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2017年03月12日

金沢市の電話ボックスには・・・・。

サインディスプレイ部 営業のKです。

体調が相変わらず優れません。

なので、今日は、一日中、部屋の中で

寝たり、怖くない話を書いたりして

過ごしました。

ちなみに、数えてみると、これまでにブログに

アップさせて頂いた怖くない話が200話を

超えておりました。

もしも、全話読まれた方がいらっしゃるとしたら、

百物語を2回体験したことになりますので、

怪異が起こらない様にお気をつけくださいね~


と脅かしておいて、さっさと怖くない話に

行きたいと思います。

ちなみに、声に出して読んだりしなければ

大丈夫ですので(笑)

それでは、スタートします。



これは、俺の仲間内では、有名な話である。

金沢市内のとある場所、公園の隣に公衆電話ボックスがある。

以前は、至るところにあった公衆電話ボックスも、最近はめっきり少なく

なってしまったが、この電話ボックスは、それこそ確実に霊体験が出来る

場所として、その種の人達の間では有名な場所だ。

ちなみに、その電話ボックスを誰かが使用しているのを、俺は未だに1人として

見ていない。

それなりに賑やかな場所であり、周りには沢山の住宅があり、役所関係の

建物もあるというのに、不思議な電話ボックスである。

そして、今日は、その電話ボックスに俺達が行った時の話をしたいと思う。

それ以前から、実はその電話ボックスでは異様なモノを目撃したという話が

絶えなかった。

それは、電話ボックスの中に女が立っているというものだったり、雨の日には

電話ボックスの外に、1人の女が傘もささずに、ずっと立っているというものだったりと

様々な噂があった。

退屈だった当時の俺達は、そういう噂に目が無かった。

だから、深夜、いつものメンバーでマクドナルドに集合し、そこから、その電話ボックス

へと向かった。

その時、参加したのは、俺以外に5人のメンバーだった。

さすがに雨の日は面倒くさいということで、曇りの夜を選んだのだが、結局

その電話ボックスに到着した時には、午前2時を回っていた。

そして、6人が手分けして電話ボックスの周りや中を色々と調べた。

もしかすると、隣接する公園に原因があるのかもしれない、と公園もくまなく調べたが、

特におかしい部分は見つからない。

電話の受話器を取ると、普通にツーと連続音が聞こえる。

電話ボックスの屋根や裏も調べるが、一向に妖しい部分は見つからなかった。

なので俺達は、1人の男だけを残して、その電話ボックスが見渡せる場所に車を

移動して、様子を窺う事にした。

すると、しばらくすると、変化が表れる。

それまでは、怖いせいか、頻繁に電話ボックスに残した奴から携帯に連絡があった

のだが、15分位が過ぎた頃から、パッタリと電話が掛かって来なくなる。

俺達は

何か起こったのかもしれない、と更に目を凝らして電話ボックスを見た。

すると、ボックス内に残してきた彼が、誰かと電話をしているようだった。

俺達は、もしかすると、誰かから電話がかかってきて、ついつい話し込んでいるのかも

しれない、と思い、車を電話ボックスへと近づけた。

すると、中に居る彼の様子が明らかにおかしい。

まるで、痙攣でもしているかのように、ブルブルと小刻みに震え、目は虚ろに

なっている。

俺達は急いで車を近づけ、そして電話ボックスのドアを開けた。

すると、彼はそこで痙攣しながら、ブツブツと何かを呟いていた。

その様子は明らかに尋常ではなかった。

だから俺達は、慌てて彼の手から受話器を取り上げ、そして彼をボックスの外へと

連れ出した。

もう彼は自分では歩けない状態であり、そして呟いている内容は

たすけて。ころさないで。

というものだった。

その場に居た4人が彼を車に乗せ病院へと向かった。

そして、残された俺ともう1人の友人。

俺はヤバイから受話器をフックに戻すように促したが、友人は、せっかくの

チャンスなんだから、受話器の向こうに何がいるのか、聞いてみようぜ、と

主張。

結局、友人は、そのまま電話ボックスの中へと入り、俺は、外から友人の様子を

見守る事になった。

そして、受話器を耳に当てる友人。

しかし、受話器からはプープーという話中を知らせる音が聞こえてくるだけだった。

