2017年02月01日

呪われた家系!

サインディスプレイ部 営業のKです。

皆様、いつもお読み頂き、ありがとうございます。

新たに、TO様もコメント頂き、本当に感謝です。

お書き頂いた怖い体験談、笑わせて頂きました(笑)

ということで、今夜は珍しくバンドの練習がありますので、

早めに、1話投下します。

それでは、怖くない話、どうぞ~!



これは俺の友人から聞いた話である。

よく田舎にいくと、その集落全てが同じ苗字の家のみで構成されていたりするが、

まあ、それは単に親戚が集まってしまったというだけなのだろうが、中には

とんでもない理由で、親戚一同が一箇所に集まって生活している場合も

あるらしい。

実は、俺の友人の家も周りを同じ名前の親戚縁者で固められ生活しているのだという。

しかし、その理由というのは、普通ではなかった。

それは呪いから逃れるため・・・・。

もう少し言うと、ある呪いの標的を欺く為に、親戚が集まっているらしい。

しかも、田舎ではなく、立派な繁華街の一角で。

彼らの家系では、1年に1人、という異常な速さで、親戚が順番に死んで

いった時期があるのだという。

そして、さの死の呪いは、先ず最初にその家に生まれた長男へと向けられる。

そして、その家系のAという家の長男が死ぬと次は、別の家の長男が死んだ。

そして親戚中の長男が死に絶えると、次は次男という感じでどんどんと

死が連鎖していくらしい。

しかも、その死に方というのも、全て悲惨なものであり、どれも原型を留めない

姿で死んでいった。

ある者は交通事故で、またある者は突然、ビルからの落下物に当たって・・・。

勿論、自ら死を選ぶ場合もあったが、どの死に方も通常では考えられない程の

酷く損傷した死体となって、家族と対面する事になった。

そして、その家系の者達は、訳もわからないまま、色々な方法で、その呪いから

逃れる策を探った。

それこそ、死に物狂いで・・・。

そして、その死の連鎖から逃れる為の唯一無二の策というのが、彼ら一族が

集まって生活する事だという。

理由は分からないが、呪いが次の標的を定める場合、無作為に見えて、実は

何らかの法則みたいなものが有るらしく、その順番を目くらましするのが、

その方法なのだという。

実際、以前は、それこそ家系が途絶えるくらいまで死人が出たそうだが、

今はなんとか持ち直しているらしい。

そして、実際、家系が途絶えそうになった時、ある高名で徳を積んだ、能力者に

原因を観て貰ったところ、大昔、彼の家系の先祖である地主が、村人を騙し、

冷酷な仕打ちをし、そして多くの村人が失意の中で死んでいった。

とてつもなく強い恨みの念を抱いたまま・・・。

それからというもの、その家系に生まれた子供は、皆、順番に死んでいった。

どれも不審としか思えない死に方で。

そして、死んでいく者には、必ず、3日前までに、異形のものが訪れる。

ある家では魔除けをし、またある家では結界を張った。

しかし、そんなものなど全く効果は無く、彼ら、彼女らは、恐ろしい姿をした

モノ達により、恐怖を味わい、そしてその恐怖の中で死んでいった。

だから、いつしか、彼の親戚一同は、出来るだけ賑やかな場所に住み、同じ苗字の

者達だけで集まり、小さな集落を形成するようになったという。

そして、実際、そうしてからは、不審な死というもの、そして早過ぎる死という

ものは、無くなったらしい。

しかし、そんな現在でも、年に数回、それらの呪い主が、人間の姿に化けて

親戚の家々を訪問してくるのだという。

そして、そんな時に、間違って家のドアを開けてしまったら、それは死に直結

してしまうらしい。

実際に、彼のところにも、念に2~3回は、不審なモノの訪問があるのだという。

それは、普通の人間に化けて近づくらしいのだが、やはり、何かが違うのだという。

だから、彼を含め、彼の親戚の者は皆、誰かが家のチャイムを鳴らしても、決して

応えず、そしてドアを開ける場合には、必ず、相手に開けさせるのだという。

何故かは知らないけど、それらのモノ達は、自分からはドアを開けられないから。

彼は笑って話してくれたが、その目は全く笑っていなかった。

そして、

先祖がとんでもない奴だと、子孫が苦しむんだよな。

俺の方こそ、元凶になった先祖を呪いたいよ!

こう言って、再び、笑った。

この家系は実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 12:41│Comments(4)
この記事へのコメント
営業のKさん

知らぬまに気付かぬまに2月・・・今年も、私にとっては時の流れがやはそうです(泣

際限なく続く代々からの呪い、理不尽ですね・・・今、現在を懸命に生きていても、その呪いから逃れる術はないと言う事・・・相手はこの世の者ではない怨霊ですから、呪詛返しも通用しないのでしょうね。
人を呪わば穴二つ・・・じゃ済まないですね、考えさせられます。

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年02月01日 19:15
k様
怒涛の更新ありがとうございます!!
ありがたや~ありがたや~
霊も強弱があるのですね。
先祖のせいで霊障を受けるなんて理不尽だけど因果なんですかね・・・
負の連鎖が止まると良いです。
Posted by ちんぱん at 2017年02月01日 21:36
Kさん、お疲れ様です。

よくこの手の話では決まり文句のように「七代先まで呪ってやるとか、祟ってやる」なんて言われますが、相当な執念だと思います。
しかし、生きている方も家系が途絶えるくらいまでになりながら、ある程度まで盛り返しているのでしょう。こちらも相当な執念がなければ生き残れないと思います。

いずれにしても怨みは買いたくないものです。
Posted by TO at 2017年02月01日 23:19
いつも楽しみにしております。
連載ありがとうございます。
実話だから、つながりのある話で説得力があるんでしょうね。
いろいろんな怖い話しは、ありますが、細田塗料店の怖い話しが1番です。いつか、本になることを願っています。
Posted by 大阪けろた at 2017年02月02日 20:23
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