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2017年02月04日

あの世へと続く階段!

サインディスプレイ部 営業のKです。

よく聞かれるんです。

仏教徒ですよね?と。

いえいえ、無宗教です!

神様も都合の良い時にしか信じません(キッパリ)

でも、宗教は否定派しません。

人それぞれ、色んな事情があると思いますし、不安な時の

拠り所になるのが宗教だという事も理解しておりますので。

まあ、他人に迷惑を掛けない宗教、という限定付きですが・・・。

それでは、今日も一発ぶちかますぜ~!

みんな、乗ってるか~い?

イエーイエー!

ということで始めます。

怖くない話、どうぞ!


これは、俺の従兄弟が体験した話である。

従兄弟は、石川県内にある、バッテリー販売会社でメンテナンスを担当している。

バッテリーといっても、自動車などの小型バッテリーではなく、会社の地下などに

設置されている大型のバッテリーだそうだ。

そんな大型のバッテリーだから、感電しそうになったことが何度もあるという。

ちなみに、感電すれば即死であり、通常、考えられるようなゴム手袋を

していれば大丈夫なんじゃない?というレベルの電気ではないのだという。

そんな特殊な仕事だから、結構な遠方への出張も多く、泊りがけになることも

ざらにあるのだという。

そんな彼がある日、富山県の某巨大な会社へとバッテリーのメンテナンスに

出かけた時の話である。

その会社は、誰もが名前を聞いたことがあるような有名な会社であり、広い

敷地に、何棟もの社屋が建っており、それを地下にある巨大なバッテリー

が裏方として、駆動し、安定した電源を供給しているのだという。

そして、彼はその時、日曜日~月曜日という1泊二日の日程で作業に赴いた。

当然、会社は休みであり、社員駐車場にも、車は殆ど停まっていなかった。

地下にある大型バッテリーのメンテナンスに入る時には、携帯も完全に

圏外になってしまう為、作業に入る前に、定期連絡を入れる時刻や、

緊急時の対応など、細かく本社にいる同僚と打ち合わせをしてから、地下へと

進むのだ。

そして、当然、1人で作業をこなせる筈もないので、その時も同僚1人とベアに

なって、地下へ続く階段を下りていった。

鉄製の階段を下りていくと、地下1階に到着。

そこには、電気だけではなく、色々な制御版があり、ここで会社内の全ての

装置を制御している。

そして、更に階段を下りていくと、地下2階。

ここに、メンテナンスをする大型のバッテリーが3台収められている。

その日の作業は何故かとても順調だったという。

しかし、作業している間中、彼の耳には、階下から聞こえてくるドンドンという

、誰かがまるで大きな扉を叩いているような音が聞こえていた。

その音が気になってしまい、なかなか作業に集中出来ない彼。

だから、作業休憩で地上に上がった時に、それとなく、その会社の担当者に

聞いてみた。

地下って2階までじゃないんですね?と。

すると、担当者は

え?地下は2階までですよ!何故そんな事を聞かれるんですか?

と返してきた。

なので、彼は先程、作業中に聞こえていたドンドンという音について

話してみた。

すると、その担当者は、あからさまに顔色が変わったという。

そして、

まあ、色々とありますから・・・・

と怪訝そうに言った。

これは、何かあるな!と思った彼だが、その担当者の態度から、これ以上

突っ込んだ話をするのは得策ではないと判断し、すぐに話題を変えた。

休憩が終わり、再び地下2階へと降りた彼だったが、やはり先程の

担当者の態度から、ドンドンと階下から聞こえる音に、更に興味が

増していく。

そこで、一緒に作業をしている同僚に、ちょっとトイレに行って来る!

