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2017年02月22日

白山市のスキー場に出る・・・・。

サインディスプレイ部 営業のKです。

皆様、いつも怖くない話をお読み頂き、ならびに暖かいコメントを頂きまして

本当にありがとうございます。

コメントを頂くと、凄く励みになります。

ちなみに、昨日で30万PVを達成致しました。

これも、日頃からの私自身の努力の賜物とし・・・・・・・・・・

いえ、

これも、日頃からの皆様の暖かいご声援があればこそ、と

心より感謝致しております。

ちなみに、同じ会社の自動車関連ブログのMさんは、既に

50万PVを遥かに超えております。

凄いです!

私は細々と頑張りますので、どうか、末永く長~い目で

見てやってくださいませ。

今夜は白山市のスキー場で昔起こった怪異です。

やたらと白山市の事ばかり書いていますが、別に白山市が

嫌いなわけではありません。

いえ、どちらかといえば、大好きです。

例えば、北野食堂とか、北野食堂とか、北野食堂とか(食堂しか無いんかい!)

それでは、今夜も怖くない話、スタートします!


これは俺の友人が体験した話である。

彼は、とにかくスキーが大好きだった。

スノボではなく、スキーのみが彼の生きがいだった。

だが、ある年を境にして、彼はパッタリとスキーを辞めてしまう。

今回の話は、その原因になった出来事についての話である。

その日、彼は金曜日の仕事が終わると、急いで支度をして、石川県内のとある

スキー場へと向かった。

スキー場で、友人達と待ち合わせしていたからである。

いつもは、日曜日に日帰りスキーというのが常だったが、その週末は偶然

友人2人との都合が合い、それならいっそ泊りがけで・・・ということで、

金曜日から日曜日にかけての2泊3日のスキー三昧を楽しむ事にした。

その年は、とても積雪が多くスキー場は大盛況だったのだが、さすがに

金曜日の夜という事で、道は空いており、予定通りの時刻にスキー場に

到着した。

そして、友人達と合流。

ナイタースキーを楽しんだ。

そして、ひとしきりスキーを楽しんだ後は、予約しておいたペンションへと

向かい、そこで宴会を満喫した。

ペンションということで、豪華な宴会という訳にはいかなかったが、それでも

久しぶりに会う友人達は、相変わらず気が置けない奴ばかりであり、夜遅くまで

スキー談義で盛り上がった。

実は、彼らには、1つの計画があった。

最終日には、コースから外れて誰も滑っていない新雪の上を皆で滑ろうという、今で

いう所のバックカントリースキー?をする事だった。

スキーヤーなら、誰も滑った跡が付いていない新雪の上を自由自在に滑りたいと

思うのが普通だ、と彼は言っていたのだが・・・。

そして、二日目は、朝食が終わると、早速コースに出た。

さすがに泊まった事もあり、夜のうちに積もった雪の上を滑っていると、まるで

外国のスキー場にでも来ている様な気分になり、彼らのテンションは上がった。

そして、昼食を挟み、再びコースに出る。

その時、イレギュラーが発生する。

彼の友人の中の一人が、他のスキー客とぶつかり、骨折してしまう。

その日は、さすがにスキーどころではなくなってしまいそのまま滑れなかった。

夜になり、2人だけになった彼らは、翌日の事を話し合った。

勿論、バックカントリーに関して、である。

しかし、友人も足の骨は折ったが、元気だった為、予定通り、バックカントリースキー

は決行する、という結論に達した。

そして、最終日、さっさと朝食を済ませた彼らは、早速滑りだす。

昨日、余り滑れなかった鬱憤を晴らすかのように。

しかし、ここでまたしてもトラブル発生。

彼のもう一人の友人も、転倒した際、足首を痛め、そのまま病院へ。

結局、1人だけが取り残される形になった彼。

今思えば、それは神様が危険の予兆をしてくれたのかもしれなかったのだが、

彼は、もうヤケクソになり、一人でバックカントリースキーを敢行する事に

した。

日曜日ということで、スキー場は異様な混雑だった。

そして、彼はリフトで最高部まで上がると、誰にも見つからないように、

コースから離れた。

予想していた通り、コースから外れた場所には、当然誰もおらず、そして

まだ誰も滑っていない新雪が目の前に広がっていた。

彼は、もうすっかり怪我をした他の2人の事は頭から消えていた。

それほど、目の前に広がる景色は彼を高揚させるには十分過ぎる力が

あった。

天気も快晴であり、まさにスキー日和。

彼は、まるで子供のようにワクワクしながら、担いでいたスキーを下ろし、

そして滑る準備をした。

そして、待ちきれないとばかりに、彼は山の斜面を滑りだした。

滑り始めてから1分と経たないうちに、急に雪が激しく降りだした。

もう殆どホワイトアウトと言ってよい程の視界の悪さ。

しかし、滑りだした彼を止める事は出来なかった。

確かに彼のスキーの技術は素晴らしかったのかもしれない。

そんな悪い視界の中でも、彼のスキーは綺麗な弧を幾つも作りながら、華麗に

滑走していった。

そんな時、彼の目の前には信じられない光景が飛び込んでくる。

誰かが雪の中で正座するように座り、そしてこちらに手招きしている。

女だった。

こんな雪の中に、何故、女が1人で座っているんだ?

