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2016年12月04日

逢魔時というものを知っていますか?

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日もクリスマスライブの練習、頑張りました!

もうクタクタですね。

ちなみに、本番で使うギターは、こちらになります。







ということで、今夜も怖くない話、いってみます。


逢魔時というのを知っていますか?

読み方は、おうまがとき。

一日が終わり、夕暮れから闇夜に移る時間帯をそう呼ぶそうです。

そして、その時間帯は、何か心細くなるのと同時に、一日の中で

最も妖怪変化の類に出会う危険があるという事です。

そういえば、確かに霊感の強い友人が言っていました。

幽霊とかそういう類のものを一番見易いのは、夜明け前だけど、

やはり一番怖いのは、夕暮れ時だと。

霊とかなら、大体対応出来るらしいが、妖怪変化の類は、それこそ

密法の九字でも習得していないと、対応は無理だから、という理由

だそうです。

でも、ゲゲゲの鬼太郎で馴染みのある妖怪などというものが、今でも

この日本に存在しているのだろうか?と疑心暗鬼になってしまう。

が、そういう見える方に言わせると、間違いなく居るのだそうである。

それも、アニメや映画に出てくる様な擬人化したものではなく、

それこそ、野生のままの、人の感性や常識が全く通用しない様な

危険な魑魅魍魎が今でも存在しているのだそうである。

今回の話はそういうはなしである。

知り合いにAさんという非常に霊感が強い女性がいる。

以前書かせて頂いた話にも登場している女性なのですが、とにかく霊感が

強くて、これまでも幾度と無く助けられたのは紛れもない事実だった。

そんなAさんが、為すがまま翻弄され、命の危険にさらされたという。

その日、Aさんは仕事を定時で切り上げ、ある場所に向かっていた。

友人のBさんという女性と映画を見に行く約束があったから。

ちょうど夕闇が迫る頃の時間帯だったという。

Aさんは、約束の時間に遅れそうだったので、かなり慌てていた。

香林坊の辺りで働いているAさんは、車ではなくバス通勤。

だから、あらかじめ下調べしておいたバスの時間に間に合うように

バス停へと早足で歩いていた。

その時、そこからバスで30分くらい掛かる映画館の前で待ち合わせ

していた筈のBさんが前方から手を振って走ってきた。

なんで?

とは思ったが、それでも思いがけない友人の出現にAさんは喜んだ。

そして、息を切らせて駆け寄ってきたBさんに

どうしたの?待ち合わせは映画館の前だったよね?

と聞いた。

するとBさんは、予定の仕事が思っていたよりも速く片付いたから、

Aを迎えに行こうと思ってさ。

と返した。

そして更にせっかくだからお茶か夕食でも2人で楽しんでから、映画館

に向かえば良いんじゃない?

と言われ、Aさんは頷いた。

そして、それからAさんはBさんに手を引かれるようにして見知らぬ路地に

連れて行かれ、そして、見たことも無い様な古い喫茶店へと連れて行かれた。

こんな所にこんな路地なんてあったかな?

そして今時、こんなレトロな喫茶店がいまだに残ってるなんて・・・。

そう思いながら、喫茶店の席へ座ると、Bさんに言った。

こんな路地とか、こんな喫茶店を知っているなんて凄いね!

この辺に詳しいんだ?

そう言うと、Bさんは、ニコっと笑って無言でメニューを差し出す。

メニューには、古き良き時代の喫茶店を思い出させるような

レトロな物ばかりが並んでいた。

それに、店内には無口そうな白髪のおじいさんがひとりでのんびりと

座っているという、まさに時が止まったかのような雰囲気を醸し出している。

そして、そこで、ふたりは食事とお茶を済ませた。

ただ、そこでBさんは意外なほど無口だったのだという。

それでも、時計を見ると、もう2人が出会ってから2時間以上経過していた。

慌ててお勘定を済ませ、店を出る二人。

すると、BさんがAさんの手を掴んでぐんぐんと早足で進む。

こっちに秘密の近道があるから・・・。

そして、言われるがまま、Bさんに手を引かれ、Aさんもかなりの早足で

歩き出した。

どこをどう通ったのか、分らなくなるくらい右へ左へとぐんぐんと進む。

すると、かなり前方にバスが停車し、乗降口が開いているのが見えた。

すると、Bさんは

走るよ。乗り遅れたら大変だから。

その言葉にAさんも一緒に走り出した。

そして・・・・。

Aさんは、突然大きな音でハッと我に帰る。

車のクラクションと急ブレーキの音。

気がつくと、Aさんは、交差点のど真ん中に1人で立っていた。

勿論、Bさんの姿はどこにも無かった。

脱力感から、その場にへたり込んだAさんを何人かの男性が歩道まで

運んでくれたという。

その時、Aさんは、

低い腹に響くほどの笑い声を聞いたのだという。

そして、時計を見ると、Aさんが会社を出てから、まだ10分くらいしか

経過していなかった。

慌てて、本当のBさんに電話をすると、

いつも通り、元気過ぎるくらいの明るい声のBさんが出た。

ただ、もうAさんには、その後、映画館へ向かう気力は失せてしまい、

Bさんに丁重に謝り、映画をキャンセルした。

逢魔時というのは、本当に危険なんです。

Aさんが言っていた言葉がずっと頭に残っている。






Posted by 細田塗料株式会社 at 22:12│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

>逢魔時

ですか・・・知りませんでした、勉強になります。

その時刻は、心理的にも何だか物悲しくなりますね。
思い出すのは幼少期、晩秋、籾の乾燥機の音と灯油の匂い・・・あぁ、サザエさんと共に休日も終わるんだ・・・と言う感傷的な気分です・・・関係ないですが(笑

見えなくても感じなくても、畏敬の念って大切ですよね。

それでは、次回も更新を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2016年12月04日 23:39
ぬーベーという漫画の設定にありましたねー
Posted by アストレイ at 2017年06月22日 23:30
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