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2017年03月16日

母親が娘を守った方法とは・・・。

サインディスプレイ部 営業のKです。

皆様の暖かいコメント、ありがとうございます。

無理になったら正直に言う事にします。

それまでは、怖くない話にお付き合いください。

それでは、今夜も怖くない話をいってみましょう。

怖いというより悲しい話なのかもしれません。

それでは、どうぞ!



これは、俺が体験した話である。

恐ろしいが、少し悲しい話である。

俺は、以前、30代の1人の女性にギターを教えていた。

楽器店の店長から頼まれたのだが、何やら訳ありという事だったのだが、ヤル気

はあるから、という事で彼女にギターを教えることになった。

実は、彼女は、その楽器店でギターを買い、そしてギター教室の初心者コースを

受講したのだが、すぐに辞めてしまう。

理由は、お金が無いから・・・・。

それでも、どうしても、ギターをマスターして、自己表現してみたいという

強い意志があったので、俺の所に、依頼が来た。

俺自身も、まあ空いてる時間で良ければ?と承諾したのだが、実際に、ギターは

休みの日の公園などを使い、無料で指導した。

そして、その合間に色々と話を聞いていると、なかなか壮絶な人生を歩いて

きた事が判った。

実は彼女は、昔から精神疾患を抱えて生活してきたらしく、普通に話していると

全く俺には判らなかったが、実際にはとても苦労して生きてきたのだという。

だから、生誕地を遠く離れ、親兄弟とも音信普通のまま、たったひとりで。

そして、20代後半に結婚。

そこからは明るい人生なのかと思えば、これもまた苦難の連続だった。

結婚した相手の男性もどうやら精神疾患を抱えていたらしく、生活は貧窮する。

それでも、苦しい暮らしの中で、一人娘を出産する。

生活は更に苦しくなったが、それでも娘が居るということが、彼女の心の支えになる。

そんな矢先、彼女の旦那が、幼女に対して、わいせつ行為をはたらき、逮捕され、そして

刑務所に収監される。

その時のショックは酷いものであり、彼女は完全に精神病院に入ってしまい、既に

小学生になっていた一人娘も保護施設へと預けられた。

そして、そんな彼女を救ったのが、とある歌手の歌であり、歌の持つ力というものに

感動した彼女は、ギターを持ち、歌う事を目指した。

これが、俺と出会うまでの彼女の人生なのだが、それからは、もっと苦しい状態に

なってしまう。

刑務所に入ってから半年後、彼女の旦那は、刑務所内で自殺してしまう。

そして、それからというもの、彼女の娘のところに頻繁に出現するようになる。

食事をしている時、寝ているとき、学校に行っているとき、お構い無しに、旦那の霊

は娘さんのすぐ近くに現れ、娘さんの手を掴み連れて行こうとした。

一緒に生活していた時には、どちらかといえば、娘を可愛がっていなかった旦那が

何故、死んでから娘さんの所に出るようになったのかは定かではないのだが、それでも、

彼女の娘さんは、旦那の霊が見える度に、恐れおののき、彼女に助けを求めた。

だが、幽霊が出る、という非科学的な事で、保護施設や警察というものは動いて

はくれないらしく、彼女は、自殺した旦那を恨んだ。

そして、そのうち、保護施設のいたるところで、色んな人に、旦那の幽霊が

目撃されるようになると、娘さんは、どんどん暗くなり、1人孤立してしまう。

更に、そんな非科学的な事例であるにも拘わらず、保護施設は、彼女の娘さんに

対して、これ以上、怪異が続くようなら、このまま施設には居られないとの

結論を出してしまう。

彼女は、焦り、色んな人に相談してみる。

しかし、誰も面白がって話は聞くものの、実際に手を差し伸べてくれる者は

1人として居なかった。

そして、そんな中、死んだ旦那の霊障は、現実に娘に影響を及ぼす。

階段から突然、突き落とされたり、夜中に首も絞められた。

旦那は自分の娘の命を奪ってまで、連れて行こうとしていた。

そんな時、彼女は俺にも相談してきた。

俺なりに、真摯に話を聞き、すぐに知り合いの霊能者達にも協力を要請した。

勿論、彼らは快く快諾してくれたのだが、誰も皆、1つの問題点を挙げた。

それは、血縁というものは、それはそれで強い物らしく、父親である旦那が、既に

娘さんの魂の一部を握っているとのことであり、このまま、旦那の霊を祓い消滅

させれば、娘さんは、このまま生きた屍のようにして生きていかなければいけない、

との事だった。

そして、俺はそれを彼女に伝えた。

そして、何か良い案を考えるから、もう少し待って、と。

しかし、彼女は、もう限界に達していたのかもしれない。

彼女は、それから数日後、1人暮らしのアパートの自室で、首を吊って自殺した。

そして、遺書には、こう書かれていた。

皆さんに迷惑ばかりお掛けして、本当に申し訳ありませんでした。

そして、本当にありがとうございました。

皆さんに与えて頂いた幸せな時間を決して忘れません。

そして、その幸せな時間を取り戻す為に、私は自ら命を絶ちます。

