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2017年03月24日

助けを呼ぶ声が聞こえても・・・・。

サイン゛ディスプレイ部 営業のKです。

今週末から、土曜、日曜、月曜と飲み会です。

しかし、この時期になって、新年会っていうのも・・・・(笑)

中西様も、相変わらずお忙しそうで何より?です。

ところで、"ギターも弾けるし作曲もするし車に詳しいしショットバーに

一人で飲みに行くし霊感は強いし。どんな方なんですか?"

というコメントを頂きました。

ありがとうございます。涙がでますね。

ちなみに、私も同じく、小心者で取柄のない凡人ですよ(笑)

凡人じゃなければ、もっと別の人生歩んでますから(笑)

それに、霊感は強いかもしれませんが、役に立たない強さですね。

除霊の真似事も出来ませんので(笑)

細々と怖くない話を書くのだけが生きがいなんです。

だから、末永くお付き合いくださいませ!(ペコリ)

それでは、今夜の怖くない話スタートです。

どうぞ~!



これは俺の友人が体験した話である。

友人は消防団に属している。

まあ、入った理由は、飲み会がたくさん有るからという理由なのだが

、それでも、日頃から、誰かを助けるという事にとても熱心な男だった。

そんな彼は、仕事ではコンピュータ関係に従事しているのたが、その日は

ついつい残業に力が入ってしまい、会社を出たのが午前1時を回っていた。

勿論、コンピュータ関係の会社なので、そんな時間でも、かなりの人数が

まだ社内に残っていたらしいのだが。

ただ、平日の午前1時ともなると、車はさすがに少なく、ついついスピードを

出してしまう。

睡魔もあったので、彼は安全運転を自分に言い聞かせ、自宅へと車を走らせた。

そして、車のガソリンがかなり少ない事に気付いた彼は、少し遠回りして

24時間営業のセルフスタンドで給油することにした。

そして、黙々と給油していると、何処からか女性の叫び声が聞こえてきた。

周りを見ると、スタンドの他の客も従業員も、全くその声に気付いている素振り

は無かったので、最初は空耳かと思った。

しかし、給油を終えて車に戻ろうとした時、彼は再び、その声を聞く。

今度は、ただの叫び声ではなく、ちゃんと言葉になっていた。

誰かいませんか?

この声が聞こえますか?

誰か助けてください!

お願いします!

そう言っていた。

どうやら、その声は、彼が今給油していたガソリンスタンドの後ろに在るマンションから

聞こえてくるようだった。

彼の正義感と人命救助にかける思いに火がついてしまう。

彼は急いで車に乗り込むと、声が聞こえてきたマンションの方へと車をダッシュさせた。

マンションに到着すると、辺りは既に真っ暗だった。

マンションの住民も、その殆どが既に寝ているようだった。

だから、彼はすぐに車のエンジンを止めて、耳を済ませた。

また、あの女の声が聞こえた時に聞き漏らさないようにと。

すると、先程の大きな声ではなく、か細い声が聞こえてくる。

す、すみません。た、たすけてください・・・

彼は、ゆっくりとその声が聞こえた方向を見た。

すると、マンションの入り口の左側のコンクリート地面に、誰かが倒れている。

どうしました?大丈夫ですか?

彼は大きな声を掛けた。

そこに倒れているのは女性であり、かなりの出血があるようだった。

すぐに救急車を呼びますから!

そう言って彼は電話を掛けた。

電話で、場所と状況を伝えると、電話の向こうでは、何やら煮え切らない返事が

返って来る。

だから、彼は自分が消防団に入っている事、そして今、目の前に、危険な状態の

要救助者がいる事を伝え、すぐに救急車を回してくれるように頼んだ。

しかし、その時の倒れている女性の状態というのが、尋常だはなかった。

一見しただけで、頭蓋骨は割れ、手足はあらぬ方向を向いていた。

そして、辺り一面の大量の血。

これでは助からないだろうな、と彼は思った。

それと同時に、この女性は、たった今、飛び降り自殺をしたに違いないと確信する。

そして、これは彼自身にとっても違和感のある事だったのだが、いつもなら

どんなに酷い状況の者でも駆け寄って、細かく状況把握し、場合によっては

人工呼吸などの措置をとるのが、普通だった。

しかし、その時は、何故か、その女性には近づいてはいけない様な気がしたという。

それでも、目の前で、相変わらず、その女性は苦しみ

助けて・・・助けて・・・

と繰り返している。

彼は迷ったが、やはり救急車が到着するまでは、少し離れた場所から見守ろうと決める。

そんな時、その女性が突然こう言った。

すみません。息が出来なくて・・・

だから、体の向きを変えてくれませんか?

