2017年01月28日

家族でない何か!

サインディスプレイ部 営業のKです。

中西様、ちんぱん様、N様、ファン子様、かずお様、ちはるる様、ポン太様、加賀市M様、

いつも拙い話をお読み頂き、コメントまでくださって・・・・・。

本当に感謝しております。

それから、ファン子様、当社にてスティックライトを4本もご購入頂いたとの事で、

感謝の極みです(涙)

社長に成り代りまして、御礼申し上げます。

さて・・・

今日は仕事でした。

で、これからまたしても片町でお客さんの新年会です。

ということで、怖くない話、アップさせて頂きます。

ちなみに、明日は、某友人達から、夜の鳥越、心霊めぐりに

誘われましたが、即答でお断りしました。

あそこにだけは、行きたくありません。

良い場所なんですけどね。

昼間は・・・。

勿論、地域にお住まいの方達にとっては、とても住みやすい場所

なんでしょうけど・・・・。

それが、興味本位で心霊探索なんかしに行くと・・・・・。

危険すぎます(涙)

ということで、片町へ行ってきます。

何時に帰れる事やら・・・・・。

それでは、怖くない話、どうぞ~!


これは、俺の友人から聞いた話である。

彼は金沢市内の南部にある閑静な住宅街にある一戸建てに妻と娘2人の

計4人で暮らしている。

そして、それはとある日曜日に起こった。

その日彼は朝早く起きて、趣味である野球に出掛けた。

朝5時に起きて、6時からの試合に間に合うように、そして家族を

起こさないように、静かに家を出た。

そして、野球の試合を終えて、帰宅すると、時刻は午前9時頃だった。

ちょうど家族も朝食の真っ最中だったらしく、彼も一緒に朝食をとった。

ラジオからは、何か不思議な音楽が流れており、いつもはラジオなど

聴かないのに、どうした心境の変化なのか、と思ったらしい。

食事は、質素なものであり、彼の分は用意されていなかったのだが、お腹も

空いていたので、割り込むような形で、全て自分で用意し、そしてかき込む

ようにして、短時間で食べた。

そして、シャワーを浴びて、自分の部屋に行き、音楽を聴いていると、

なんだかとても眠くなってきた。

いつもは、眠くなる事もないのに?

と思っていたのだが、彼はそのまま眠ってしまう。

聴いていた音楽も眠気に拍車をかけたのか、彼は完全に熟睡してしまい、

ハッと目が覚めた時には、時刻は既に午後2時を少し回っていた。

いかんいかん、と思い、彼は自分の部屋を出て、下の階にあるリビングに

向かった。

だが、そこには誰もいない。

あいかわらず、不思議な音楽がラジオから流れているだけ。

あれ?おかしいな?

そう思い、家の中をくまなく見て回ったが、本当に誰もいなかった。

日曜日に妻も娘も外出することなど、あまりなかったので、彼は

?????となる。

しかし、まあ、どこか買い物にでも行ったのかもしれない、と思い、彼は思いつきで

車の洗車を始める。

時間にして、30分位だった。

その間、玄関のすぐ前に駐車した車を洗っていたのだが・・・。

そして、洗車が終わり、家の中に入ると、リビングから物音が聞こえる。

誰もいない筈なのに?

と思い、そーっと居間ら近づき様子を伺うと、リビングには、妻が1人で

キッチンで洗い物をしていた。

相変わらずラジオから流れている不思議な音楽を聴きながら。

あれ?なんで?

そう思い、彼は妻に声をかけた。

何処かへ出掛けてたの?

だが、何の返事も無かった。

機嫌でも悪いのかな?と思い、彼はそのまま自分の部屋へと向かった。

そして、30分くらいしてから、リビングに置いてある工具が必要になったので

1階へと降りてきた。

すると、リビングには妻と娘2人がソファーに座り、何か本を読んでいる

様子だった。

勿論、不思議な音楽が流れるラジオを聴きながら。

なので、彼もソファーに座り、リモコンでテレビの電源を入れた。

すぐにテレビの電源は入ったのだが、どのチャンネルをまわしても、全て

砂嵐状態で、まともに映らない。

おかしいな?と思いつつ、彼はそこに居た家族に

テレビおかしいけど、いつからこんな状態で映らないの?