と言って、その場を離れた。

そして、地上に上がるふりをしておいて、彼は地下2階を調べ始める。

地下2階は、無機質なコンクリートの壁と短い廊下、そして部屋と呼べるような

ものは二つしかなかった。

なので、彼は、階段を辺りをくまなく調べる事にした。

すると、地上から地下2階まで降りてくる階段の後ろに、まるで隠してある

かのように、小さなドアが見つかる。

そのドアというのは、その空間には似つかわしくないような、古く錆びた取っ手

が付いた、これまた古く錆びた鉄製の扉だった。

そして、その鉄製の扉には、厳重に2重3重の鍵が掛けられている。

彼は、この作業に入る前に、地下作業用のマスターキーを渡されており、その

マスターキーを差し込んでみると、どうやら、その鍵穴にも、ピタリと合致

するようだった。

しかし、当然のことながら、彼は迷った。

作業指定区域以外の場所に行って、それが万が一バレテしまったら、もしかすると

取り返しの付かない事になりかねないのは明白だったから。

しかし、結局、彼は、怖いモノ見たさの誘惑には勝てず、その扉についた

3つの鍵を開けてしまう。

そして、恐る恐る、その扉を開けた。

扉は、ギイーという重苦しい音を立ててゆっくりと開いた。

そして、作業用の強力なライトで照らすと、どうやら彼の予想通り、更に

下の階へと続く階段が目の前にあった。

ただ、その時、彼は一瞬、ギョっとしてしまう。

その鉄製の扉の裏側には、無数の手の跡が付いていたから。

その手の跡は、赤黒く変色しており、大きいものから小さいものまで、

本当に無数にあった。

やはり、この扉の向こうには、誰かが居たんだ!

そう思った彼は、恐怖心と共に、見届けなければ!という使命感のような

ものを感じたのだという。

そこで、意を決して、目の前にある階段を降りていった。

その階段は、何やら、ビチャビチャと濡れているようで、滑らないように

彼はゆっくりと降りていった。

地上から地下2階まで続いている階段よりも、かなり狭く、そして古い

階段だった。

しかし、その階段というのは、とても長いのだ。

先程からゆっくりと降りているとはいえ、かれこれ3分ほど階段を降り続けている。

しかし、まだ下の階というものに到達できない。

しかし、それからしばらくすると、目の前の景色が変わる。

一気に視界が広がっており、更に下へと続く階段が鉄製のものから、石段

へと変わっていたのだ。

さすがに、これ以上は、まずいよな?

彼は少し弱気になった。

そして、そのまま、降りてきた階段を戻ろうとした。

その時・・・・。

突然、ドンドンという音が聞こえてきた。

彼は、ビクっとしたが、やはり、下の階には誰かがいるんだ!と思い、

彼はそのまま下へと降りていくことにする。

石の階段を下りていくと、ドンドンという音が近づいてきた。

彼は、まるで宝物でも見つけたかのように、その音を目指して石段を足早に

降りていく。

そして、どんどん降りていくと、石段の20メートルほど下が突き当たりになっており、

そこに一枚のドアがあった。

そして、ドンドンという音にあわせて、その扉が震えていた。

あそこか?

そう思い、彼は更に速度を上げ、その扉に向かった。

そして、扉前に到着する。

その扉は鉄製のドアであり、一部が鉄格子になっていた。

彼は恐る恐る、その鉄格子から中を覗き込もうとした。

鉄格子の向こうに見える空間は、真っ暗な中に、ロウソクのような弱い光が

灯っているだけ。

彼は、物音を立てないように、鉄格子に張り付いて、中の様子を伺った。

すると、突然、何かがその扉にぶつかった。

ハッとした彼の顔の前に突然、女の顔が現れる。

女というよりも、老婆といった感じで、しわくちゃの顔に鋭い目、そして

以上に痩せ細っていた。

そして、その女が、突然、ゲラゲラと下品な声で笑い始める。

まるで、罠にかかった彼を嘲るかのように・・・。

彼は、突然、嫌な予感に襲われた。

そして、それは的中する。

突然、目の前のドアがカチャという音とともに、少しずつ開き始めた。

やばい!

