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2017年01月14日

鏡が撤去されたトイレの恐怖!

サインディスプレイ部 営業のKです。

一夜明けて雪景色かと思いきや、殆ど積雪はありませんでした。

お隣の富山県や福井県では、そこそこの積雪があるみたいです。

とりあえず、積雪がなくて、喜ばなければ・・・。

このぶんだと、予定通り、今夜の片町新年会は決行ですね。

頑張ります!

それでは、怖くない話、いってみましょう!


小学校や中学校でも都市伝説的な怖い噂という物が、どこにでも

存在すると思う。

そして、それと同じことが、自分の通っていた大学にも存在した。

それは、都市伝説とかいう生易しいものではなく、かなりリアルで

日常的に起こるものだった。

とにかく自殺が多い大学だった。

それも、女子生徒ばかり。

だから、大学内での七不思議的な話は、全て女子生徒が絡んだ話だった。

そんな七不思議の中に、こういうのがあった。

一号館という一番古い校舎の女子トイレには、洗面所には必須の鏡が

存在しない、という話だった。

最初は当然、鏡が設置されていたのだが、女子生徒の自殺が相次いだ頃から、

その棟の女子トイレにだけ、飛び降り自殺をし、地上に向かって落ちていく

女性の顔が写し出される、という。

当然、俺達は確認してまわった。

女子トイレなので、男性だけというわけにはいかず、女子生徒にも

協力してもらい、全て見て回った。

で、結論としては、確かに1枚も鏡が無かった。

勿論、同じ校舎の男子トイレには鏡はある。

なのに、女子トイレにあるのは、鏡が取り外された後に残された

金具だけであった。

これはなんとしても解明しなくてはいけないという、馬鹿丸出しの思考により、

勿論、誰にも頼まれてもいないのに、それからそのトイレの監視がスタートする。

実際、監視をしてみると、そのトイレを利用する者は生徒はもとより講師や

大学職員を含めても、誰もいなかった。

そして、使うものがいないのだからしょうがないのかもしれないが、掃除の

おばさん達も、そのトイレでは1人も見かける事はなかった。

それくらい、大学全体に浸透している怖い噂、というものに、更に興味が

沸く。

そこで、大学の図書館に保管されている過去の新聞を徹底的に調べてみた。

すると、その大学が現在の場所に移転した年に1人の女子生徒が自殺していた。

薬学部の4年生であり、就職で悩んだ末、大学校舎の5階のトイレの窓から

発作的に飛び降りた、と書かれていた。

まあ、よく聞く話かな、という程度の感想しかなかった。

だが、異常だったのは、それからだった。

日にちのブレこそあったが、毎年1人、必ず薬学部4年の女子生徒が決まって

同じ棟のトイレから飛び降り自殺をしている。

そして、その飛び降りは、5階のトイレばかりではなく、4階や3階の

トイレでも同じように行われていた。

そして、当然、3階のトイレから飛び降りた女子生徒などは、死に切れず

苦しみ、病院へ搬送された後、大学を自主退学していた。

新聞にも、連鎖する自殺として、取り上げられていた位であった。

ただ、それ以上、具体的な話になると、新聞では判る筈も無く、俺達は

大学内に古くから勤めていそうな人を見つけ、その人に話を聞こうと試みる。

すると、学生食堂のおばちゃんが、一応、顔を顰めたものの、名前を出さない、

という条件で、色々と教えてくれた。

最初に、自殺した女子生徒は、就職に悩んだのではなく、教授との不倫の末、

その棟の5階のトイレのガラスに口紅で遺書を残し、飛び降りたらしい。

そして遺書というのは、全てその教授に裏切られたという恨み辛みが

延々と書かれていた。

そして、トイレの小さな窓から身を乗り出していると、下では、どうした?

何かあったのか?と軽い人ごみが出来ていた。

そこへ、その女子生徒は、不倫相手の教授の名前を叫ぶと、笑いながら

地面へと飛び降りた。

まるで、頭からコンクリートに突っ込むようにして。

そして、最後まで笑い顔を崩さないまま、彼女は地面へと叩きつけられた。

当然、即死だった。

そして、それから毎年、怪異が起こる。

女子トイレを利用すると、ガラスに口紅で書いた彼女の遺書が浮かび上がる。

そして、次の瞬間、その鏡には、飛び降り、地面に向かって落ちていくその女性の

顔が映し出された。

すると、それを見た者は、無意識のうちに、トイレから身を乗り出し、そして

地面へと身を投げ出した。

即死した者も可哀相だが、死に切れなかった者も、ずっと痛みと不便を背負い、

ひっそりと生きて行く事になる。

そして、死に切りなかった者が必ず、救急車の中で、うわごとのように呼び続けて

いたのが、最初に自殺した女子生徒と不倫関係にあった教授の名前だったという。

そして、やっと大学側も重い腰をあげ、事態の収拾を図る。

で、結論として、その棟の女子トイレの鏡を全て無くせば・・・・という

結論に達し、現在の鏡の無いトイレが出来上がったらしい。

そして、それからは、少なくとも、その棟での自殺は無くなったとの事だった。

俺達は、何か虚しさを感じながら、5階にある、その女子トイレに行き、全員で

手を合わせ黙祷した。

勿論、真剣な気持ちで。

そして、その時、同行した1人の女子生徒が、ふざけた訳ではないのだが、

バッグから化粧用の携帯ミラーを取り出してみた。

すると、突然、その場の空気が変わった気がした。

そして、その女子生徒は

キャーと大きな悲鳴を上げて、携帯ミラーを床に落とした。

すると、そこには、携帯ミラーの小さな鏡面に、赤い文字がくっきりと

浮かんでいるのが見えた。

そして、次の瞬間、甲高い邪悪な笑い声が聞こえた。

キャキャキャキャ!

俺達は急いで、その場から逃げるしかなかった。

その後、その時のメンバーの中から自殺する者はいなかった。

だが、最後のあの笑い声を聞いてしまった今となっては、自殺した彼女の

怨念は、どんなことをしても解消することなど出来ないのかもしれない、と

強く思った。

この大学の女子トイレには、今でも鏡は付けられてはいないということだ。




Posted by 細田塗料株式会社 at 14:03│Comments(1)
この記事へのコメント
営業のKさん

>積雪

嫌ですね〜特に仕事中は・・・積雪による交通麻痺で公園駐車場に2泊した事、山口県小郡市から会社事務所までの大渋滞の国道(酷道)を10時間かけて帰った事(通常3時間)・・・今や楽しい思い出です・・・てな訳無い!

トイレに怨念がおんねん!なんて関西弁てボケている場合じゃなく、なんと理不尽な話しなんでしょう・・・その女性が自殺する原因となった教授でなく、同じ学部の同性に怒りの矛先が向くなんて・・・恋愛が成就しなかった事が、同性への嫉妬となって現れるのでしょうか?・・・数ある怖くない話コレクションの内容も、何故?が多くありますもんね(泣

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年01月14日 22:41
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