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2016年11月23日

ドライブレコーダーに映った恐怖!

サイン・ディスプレイ部  営業のKです。

もう年の瀬といっても良いのかもしれませんが、つい昨日まで暖かかったのに、

今日は完全に冬の空気です。

しかも、ラブホでの殺人事件など、物騒な事件まで発生して・・・。

昔は、家の鍵なんて在宅中にはかけたことは無かったのに、

最近は、危なくて、きっちり二重ロックしないとおちおち家でも

安心できないですね。

このまま、嫌な事が起きないまま、年が越せると良いのですが・・・・。

それでは、怖くない話、いってみます。



これは車好きな友人の話である。

俺からみれば、凄く羨ましい話なのだが、その友人は、もう結構な年齢

なのだが、いまだに独身であり、自由を謳歌していた。

自由を謳歌といっても、毎日飲みに行ったり、ブランド品を買い漁るとか

いうのではなく、単に車に掛ける出費が凄いのである。

だから、住んでいるのも、ボロボロの安アパート。

ただ、いつもその安アパートには似つかわしくない様な高級車が停まって

いるのは、ある意味、不思議な光景だった。

基本的には、ポルシェとかマセラティなどのスポーツ系の外車であり、

たまに、国産車に乗り換えても、GT-RやNS-Xといった非日常的な

高級スポーツカーだった。

そんな彼が、ある日、自慢げに電話してきた。

また車を買い替えたから、暇なら見に来ないか?というものだった。

どんな車に乗り換えたのか、電話で聞いたが、もったいぶって教えない。

だから、まあ暇なのもあって、その友人のアパートを訪ねた。

アパートの近くまで来ると、車種が分った。

高級車の代名詞的な車で、誰でも知っている車といえば、分るだろうか。

俺は???だったのだが、そのアパート前には彼が嬉しそうに俺を待っていた。

俺は、開口一番、なんで?と言った。

何故かといえば、その車は明らかに現行型ではなく、しかもガラス全面に

スモークが貼られたような、いかにもヤ○ザ仕様に見えたから。

俺がそういうと、彼は一瞬ムッとした顔をしたが、いつも通り、車の説明を

始める。

なんでも、メーカーのA○Gという車であり、普通のべ○ツとは全くの別物

だと力説する。

そして、俺はこう返した。

今までスポーツカーに乗って、べ○ツを追い掛け回してた奴がなんで今更?

もうスポーツカーは興味がないのか?

すると、彼は得意げな顔でこう続けた。

この車は馬力も500馬力以上あるし、全てが今まで乗ってきたスポーツカーよりも

上だという。

それに、通常では有り得ない値段で売られてたからな。

それを聞いて、俺は少し不安になったのだが、まあ、本人が幸せなら、俺がとやかく

いう筋合いではない。

そして、それから、エンジンやマフラーからの音などを長々と聞かされ、その日は

ようやく開放された。

彼も俺に、その車の良さを伝えるのは諦めたようで、少しがっかりした

顔を見て、俺も何か申し訳なさを感じた。

なので、しばらくは、こちらから連絡をするのは控える事にした。

だが、それから数日後、彼から連絡があった。

かなり深刻な声で、どこか怯えた感じもしたので、次の日の夜、

仕事が終わると、まっすぐに彼のアパートに向かった。

彼の部屋の前に到着し、ドアの呼び鈴を鳴らすと、すぐにドアが開いた。

だが、そこに立っていたのは、ほんの数日の間に、げっそりと痩せこけた

彼の姿だった。

そして、その顔は、確実に何かに怯えていた。

俺は部屋の中に入り、リビングの椅子に座るよりも早く彼は話し出した。

あのな・・・あの車、なんかおかしいんだ!

夜、仕事から帰宅してアパートの駐車場に停めてるんだけど、それが

朝になると少し動いてるみたいでさ。

そう言われて俺は

サイドブレーキが甘いだけ、なんじゃないのか?

と返した。

だが、彼は続ける。

俺も最初はそう思ったから、しっかりサイドブレーキを引いたり、簡単な

車輪止めも置いたんだけど、それでも朝になると車は少しだけ動いてる。

しかも、動いているのを確認する為に車のタイヤの上に小石を置いたりも

したんだけど、朝になると、小石はタイヤに乗ったままなのに、車は

何故か50センチほど動いてる。

誰かが車を持ち上げて動かしてる、としか考えなれない!

これって、絶対におかしいよな?

ここまで聞くと彼の言いたい事はなんとなく分ったので、逆に質問する。

この車って、修復歴とか事故歴とか、有るの?と。

すると、彼は、俺もそういうのが気になったから購入した車屋に聞いた

んだけど、事故歴とかは分らないけど、修復歴は無いって言ってた。

それに異様に安価で売っていた理由も聞いたんだけど、それは言えない、の

一点張りでさ・・・。

と返した。

俺は、もう車買い替えたら?と言ったのだが、彼は真面目な顔で答える。

この車を売るなんて、出来る訳ないよ。

と、首を頑として縦には振らない。

俺は、まあ、それなら好きにすれば?とも思ったのだが、実際、彼の痩せ細った

顔を見ると、そのまま放置も出来なかった。

なので、

あのさ。それなら、ドライブレコーダーで駐車時は、車内やセンサーに反応して

車外も記録してくれる優れものって有るでしょ?

とりあえず、それ付けてみれば?

