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2016年11月20日

学校の放送室にでる霊の話!

サイン・ディスプレイ部  営業のKです。

今日は、クリスマス・ライブが近い為、バンドの練習&ボーカルのオーディションでした。

バンドメンバーは、代わり映えしないおじさんの集まりですが、その分、ボーカルさんは

毎年、オーディションで決めてます。

勿論、女性です。

ミニスカ・サンタになって歌わなくてはいけないんですが、何故か、年々、オーディションの

参加者が増えてます。

で、今年も歌心が有る若いボーカルさんに決定しました。

でも、これからライブの本番までの間に、かなりの曲数を覚えて歌いこなさなきゃいけないんですから

大変です。

あっ、ちなみに、私も毎年、トナカイの着ぐるみを着て、ギター弾いてます(笑)


それでは、二日連続になりますが、あまり怖くない話、スタートです。

小学生の頃は、放送部というものに属していた。

毎朝と夕方、そしてお昼の時間に、学校からの伝達事項をアナウンス

したり、学校指定の教育番組を各クラスのテレビに放映するというのが

主な役割だった。

自分はと言えば、なんとなく放送という言葉が格好良く感じた事、そして

お昼の時間に教室ではなく、放送室でゆったりと給食が食べられるという

他愛の無い事が入部の理由だった。

ただ、小学校の放送部とはいえ、それなりの機材が備わっており、更に

別室にガラスで仕切られた本格的なアナウンス・ルームも完備されていた。

ただ、何処の学校にもあるような七不思議が、やはりその学校にも

存在しており、そしてその中には放送室も含まれていた。

それは年に一度、決まった日に、女の幽霊がアナウンス・ルームに

現れるというものであった。

ただ、その決まった日というのが、何月何日なのかは誰も知らず、

当然、それを見た者もおらず、色々な噂がただ飛び交っているだけ、という

状態だった。

だから、正直、本当に女の幽霊が出るなどとは1人も信じていなかった。

そう、あの日までは・・・。

その日は何月何日かは忘れてしまったのだが、冬になる前の金曜日だった。

その日は放送部の顧問の先生が出張で不在であり、生徒だけで放送を

切り盛りしなければならなかったのだが、先生が不在というのはかなり頻繁に

あったから、皆、いつも通り、のんびりと作業をしていた。

そして、下校時の放送の時、それは起こった。

要は、”用事の無い人は早く下校しましょう”といった内容のアナウンスを

流すのであるが、その日はどうも機材の調子がおかしかった。

やたらとブチブチと放送が途切れたり、音量が大きくなったり小さくなったり。

それでも、まあ古い機材だから、しょうがないか、といった感じで

放送を続けていたのだが、放送中にあるクレームが入ってきた。

どうも、アナウンス・ルームで原稿を読んでいる女子の声に混ざって、

泣き声のような声が聞こえてくるというものだった。

実は、その頃になると、もう放送室の七不思議の話など頭に無かった俺達は

そのまま放送を続けた。

ただ、その間も、泣き声のような声はどんどん大きくなっていき、原稿を

呼んでいる女の子の声が聞き取れないくらいだった。

今もはっきりと覚えているが、大人の女性の低い泣き声であり、よく聞くと

その泣き声の中に混じって、何かをブツブツと呟いている。

そして、その呟き声が、何かの子守唄だと分るのに、時間は必要なかった。

さすがに気持ち悪くなり、放送を途中で中止しようということに。

そして、ガラス越しにアナウンス中の女子生徒に合図を送ろうとした時、

それはそこに存在した。

俺だけではなく、その部屋に居た全員、たぶん5~6人は居たと思うが、

その全ての者の目がアナウンス室のある一点に釘付けになった。

そう、ガラス張りの向こうの部屋の端に、うずくまるように大人の女性が

モゾモゾと動いていた。

血のような赤いワンピースを着て、ボサボサの髪が長く垂れ下がったいた。

そして、それはゆっくりと起き上がるような動きをする。

それを見た全員が何も言えず、動けず、ただ固まっていた。

どれくらいの時間が経過しただろうか。

突然、その中の一人が、ガラスの向こうにいる女子を助けようと

アナウンス・ルームの重たい扉の方へ走り出す。

そして、全員が我に帰った。

泣き出す者、ガラスの向こうにいる女子に、手ぶりで危険を知らせる者。

ただ、その時もガラスの向こうにいる女子も、何度か後ろを振り返って

いたのだが、彼女には何も見えていないらしく、きょとん、とした

顔で、こちらを見つめていたのを覚えている。

すると、ドアを開けようとしていた男子が叫んだ!

