2017年01月03日

恐怖の文通相手!

サインディスプレイ部 営業のKです。

5日からは仕事始めだというのに、昨夜から

熱が出てしまい、現在、38~39度を行ったり来たり

しています。

熱が出るなんて滅多にないことなので、ツライです。

酷い寒気がしますし、体中の節々がだるくて・・・。(弱気)

まだ熱が上がりそうなので、今日はもう寝ます。

最後の力を振り絞って1話、アップします。

皆様におかれましては、風邪などにお気をつけください!

それでは、おやすみなさい・・・・。




これは、俺の中学時代の同級生が10年位前に体験した話である。

彼は、女性の前に出ると上がってしまい、なかなか普通には喋れなかった。

だからといって、出会いを求めていない訳ではなかったので、色々と

考えた末に、文通というものをする事にした。

メールが既に当たり前の世の中になっており、文通相手などそんなに

簡単に見つかるものなのか、と疑問視していたのだが、こういう時代

でも、文通という、手紙のやり取りに価値を見出しいる人間も多いらしく、

また、そういう専門の雑誌も出ているようで、彼の文通相手はすぐに

見つかった。

彼は、その雑誌を買ってきて、文通相手募集のページから、プロフィール

が気に入った女性、10人ほどに手紙を書いた。

しかし、全く返事は返ってこない。

そして、もう諦めかけた頃に、一通だけ、返事が返ってきた。

30歳過ぎの東北の女性だった。

そこには、手紙とともに、本人の写真も入っており、その可愛く明るそうな

容姿と、手紙の文面から伝わってくる、優しさというものがとても

気に入ったので、彼は急いで返事の手紙を書き、彼自身の写真も同封した。

そして、そこから彼らの文通はスタートした。

女性を前にすると、あがってしまう彼だったが、不思議と文通では、全てを

さらけ出すように、素直な内容の文章を書く事が出来た。

そして、そういう彼の弱い部分も、彼女はうまくカバーし受け入れてくれていた

ようで、とても相性の良い、お似合いのカップルになれるかも、と周りで

応援している俺も、とても嬉しかった。

しかし、半年位、経過した頃、ある事が起こった。

実は、彼が何かの手違いで明らかに違う住所を書いて、その彼女宛の手紙

を送ってしまった事があった。

文通相手の彼女の住所は東北であり、間違って送った住所は関西だった。

彼は、慌てて、関西の住所の相手に電話をして、たぶん手紙が届くと思うが、

絶対に中は見ないで、そのまま捨ててください、と頼み、そして、彼女には

再び、正しい住所宛に手紙を書こうとしていた矢先、彼女からの返信の手紙

が届いた。

そして、その彼女からの手紙を読んでみると、確かに彼が間違った住所に

送った手紙の内容を読まなければ、決して書けないような内容で埋め尽くされていた。

なぜ?

彼は、慌てて、間違って手紙を送った関西の相手に、手紙が届いたのか、を聞くと、

一応、気に掛けているそうだが、そのような手紙は届いていないという。

何かがおかしい!

そう思った彼は、それまでに彼女から届いた手紙を細かくチェックしてみた。

すると、どの手紙にも消印が押されていない。

それに、よく考えてみると、彼が手紙を送ってから、彼女からの返信が

届くのが、いつも、翌々日だった。

普通、金沢市と東北で手紙のやり取りをする場合、どんなに早くても、

相手に手紙が届くのが、翌々日になる筈だった。

だから、彼女からの返信は、どんなに急いでも4日間は掛かる計算になる。

全てがおかしい、と感じた彼は、その疑問を彼女にぶつけてみた。

すると、彼女の態度が豹変してしまう。

こんなに好きなのに、どうして分ってくれないの?

きっと、もう私の事を嫌いになったから、こんな無理難題をぶつけてきて

別れようとしているのでしょうね?

でも、貴方がその気なら、こちらにも、それなりの考えがあります。

それからというもの、彼のところには、彼女からの手紙に必ずある物が

同封されていた。

ある時は、丸ごと剥がされた彼女の爪。

また、ある時は、彼女自身の歯。

その度に、彼は

自分の気持ちは以前と少しも変わっておりません。

だから、こんな自傷行為を続けるのは止めてください。

そんな返信をした。

だが、それからも、何かが同封された手紙が続き、文面自体も、

もう死にたい!

