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2017年03月28日

幽霊との共同生活・・・・。

サインディスプレイ部 営業のKです。

昨晩は、お得意さんの送別会に呼ばれてきました。

しかし、最後まで残った面子が、異様に酒が強く、

結局、午前3時頃まで付き合わされました(涙)

今日は朝から加賀方面で仕事でしたので、

急いで帰宅し、寝ましたが・・・・。

今日一日は地獄でした(泣)

それでは、怖くない話、スタートします。

どうぞ~!



これは俺の知り合いが体験した話である。

彼は、仕事が公務員であり、趣味がバンド活動。

だから、年齢はかなり若いのだが、同じライブに出たりしているうちに、

何となく仲良くなってしまい、それからは、色々な面で持ちつ持たれつの

関係である。

それと、もう1つ。

彼と俺の共通の話題がある。

それは、心霊現象などについて。

実は彼、幼い頃からそういう霊体験が多く、心霊スポットの類には決して

行かないのだが、体験談は豊富にある。

普通は他人に話さないのだそうだが、ついついお酒の席などではそういう

話題になってしまい、そこで聞いた話を俺も、このプログにアップさせて

もらった事がある。

彼も俺と同じで、そういうものは見えるのだが、当然、修行などした訳

ではないから、除霊などは一切出来ない。

だから、俺が紹介した霊能者のAさんや、その友達とも、当然知り合い

ということになる。

そんな彼なのだが、かなりイケメンだと思うのだが、彼女というものは

一切作らないのだそうだ。

幽霊よりも、生きている人間の方が怖いというのが彼の口癖なのだが、だからといって

生きている女性に興味が無いというのも考え物なのだが・・・。

ただ、知人の霊能者のAさんに聞くと、どうやら違うらしい。

同じいき遅れ・・・・として、彼の事をどう思うかと聞いてみたところ、意外な

答えが返ってきた。

あっ、あの人は、同棲している女性がいますから(笑)

私には理解出来ませんけどね(笑)

こう笑いながら答えるAさんの顔は、嘘を言っているようには見えなかったので、

ある時、彼に聞いてみた。

もしかして、同棲してる女性がいるの?

すると、彼はびっくりした顔をして、

誰に聞いたんですか?そんな事。

別に同棲している訳じゃないんですよ。あっ、でも同棲になるのかな・・・

でも家賃が安かったから・・・・

と訳のわからない事を言っている。

それなら、次回のライブの打ち合わせも兼ねて、一度、君の家で飲もうよ!

というと、

えっ、まあ、良いですよ。

と返事が返ってきた。

そして、その話をすると、密かにその彼に思いを寄せている他のバンドの

女性も参加したい、ということになったので、2人で待ち合わせ場所へと

向かった。

待ち合わせ場所は、金沢市の中心部。

こんな所に住んでるって、どれだけ大金持ちなの?

と2人で話していると、彼がやって来た。

そして、コンビニでお酒とおつまみを買い込み、彼の後に着いて行った。

そして、彼が入って行ったのは、その辺りでも明らかに高級なマンション。

どれだけ高給取りなの?と笑いながら問い詰めると

いや、賃貸なので・・・。それに所謂、訳あり物件というやつで・・・。

だから激安なんですよね。

と返してきた。

エレベータに乗り、5階で降りると、ちょうど突き当たりの部屋が彼の部屋

だった。

玄関を開けると、まるで、ドラマに出てくるようなお洒落な造りになっている。

だが、それに似つかわしくない程、玄関には靴が散乱していた。

彼はふーっとため息をついて、

あとでお説教だからな・・・・

と小さく呟いていた。

そのまま廊下を進むとリビングがあり、ロフトも備わっている。

それにしても、俺にはこの部屋が訳あり物件だとは理解出来なかった。

何故なら、通常感じる重苦しさや圧迫感、そして悪寒など、全く感じず、部屋全体が

明るい光に満ちていたから。

だから、俺は聞いてみた。

この部屋が本当に訳あり物件なの?

やっぱり出るの?と。

すると、彼は、

ええ、出ますよ。1日1回は必ず何かしますね(笑)

と何故か笑いながら答えてくる。

そして、こう付け加えた。

さっき、玄関に靴が散乱してたでしょ?