娘は私にとって、全てです。

そして、娘が普通に生きていける事が、私の幸せです。

だから、悲しくもないし、後悔もありません。

霊魂が存在する事を信じて、私は私の力で、旦那から娘を護ります。

でも、これが私に出来る全てなのです。

これから、1人で生きていかなくてはいけない娘の力には、なれそうもありません。

だから、ひとつお願い出来るとしたら、これから一人ぼっちで生きていかなければ

いけない娘の為に、誰かが力になってくれたら、と願います。

最後まで勝手なお願いばかりですが、どうか、お願いいたします。

それでは、私はもう逝きます。

お許しください。

こんな内容だった。

彼女を知っている者達は、皆、早まった真似をして・・・と嘆いたが、確かに

俺も悲しくはあったのだが、実は娘さんの魂を救った上での霊の浄化は無理と

言われていたこともあり、彼女の娘さんに対する気持ちに、敬意を表する

しかなかった。

そして、それ以後、娘さんの周囲で怪異は発生しなくなり、娘さん自身も、元気な

状態に戻ったが、何故か父親についての記憶が一切無くなっていた。。

そして、知り合いの霊能者に見てもらうと、すっかり旦那の霊は消滅しており、

娘さんの魂も、元に戻っているとの見解をもらった。

そして、

お母さんの強い気持ちが、旦那の霊を道連れにして、地獄へと運んでいったのだ、と

言い、それにしても、魂も元に戻るなんて、奇跡としかいえないです、との事だった。

娘さんは、その後、母親が亡くなった事を知り、呆然としていたが、今は元気に

保護施設で生活している。

そして、俺を含めた彼女の友人達で、娘さんの成長を見守るという約束を

彼女に伝えたのはいうまでもない。

この家族は、実在した。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:40│Comments(4)
この記事へのコメント
悲しすぎる・・・・グスングスン涙
それにしてもムカつく!!旦那
神様、お母さんだけ天国に引き上げほしいです。
娘さんには力強く生きてほしいなぁ
Posted by ちんぱん at 2017年03月16日 21:25
営業のKさん

今日の福岡、昼間の暖かさ故に夕方からの風が、やけに冷たく感じますよ。

人間とは霊魂とは、双方、その存在の目的は・・・色々と考えさせられますね。

その肉体に生命を宿し、その体内では生物の進化が繰り広げられる・・・そして本能からくる拒絶反応も克服し、形ある人を誕生させる・・・母は強し!ですよ。

結果は良しと思いますが、私には・・・映画「ミリオンダラー・ベイビー」を見終わった様な心境です(泣

それでは、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年03月16日 23:24
いつもガクブルで拝見しています。
ところで2017年1月16日の記事にある『その占いを聞いてはいけない』の続きのはまだでしょうか?
最強霊能者とはどんな人物なのか気になって仕方ありません(笑)
話の続きを心待ちにしています。
Posted by 亜門 at 2017年03月17日 03:17
なんともせつない話ですね(泣)
そして母は強し!
今回の話しとは少し状況が違いますが、過去に何度か防衛本能が働き自身が記憶を消すと言う話が何度か出てきました。

スナックで霊感のある娘と話をした時に言われた事ですが、
私はとても強いものに守られてるそうで、過去に2回死ぬところを助けてもらっているそうです。
それが何だかわかる?と言われ暫く考えて、
20代前半の時、山道と言っても隣のS市につながる国道ですが、S市に向かって左が山、右側が断崖絶壁の海。
雨が降ってる夕方友人と4人でS市に向かって車を運転していました(実は全く乗り気がしない運転でしたが友人達に強引に駆り出された感じの運転)
雨が降ってる事もあり速度を抑え気味に運転していましたが、右コーナーで突然スリップして車は制動力を失いパニックの中で迫る崖側のガードレール!
その時多分後部座席の友人だったと思うが「Tハンドル左に切れ!左!」と叫ぶ声にハンドルを左に切った記憶があります。
そして車は山側の待避所の近くの岩に乗り上げて停止、車はかろうじて走れる程度の損傷を負い自分含め4人全員かすり傷もなく無事でした。
その話を彼女にすると「うん、それが一つ」と言いました。
それでもう一つが中々思い出せず「見えるならヒントくれ」と言ったら、
全て見える訳ではないらしく、今から15,6年前の事で女性が亡くなった事によって私の命が助かり、とても悲しい出来事だと言う…
考えても考えても心当たりがないのです…
彼女は「悲しい事は無理に思い出さなくていいよ、私の見間違いって事もあるから気にしないでいいよ」と
あまりにも悲しい出来事で、私自身が記憶を消したのか?それともその女性が私から記憶を消し去ったのか?
複雑な気持ちです。

Kさんはまだ調子悪いみたいですが、無理せずお身体大事になさって下さい。
Posted by T at 2017年05月24日 17:14
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