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2016年12月10日

最恐の金縛りというもの。

サインディスプレイ部 営業Kです。

今夜も悲しい・・・・いや、楽しい忘年会です(笑)

ちなみに、昨夜も忘年会でした。

今夜も片町は人ごみで溢れかえってることでしょうね。

あっ、片町といえば、まだまだ怖い体験談があのますので、

無理せずアップさせて頂きますね。

ということで、今夜も怖くない話、いってみましょう!



これは俺の従兄弟が体験した話。

彼は俺と同い年で、仕事は陸上自衛隊である。

同い年ということもあり、色々と話もあうので、大人になってからも

機会があるごとに、2人に飲みに出掛けている。

一度、結婚はしたのだが、離婚してしまい、現在はかほく市にある

一軒屋に1人で住んでいる。

自衛隊という仕事柄、生活は不規則?であり、毎日、自宅に帰れる

という訳ではないようだ。

そんな彼だが、つい最近まで、心霊体験はおろか、不思議な体験すら

した事がなく、真面目な性格も手伝って、幽霊とかの類は完全に

否定していた。

ただ、ある事を境にして、事情が変わる。

演習というのか、行軍というかはよく分からないのだが、山の中で

そういう訓練をしていた時に、ふと、自分の目の前に奇妙な形で

積まれている石を見つけた。

ほふく前進状態だった彼は、特に気にも留めず、その石を崩してしまう。

しかし、その石を崩し、前方の視界を確保した時、彼は更に不思議な

物を発見する。

積まれていた石の一番下には、地面に埋めるようにして、古い木箱が

あり、その箱には古い紙に読めないような漢字が書かれたものが、四隅に

貼られていた。

そして、そして、彼が崩してしまった石の一番下の部分が、その箱を貫くように

して刺さっていたらしく、今はその箱の上部には、穴が露出していた。

そういう場所には、通常、一般人は立ち入る事が出来ない為、尚更の事、

彼は何か嫌な気分になったという。

それから、彼の生活は一変する。

寝ているときに金縛りに遭うようになったのだ。

しかも、駐屯地での宿泊の場合には一切起こらず、決まって彼が自宅の2階にある

寝室で寝ているときに限って、その金縛りは起こった。

しかも、毎晩。

ただし、そういう類の事を全く否定している彼にとっては、金縛りは

身体的に起こる体と脳の不一致でしかなかった。

つまり、疲れていて体は寝ているのに、脳だけが、しっかりと目を覚まして

しまう状態。

だから、彼はまず心身の疲れを取る事、リラックスして眠れるような

環境を作る事。

それに力を注いだ。

布団も高価な物に買い替え、自宅で寝る日には、毎日、寝る前に風呂に入り

これまた、高価なマッサージ機を購入し、心身のリラックスを図った。

だが、それも徒労に終わる。

全く金縛りが無くならない。

それどころか、日毎に金縛りに遭っている時間が長くなっていった。

そして、俺のところに電話をしてきた。

お前、以前、金縛りがどうこうと話していたけど、詳しいのか?

そんな内容だった。

まあ別に金縛りのプロ?ではないが、以前、自分も金縛りにあった

事もあるから、何なら相談乗るけど?

それで、今回話している内容の話を聞かされた。

なので、粗塩とかお札とかの話をしたのだが、どうもまだ半信半疑らしく、

どこか上の空で話を聞いていたのが気になってはいた。

で、結局、彼はその時、俺が言った対処法は一切行わなかった。

そんな事を信じてしまう自分が許せなかったのだという。

そして、ある日、彼は本当の恐怖を味わう。

その晩は、テレビを見ながら晩酌をしていて、寝床にはいったのは、

夜の12時頃だったという。

すぐに眠りについた彼だったが、それから1時間後の午前1時頃に

目が覚めた。

彼はいつもラジオをつけながら寝るのが習慣になっているらしいのだが、

その時、目が覚めるとラジオから音は聞こえていなかった。

正確に言うと、ジジジとかザザザとかいう雑音は小さく聞こえていたのだが、

ラジオの音声は全く聞こえていなかった。

それどころか、寝るときに点灯している部屋の常備灯も消えていて、完全な

暗闇になっていた。

霊の存在も信じず、屈強な自衛隊員の彼だが、その時はさすがに少し気味悪く

感じたという。

ただ不思議とそんな暗闇の中でも、部屋の中の視界は確保されていた。

しかし、その時の金縛りは、いつものように体が完全に動かせないのではなく、

首から上は自由に動かす事が出来た。

あれ?なんで今夜の金縛りは、首が動かせるんだろうか?

