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2017年03月17日

加賀市の格安温泉での怪異!

サインディスプレイ部 営業のKです。

明日、富山県まで、新しい、そして強力な

護符を貰いに行ってきます。

効果があると嬉しいんですが・・・・。

それとも、文章をもっとコミカルにすれば良いのか?

まあ、そんなに簡単に文体を変えられる程の

才能があれば、営業なんて、やってませんけどね(笑)

それでは、今夜も始めましょう!

怖くない話。

どうぞ~


これは俺が体験した話である。

俺は妻と娘の3人家族で金沢市内に住んでいるのだが

妻が一時期、病み上がりという時期があり、月に一度は家族で温泉に泊まり

に出かけるのが、決まりごとのようになっていた。

石川県内の温泉はもとより、福井県や富山県、そして時には九州や四国の温泉

にまで足を伸ばした。

そんな感じで、毎月、仕事から帰ると、ネットで色んな温泉の宿泊プランを

眺めるのが俺の日課になっていた。

そんな時、俺は、ふと石川県内のとある温泉のとあるホテルの宿泊プラン

に目が止まった。

ホテル自体もかなり高級な部類であり、更にその中の2つの特別室が

謝恩価格とのことで、破格値で掲載されていた。

しかし、すぐに予約で埋まってしまうと思っていたその部屋は、いつまで

経っても予約可能な状態のままだった。

しかし、クチコミを読んでみると、なかなか良い感想ばかりが並んでいる。

だから、思い切って、その部屋を予約することにした。

当日は、早めに家を出て、福井県の芝政ワールドや越前海岸をまわって、

宿に着いたのは、予約したチェックイン時間よりも1時間以上早い午後3時頃

だった。

早速、カウンターでチェックインをし、早く到着しすぎた事を告げると、快く

OKして頂き、部屋へと案内された。

部屋は、他の部屋とは完全に場所も違い、孤立した場所にあり、多少不安に

なったのだが、部屋が近づくにつれ、壁の装飾も豪華になり、そして部屋の入り口

までは庭園のような石の道が続いている。

そして、その先には、これまた豪華な木製の引き戸。

更に、部屋に入ってみると、その豪華さに一気にテンションが上がった。

広い洋間のリビングに大きな寝室が二つ。

トイレも風呂も二つ完備されており、部屋の外には専用のバルコニー。

そして、部屋の調度品のどれもが、かなり豪華なものであり、何故この部屋が?

と疑問は更に強まった。

更に、仲居さんがお茶と和菓子を持って部屋の説明に来てくれたのだが、何故か、

必要以上にキョロキョロと辺りを見回しつつ、事務的に説明を終えると、まるで

逃げるように部屋から出て行った。

しかし、妻と娘は相変わらず呑気な物で、2人でホテル内を探検してくるといい、

いそいそと部屋を出て行った。

俺は一人になると、部屋のあちこちを探索してみた。

勿論、御札の類が貼られていないかを確認する為だったが、不思議と何処にも

御札らしきものは存在しなかった。

やはり気にし過ぎだな、と思い、1人で豪華なソファーにごろ寝してテレビを

見ていると、部屋の入り口の引き戸がガラガラと開く音がした。

もう帰ってきたのかと、ソファーから起き上がるが、どれだけ待っても部屋に

入ってこない。

俺は、何か忘れて部屋に入れないのか?と思い、部屋の入り口へと向かうが

そこには誰もおらず、音すら聞こえない。

聞き間違いか、と思い、再びソファーに戻ると、部屋のテレビが消えている。

あれ?テレビ消した記憶は無いけど・・・・と思い、再びテレビの電源を

入れると、何故か砂嵐の画面が映し出される。

なんで?