と聞いてみた。

だが、妻はおろか、娘達からも返事がない。

これにはさすがに彼も少しムカついたが、もしかすると、妻と娘の間で

一言も喋らないという我慢比べのようなゲームでもやっているのかもしれない、

と思い、彼は、まあ、いいけどね!と呟いてテレビの電源を切った。

そして、ふと、周りを見渡した時、彼は、ぞくっとしてしまう。

妻と娘2人が、睨みつけるようにして、彼を凝視していた。

普通なら、何か文句でもあるのか!と大声を出すのかもしれないが、その時の

妻と娘の顔は、とても冷たく怖い目であり、いつもの顔を知っている彼にとっては

まるで別人に見えた程であった。

彼は怖くなってしまい、2階の自分の部屋へと逃げ込んだ。

そして、考えた。

そういえば、朝食の時も、妻も娘も何も喋らない。

一体どうなってしまったのか?

そして、これからどうすれば良いのか?

それから、いつもラジオから流れているあの不思議な音楽は何なのか?

もしかすると、あの音楽が妻や娘達に集団催眠でもかけているのではないか?

そんな事まで考えてみたが、しかしどんなに冷静に考えてみても、思い当たるのは

あのラジオしか、考えられない。

そんな事を考えていると、ふいに彼の部屋のドアがノックされる。

彼は、またしてもゾクっとしてしまった。

いつも妻や娘達が階段を上って来る時には、かなりはっきり聞こえるのだが、

その時は、一切音は聞こえなかったから。

もう彼の頭の中では、妻や娘達は、完全に別人になってしまっており、それらが

足音を立てない様にしながら、そーっと階段を上って来るのを想像した

だけでも、それはかなりの恐怖だった。

そして、コンコンというノックは、次第にドンドンというドアを拳で叩く

ような音に変わっていく。

彼は慌ててドアの方へ近づき、

どうした?何かあった?

と平静を装って応えた。

しかし、ドアの向こうから聞こえてきたのは、まるでテープを早送りしたかの

ような声だった。

そして、次第にドアを叩く音も、早送りのような声も増えていった。

妻と2人の娘が同じようにドアを拳で叩き、何かを叫んでいるのは明らか

だった。

彼は、とっさに、

もう少ししたらリビングに行くから、ちょっと待っててくれ!

と大声で叫ぶ。

すると、ドアを叩く音も早送りの声も聞こえなくなり、静寂が戻った。

彼は、部屋に置いてある野球用の金属バットを握り締めた。

勿論、護身用であり、万が一の時には・・・・。

そう考えると、涙が止まらなかった。

おかしくなってしまつたとはいえ、俺は家族をこのバットで殴ろうとしているのか?