そんな事を考えていると、突然、ラジオからお経の様な声が聞こえてきた。

そして、その声は、どんどん大きくなっていく。

その時、今度は階下の1階の方からバタンというドアを閉めるような

大きな音がした。

普通の状態の彼なら、きっと泥棒かなにか、と思っただろう。

ただし、その時は、何故か、そのドアを閉めた者の姿が頭に浮かんだ。

そして頭に浮かんだソレは明らかに人間ではなかった。

彼は生まれて初めて、霊的な恐怖を感じた。

そして、今度は、階段を一段一段ゆっくりと上るような音が聞こえる。

それも、わざと聞こえるようにはっきり、そして異常にゆっくりと

上って来る。

まるで、濡れた布を階段に叩きつけているような音であり、その後、

その濡れた布が引き摺られるような音までもがはっきり聞こえた。

そして、その音が階段を上りきると、そのまま、ズッズッと摺り足で

彼が寝ている寝室のドアの前まで来て、そして静かになった。

彼の耳に全神経が集中している。

どうしたんだ?

ドアの前に何かがいるのか?

そう思った時、そのドアは、突然バタンと開けられる。

見てはいけない、と思ったらしいが、彼は見てしまった。

そこには、薄汚れた白い着物を着た女が立っていた。

いや、女だと思ったのは髪が長いという理由だったのだが、実際、その顔は

男なのか女なのかも判別出来なかったという。

細く背の高いその姿からは、更に細い手足が見えていた。

そして、その首は、あり得ない位に長く、前に垂れていたという。

そして、ソレは、少しずつ、彼が寝ている方へと近づいて来る。

目を逸らそうとしても、無理だった。

屈強な自衛官である彼の口の中で、歯が震えてカチカチと鳴っていた。

そんな彼の姿を見て、ソレは笑ったのだという。

満足そうな嫌な笑い方で・・・。

そして、ソレは彼の横を通り過ぎ、彼が寝ている頭の上まで来て

止まった。

もう視界には入っていなかったが、そこにまだソレが居る事は確信できた。

息苦しそうなぜーぜーという掠れた呼吸音が聞こえたし、何より、例えようも無い

位の異臭が、鼻を突いていたから・・・。

そして、突然、彼の顔前に、ソレの顔が重なってくる。

当然、目を閉じようとしたが、それも叶わない。

そして、間近で見るソレの顔は、白いというよりも、青い顔をしており、

こけた頬と抜け落ちた歯、それに片目が潰れているのがはっきりと

見えたという。

そして、部屋の中は、お経の様な声と、いつから始まったのか、キーンという

高周波の耳鳴りで埋め尽くされる。

その時、突然、彼の金縛りは解けた。

何故だかわからなかったが、その時、彼は見てしまう。

ソレがまた笑ったのを・・・。

だから、彼の頭の中は???でいっぱいになる。

この金縛りを解いたのは、今目の前に居るソレなのか。

だとしたら、何故?

この状態で何か抵抗出来るなら、してみろ、とでもいうのか。

だとしたら、動くべきなのか、動くべきではないのか?