そうなると、友人は強気になってしまい、相手が居ない受話器に向かって語気を強める。

ほら、さっさと出て来いよ。

びびってんじゃねえよ。

友人は、えらくご機嫌に電話ボックスの中で、大袈裟なポーズをしたり、変な顔

をして俺を笑わせようとした。

ソレ位に余裕があったのだろう。

だが、次の瞬間、彼の顔は一気に蒼ざめる。

みるみるうちに、顔から血の気が引いていくのがわかった。

そして、必死に何やらもがいている。

どうやら、電話ボックスのドアを開けようとしているらしかった。

俺は、慌ててボックスに駆け寄り、ドアを一緒に開けようとした。

だが、何故かドアはビクともしなかった。

その時、俺は見てしまった。

友人の背後、電話ボックスの中に、彼を見下ろすようにして立っている女の姿を。

その姿は、痩せ細った顔に、長く黒い髪。

そして、そこから覗く目には、明らかな憎悪の念が感じられた。

これが噂に聞く女の霊なのか?と思ったが、そんな事よりも、中に居る友人を

助けるのが先決だった。

俺は、何度かドアを蹴った。

そして、中に居る友人は、自分のすぐ背後に女の霊が立っているなどとは知る筈も

なく、必死にドアを開けようとしている。

その時、俺はもしかして、と思い、大声で友人に声を掛けた。

電話の受話器、すぐに戻せ。早く!

それを聞いた友人は、すぐに受話器をフックに戻そうと試みる。

しかし、突然、背後の女が彼の手を掴み、ソレを阻止した。

急に手を摑まれた彼は、思わず、背後を見てしまう。

そして、そこには当然、その女が友人を間近で睨んでいた。

彼は、フッと意識が飛んだのか、その場に崩れ落ちた。

そして、崩れ落ちた友人をジッと見つめる女。

そして、その時、俺は、彼が崩れ落ちた拍子に、ボックスのドアが少し開いている

事に気付いた。

そこで、一気に電話ボックスのドアを開き、受話器をフックへと戻した。

間近でみる、その女は、とてつもなく恐ろしかったが、友人を助ける為に

本能的に体が動いてくれた。

すると、その女は、スーッと電話機の裏へと移動していき、そして消えてしまった。

俺は、急いで、友人をボックスから出して、顔を叩くと、

ハッとすぐに意識が戻った。

そして、彼の体に異常が無い事を確認すると、その場を離れ、最初にボックスに

残った友人が運ばれた病院へと向かった。

そして、その車内で、彼から聞いたのだが、

彼が急に顔色が悪くなった時、突然、受話器から聞こえる音が、話し中の音から、

ガチャっと誰かが電話に出た音に変わり、そして、次にこう聞こえてきたという。

今から行くからね~待ってておくれ~殺させておくれ~

というものだった。

それ以来、俺達は、その電話ボックスには近づいていない。

その電話ボックスは、今も金沢市内に実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 18:15│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

高校時代から花粉アレルギーと付き合いのある私、最近は加齢のせいか症状は緩慢になり、薬までは必要としなくなりましたが、鼻腔と目頭の痒みに襲われます。
春は別れと出会い、そして私には涙と鼻水の季節(笑

>電話ボックス

携帯電話の普及により、公衆電話とテレフォンカードが珍しくなりましたね・・・本当に便利な世の中になりましたが・・・その恩恵の影で、準備(備え)と対応能力が低下したな〜と個人的に思う今日この頃です。

既に撤去されているようですが、田原坂駐車場や犬鳴峠の電話ボックスは有名でしたよ。
過去記事にも電話ボックスに纏わる怪異はありましたが、(祝)怖くない話200越え、おめでとうございます!
私なんぞ、何回も何回も読み返していますから・・・(泣

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年03月12日 20:49
k様
体調どうなされたのですか?
長引いているようですが無理せず休んで下さい。
友人さん霊を挑発するなんて恐ろしい事を・・・・
過去に電話ボックスで何かあったのか霊道なのかわかりませんが無事でよかったです。
Posted by ちんぱん at 2017年03月12日 21:20
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