を悔やんだが、当然夜までその場所に

居るなどとは想定もしていなかったのだから仕方がなかった。

そして、彼は早くこの暗闇に目が順応し、少しでも視界が確保できるように

しっかりと目を見開いたまま、それでも耳に入る音全てに全神経を注いだ。

すると、どこからかほんの微かだが、カサっカサっという音が聞こえてきた。

どうやら、自分の陣取っている大木の下から、その音は聞こえてくるようだった。

彼は真っ先に熊を想像したらしい。

熊ならば、木登りも得意だし、自分の居場所が判ってしまえば、それこそ逃げ場は無い。

この暗さでは、ナイフで応戦するなど不可能に思われた。

彼は恐怖した。

だが、熊特有の息づかいも、臭いも全く感じなかった。

熊じゃないのか?

彼は、少しホッとしたという。

そして彼の目は徐々にその漆黒の闇に慣れて、少しではあるが視界が利くようになった。

その時、彼は熊以上に恐ろしいモノを見る事になる。

彼は、音を立てないように少しずつ顔を木の下が見える位置まで移動させた。

下から聞こえる音の主を確認して、早く安心したかったのだという。

勿論、彼の手には、鎌とサバイバル・ナイフがしっかりと握られていたのは

言うまでもない。

だが、そーっと下を覗き込んだとき、彼はその光景に唖然とした。

彼が覗いた場所、そう、ちょうど彼が座っている木の真下に、真っ白な着物を

着た女性らしき姿が有った。

そして、それは1人ではなく、全部で5人だったという。

漆黒の闇の中で、それらの白い着物が強調され、異様な恐怖だった。

また、それらは、彼が下を覗き込んだ時、既に木の上に隠れる彼に気付いている

ように、全員が上を見上げており、彼は一瞬、目が合ったと感じた。

そして、何より異様だったのは、それらの女の身長がとても大きかった事だという。

普通は考えられないような大きさ。

そう、まるで手を伸ばせば、彼が隠れているその場所まで手が届きそうな背丈。

そして、暗闇に浮かび上がるような真っ白な着物を全員が着ていたという。

そんな異様さだったという。

彼は恐怖で、手が震え、ナイフを持つどころではなく、歯がガタガタと震えるのを

抑えるだけで精一杯だった。

彼は、もう下を見る勇気は無く、ただひたすら聴覚を研ぎ澄ませ、どんな些細な

音も聞き逃すまい、と神経を集中させた。

すると、下の方から、あの女達が話しているのであろうか、ゴニョゴニョと

言葉には聞こえない声が聞こえ、そして、その後には小さくクスクスと

笑う声が聞こえた。

もしかして・・・人間?

一瞬彼はそう思った。

だが、こんな真夜中に、こんな奥深い山の中にいるのは、どう考えても

人間の女とは考えなれなかったし、何よりあの異常とも思える位の高い

背丈は、それだけで十分に異形であった。

生きた心地がしない時間は、とてつもなく長い時間に感じられた。

ただ、彼が、一瞬、目が合ったと感じたのは錯覚だったのか。

下に居る筈の女達が、木に登ってくる気配はしなかった。

それどころか、先程まで聞こえていた声らしきものも、今は聞こえてこない。

もしかしたら、もう別の場所に移動したのかもしれない。

彼はそう思った。

そこで、勇気を振り絞って、ほんの少しだけ、下の様子が見える場所まで

這っていき、そして下を覗き込んだ。

彼は心臓が止まるかと思ったという。

そこには、下から背伸びするようにして、彼が陣取る木の上を

覗き込もうとしている5人の女の顔があったという。

その顔は、おかっぱ頭に、異様に白い肌。

そして、白目の無い黒だけの目が二つと、在りえないほどの大きな口。

彼はその時見た顔は、たぶん一生忘れなれないと言っていた。

彼は、何とか悲鳴をあげるのだけは堪えたのだが、それでも、ヒッという

小さな声を出してしまった。

それを聞いた時、それらは黒だけの目と大きな口を吊り上げて、小さく

嬉しそうに笑ったという。

気付かれた!

あいつらがここまで登ってくる!

彼はそれが直感としてすぐに分ったという。

彼は、自分の持ち物を総動員して、身を隠したという。

それでも、大した物は持ってきておらず、体全体を隠すのは無理だった。

実際、彼の下半身は殆ど隠せないまま、じっと耐えるしかなかった。

そして、俺が渡したお守りを両手でしっかりと握り締めたという。

そうしていると、案の定、木に登ってくるようなピチャピチャという音、

そして、小さかった、おーい、おーい、と呼ぶ声が少しずつではあるが

近づいて来ていた。

そして、その声はどんどん大きくなり、まるで、彼の耳元で叫んでいる

かのような大きさに変わる。

そして、おーい、という言葉から、何処だ~何処に居る~という声に

変わっていた。

正直、彼は死を覚悟したらしい。

なんで俺はこんなところで、こんな得体の知れない奴に殺されなきゃいけないんだ?