もしかすると、遭難した女性が助けを求めてるのか?とも考えたが、こんな吹雪の中、

白いワンピースだけを着た女が、たった一人で座っている訳が無かったし、何より、

その女が手招きしながら見せる不気味な笑みが、その女が、間違いなく人間ではない、

ということを物語っていた。

彼は、出来るだけ、その女から離れてその場から滑り降りようとした。

そして、それは俺の思惑通り、成功する。

しかし、次の瞬間、前方を見る彼の視界には、先程の女が、またしても正座し、

手招きしていた。

これは雪女というものなのか?

と日頃から、そういう類のものは一切信じない彼は確信した。

それが雪女かどうかは、俺にも当然判らない。

しかし、とても危険なものである事は確かだった。

その女は、彼が滑り降りていくコースを先読みするかのように、ある時は、木の影、

またある時は、新雪から上半身だけを出すようにして、彼へと手を伸ばしてくる。

捕まえようとしているのか?

彼は恐怖した。

そして、バックカントリースキーをしてしまった自分を悔いた。

しかし、今更手遅れであり、彼はまるで、その女に翻弄され弄ばれるようにして、

どんどん危険へと近づいていた。

その女から逃げるように滑る彼の滑走速度は、既にかなり上がっており、転べば

ただでは済みそうに無かったが、それでも彼は何とか転ばすに持ちこたえる。

しかし、そうやって、女から逃げ回る彼も、目の前に突然現れた、その女を

無理やり避けて転倒し、そのまま崖下へと転がり落ちた。

しばらく意識が飛んでいたらしく、彼が目を覚ますと、体のいたるところが激痛で

動かせなかった。

そして、ふと目の前を見上げると、満足そうに高笑いを浮かべながら、宙に浮く

女が見えた。

そして、その女は、グッタリとした彼をしばらく見つめた後、吹雪の中へ消えていった。

彼は遠のいていく意識の中で、完全に死を覚悟した。

無謀な行為をした自分と、そして理不尽な死を与えようとしたあの女の事を考えると、

悔しさで涙が溢れた。

そして、そのまま彼は意識を失い、彼の上にはゆっくりと雪が積もっていった。

だが、奇跡は起こる。

彼は、怪我をしてリタイヤした友人達の機転のお陰で、救助隊に助け出される。

彼が意識を失ってから、一晩が過ぎ、そして朝になって、彼は発見されたが、

奇跡的に彼は生きていた。

両手足の複雑骨折といたるところの打撲。

彼は長い闘病生活を終えて、無事に退院した。

だが、当然のことかも知れないが、それ以後、彼はスキーを完全に辞めてしまう。

あの女がトラウマになってしまったからである。

このスキー場は、今も実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:50│Comments(3)
この記事へのコメント
k様
友人さん助かってよかったですねー
私なんぞこの世の人でない者と遭遇したら絶対お漏らししてしまいます。
Posted by ちんぱん at 2017年02月22日 21:25
営業のKさん

今は猫と共に寝床、ほろ酔いでくつろいて居ますが、屋外から聞こえる雨音はショパンではなくヴァン・ヘイレン、風も強そうですよ。

調べて見ました「北野食堂」・・・怖いですね〜(笑
若い頃はV8アメ車並の食いっぷりでしたが、今やダウンサイジング低燃費・・・大盛り丼を見ただけでノッキング状態です(笑
せめてスカイアクティブロータリーだったら・・・。

石川って・・・怖くない場所だらけやないですか?
おっと?・・・Kさんがガイドで、異世界巡りバスツアーなんて企画したら、案外ガッポリ・・・Aさんの「エンガチョ!」は間違いないでしょう(失礼しました)。

白いワンピース姿は怪談によく登場しますが、何かしら意味があるのでしょうか?
因みに、私は年中作業服です(泣

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年02月22日 22:12
Kさんこんばんは。

そのスキー場は過去に事故や事件があったのでしょうか。その女の目的はなんだったのですかね。

自分は20代の頃、蔵王で勢いよくコースアウトしたことを思い出しました。
後で山形出身の友人にこの間抜け話をしたところ、「ああ、あそこお地蔵さんがあっただろう」と真顔で言われましたが。

それでは次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年02月23日 00:05
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