俺は、何か嫌な予感がした。

すると、耳元で、

フフフ・・・と笑う声が聞こえ、ハッと振り返るが、そこには誰もいない。

俺は心を落ち着かせる為に、テレビのチャンネルボタンを押して、見慣れた

番組を表示させた。

そうしていると、今度は本当に妻と娘が戻ってきた。

相変わらず賑やかに、あーだこーだと言っているのを聞くと、少しホッとした。

しかし、不在の間に起こった事を話すのは止めておいた。

それからしばらくして、夕食の為に指定の場所へと向かう。

てっきり大勢のほかの客達と一緒に食べるのかと思っていたのだが、どうやら

特別室での食事ということで、俺達家族3人だけの食事になった。

その特別室も、異様に豪華絢爛であり、運ばれてくる料理も、どれも豪華で

品数も豊富であり、食べ切れなかったくらいであった。

大満足で部屋へと戻る。

が、ここで問題発生!

なんと、手持ちの荷物が散乱していた。

まるで、誰かにバッグの中から引っ掻き出されたように。

すぐにフロントに連絡する。

しかし、やってきたマネージャーさんは、申し訳程度の手土産を持参し、犯人を

探します、と曖昧な答えだけを残して帰っていった。

確かに貴重品は金庫の中に入れてあり、何も盗まれてはいなかったのだが、妻も娘も

宿への不信感でいっぱいになる。

しかし、俺の考えは少し違っていた。

一連の不可解な現象に加えて、今回の荷物散乱事件。

どうしても、それが人為的なものだとは思えなかった。

しかし、やはり、それを妻と娘に言えるはずもなく、俺は沈黙を守った。

夜になると、妻はテレビ、娘は持参したゲーム機に没頭していたが、午後11時

を回った頃になると、疲れのせいか、さっさと寝室にいき、寝てしまう。

俺はといえば、1人でウォークマンを聞きながら、ボーっと酒を飲みながら

外の景色を眺めていた。

深夜になり、俺1人が起きていると、この広すぎる空間は、怖すぎる。

俺は、とりあえず、寝ることにした。

一応、リビングの電気は怖いので点けたままにしておく。

それから、数時間後、俺は酒を飲んだ事もあり、トイレに行きたくなって

目が覚めた。

横を見ると、妻も娘も、ぐっすりと寝ているので起こさないように静かに

寝室から出る。

しかし、点けておいた筈のリビングの明かりが消えていた。

点けといたはずなのに・・・・・

俺は不審に思ったが、寝ぼけていたのでとりあえずトイレへと向かう。

リビングを抜けると、独立した二つのトイレがある。

俺は、向かって右側のトイレに入ろうとドアの取っ手を引く。

しかし、トイレの引き戸は鍵がかけられているのか、びくともしない。

そして、次の瞬間、トイレの中からトントンというノックの音が聞こえた。

ああ、誰が入ってるのか?と思い、俺は左側のトイレを使用する事にした。

左側のトイレに入って用を足していると、ようやく寝ぼけていた頭が動き始める。

妻も娘も寝室で爆睡しているのに、一体誰がトイレに入っているというのか?