そう感じた彼は、そのまま振り返り、石段を駆け上がった。

すると、先程までは気付かなかったのだか、壁の左右に、5メートルほどの

間隔で、先程と同じような扉が続いている。

彼は嫌な予感がしたが、これまた、その予感は的中してしまう。

その扉がいっせいに、ゆっくりと開き始めたのだ。

彼は何が起きているのか、わからないまま、階段をひたすら駆け上がった。

石段を登りきり、鉄製の細い階段までたどり着くと、彼は

もう少しだ!

と自分を励ました。

すると、その時、上の方から、ドーンという音が聞こえた。

まるで、何重もの鍵が掛けられた扉が閉まったかのような音。

何故?

彼は考えたが、それでも階段を上る足を止める事はできない。

一心不乱に上り続ける彼だったが、もう少しという所まで来た時、彼は

絶望の底に落とされてしまう。

やはり、扉は閉められていた。

何者かによって・・・・

その扉までたどり着くと、彼は、階下から上がって来るザワザワという

声と足音を聞いた。

追って来ている?

彼は慌てて、マスターキーを取り出し、鍵を開錠しようとした。

しかし、扉のこちら側には、鍵がついているわけもなく、彼は途方に暮れる。

しかし、諦めきれない彼は、その扉をドンドンと叩き、大声で助けを求めた。

下から階段を上がって来るものたちの声と足音がどんどんと近くなってくる。

もう駄目か?

そう思った時、彼の目の前にある、扉の鍵を開けているような音が聞こえた。

もしかすると、同僚が気付いて、鍵を開けてくれているのかも・・・・

そう思った彼は、更にドンドンと扉を叩き、

急いでくれ!頼む!

と叫び続けた。

もう彼のすぐ背後まで、声と足音は近づいてきている。

すると、カチャという音と共に、扉がゆっくりと開きだした。

彼は、九死に一生を得た気持ちで、その扉から外へと出ようとした。

すると、その扉の向こうに立っていたのは、同僚ではなく、先程

階段の突き当たりの部屋に居た女だった。

その女が、ニターっと笑う顔を見ながら、彼は意識を失った。

それから、どれだけの時間が経過したのか。

彼が、揺り起こされると、そこには同僚が心配そうに彼の顔を覗き込んでいた。

聞いてみると、彼は、1人きりで、地上へと続く階段の前に倒れていたのだという。

助かったのか・・・・

彼は呆然としなから全身から力が抜けていくのを感じた。

そして、その日はもう体調不良を理由に、現場から離れ、翌日は別の

同僚に交代してもらったという。

彼は、俺にこう言っていた。

たぶん、あの階段はあの世とか、地獄とかいう所に続いてるんだろうな!

この階段は、富山県の某企業の地下深くに実在する。






Posted by 細田塗料株式会社 at 16:42│Comments(3)
この記事へのコメント
営業のKさん

宮崎より帰還しましたよ!宮崎ではプロ野球やプロサッカーのキャンプ中のため、車が多いですね〜(泣

いやいや〜その地下へ通ずる扉を残している理由は何なのでしょうか?
もし絶対に解錠厳禁、立ち入り禁止ならは、扉を熔接又は壁を造れば良いと思うのですが、その存在自体を残さなければならない理由があるので・・・すかね。

以前の記事にもあったビル3〜5階の魔界、完全に立ち入れなくする方法はあると考えますが・・・いわゆる息抜きが必要なんですかね(泣

その方がご無事で何よりです。

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年02月04日 18:44
Kさん、こんばんは。

自分も昔は夜間に無人になるビルで、何度か作業をしたことがあります。
もちろん一人です。
外の音は聞こえず機械の音だけが不定期にカタカタと聞こえるだけです。
トイレに行くときは廊下の電気は消されていますが、非常灯があるので真っ暗闇ではありません。
ここで怪奇現象でもあれば話のタネになりますが、生憎と何もありませんでした。
ただ、廊下の突き当たりに大きな鏡があったりする建物もあったので、ちょっと不気味な思いはありました。

それでは、次の怖くない話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年02月05日 00:25
富山の巨大企業、もしかして、黒部市かな?
Posted by ちはるる at 2017年02月07日 11:58
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