そして、彼の出した答えは、このままジッとソレが立ち去るのを待つ

という事だった。

すると、更にソレは、彼の顔を手で触り始める。

べチャっとした感触であり、異様に冷たい手だった。

またソレの顔が笑っていた。

すると、今度は、ソレの手が彼の両手首を掴んだ。

さすがに、彼もこれは振りほどこうとあがいたらしい。

ただ、その力は半端なく強いものであり、力が入らない彼の腕では、とても

ではないが、抵抗できるものではなかった。

それを確かめるまで待っていたのか、今度は、ソレの手が彼の首に掛けられる。

ギューッと閉めては緩め、またギューッと閉めては緩め、の繰り返し。

彼は何とかその手を振りほどこうともがいたのだが、それすら何の抵抗にも

ならなかった。

程なくして、彼は意識を失う。

そして、暫くして、彼は自分の顔の上に冷たい液体のようなものを

かけられ、ビクっとなって起きた。

彼は慌てて目を開ける。

彼は心臓が止まるかと思った。

もしかすると、それが目的だったのかもしれないが・・・・。

本当なら、もう悪夢は終わっていて欲しかっただろうし、先程の恐怖も

単なる夢だと思いたかったに違いない。

だが、彼が目を開けると、まだ目の前にソレの顔があり、うっすらと

開けられた口からは、唾液が彼の顔の上に滴っていた。

そして、それから、何度も首を絞められ、意識を失い、そしてまた

目が覚めて、首を絞められ・・・という繰り返しの末、明け方になった

頃、彼は突然解放された。

ソレは、ニヤーっと笑うと、立ち上がり、そのままドアに吸い込まれるように

消えたのだという。

明日も・・・・という言葉を残して。

それから、再び、彼から連絡があり、ただならぬ予感がしたので、一緒に

霊視が出来る知人の所まで行く事にする。

そして、そこで言われたのは、

彼が、昔悪さをして、封印された怨霊の箱を開けたしまった為、ソレが

彼に憑いてしまっていること。

そして、ソレは、日頃から霊的な物を否定している彼が怖がっているのが

面白いらしく、わざと怖がるように仕向けている事。

更に、まだ完全には憑いていないので、祓うなら、今しかない!という事だった。

そこで、また急なお願いをして、いつもお願いしている某お寺に彼を連れて行き

彼にもうソレが簡単に近づけないように結界のようなものを張ってもらった。

なんでも、彼が開けてしまった箱を元の場所に戻さない限り、何度御祓いで

祓っても、すぐにまた憑かれてしまうのだという。

そこで、彼の同僚にも手伝ってもらい、なんとか、その箱を元の場所に戻し、

更に、危険を避ける為に、しばらく彼には自宅で寝ないようにと指示をした。

そして、それから、しばらくは何も無かったのだが、3ヶ月くらいしてから、

彼が駐屯地の相部屋で寝ていると、久しぶりに金縛りに遭った。

彼はそれこそ、指一本すら動かせない状態だったらしいのだが、結界のせいなのか、

それは、彼に一切触れることは出来ず、1時間あまり、彼の顔を恨めしそうに

睨みつけた後、そのまま壁の中へと消えていった。

そして、実はその時、霊感のある隊員の何人かが、彼が金縛りにあったのと

ちょうど同じ時刻に突然目が覚め、目の前で起こっている彼とソレとの

にらみ合いを目撃することになった。

その後、暫くは、駐屯地も、その話題で持ちきりだったらしい。

そして、それ以来、彼の周りでは、再び金縛りや怪奇現象が発生する事は

なくなった。

その封印された木箱は、今も某山に存在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 17:34│Comments(3)
この記事へのコメント
K様
休日更新ありがとうございます。
恐ろしい~
私は金縛りの時は絶対目を開けないようにしてます。
心の弱い人は幽霊と目が合ったら引っ張られるらしいので・・・
疲労の金縛りと幽霊が来た時の金縛りって全然違いますよねー
誰か自分の顔を覗いてる間近に来てるの感覚・・・・
目を開けるって凄い勇気がいる事です。
私絶対無理!!
Posted by ちんぱん at 2016年12月10日 19:43
営業のKさん

こ・・・こわ・・・怖くない話、今日もありがとうございます(泣

最恐を知ると、私が若かりし頃に体験した金縛りなど飼い猫の抜け毛みたいな物です・・・例えは私にも良く分かりませんが(笑

徐々にそして徐々に・・・信じない者に殊更の恐怖を植え付けようとする行為・・・何ですか、その悪意に満ち溢れた演出は・・・あっ、悪意があるから悪霊ですが(泣
しかし、何が切っ掛けで彼方の世界に繋がるのか分からない、そんな恐怖があります・・・飲んべえの私は、嫁さんに首を絞められないか、夜な夜な不安です(笑

>片町

巷で異界への入り口があると噂される地ですね(泣
飲み屋にエレベータ、公園に道路・・・至る所に異空間が口を開けているんでしょ?お気を付け下さい。

それでは次回も怖くない話、楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2016年12月10日 20:23
仕事でですね、従兄弟の方の勤務先に行くことがあるのですが…
なので近い所で起きた出来事にゾクゾクしております…
自分も、いつどこでそういう恐怖に遭遇してしまってもおかしくないんですね。
怖い…
Posted by N at 2016年12月11日 15:14
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