と自問自答したが、結局、

例え、殺されたとしても、それだけは出来ないという結論に達し、バットは元の場所

に戻された。

そして、彼は耳を澄ました。

ドアの外には誰もいないようだ。

彼は、そーっとドアを少しだけ開けた。

すると、突然、1本の手がそのドアを掴んだ。

再びドアを閉めようとする彼だったが、ドアを掴んだ手の力はとても強く、あっさりと

ドアは全開にされてしまう。

そして、そこに立っていたのは、各々が手にカッターナイフやドライバー、そして

包丁などを持っている妻と二人の娘だった。

彼は、その時、何故か、早くラジオの電源を消さなければ!という事が真っ先に

頭に浮かんだ。

そして、出来るだけ彼女達を傷つけないように、彼女達の間に割って入り、

そのまま、階段の方へと走った。

その間、何かが彼の足に刺さるのを感じた。

凄い激痛だったが、彼は傷の確認をしている暇などなく、そのまま階段を

転げ落ちるようにして、1階まで降りてくる。

その間も、カッターで切り付けられたりしたが、包丁だけは致命傷になりそうだった

ので、彼も注意深く避け続けた。

1階まで降りた彼だったが、足に刺さったものが、階段を転げ落ちる時にさらに

深く刺さったようで、足に力が入らず、全く立てない状態だった。

それでも、彼は両手を使い、這うようにして、ラジオの方へと向かう。

背後からは、相変わらず、早送りしたような声が重なるように近づいて来る。

彼はなんとかラジオを手に取り、電源を切ろうとした。

だが、電源スイッチはおろか、操作する為のボタン1つついていない。

だから、彼はラジオの乾電池を抜こうと背面をみるが、前面がツルっとしていて

そんなものも見つからなかった。

そうしていると、彼の背中にに妻や娘達が馬乗りになるようにして、なにやら

喚いている。

そして、幾度となく背中に何かが突き刺さるような感覚があった。

彼は最後の力を振り絞って、そのラジオを前方にある金属製の壁に思いっきり

投げつけた。

その瞬間、ラジオからはあの不思議な音楽は消えた。

すると、馬乗りになっていた妻や娘達も、彼から離れて、家の何処かへと

立ち去っていった。

助かったのか?

そう思うと同時に妻や娘に怪我をさせなかった事にホッとしながら彼は

そのまま意識を失った。

それから、どれくらいの時間が経過したのか。

彼が目を覚ますと、妻と娘が全員で必死に彼の手当てをしていた。

大丈夫?

どうしたの?

何かあったの?

すぐに救急車がくるから、気をしっかり持ってね!

心配そうに彼を見つめるいつもの妻と娘がそこに居た。

彼は思わず涙が流れてきた。

そして、そのまま彼は到着した救急車に乗せられ、病院へ運ばれ、結局、

3ヶ月間ほどの入院をした。

左足が背後からドライバーで貫通しており、背中にも無数の刺し傷があった。

更に、右足も骨折しており、もう少し遅ければ出血多量で危なかったらしい。

その間、警察も事情聴取に来たらしいが、彼はあくまで自分の不注意で・・・

と繰り返し説明した。

退院後、自宅に帰ると、家の中には、彼が壁に叩きつけて壊したラジオが

消えていた。

妻や娘にも聞いてみたが、そんなものは見ていないという。

そもそも彼の自宅にはラジオというものは存在していなかった筈であり、

それならば、尚更、あの時のラジオは、どうして彼の家に有ったのか?

全てが謎であったが、彼には、あのラジオから流れていた音楽が全ての

元凶であることは明白だった。

この謎のラジオは、確かに実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 18:43│Comments(3)
この記事へのコメント
営業のKさん

夜のお勤め、ご苦労様です(笑
今日の福岡は数日前の寒波を忘れさせる陽気、いくら節分が近いとは言え極端やろ!と突っ込みを入れてやりましたよ。
体に残る傷痕、ともすれば致命傷になりかねない程の・・・それが愛する家族から・・・心が痛みますね。
そのラジオ、その存在は一体何なのでしょうか?
以前に、図書室で題名も著者の記載もない真っ白な日記帳に纏わる記事がありましたが、それと同類なのでしょうか・・・いや〜世の中本当に不思議ですね。
そのご家族の平穏を祈り致します。

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年01月28日 21:37
K様
不思議な話ですねー
彼があちらの世界に行ったのかラジオがあちらの世から来たのか・・・・
彼に何かわかってほしかったのか?警告なのか?先祖を振りかってほしいのか???
霊感のない人の所に来る霊って謎解きみたいな現れ方するから困惑しますよねー
Posted by ちんぱん at 2017年01月28日 22:38
いつも楽しく見ております。
自分は霊感も無く霊なんて信じていませんが、この手の話は大好きです。そんな自分にも怖くない不思議体験がありますが、チョー怖かった体験を。

十数年前ですが早朝の某地下鉄丸ノ内線で、折り返し始発に乗ったらオッサンが寝ていました。ラッシュ時間前なので人はまばらのためか、オッサンは駅に到着したのに気がつかない様子。
やがて発車ベルが鳴った瞬間、オッサンは気がつき猛ダッシュで降りようとしました。オッサンはみごとにドアに挟まれ、上半身は外に下半身は中にと言うギャグ漫画のような光景が。

自分のチョー怖かった体験でした。
長文失礼しました。
Posted by TO at 2017年01月29日 09:38
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