開かないよ。このドア!

その声に、俺を含めた男子が一斉にそのドアを開けるのを手伝う。

だが、幾ら重たいドアとはいえ、重すぎるというか、全くビクともしない。

誰かが叫んだ!

早く先生を呼んできて!誰でもいいから!

その声に、泣いていた女子達も、先生を呼びに走り出す。

その間も、ドアを開けようと必死で頑張るのだが、まるで、石で固められた

様に、そのドアは開くのを拒絶する。

その時、突然、そのドアの向こうから大声で叫んでいるのが聞こえてくる。

間違いなく、ドアの向こうにいる女子生徒の声だった。

そして、その声は、こう叫んでいた。

うしろ!うしろ!早く逃げて!

その声に俺達は後ろを振り向いたのだが、ドアを開けていた手から力が抜けてしまう。

そこには、先程まで、ドアの向こうにうずくまっていた筈の赤いワンピースの

女が、両手をぴったりと体につけ、直立した状態で立っていた。

そして、首を傾けながら、ニターっと笑った。

頬はコケ落ち、身体はありえないほど細く、そしてその目には、白い部分

しか、存在しなかった。

俺たちは、本当に腰を抜かしそうになったのだが、一人の男子がその女がいる

方とは反対側のドアに向かって走り出したのを見て、全員がそれに続いた。

その女の横を通り過ぎる時、1人としてその女の方は見なかったが、それでも、

全員が、その女がケラケラと小さく笑う声は聞いていた。

正直、今、逃げようとしているドアが普通に開くのか、という恐怖は有ったが、

予想を反して、そのドアは普通に開き、全員が部屋の外へ逃げる事が出来た。

そう、アナウンス・ルームに1人残された女子生徒以外は!

ただ、誰もが、その女子を助けたいと思ったのだが、あの女の姿と笑い声を

聞いてしまった今となっては、誰一人として、その勇気は無く、ひたすら

先生の到着を待つことになる。

ただ、自分達が部屋から出てから、30秒もしない間に、2~3人の

先生がバタバタと走ってきた。

そして、俺達は、危ないから、という理由で、全員がその場から離れる

様に指示を受けた。

だから、その後、一体どうなったのか、女子は無事だったのか、すら

分らないのであるが、それから、先生達が大勢集まってきて、大騒ぎに

なった事。

救急車らしき音が全く聞かれなかった事。

それ以来、その女子生徒の姿を一度も見ていない事。

そして、その日以来、その放送室が開かずの間となり、放送部も解散となった事。

それらから、導き出した俺の答えは、

先生達も、あの女の幽霊を見てしまい、そして、その女子生徒は、その霊に

何処かへ連れて行かれたのではないか、と今でも思っている。

実際、先生にその後、何を聞いても、はぐらかされるばかりだったが、その度に

思い出したくないという感じのいやな顔をされた。

また、その女子生徒に関しては、その後、両親の都合で転校していったという

事になっている。

今、思い出しても恐ろしい思い出である。

その小学校は、今も俺の自宅の近所に当時のままの姿で建っており、きっと

その放送室も開かずのままで存在している。





Posted by 細田塗料株式会社 at 22:11│Comments(2)
この記事へのコメント
あ、あのぅ…充分怖かったのですが 笑
人が周りにたくさんいる所で読んでいたのが救いでした 笑
一人の時に読まなくてよかった…
Posted by N at 2016年11月21日 16:23
営業のKさん

今回も、あまり怖くない話ありがとうございます。
私には、あまりにも怖い話・・・の部類なんですが(泣

思い返せば・・・確か中学時代、昼休みに放送部員が、書籍の朗読をする企画。
題名も記憶にない、その書籍の中の台詞・・「矢は放たれた」しかし放送部員の彼の発音は「矢は鼻垂れた」・・・各教室が爆笑に包まれたと共に、掃除の時間が早まった記憶が蘇ります。

そうですか〜クリスマス・ライブ・・・ミニスカ・サンタ・・・良い響きです。
私の枕元にフレゼントが届く事を夢見ながら・・・(泣

それでは、練習の成果とライブの成功を祈ります、頑張って下さい!
Posted by 中西 at 2016年11月21日 21:50
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