› 看板・サインスタッフブログ | 細田塗料株式会社 › 深夜のエスカレータの恐怖!

2017年01月15日

深夜のエスカレータの恐怖!

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は、昼間に高校生の娘が少ない積雪にもかかわらず

一生懸命作った雪だるまを、不注意により、木っ端微塵にしてしまい、

娘からは泣きながら罵られ、妻からはいつもにも増して

冷たい視線を浴びせられました(笑)

皆さん、気をつけましょう!

それでは、怖くない話です。

どうぞ!




これは、あるショッピングセンターでの話しである。

お客さんが、夜間作業として、徹夜で、とあるショッピングセンターに

入るということで、俺が勧めた製品も使用してもらった為、つきあいで

少しだけ仕事を手伝いに行った。

誰でも知っている大型のショッピングセンターであり、レジャー施設も

併設されている関係で、かなり遅くまで人がひっきりなしに行き来している。

だが、夜間作業に入れるのは、そういう一般の方が全員帰ってから。

勿論、安全の為に他ならないのだが、そういう賑やかな空気も、ほんの一時間後

には、静寂に包まれ、怖いくらいである。

しかし、そういった静寂に浸っている余裕も無く、仕事が始まる。

本当なら、製品の取り扱い説明をしてから、さっさと帰宅したかったのだが、

そうはいかなかった。

エントランスの床に貼るインクジェット出力物とそれに上貼りする床用の

ラミネートなどをテキパキと設置図面を見ながら、現場へと置いて回る。

かなりの重労働である。

そして、それは、エスカレータの側面に貼るメディアを指定場所に置いて

回っている時に起こった。

当然、深夜であり、お客さんも居ないので、エスカレータは止まっている。

だから、全部で2ヶ所あるエスカレータを階段の様に上り降りしながら、作業は

順調だった。

ただ、エスカレータの周りだけがライトで照らされており、やはり深夜のショッピング

センターは不気味というほかなかった。

1階からスタートして、少しずつ作業を進める。、

そして、2階へとエスカレータを登る俺の視界に、在り得ない光景が映る。

誰かいる!

そう思って、つい立ち止まってしまう。

前方の上部から、1人の女性が降りてくる。

歩いて降りてくる、というのではなく、エスカレータに乗せられているかのように

スムーズな動きで・・・。

季節は夏なのに、冬物のコートを着込んだ女性だった。

そして、動いてない筈のエスカレータ・・・。

そう、確かに止まっている登りのエスカレータに乗っている俺にとって、それは

ありえない光景だった。

そして、その女は、そうして見ている間もどんどんと下って俺に近づいて来る。

見てはいけない!

そう思ったが、その女性から目を離す事は出来なかった。

ただ、その女はじっと俯いたまま、顔を上げない。

もしかすると、俺に気付いていない、いや、気付いていたとしても興味が

無いのか?

このエスカレータに想いが有って、ただエスカレータに乗っているだけなのかも

しれない?

そう思った。

だが、その女がすれ違い様に、突然、顔を俺の方へ向けた。

顔は俯いたままなのに、俺の方を不自然に向いたその女は、それだけで

不気味だったのだが、その顔を見た時、俺は更に体が硬直した。

まるで、マネキンの様な顔なのだ。

先程までは、笑っていなかった。

だが、今は俺の方を見て、口を閉じたまま、間違いなく笑っていた。

なのに、その顔には生気というものが感じられなかった。

まるでマネキンのような無機質な顔。

そして、俺の横を通り過ぎる女。

俺は、慌てて後ろを振り返った。

今、思えば、見なければ良かったのかもしれない。

その女はエスカレータを下っていくのに、体は前方を向いたまま、首から上

だけが、確実にまだ俺を見ていた。

まるで、映画“エクソシスト”に出ていた少女のように・・・。

その後、その女は、そのままエスカレータを下って行き、どこかへ行ってくれる

のだろうか?

いや、そうであってくれ!

そう強く願った。

が、次の瞬間、その女は、くるりと回転し、そして今、俺が乗っている

のぼり側へと回り込んでくる。

そこで、はっきりと足元が見えた。

エスカレータが動いているかのように見えていたのは、その女が、少し浮いた

状態でつま先を立てたまま、平行に移動していたからであった。

しかし、そんな事に感心している暇など無く、俺は慌てて、エスカレータを

登りきると、そのまま、下りのエスカレータ側へと回った。

このまま、上に登っても作業している人は居らず、どうしても逃げるなら

下の階へ行くという考えしか、浮かばなかった。

ただ、その為には、もう一度、その女とエスカレータですれ違わなければ

ならなかった。

俺は、思いっきり、その女とは反対側を向いて、ダダダダ~と下っていく。

そして、すれ違いざまに、耳元で

やっぱり見えてるんだ?

そんな声が聞こえた。

そして、下の階までエスカレータで降りてから、振り返ると、もう、その女は

消えていた。

他の場所で作業していたお客さんにその話をしたが、全く信じてもらえなかった。

この大型ショッピングセンターは、実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 20:10│Comments(2)
この記事へのコメント
K様
ショッピングセンター トイレ どこにでもいるんですね・・・・
しかしK様の文面を拝見してると徳のある人と感じます。
良い霊もいるとは思いますが良い霊は怖がらせない様あまり姿を見せないのかも。
K様を守っている親戚の女性の霊がピンチを救っているのではないかと勝手に思ってます。
実は私今日で座禅会4回目。
近くに(横)住職の気配を感じて薄め目開けたけど住職は前。
横に歩いてた人は誰(多分坊さん 先代??)
不思議な感覚でした。
ただ悪い気はなくて・・・
なんなんでしょうかねー
良くも悪くも人の気配・・・
Posted by ちんぱん at 2017年01月15日 22:53
営業のKさん

早朝、仕事に出掛けるため(泣)、けれど仕事に出掛けるため(泣)、やはり仕事に出掛けるため(泣)に社用車の暖気運転と、野良猫どもの食事の為に玄関ドアを開けると・・・雪景色でした。
たいした量ではありませんが、緊張しますね!
因みに雪ダルマは作りませんでした(笑

友人の彼女(当時は)に、大阪千日前デパートには近寄れない、出掛ける場所を限定する・・・と言う難儀?な方がいましたが・・・Kさんと同じ様な風景が見えていたのでしょうね、今なら分かります。

マネキン風もあれば、腐乱風や爬虫類風もある、十霊十色と言いましょうか・・・エスカレーターの女性は日々その行為を繰り返し、その存在を確認出来る方々が居る、それが安堵であり幸悦であるのでしょうかね・・・世の中本当に不思議です。

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年01月15日 23:58
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

count