それだけでいいんです。

お願い・・・します。

本当に苦しそうな声に彼は、思い改め、すぐにその女性のもとに駆け寄った。

そして、

大丈夫ですか。もうすぐ救急車が来ますからね。助かりますよ。

そう声を掛けて、その女性をしっかりと抱えて体の向きを変えようとした。

こんな感じでいいですか?

そう声を掛けた時、その女性は、有り得ない様な強い力で、彼に抱きついてきた。

怖くないですからね。そんなに強く抱きついたら、体の向きも変えられませんから。

そう言うが、その女性は更に強い力でグイグイと彼の体を締め付けてくる。

まるで、息苦しくなるくらいの力で。

それでも、彼は日頃の消防の訓練で体力には自信があった。

なので、振りほどこうか、と迷う。

しかし、その時は、何故か、此処にいてはいけない、と強く感じたらしく

彼は、その女性をなかば強引に振りほどいた。

そして、その場から1メートルくらい離れた瞬間、頭上から何かが降ってきた。

よく見ると、ブロックの固まりのようなものであり、当たっていれば、即死

だったであろう。

彼はゾッとした。

そして、そのブロックが落ちてきた場所を確認する為に、頭上を見上げた。

すると、マンションの屋上に、先程まで、地面に倒れていたであろう女性に

酷似した女が立っていた。

そして、彼がその女性の方へ視線を戻すと、既にそこには女性の姿はなかった。

上の方からは、ケラケラと笑う女の声が聞こえていたが、それよりも早くこの場

から離れるのが先決と、彼は急いで自分の車の側まで戻る。

その後、呆然としている彼のもとに、救急車が到着したが、当の女性の姿は

なく、彼は、救急隊員に謝罪した。

その時に、言われた事なのだが、

この場所では、よく間違いやいたずらと思われる救助要請が来るんですよ。

そりどれもが、女性が倒れているっていう通報なんですけどね。

でも、現場に行っても、女性は倒れてなくて、その代わりに救助要請をした方

が倒れているケースがよくありまして・・・。

だから、今回、私達は、女性ではなくて、貴方が心配でこの場にやって来ました。

だから、謝る必要は無いですよ。

無事で何よりです。

こう言われた。

その後も、色んな場所で色んな人を助ける事もあるそうだが、それ以後は、変な

怪異には、遭遇していないという。

このマンションは、金沢市南部に実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:41│Comments(6)
この記事へのコメント
連載ありがとうございます。
こんなにリアリティな恐い話しないですね(笑)
これは、本にできますよ!(笑)
さて、ファンとしては最強の霊能者の続編を楽しみにしております。
霊能者Aさんや最強の霊能者のファンであり、なにより細田塗料店のファンです。
Posted by 大阪ケロタ at 2017年03月24日 19:57
k様は凡人ではないです。(キッパリ)
それにしても自殺霊ってどうして他人を引っ張ろうとするのでしょうかねー
いろいろ悩んだ上の自殺という選択をしたのでしょうが・・・・魂の救いを求めるなら良いけど関係ない人を引っ張る霊には同情できません。
Posted by ちんぱん at 2017年03月24日 22:10
営業のKさん

望む望まざるに関わらず・・・西から東、南へ北へと奔走している仕事馬鹿でございます・・・はい(笑
因みに明日は、夜明け前から鹿児島へ・・・(泣笑

文中にある、落下してきたブロック片は形ある本物なんですよね?
これも・・・許せない行為ですね・・・善意と使命感、その代償に危害を加える・・・こんな理不尽な話は無いですよ(泣
私が子連れ狼なら、てめえら人間じゃねぇ!たたっ斬って殺る!・・・てか、人間じゃないですもんね(汗
その方の、ご無事が何よりです。

それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年03月25日 00:03
訂正します。

子連れ狼でなく、破れ傘刀舟ですね・・・まぁ〜どっちでも良いですか?

てめえら人間じゃねぇ!
たたっ斬って殺る!
あの頃の時代劇が懐かしい今日この頃・・・失礼しました。
Posted by 中西 at 2017年03月25日 00:12
自殺する人は何度でもします
Posted by マアボウ at 2017年05月12日 17:01
助けに来てくれた善意の人にブロック落としてくるなんて、とんでもない悪霊です。根性悪すぎです。そういえば、Aさんも、海で人助けしようとしたら引っ張られてましたね。(怖っ) 人の優しさを利用して悪事を働くことが、如何にいけないことなのかを学んで欲しいです。本当に!
Posted by あでゅう at 2017年11月05日 23:48
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