そう考えると、自然と涙が溢れてくる。

それでも、奴らの顔を間近で見る恐怖だけは避けたかったらしく、彼はまるで

石のように固まったまま、ただじっとお守りを握り続けた。

そんな彼にはおかまいなく、奴らはずっと手探りで彼を探すかのように、

彼の体をゆすったり、足を擦ったりしてきたらしい。

本当なら、この時点で、彼は大声で悲鳴を上げていた筈なのだが、彼曰く、

お守りを握っていると、不思議と落ち着いていられた・・・という事だった。

そして、彼の握るお守りは、どんどんと熱くなっていったらしい。

そして、そのうち、彼はそのまま意識を失った。

で、彼がその後、目を覚ますのは、夜が空け、もう翌日の昼になる頃だった。

晴れた空がとても気持ち良かったという。

そして、彼は思った。

もしかして、昨晩の事は夢だったのかと。

しかし、どちらにしても、早く家にか帰らなければ・・・。

彼は慌てて、荷物をまとめて山を下りる準備を始めた。

が、ここで、彼は、昨晩の事が夢ではなかったという現実をまざまざと

思い知らされる。

彼が寝ている場所の木が、鋭い爪のような物で至る所がえぐられていた。

やっぱり、昨夜の事は現実なのか・・・

そう思うと彼は恐怖で居ても経ってもいられなくなり、荷物はそのままに

急いで、木から降り、車まで走った。

そして、何とか無事に家までたどり着くことが出来た。

が、しかし、彼はその後、高熱を出して、一週間ほど寝込む事になった。

その見舞いに行った時に聞いたのが、この話である。

そして、俺は、彼に渡したお守りを見せて貰った。

白と赤のお守りは、どす黒く変色していた。

それを見た俺は、お守りをくれたお寺に電話をした。

すると、すぐに彼をつれて寺まで来い、という。

言われるがまま、彼をその寺に連れて行くと、そのまま夜を徹して

除霊が行われた。

彼が言っていたのだが、除霊の最中、締め切った障子が不自然な程、

ガタガタと一晩中揺れていたという。

そして、朝になり除霊が終わると、高熱は嘘のように下がっていた。

そして、その後、俺も呼ばれて、一通りの説明があった。

要は、彼は踏み入れてはいけない場所に入ってしまい、更におーい、と呼ぶ声に

耳を傾けてしまった。

だから、あの者達に魅入られてしまったらしい。

そして、不幸中の幸いで、お守りを持っていた為に彼の姿はあの者達には

見えなかった。

だから、連れて行かれなかった、という事だ。

ただ、木の上に上がってきた、あの者達の姿をもしも我慢できずに

見てしまっていたら、彼はそのまま連れて行かれ、二度と戻る事は出来なかった

だろうと言われ、二人でゾッとしてしまった。

その後、新しいお守りを彼に渡し、しばらくは持っていなさい、と言われたが、

その後は、特に何も起こってはいない。

そして、これは後日談なのだが、数日後、彼が残してきた荷物を取りに

明るい晴れた日の昼間、その場所まで、かなりの大人数で行ったのだが・・・。

彼が残してきた荷物は、見るも無残に鋭い爪のような物で全て引き裂かれていた。

そして、その後、彼は、二度と山に行く事が出来なくなってしまった。

こんな現代にも、いまだに人間が足を踏み入れてはいけない場所がまだまだ

存在しているのは事実である。

この山の大きな木は、今もその場所に立っている。





Posted by 細田塗料株式会社 at 21:04│Comments(5)
この記事へのコメント
引き込まれるように読みました。
楽しみにしていました。
Posted by かずお at 2016年11月20日 03:07
楽しみに待っていました。
Posted by かずお at 2016年11月20日 03:12
お待ちしておりました!
現象が落ち着かれたとのことで、安心しました。
今回もゾクゾクしながら読ませていただきましたが、
ふと、
私の知り合いが白山比咩神社の鳥居の写真が御守りになった経験があると話していたことを、
読みながら思い出しました。

次のお話も楽しみにしております。
Posted by N at 2016年11月20日 13:19
営業のKさん

お久しぶりです!
今年も残すところ・・・な季節となりましたが、お元気そうで何よりです。

タグが「あまり怖くない話」って、十分怖い話ですよ(泣

ところで・・・本物のKさんですよね・・・代筆じゃないですよね・・・いえいえ深い意味はありません(笑

>ハヤブサ

なんと、お知り合いがハヤブサを購入されたと・・・これは鳥取県八頭にある「はやふさ駅」での祭りに参加せねばなりませんね。
私はヤマハのXSRが欲しいな・・・と思うだけはタダですから(泣

それでは、くれぐれもお体に気を付けられ、末永く更新される事を願います。
Posted by 中西 at 2016年11月20日 16:55
おかえりなさい。
無事のようでなによりです。
引き込まれるように
読ませて頂きました。
( ̄^ ̄)ゞ
Posted by たまご at 2016年11月21日 21:20
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