死んで、一生、つきまとってやる。

そんな感じになっていく。

さすがに、これはマズイと感じた彼は、彼女の住所である、東北のとある町

を訪問してみる事にした。

しかし、どうやっても、そんな住所は存在しなかったので、町役場や警察へ

出向き、色々と古い住所を尋ねてみると、かなり以前の地図に、彼女が書いてきていた

住所が存在した事が判った。

だが、その場所について説明された彼は、思わず呆然としてしまう。

なんと、その場所は、もう随分前から使われなくなった、村共同の火葬場

だった。

そして、一応、確認の為にその場所を訪れた彼は、その場所が彼女が最初に

手紙に同封してきた写真の背景に違いなく、その写真は、この場所で撮影

されたものであることが、判った。

彼は、予定を早めて、金沢市へと日帰りした。

そして、もう二度と彼女との手紙のやり取りはしない、と心に誓った。

だが、それから、ずくにまた彼女からの手紙が届いた。

その内容は、以下のようなものだった。

先日は、私の住んでいるところにお越しいただいたみたいで、嬉しいです。

だから、私も、今からすぐに、出発して、金沢市の貴方の住所を訪問

する事にしました。

彼は背筋が凍りついた。

相変わらず、消印が押されていないのだが、それでは、いつ、この手紙は

書かれ、そして、いつ、彼女は、此処にやってくるというのだろうか?

彼は、急いで俺に電話をかけたらしい。

呼び出し音が数回なってから、ガチャっと音がする。

彼は、

おい!◎◎か?やばいよ!助けてくれ!

そう叫ぶと、受話器の向こうから、

大丈夫だよ!

何も怖からなくていいよ。

もう、おうちの前に着いたから・・・・。

と女性の声が聞こえてきた。

彼は、慌てて電話を切り、そして、何も持たずに家を飛び出した。

そして、俺の所へ、助けてくれ!と

訪ねてきた。

話を聞いた俺は、何も準備が出来ないまま、すぐに、彼の家に行くのは危険だと

判断し、翌日、彼の家に行く事にした。

そして、彼の家に到着し、中を確認した俺は、思わず固まってしまった。

壁、ふすま、ドア、そしてガラス窓などが、人間の仕業とは思えないほど、

壊され、散乱していた。

その後、彼は別のアパートに引っ越した。

だが、またすぐにその転居先へと、彼女からの手紙が届いた。

霊能者である、知り合いに霊視してもらったこともあるが、一言だけ

これは無理!

そう言われてしまった。

彼はその後も1年に2回ほど、引越しを繰り返している。

この文通相手は、実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 13:48│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

その症状、インフルエンザじゃないんですか?病院へ行って下さいね・・・ご自愛下さい。

これまた強烈に怖くない話ですね(泣
以前に、自殺サイトでのめちゃくちゃ怖くない話がありましたが、文通にもアンダーグラウンドな世界がありますか?

この世に存在しない女性に関するデータが雑誌に記載され、生身のない女性から写真入りの手紙が届く・・・しかも郵便制度の常識からは考えられない配達方法、もはや彼の綴る手紙を覗き見て、その返信を直接届けているとしか考えられません・・・(泣
その後も不思議、恐怖体験の連続じゃないですか・・・世の中、こんな事があるんですね。

そのご友人が、ご無事で何よりですが・・・Kさんの備忘録にはどれだけの怖くない話が綴られているのですか?

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年01月03日 17:00
ぎゃー怖すぎ!!
恨まれている訳でもないのに怖い霊に気に入られて・・・・
先祖霊総出で守ってもらえれば良いけど霊能者がさじを投げる程とは。
離れてくれると良いですね。

k様
具合の悪い日はお休み下さい。
細く長く続けてほしいので休み休みで体調を優先なさって下さい。

私も風邪の後半で今日はスーパー銭湯のスチームサウナに入って喉を潤して汗出してきました。

お大事に。
Posted by ちんぱん at 2017年01月03日 21:10
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