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2017年03月19日

片町にある降りられないエレベータ

サインディスプレイ部 営業のKです。

ただいま、3連休真っ只中です。

今日は奥様の愛車のタイヤ交換をさせて頂きました。

その後、履き替えたタイヤで、奥様とお嬢様は

外食ランチに出掛けられました。

ちなみに、私は、カップ麺・・・・でした。

大変美味しゅうございました(涙)

それから、実家からオフロードバイクを借りて

林道をトコトコ走ってきました。

オフロードバイクは、慣れないので怖いんですが、

でも、面白いです!

あっ、ちなみに家中の護符を新しい物に全て

貼り変えました。

効果の程はまだ判りませんが・・・。

先日、コメントで、以前私が書いた最強の霊能者

について書いてくれ、とのご要望がありました。

本人は、ともかく、周りの方々が渋い顔をしております。

でも、具体的な事は一切書かない、ということで

何とか書かせて貰えそうです。

でも、最近、不調で文章がなかなか浮かばないので、

まあ、そのうちに・・・ということで(笑)

それでは、怖くない話、今夜もいきます。

どうぞ~!



これは俺の飲み友達が体験した話である。

彼はいつも、週末に片町に出ては、飲み歩くのが唯一の楽しみという男だった。

しかも、行きつけの店というのは、一切つくらず、常に入った事の無い店に

飛び込みで入るのを至上の喜びとしていた。

そんな彼が、ある週末の夜、いつものように片町へ飲みに出る。

片町では、顔馴染みの者達とバッタリと会ったりしたのだが、その誘惑にも負けず

彼はいつものようにして、新規開拓に精を出した。

そして、新規の店を2軒ほど回った時、彼は偶然、見たことも無いビルを見つける。

そのビルの名前は出せないが、相当古く、そして汚いビルである為、いつもは

ついつい見過ごしていた。

しかし、目の前にそういうビルが出現し、そして各階の案内板には、スナックやら、

ラウンジとかいう文字が並んでいるのを見てしまうと、彼の新規開拓精神に

火がついてしまう。

こういうビルに限って、凄く居心地の良い店があったりするんだよな!

彼は、1人でほくそ笑んだ。

そして、初めてのビルで飲む時には、とりあえず最上階のフロアに在るお店と

決めている彼は、早速エレベータに乗り込むと、最上階である5階を押した。

エレベータのドアが閉まり、ブーンという嫌な音を立てながら上へと上っていく。

5階に到着すると、エレベータのドアは、ギッギッガーという音を立てて開いた。

そこは、今まで知らなかったのが嘘のような、ド派手なイルミネーションが煌き、

そして、一番奥まで、色々な店が続いていた。

こんなビルの場合は、一番奥の店が一番広いスペースのはず・・・と彼は思い、

一番奥の店を目指して、通路を歩いていく。

左右に立ち並ぶ店も、どれも艶かしく、妖しそうな店であり、彼は色々と

目移りしながら歩いた。

そして、一番奥の店まで来ると、やはり、その店が一番明るく輝いており、

店の中からも、お客さんで賑わう声がザワザワと聞こえてきていた。

満員だったらどうしょうか?

彼はそんな事を考えながら、その店のドアを開けた。

すると、ドアを開けた先は、真っ暗闇。

そして、完全なる静寂に包まれている。

彼の頭の中は完全に訳がわからなくなっていた。

彼はそのまましばらく待っていると、店の奥のほうから、コツコツと誰が歩いてくる

音が聞こえてきたのだが、その足音と重なるように、苦しそうなうめき声も聞こえて

きたので、彼は慌ててその店のドアを閉めた。

そして、振り返ると、そこは完全な暗闇だった。

先程までの賑やかさは、どこにも無く、在るのは完全な闇と無音の世界。

しかし、背後から聞こえてくるコツコツという足音が妙に耳に響いた。

彼は恐怖の余り、走り出し、前方にうっすら光っているエレベータのボタン

めがけて走り出す。

そして、急いでエレベータの㊦ボタンを押して待っていると、背後からドアが

開くような音が聞こえてきた。

そして、その音と共に、コツコツという足音も近づいて来る。

その時、無事にエレベータが到着し、彼は急いで飛び乗り1階を押した。

そして、閉まりかけたドアから彼が見たものは、上半身だけのホステスらしき

姿の女だった。

彼は恐怖、そして助かった事を喜んだ。

だが、彼の恐怖はまだ終わっていなかった。

4階へ降りると、ドアが開いた。

すると、そこは5階と同じような真っ暗闇だった。

それなのに、1人の女性がエレベータに乗ってくる。

そして、その女がエレベータの奥に進むと、エレベータのドアは閉まり、そして

また下へと降りていく。

だが、3階に着いたときも、同じように暗闇の中から女が1人だけ乗ってきた。

そして、2階に着いた時も・・・・。

そして、いよいよエレベータは、1階へ到着した。

彼はやっと解放されると思い、少しだけホッとした。

エレベータのドアが開く。

しかし、そこは、彼が乗ってきた時とは、全く別の場所であり、そして、そこも完全な

漆黒の闇だった。

彼は降りようか、とうしようか、と迷った。

そうしていると、またしても暗闇の中から女が現れる。

今度は、暗闇の中から突如、10人ほどの女が現れた。

そして、彼がエレベータから降りようとすると、完全に彼の体をエレベータの中へと

押し戻した。

そして、再びドアが閉まった。

彼は恐怖で思考回路が停止していたが、それにしても、こいつらは何なんだ?

何故、こんな小さなエレベータに13人以上乗っても大丈夫なんだ?

と思い、彼に背を向けて立つ女達をマジマジと見た。

すると、その女たちには、全員腰から下というものが存在していなかった。

彼は思わずヒッと声を出してしまう。

すると、その声に反応するように、その女達が、一斉に彼の方を向いた。

首だけを180度回転させて・・・・。

彼はその場で気を失った。

その後、彼は犀川大橋の近くで寝ているのが発見された。

彼はその日以来、常連のお店しか行かなくなった。

この得体の知れないビルは、今も片町に実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 21:09│Comments(2)
この記事へのコメント
営業のKさん

巷では、3連休なんて聞きなれない言葉が飛び交っているんですが・・・それ美味しいんですかね?私はもちろん・・・3連勤です(笑

えーと私(汗・・・多分・・・1年のうち、300日くらいの昼食はカップメン。
残りの日も、大半は何処かの店でラーメンを食べてると思います(泣
しかし、最近のカップメンは旨くなりましたね(震泣
な、なぜか!愛車キャラバンにもカセットコンロと鍋が、乗せてあるんですよ(泣
因みに、仕事仲間から土産でもらった富山ブラック誠屋は、大変美味しゅうございました。

出ました!片町、雑居ビル、もはや私には怖くない話の鉄板です(泣
来店までの意気揚々感と、異界の扉を開いてからの絶望感・・・身震いします。
「コツコツ」とコンクリートに刻む足音を耳にする度に、これは夢であります様に、そう願った〜!
私なら長淵ばりに歌っちゃいますよ(泣
その方のご無事が何よりです。

それでは、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年03月19日 22:11
Kさん、こんばんは。

体調はいかがですか。怖くない話を毎日楽しみにしていますが、たまには気分転換に趣味や回りの出来事など書いてみたらどうですか。

私は今、ウルトラセブン(テレビ神奈川で放送)を見ながら、いすゞのトラックの歌を聞きながら、これを書いています。
こんな脳天気な野郎だから怪奇体験とは無縁なのです。

それでは、また次の話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年03月19日 23:02
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