あれもそうなんですよ。

でも、あんな程度の事しかしてこないので、安心してください。

そう言って、缶ビールを一口飲んだ。

すると、今度は、廊下の横にある浴室から、突然、シャワーの音が聞こえる。

一緒に来た、もう一人の女性は、こういうものに免疫が無いのか、完全に

恐れおののいている。

すると、彼が慌てて浴室の方へ走っていき、急いでシャワーの水を止めた。

その間に、今度はリビングと廊下の間にある、スリガラスの戸に、ボーっと

女性の姿が映りこむ。

俺とリビングに居た女性は思わず悲鳴を上げる。

そして、その時、笑い声が聞こえてきた。

ただ、その笑い声は、邪悪なものではなく、まるで自分が仕掛けた悪戯に

誰かが引っ掛かったのを見て、大笑いしているという感じの明る過ぎる

笑い声だった。

俺は、その笑い声を聞いて、あっ、なるほどな、と理解した。

ただ、同席している女性が悲鳴をあげたので、彼は慌ててリビングに戻ってきた。

そして、

どうやら、お客さんが来たというので、異常にテンションが上がってるというか、

張り切っちゃってて・・・。

いつもはこんな事しないんですけど、すみませんね。

と謝る。

そして、

ちょっと待っててくださいね。

と言ってリビングを出て行く。

そして、何やら話しているのが聞こえた。

全ては聞き取れなかったが、どうやら誰かに説教しているように聞こえた。

そして、しばらくして、彼がリビングに戻ってきて、こう言った。

一応、厳しくお説教しときましたから。

お客さまは、もてなすものだから、ときつく言って聞かせました。

それと、玄関の散らかした靴もきちんと整理整頓とておくように言って

おきましたから・・・・

その言葉が終わるか終わらないか、のうちに、今度は、俺の隣に座った女性の髪を

誰かが引っ張ったようで、彼女は再び悲鳴を上げてしまう。

さすがに彼も、声を荒げて、

こら! 

もういい加減にしなさい!

と怒鳴った。

だが、もう隣に座る女性は限界だったので、俺は

何か、この娘にヤキモチやいてるみたいだから、そろそろ帰るわ!

といい立ち上がった。

彼は引きとめたが、女性が限界なのは明白だったので、しぶしぶ承諾した。

そして、帰ろうか、と廊下を歩き出した途端、

バンッ、バサバサ、という音が聞こえてきた。

彼はため息をついて、その音が聞こえてきた和室の戸を開けた。

すると、そこに置いてある、洋服タンスの扉が開いており、衣服が畳の上に

散乱していた。

彼は、

ここに正座して!

と言い、そこから長い説教タイムが始まった。

そして、俺はその時、間違いなく見えた。

彼が指を差しながら説教している場所に、間違いなく、1人の女性が

きちんと正座してショボンと頭をうな垂れていた。

反省してます、という気持ちが伝わってきて、少し笑えた。

そして、俺は、

長引きそうだから帰るね!と言い、玄関に向かうと、先程散乱していた

靴は、きちんと並べられていた。

何故か、ほのぼのとした気持ちで、俺はその場を後にした。

その後、霊能者のAさんと彼について話す機会があったので、聞いてみたのだが、

彼女、曰く、

あの女の人の霊は、あそこに自縛霊として住み着いてるんですけど、あれは

浄化・除霊する必要は無いです。

それに、話してみると、面白い娘なんですよ。

まあ、彼も、あの霊の娘と一緒に住んでて楽しそうだからそれで良いんじゃないですか。

ということだった。

この怖くない女性の霊は、今もそのマンションに実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 20:46│Comments(3)
この記事へのコメント
k様
なんか笑ってしまいました。
お友達になれそうな幽霊ですね。
私の所にも来てほしいわ。
いつも鍵とストーブ何回も確認してから仕事に行くので居くれたら助かるのになぁ。
でも幽霊さんにはきちんと成仏してほしいです。
幽霊さんの為にも。
Posted by ちんぱん at 2017年03月28日 21:48
Kさん、こんばんは。

しばらく前に、「一人暮らしなのに、一人暮らしではないような感覚にさせてくれる・・・」、なんて某賃貸サイトで話題になりましたが、明るい霊でよかったですね。
しかし、そこに住んでいて友人の方に彼女ができたら、嫉妬に狂うような悪霊にはならないのですか、少々気になりますが。

それでは、また次の話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年03月28日 21:48
営業のKさん

これまた興味深いお話しです(笑

その女性は、そのマンションの一室に惹かれるのか、はたまた入居しているのが彼だからこそ執着しているのか・・・この世の男性とあの世の女性が、そんな慎ましい生活を送っているなんて、なんとも微笑ましくもありますが(笑

けどですよ・・・行き遅れ、なんて言っちゃって良いんですか?
えっ?よく聞こえない?
だ〜か〜ら〜、行き遅れなんて!言っちゃって!良いんですかって!(笑

なんだか、Aさんの痺れる啖呵が聞けそうな予感が・・・(笑
Posted by 中西 at 2017年04月01日 22:36
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