そう言うと、彼は、最初は何故か嫌がったが、後は俺が何とかするから・・というと

渋々だが首を縦に振った。

そして、彼は、そこそこ高額だったが、そういうタイプのドライブレコーダーを

購入し、車に取り付けた。

ただ、俺には確信があった。

彼の車の中を調べた時、その空間のありえない程の寒さを感じだから。

そして、その車の車内には、完全には消しきれていない死臭がうっすらと

残っているのを感じたから。

そしてドライブレコーダーを取り付けてから次の日曜日、俺は彼のアパートに

向かった。

そして、そこには更に痩せ細り、生気のない顔の彼が待っていた。

そして、いよいよドライブレコーダーのデータをパソコンに取り込み、映像を

彼立会いの元で、確認することにした。

長い映像なので、途中、飛ばしながら見ていくことにした。

すると、最初に変化があったのは、午前1時過ぎ。

カメラは車内映像から車外映像に切り替わる。

その映像には、車の前の部分から顔を出している女が映っていた。

そして、その女は次第に体を起こし、ついには上半身が確認できた。

髪を肩まで伸ばし、赤い服を着た女だった。

化粧の濃い、派手めな女。

霊とかいうよりも、飲み屋のお姉さんが高級外車を見つけて覗き込んでいる、と

いった感じであり、そこに怖さは感じなかった。

それまで固唾を呑んで映像を見守っていた彼が

犯人は、この女か?絶対に捕まえてやるからな!と語気を強める。

そんな彼に、まあまあ、そんなに怒るなって。

それにもしかしたら捕まえなれないモノかもしれないぞ!と

最後まで彼に映像を見ることを勧めた。

その後も、その女は車の周りをグルグルと舐めまわすように見ていき、最後にまた

車の前に来ると、そのまま体勢を低くして、見えなくなった。

ほらな。やっばり。犯人はあの女だって!

そういう彼を、なだめているとまたぱっと映像が変わり、今度は車内を映し出した。

しばらくの静寂のあと、突然、

ウッウッという苦しそうな声が聞こえてきた。

そして、後部座席の下の方から、先程の女が顔を出す。

おい、この女、どうやって入ったんだ?という彼を制して、俺は映像を

見るように促す。

そこに映る女は、服装こそ、先程まで映っていた女の物だったが、明らかに

様子が違った。

服は破れ、体中血まみれに見える。

しかも、両目を潰されたかのように、目が閉じられ、そこからは血が流れている。

逃げられないように両足の骨が折られているのか、その女は両手だけを使い

這うようにしながら車の中を動き回った。

そして車は激しく揺さぶられる!

そして、ドライブレコーダーに顔がアップで映し出されるところまで顔を

近づけると、突然、断末魔のような叫び声を上げ、そして、そのまま

ゲラゲラと笑い出した。

そこで、彼がギブアップし、映像を止める。

そして、彼は

お前の言うとおり、あの車売ることにするわ!

と力なく言った。

その後、その車は購入した店とは別の店で買い取って貰ったのだが、

実は、その筋では有名な、曰くつきの車だったらしく、かなりの中古車屋を

回って、ようやく、ただ同然で引き取ってもらった。

そして、彼自身も、しっかりと取り憑かれていたので、いつものお寺に

3日間ほどの合宿となった。

この祟られた中古車は実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:41│Comments(6)
この記事へのコメント
久しぶりに、読ませて頂きました。
『怖くない話』って…充分怖かったデスよ(~_~;)

これからも、楽しみにお待ちしておりますー。
が、無理はしないでください。
Posted by 加賀市 M at 2016年11月23日 20:24
営業のKさん

それをポルターガイスト現象と呼ぶのでしょうか・・・車を移動させる、またはドアロックノブを解除する、そして車体を破壊する・・・以前の記事にもありましたが、霊体が物理的な作用を及ぼす事が不思議ですね・・・かと言って、それを実体験したいと絶対に思わない私ですが(笑
で、なんとドライブレコーダに写りますか?
しかもカメラ目線(見えてなくても?)ですか(泣

世の中、怖い事や不思議な事があるもんだと思い知らされますね。
本当に他人事で恐縮ですが、貴重と言うか考えれば命懸けの体験を記事にして頂き、ありがとうございます。
無理なく末永く、更新される事を期待しております。

寒波の到来で冷え込む予報です。
風邪など召されぬ様、お気を付け下さい。
Posted by 中西 at 2016年11月23日 21:42
営業のKさん

何度もすみません(笑
今回は目を閉じた状態?、それは死に至る直前の姿が反映されたのだと推察するのですが、以前の記事によりますと時には白目のない全体的黒目、また逆に黒目のない白目、なかには一般的な眼もあったかな?・・・あまりホラー映画を好んで観る訳じゃないですが、映像からもそんな瞳の表現を観る事があります。

これ何かの意味があるのでしょうか?・・・本当に不思議ですね。
いや・・・酔っ払いの単なる疑問です。
Posted by 中西 at 2016年11月23日 22:25
怖いです…
怖くない話ってイッタイナンダッケ…?って感じです 笑
充分怖い!

今夜眠れないかもしれません(´;ω;`)
Posted by N at 2016年11月23日 23:42
待ってました!!!
このシリーズおしまいかと思って今日久しぶりに見たら再開しててうれしいです。(^^)/
Posted by ちんぱん at 2016年11月24日 20:55
ブログの再開ありがとうごさいます。ファンとしましては待ちわびておりましたがお体を第一に今後の更新を期待しております。増泉交差点を片町の方に向かいながら、ここ左かな(笑)っとファン的な考えをしています。また、機会がありましたら香林坊あたりて飲みましょう。
Posted by 大阪ケロタ at 2016年11月26日 20:31
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