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2016年12月26日

怪異!それは息子ではない!

サインディスプレイ部 営業のKです。

いや~、先週がクリスマスライブで身動きがとれなかった為、

今週は明日から、怒涛の忘年会ラッシュです。

医者に、酒は止められてるんですけどね。

まあ、しょうがないです。

うん。

まあ、ドンペリのゴールドとかP3でも飲んで・・・・・・・嘘です(涙)

安い焼酎でも飲んできます。

それでは、怖くない話、いきましょう!


これは俺の親戚の話である。

俺には東京に親戚が何組か居り、そのうちの俺の従兄弟にあたる家族が

体験した話である。

彼ら夫婦には1人息子がいるのだが、息子は、同じ東京で1人暮らしをしている。

そして、ある日、その息子から夜遅い時間に電話がかかったきた。

こんな遅い時間に何事か?と思い、電話に出ると

今まで、ありがとう。

そんな遺書めいた言葉だけを言って、電話は一方的に切られた。

彼ら夫婦は当然、心配で堪らず、すぐに息子の携帯に電話をかけた。

しかし、電話は、

お客様の都合により、お繋ぎ出来ません、という事務的な返答が

帰ってくるだけ。

そこで、翌日、息子が住んでいるアパートに朝早くから出掛けた。

しかし、その場所に息子はおらず、既に別の人間が住んでいた。

息子がどこかの会社に勤めているのなら、その会社で色々と聞けた

のかもしれないが、あいにく息子はフリーターであり、彼の現状を

探す道は、そこで閉ざされてしまう。

彼らは途方に暮れてしまい、その日から、常にニュースや新聞の事件

に気を配ったり、掛かってくる電話に神経をすり減らす様な生活が始まった。

そして、音信が全く途切れてから、数週間が過ぎると、彼らは、もう息子は

この世にはいない様な気持ちに徐々に、なっていった。

そして、ある日、夜中に目を覚ますと、寝ている彼らの枕元に、息子が座っていた。

不思議な事だが、彼らは夫婦ふたりが同時に目を覚まし、そして、夫婦ふたりが

そろって、枕元に座る息子を見た。

しかし、何故か体を起こしたり、息子に触れる事は出来なかったという。

そして、息子は、虚ろな目で、じーっと彼らを見つめて、こう言った。

◎◎に居る。早く助けて・・・・・と。

◎◎というのは、奥多摩にある、とある場所だった。

そして、暫くすると、そのまま息子はスーッと薄くなっていき、そして消えた。

すると、夫婦2人とも、体が動くようになった。

そして、2人は考えた。

何故、息子はそんな所に居るんだろうか?

事故?いや、もしかすると、何かの事件に巻き込まれたのだろうか?

そんな事を考えていると、二人で奥多摩に行っても埒が明かない、と

思い、その朝、警察に相談した。

事情を話し、夜中に見た息子の話をすると、警察は訝し気な目で見たのだが、

彼らは必死の懇願によって、それなりの人数での捜索が行われた。

しかし、指定された場所を探しても、結局、息子は見つからなかった。

現地で共に捜索し、疲れ果てて家に帰ってきた彼らは、今度は2人で

同じ夢を見た。

その夢とは、こんな感じだったという。

2人だけで奥多摩の山の中を、声を枯らせて息子の名前を呼びながら

一心不乱に捜索する二人。

すると、前方から、その声に応えるように息子の声が聞こえる。

急いで声のする方へ行くと、息子は、車で崖から落ちたらしく、崖の下にある

大きな木に体を串刺しにされたようになりながら、必死にもがいていた。

そして、オロオロとその様子を見つめているしかない彼らに、こう言った。

何で2人で助けに来てくれないの?二人じゃなきゃ助けられないのに?

こんなに痛いのに!死にそうなのに!

そう言って、恨めしそうに彼らを見つめている。

そんな夢だったらしい。

そして、翌朝、2人は、目を覚ますと、すぐに2人だけで奥多摩に

向かって車を走らせた。

痛みに苦しむ息子の顔を思い出すと、ついついアクセルほ踏む足にも

力が入った。

そして、いよいよ、奥多摩に入り、山道を走る。

そして、ちょうど夢に出てきた様なカーブが前方に現れた。

彼らは急いで原則しようとした。

だが、車のブレーキが全く利かなかった。

彼らは、何とか山側に乗り上げるようにして、車を減速させる。

だが、車は走行不能なほどのダメージを受けてしまう。

しかし、そんな事に構ってなどいられず、彼らは急いで崖の上から

2人で身を乗り出すようにして、下の様子を窺う。

と、その時、2人は何者かに後ろから押され、バランスを崩して崖下へと

転落してしまう。

そして、気が付くと、病院のベッドに寝ていたという。

彼らは、夫婦そろって、かなりの重傷を負っていた。

警察も来て、色々と聞かれ、誰かに後ろから押された時の状況について

聞かれたらしいが、彼らには、息子を助けてやれなかったという無念の

気持ちしかなく、毎日、泣き明かした。

そんな時、慌てて病室に駆け込んできた者がいた。

彼らの息子だった。

彼らは、驚きと共に息子の無事を喜んだ。

そして、その後、分った事なのだが、連絡が取れなくなってしまってから、

息子は、ふと、思い立ったかのように、友人達と青木ヶ原樹海へと向かい、

そこで、反文明的な生活を一ヶ月ほどしていたのだという。

そして、その間、彼らが住む実家には何度も電話をかけたらしいが、何度かけても

何故か、留守だったのだという。

すると、彼らの枕元に出てきたのは誰なのか?

夢の中に出てきたのは誰なのか?

そして、崖の上から彼らを突き落としたのは誰なのか?

息子の姿を借りて、自分達を殺そうとしたのは、一体誰であり、何が

目的だったのか。

もしかすると、樹海の住人達が・・・・。

そう考えると、背筋が冷たくなった。






Posted by 細田塗料株式会社 at 19:54│Comments(1)
この記事へのコメント
営業のKさん

これまた奇想天外、摩訶不思議な怖くない話ですね。

青木ヶ原樹海に居る本人じゃなく、その両親に魔の手が及ぶとは・・・成仏出来ぬ魂の安住の地を騒がせる息子さんに、一番悲しむ境遇を与えようとしたのか・・・どんな因果関係があるのか・・・本当、不思議ですね。
それでは次回も・・・って、既に記事がありますね、今から読みます。
Posted by 中西 at 2016年12月27日 17:11
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