俺は、そーっと左側のトイレから出て、右川のトイレへと向かった。

そして、勢いよく右側のトイレの引き戸を渾身の力で引いた。

すると、予想を反し、引き戸はあっさりと開いた。

そこは、シーンと静まり返っており、今まで誰かが居た形跡すら無かった。

さっきは間違いなく、ノックの音が返って来た。

しかし、そこには誰もいない。

俺はさすがに気味悪くなり、そそくさと寝室に戻ろうとリビングに入る。

しかし、そこには、誰かがソファーに座り、そしてじっと外を見ている。

声を掛けてはいけないような確信があった。

だから、俺はわざと気付かないように振る舞い、そのまま寝室へと向かう。

寝室に入ると、相変わらず妻と娘は、爆睡を続けており、ホッとした。

しかし、そのまま寝ても大丈夫なのか?と考えた。

そして、出した答えは、このまま寝ずの番をしようというものだった。

寝室の引き戸をしっかりと閉めたのを確認すると、一応、窓の外も確認してみる。

俺はカーテンを開けて絶句した。

窓の外には、窓に張り付くようにして、何人もの着物を着た女達が中の様子を

窺っている。

俺は、とっさにカーテンを閉める。

そして、カーテン越しに窓の鍵が掛かっているのを確認すると、寝室の唯一

の入り口である、引き戸の前に、静かに正座した。

俺は目を閉じて耳に神経を集中させる。

それから数分後、俺の耳には、スーっと引き戸が開いた音が聞こえた。

俺はゆっくりと目を開けた。

すると、引き戸が10センチほど開けられ、そこから5人の顔が縦に並び、

俺を見ていた。

長い髪の隙間から見えるギョロっとした目が暗闇に光っていた。

そして、部屋の引き戸に手を掛けるが、どうやら、それ以上は開くことが

出来ないようだった。

その時、俺は思い出した。

俺がいつも寝るときには、護符の入った御守りを身に付けている事を。

そして、もしかすると、いや、確実に、それらのモノは、その護符が怖くて

部屋に入ってこれないに違いなかった。

しかし、同時に護符の入ったお守りがどんどん熱くなっているのにも気付く。

たぶん、霊的な作用で、護符自身が、どんどん黒くなっているのが手に取るように

判った。

そして、護符が完全に黒くなってしまったら、一気にそのモノ達は、部屋に雪崩込んで

来るに違いない、という事実に恐怖した。

俺はもう完全に頭が覚醒してしまい、眠気など微塵も無かった。

俺は、引きどの隙間から覗くモノ達と対峙し、睨みあいが続いた。

怖がっているという弱気な部分を見せれば、それらに漬け込まれる事は明らかだったから。

そして、どれだけの時間が経過しただろうか。

次第に、引き戸から覗くモノたちは、1人、また1人と、消えていき、部屋から朝日が

差し込む頃になると、完全に消えてしまった。

俺は、ようやく安堵のため息をついた。

そして、寝室のカーテンを開けると、朝日が一気に差し込んだ。

すると、ブツブツ言いながら、妻と娘が起き出した。

その後、すぐに妻と娘を叩き起こし、さっさと支度をして、朝食をキャンセルし、

宿から逃げるように出たのはいうまでもない。

何しろ、その時には、護符は既に真っ黒に変色していたのだから・・・・。

この豪華過ぎるホテルは、今は経営者が変わり、名前も変わったのだが、

未だに、その部屋が存在しているのかは、わからない。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:55│Comments(4)
この記事へのコメント
営業のKさん

福岡に移住して14年になろうとしていますが、家族で宿泊と温泉を楽しんだと言う記憶がないのは・・・何故なんでしょうか(泣
いたる所に名湯がある九州に住んでいると言うのに・・・何故なんでしょうか(笑

その護符で上手く行きますよ。
信念の魔術です、根拠はありませんが(泣

せっかくの豪華温泉宿泊施設なのに、そんな催しは要りませんよね・・・過剰サービスですよ・・・全くもって(泣
そんな状況でも、宿泊客を募集する人間の業・・・哀しいですね。

それでは、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年03月17日 20:32
Kさん、こんばんは。

何処へ行っても霊にまとわり憑かれるのですね。きっと自分自身では気が付かない霊感とか憑依体質とか、そういうものがあるのではないですか。気を付けて下さい。

私ですか、私は鈍感です。そういった能力はありませんし、恐怖体験もありません。おバカ体験は結構あると思いますが。

それでは、また次の話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年03月17日 21:47
Kさん、こんばんわ

私も2年前に某ホテルで

夢なのか現実なのか分かりませんが

ベッドの周りを変な者達に

囲まれた事があります。

それ以来そのホテルは使っていません。

見た目はお洒落なホテルなんですけどね。

でもホテル暮らしに憧れているんですけどね。(笑)
Posted by ミニ子 at 2017年05月25日 21:44
語尾ににゃ〜をつけると、カワイくて怖さが減ると思います。☺︎
噂によるとBL漫画を置くと、火事や霊を避ける事が出来るとか(笑)
妻子ある男性が読むに相応しいBLは4コマギャグ系です。
Posted by アリア社長ー at 2017年10月30日 21:31
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