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2017年03月14日

片町のショットバーにも・・・・。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は雨の1日でした。

たまに、みぞれも混じってましたが・・・。

今夜は、本当に怖くない話です。

しつこいようですが、全く怖くないです。

なので、ご安心してお読みください。

それでは、怖くない話、スタートです。


これは俺が体験した、いや、している話である。

俺は基本的に、週末には片町へ飲みに出掛ける。

以前ストレスでやられてしまった事もあり、妻公認で飲みに出ることが出来るのだ。

そして、1人で飲む時には、いつも行きつけのスナックに行くか、もしくはショットバー

に行く事が多い。

そのショットバーは、元々は仕事関係のお客さんが、その店の内装を手掛けたとの

事で連れて行かれたのが最初である。

ショットバーというと、敷居が高そうなイメージがあるのだが、その店は気さくな

マスターが、こちらの気分を読み取ったかのように、1人で静かに飲みたい時は

放っておいてくれ、また誰かと話したい時には、くだらない話にもいつまでも

付き合ってくれるという俺的には心が落ち着ける場所である。

そして、お店に行くと、いつも見かける常連さんがいた。

それは、見た目的には、70代くらいに見える品の良いおじいさん。

スーツ姿に白髪頭、そして、帽子を被ってパイプをくわえている。

いつも、ニコニコしながら、カウンターの一番端っこで、1人で座っている。

実は、そのおじいさん、俺が最初にその店に行った時には、もう、そこに座っていた。

お酒も飲まず、カウンターに座り、ニコニコしながらお客の会話を聞いている。

俺は最初は、その人がただの常連客だと思っていた。

しかし、俺がその店を気に入り、頻繁に通うようになると、いつ何時にお店に

行っても、必ず同じ場所に座っているそのおじいさんがとても気になった。

だから、ある時、小声でマスターに聞いてみた。

あのおじいさん、いつもお酒飲んでないんですけど、常連さんなんですか?

すると、マスターは一瞬、驚いたがすぐに嬉しそうな顔をしてこう言った。

Kさん、見える人なんですか?

僕は残念ながら見えないんですけどね。

でも、常連さんの中には、Kさんみたいに見える人が居て、それで教えてもらった

んですけどね。

いつも、この店に居て、ずっと見守ってくれてるんです。

だから、大事にしてますよ。

色々と助けてもらったりもしていますしね!

こう言われた。

俺は、この時初めて、そのおじいさんがこの世の者ではない事を知ったのだが、

それでも、いつもニコニコ笑っている姿を見ていると、怖いどころか、微笑ましく

感じ、それからも、ずっとその店に通い続けている。

そして、いつしか俺が店に行くと、にっこり笑って会釈をしてくれ、帰る時には

また帽子をとって、挨拶をしてくれるようになった。

実際、その店では、開店時間に遅刻しそうになったマスターがお店に着くと、

お店が掃除されていたり、洗い物が片付けられていたりするらしい。

だから、マスターも、どんなに店が混んでいても、絶対にそのおじいさんが

座っている場所にだけは、お客を座らせたりしないのだが、そういう心配りに

気付いたおじいさんは、いつも、その場所から離れ、混雑が終わるまでの間、

別の場所に移動して立っているという事もあった。

とにかく、色んな意味で居心地の良い店なのだ。

そんなおじいさんだが、一度だけ、怖い顔になったことがある。

その日は、俺は、仕事の接待が終わり、ホッとした状態でいつものその店で

1人で飲んでいた。

すると、突然、お客が入ってきた。

その途端、お店の空気が変わったのを判った。

そして、その客の方を見ると、明らかに何かが憑いている。

憑いている人は、皆、そうなのだが、横柄な態度で店の中で好き勝手な行動を

始めた。

おいおい、へんなもの連れて来るなよ~と俺が思った時、誰かがその客に

近づいていった。

そのおじいさんだった。

おじいさんは、その客ではなく、憑いているモノに対して怖い顔で説教を始める。

最初は、揉めているようだったが、どうやら、霊的な序列では、そのおじいさんの方が

上であるらしく、結局、その霊は、その客から離れ、消えていった。

その後は、その客も、あれ?という感じで普通の状態に戻り、楽しくお酒を飲んでいた。

俺はその件以来、そのおじいさんの霊が、更に好きになった。

だから、いつもその店に行く。

勿論、おじいさんに会いたいから・・・・。

この店は、今日も片町に実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:35│Comments(6)
この記事へのコメント
営業のKさん

心暖まるお話、素敵なお店ですね・・・その老齢の紳士も、大層お気に入りの場所なんでしょう・・・そのお店がお気に入りなのか・・・はたまたマスターの人柄になのか・・・本当に有り難いお話ですね。

もし縁あって片町に訪問できるなら、ぜひKさんに案内して頂きたいお店です。
えっ?その時はもちろん、私の奢りですよ(キリッ・・・一杯目は(笑

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年03月14日 20:13
K様
ほっこりする良い話だー
私まで嬉しくなってましいました(部外者だけど)
マスターの人柄ですかねぇ
それにしてもK様かっこいい!
男一人でショットバーですか!!
私なんぞアパートで焼酎お湯割りとウォッカですよー
つまみはちくわときゅうり(涙)
人様のプログで申し訳りませんが日本酒とワインとビールやめたら半年で7キロ減量しました!!(ご報告)
Posted by ちんぱん at 2017年03月14日 21:51
Kさん、こんばんは。

怪談話は呪われるとか祟られるとか、生きている人間にとって恐怖を感じさせたり悪い方へ導くことが多いですが、その老人はどの様な関係があるのか判りませんが、余程その店に愛着があるのですね。

それでは、また次の話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年03月14日 21:59
なんて、素敵なおじいさま〜!
ここ数日、年度末やら何やらで疲れ果てていたのですが、癒されました〜( ´ ▽ ` )
良いお店ですね!
Posted by N at 2017年03月15日 20:15
営業のKさん★

心温まるお話、本当にありがとうございます‼︎ お互いを思いやり強い絆と信頼で繋がっているおじいさまとマスターのお店、愛おしいですね‼︎ 混雑時にはおじいさまが立って場所を移動していらっしゃるとは‼︎とっても謙虚な方ですね。
Posted by Sakbaby at 2017年05月19日 10:03
晩酌を開始したTです♪
前々回スナックの女の子が霊感を持ってるなと気付いた話しましたが、
昨夜飲みに行った時にもう一度聞いてみたんです。
「このお店に霊いるよね?」
彼女は「うん」
私は彼女が働き続けているんだから「じゃあ悪い霊じゃないのか?」と聞くと
明快な答えではなく「でもこう言うお店には何処でも大抵居るよ」
私は、それ以上どんな霊?とか聞くことをやめました。
彼女の態度がそれ以上聞かないでって言ってるような気がしたから…

まだ、彼女がバイトで来るずっと前、
飲んでいた時に気配を感じたので
ママに「この店になんか…霊とかいないか?あの辺に感じるんだけど」と場所を言って聞いた事があった。
ママはそちらの方を見渡して、私には見えない何かと目線を合わせないように「うん、居るね!」と一言
その仕草や口調からこれ以上聞くのはヤボだなとその時も思いました。

今回の話しの様に良い霊も居るんですね(^^)/
Posted by T at 2017年05月23日 18:13
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